大根おろしがおいしく仕上がると評判の、ツボエの極上おろし金 箱。しかしインターネット上には口コミが少なく、購入を悩んでいる人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、ツボエの極上おろし金 箱を含む大根おろし器25商品を実際に使ってみて、おろしやすさ・仕上がりのよさ・手入れのしやすさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
ツボエの極上おろし金 箱は、刃が鋭くてスムーズにおろせるのが魅力。大根を50回往復させると72gの大根おろしができ、仕上がりもスピーディでした。
水切りの網目が細かいため、余分な水分がしっかりと切れるのもよい点です。実際に食べてみても、水っぽさはあまり感じませんでした。
しかし、フワッとした食感がいまひとつだったのは惜しいところ。なめらかな口当たりを重視する人は、物足りなさを感じてしまう可能性があります。
水切りの網目に大根の繊維が絡まりやすいので、指で丁寧に取り除きましょう。持ち手がついておらず、安定感がないのも気がかりです。しっかりと力を入れて押さえないと滑ってしまうため、ケガをしないよう注意してください。
明治40年の創業後、110年以上にわたって培ってきた技術を生かし、金物製品を生産し続けているメーカーのツボエ。
今回は、使いやすさにこだわって作られたおろし金をご紹介します。
先端が鋭いタガネと呼ばれる道具を使って、1つずつ丁寧におろし刃を掘り起こしているのが特徴です。
この伝統的な手法によって刃を鋭利に仕上げるだけでなく、刃を4方向に向けて立たせることで、安定したおろし具合を追求しました。
容器には、おろしやすさをサポートするために傾斜をつけています。
1.0mmという十分な厚みのある板でできているため、容器のフチには補強用のカール部分がなく、汚れがたまりにくいよう配慮しました。
付属しているシリコーンのフタは、容器の下に敷けば滑り止めとしても使えますよ。また容器にかぶせれば、食材を保存するときのカバーになるのも便利です。
公式オンラインショップでの価格は、執筆時点では税込8,800円。シンプルかつシックなデザインの箱に入っており、贈り物としてもおすすめです。
今回は、ツボエの極上おろし金 箱を含む大根おろし器全25商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。それぞれの検証で1~5点の評価をつけています。
検証①:おろしやすさ
検証②:仕上がりのよさ
検証③:手入れのしやすさ
まずは、おろしやすさの検証です。
メトロノームを使って、一定のリズムで大根を50回往復させます。そして、力を入れずにおろせるか・おろせた量はどれくらいかをチェックしました。
以下の2項目の合計点を計算し、5点満点で評価しています。
<おろしやすさ>
・0. おろす際にストレスを感じる。かなり疲れる
・1. 角度を合わせないとおろしづらいなど、コツがいる
・2. 引っ掛かりはないが、力がいる
・3. 引っ掛かりもなく軽い力でストレスなくおろせる。手が疲れない
<おろせた大根おろしの量>
・0. 平均より下回る
・1. 平均レベル(50~66.4g)
・2. 平均より上
おろしやすさの評価は、3.8点です。刃が鋭いうえに容器に傾斜がついているので、スムーズにおろせます。大根を50回往復させてできた大根おろしの量は、72gと多めでした。検証した全商品の平均が約58gだったことを踏まえると、スピーディに仕上がります。
しかし持ち手がついていないため、安定感がないのは惜しいところ。ほかの商品に比べると、しっかりと力を入れて押さえる必要があるのはやや面倒に感じます。
次に、仕上がりのよさを検証します。
干し野菜専門家・調理道具屋(つきじ常陸屋)の廣田有希さんにご協力いただき、口当たりのよいふわふわな大根おろしができたかを評価しました。
仕上がりのよさについては、3.3点です。水切りの網目が細かく、余分な水分はしっかりと切れています。実際に食べてみると、水分量はちょうどよかったものの、フワッと感がいまひとつです。
なめらかな口当たりを重視する人にとっては、やや物足りない仕上がりでした。
最後は、手入れのしやすさを検証します。
水で汚れが落とせるか・刃の目詰まりはないか・スポンジで洗えるかをチェックしました。
手入れのしやすさについては、3.2点。水切りの網目が細かいため、大根の繊維が詰まってしまいます。しっかり洗って落とす必要があり、少しストレスを感じました。
また、おろし金の目詰まりも気になります。スポンジではやや擦りにくいので、絡まった繊維は指で丁寧に取り除きましょう。
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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最後に、大根おろしがフワッと仕上がるほかの商品をご紹介します。
アーネストの楽楽おろしてみま専科 極みは、「繊維を切る」という謳い文句のとおり、なめらかな食感が楽しめました。フチ全体に滑り止めがついており、安定感が優れているのもよい点。持ち手がついているので、しっかりと力が伝わって効率的におろせます。
飯田屋の究極のふわふわ大根おろし器は、見た目も食感もフワフワな仕上がりになるのが魅力です。持ち手がないため片手で押さえる必要はあるものの、使ってみると刃の抵抗はほとんど感じませんでした。刃の部分に繊維が絡むのは面倒ですが、シンプルな作りで洗いやすさもとくに問題ありません。
おろし方 | 手動タイプ |
---|---|
形状 | 箱タイプ |
刃の素材 | ステンレス鋼 |
本体の素材 | 樹脂 |
粗さの変更可能 |
アーネスト 楽楽おろしてみま専科 極みをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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