無印良品のひのき調理板・薄型・大は、手軽に使える木製まな板をお探しの人におすすめです。包丁が当たる感覚はやや硬めでしたが、カット音はそこまで響かず、切り心地は良好でした。また、表面に使用感が出にくかったのもうれしいポイント。実際ににんじんを切ったあとの状態を確認すると、深い傷や色移りは残っていませんでした。さらに、水切れにも優れています。まな板を濡らしてから2時間おくと、表面はサラッとした状態に。使い心地がよいうえに乾きやすいため、はじめて試す木製まな板としても適しています。公式サイトでの販売価格は税込2,290円(執筆時点)と、全商品のなかでも比較的リーズナブルでした。シンプルなデザインでキッチンにもなじみやすいので、ぜひ購入を検討してみてください。
今回検証したプリンス工業のおろしま専科は、おろしやすさがとくに評価されました。傾斜のあるおろし面と受け皿のすべり止めにより、大根がしっかりと刃に引っかかり、安定しておろせます。50往復してできた大根おろしの量も90gと、全体の平均量を上回っていました。また手入れのしやすさにおいても、良好です。刃は少し目詰まりしたものの、シンプルな作りで問題なく汚れを落とせます。一方、実際にできた大根おろしを試食してみると、口の中に残る糸のような繊維が気になりました。辛みも強く、仕上がりは好みがわかれる印象です。とはいえ、力を込めておろしやすく、手入れにも手間はかかりません。シャキシャキとした食べごたえのある大根おろしが好みの人はぜひ試してみてください。
ニトリ 桐まな板 大は、切り心地がよいのは魅力ですが、清潔さをキープしにくいのが難点です。手入れ方法を確認したところ、漂白剤や熱湯消毒は不可。比較したなかでもヒノキのまな板は抗菌・消臭効果があったのに対し、本品の素材は桐で抗菌性も期待できません。「カビやぬめりがつきやすい」との評判どおり、衛生面が気になります。すべり止めがなく、カット中に動きやすいのもネックです。また、本品は厚さが1.5cmあるものの、重量378gと軽すぎるのも難点。比較したなかでも厚さ1cm以上のまな板は重く安定感がありましたが、こちらは軽量でカット中でもズレやすいのが惜しいポイントです。一方で、肝心の切り心地のよさは上々。「刃当たりがやさしい」との口コミどおり、刃が沈み込むような柔らかい使用感です。比較したなかには食材を切るときに衝撃を感じやすい商品も。本品はしっかりと衝撃を吸収します。手にかかる負担を軽減できるため、長時間使用しても疲れにくいでしょう。とはいえ、表面の柔らかさゆえに、硬い食材を切るとまな板に食い込む場合も。実際に使用したモニターからは、「包丁を持ち上げるのに少し重たさを感じた」との指摘がありました。薄い大葉や柔らかいきゅうりのような食材はスムーズに切れますが、硬いにんじんをテンポよく切るにはコツが必要です。本品は、柔らかい刃当たりで、切るときにトントンとやさしい音がするのも魅力。ただし、切り心地だけでなく使いやすさや衛生面にこだわるなら、ほかの商品を検討してみてくださいね。
ニトリ 抗菌まな板 白黒は、切り心地のよいリーズナブルなまな板を探している人ににおすすめです。価格は税込699円(※執筆時点)。実際に食材をカットしたところ、刃当たりがやさしく手への衝撃を軽減できていました。比較した商品には反発力が強く手が疲れやすい商品もあったなか、本品は表面に細かい凹凸があり、適度に沈み込む柔らかい刃当たり。連続して食材を切っても疲れにくいでしょう。実際にカットしたモニターも、「やさしい刃当たり」「トントンと心地よい音で切れる」とコメント。ただし食材によっては引っかかりが感じられ、「刃先が持って行かれる」との指摘もありました。大葉のような薄い食材だと切りにくさを感じる可能性はありますが、ほとんどの食材は問題なくカットできます。また、銀イオン配合の抗菌加工が施され、清潔な状態の保ちやすさでは高評価を獲得。耐熱温度が70℃なので熱湯消毒はできませんが、漂白剤での除菌も可能です。比較したなかには漂白剤・熱湯消毒のどちらもできない商品も。「汚れが落としにくい」との評判でしたが、抗菌加工に加えて漂白剤使用で衛生的に使えるでしょう。重量524gとある程度の重さがあり、カット中にまな板が動きにくいのも利点。比較した商品では、軽量ですべりやすいものもありました。本品にはすべり止めはないものの、「すべって使いにくい」との口コミを覆し、ズレるリスクは低めです。とはいえ、より使い勝手のよいまな板をお探しなら、ほかの商品も検討してみてくださいね。
hiino kano まな板 エラストマーは、まな板を使う頻度が高い人におすすめです。実際に5人のモニターが使用した結果、どんな食材も簡単かつスムーズに切れました。比較した貝印は刃当たりが硬く「手が疲れる」と指摘されましたが、こちらはやさしい刃当たり。モニターにも「手への衝撃が少ない」と好評でした。刃がほどよく沈み込み、切り心地には弾力や柔らかさを感じます。大葉は刃先を当てるだけでスッと切れ、きゅうりの切り心地もなめらかでした。「スライサーを使うより薄く切れた」というモニターもいたほど。一度にたくさんの食材を切るときにも軽快に使えます。エラストマーにはすべりにくい性質があり、安定感に秀でています。硬いにんじんをカットするときにもすべらず、安心感がありました。手で持つと曲がるほど柔らかいので、カットしたあとにはサッと鍋やフライパンへ移せて便利です。奥行きが広いので、料理をサーブする大皿としても使えますよ。本体には抗菌加工が施されているうえに、漂白剤・熱湯での消毒も可能。比較した無印良品は漂白剤の使用が非推奨だったのに対し、清潔な状態を保ちやすいアイテムです。切り心地・安定感・手入れのしやすさすべてにおいて優れているので、ぜひこの機会に検討してみてくださいね!
下村工業のプログレード やさしいおろし器は、手軽な使い心地を求める人におすすめです。刃が列ごとに向きを変えて配置されているのに加え、おろし面には傾斜があり、スムーズに大根をおろせました。受け皿には持ち手とすべり止めが付いているため、安定感があるのも好印象です。できあがった大根おろしは、82gと全商品のなかでも多め。実際に食べてみると繊維がやや口の中に残りますが、みずみずしく仕上がっています。また、刃に繊維が引っ掛かりやすく、刃を一つひとつ洗う必要があるものの、受け皿は洗いやすいです。コンパクトなサイズで扱いやすく、刃の切れ味も良好なので、シャキシャキとした大根おろしが好みの人はぜひ手に取ってみてください。
貝印 関孫六 桧 まな板 スタンド付は、お手入れが簡単な木製まな板を使いたい人におすすめです。とくに速乾性に優れており、水で濡らしたあとの2時間後の水分量は29%から3%と大きく減少しました。比較した商品には10%を超えるものも複数あるなか、カビが気になる人にも使いやすい印象です。使用しているヒノキ自体にも抗菌・消臭効果があり、衛生的に保ちやすいでしょう。比較した商品のなかでは珍しい食洗機に対応しており、熱湯による殺菌効果が期待できる点も魅力。自立スタンドもついているので、食洗機がなくても風通しのよいところで立てて乾かせますよ。肝心の切り心地も高評価です。にんじんやじゃがいもの切り心地を確認したところ、刃当たりが心地よく、耳ざわりのよいトントンというカット音が印象的でした。横幅39×奥行24cmの大きめサイズで、余裕をもって食材を切れますよ。ただし、「厚みが物足りない」との口コミどおり1.3cmとやや薄く、硬い食材を切る際に動きやすいのが気になるところ。また、食材の色移りは気にならなかったものの、細かな傷がたくさんついてしまったのもネックです。比較した商品には、厚みは1.5cmで安定して切れるものや傷がつきにくいものもあり、硬い食材を気兼ねなく切り進めたい人には少々物足りないかもしれません。乾きやすさと衛生的な工夫に優れており、清潔を保ちながら使えるまな板といえます。刃当たりのよさも魅力ですが、より切り心地がよく傷つきにくい商品をお探しの人は、ほかを検討してみてくださいね。
SILTEQ きれいのミカタ 丸めて煮沸消毒できるまな板
SILTEQ きれいのミカタ 丸めて煮沸消毒できるまな板は、においや雑菌など衛生面が気になる人におすすめです。耐熱温度は240℃まで耐えられるため煮沸消毒はもちろん、電子レンジでの加熱除菌が可能。食洗器にも対応しているため「手軽に殺菌できる」との口コミどおり、手間なく手入れできます。また、漂白剤の使用も可能。「汚れが目立つ」との口コミもありましたが、こまめに漂白剤を使用することでにおいや着色汚れを予防できます。比較したなかには漂白剤の使用に対応していない商品もあったなか、きれいな状態を維持しやすいでしょう。素材にはすべりにくい性質を持つ、シリコンゴムを採用。比較したなかでも重さのある商品はカット中の安定性に優れていましたが、重さ419gと軽量ながらも安定感が良好です。「すべって切りにくい」と口コミにありましたが、カット中にすべる心配は少ないといえます。シリコン素材は柔らかさも特徴で、モニターからは「手に伝わってくる衝撃が軽い」と刃当たりのやさしさが好評。一方、素材の柔らかさゆえに刃が食い込む感覚があるとのコメントも。にんじんのような硬い食材を切るときはやや切りにくさを感じるため、きゅうりや大葉のような柔らかい食材に向いているでしょう。価格は執筆時点で、税込4,620円(※公式サイト参照)。軽量かつ薄型なため、扱いやすさにも優れています。とはいえ、硬い食材は快適な切り心地とはいえない結果だったため、食材の硬さ問わず切り心地のよさを重視する人はほかの商品もチェックしてみてください。
青森ヒバ まな板柾目は、漂白剤や食洗機が使えないため、お手入れにやや手間がかかります。こまめに手洗いして、きちんと乾燥させるようにしてください。また表面がつるっとしており、滑りやすいのも残念です。切っているときに食材を落とさないよう注意しましょう。一方で、汚れにくいのは魅力。にんじんをみじん切りしても、色うつりはほとんど気になりませんでした。ゴム製のまな板に比べると細かな傷ができやすいものの、目立つほどではありません。ヒバにはヒノキチオールと呼ばれる独自成分が含まれており、天然の抗菌効果が期待できるのもよい点です。安定感があるうえに刃あたりが柔らかいので、長時間使っても手が疲れないでしょう。安定感のあるまな板をお探しの方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
アーネスト 楽楽おろしてみま専科 極みは、大根おろしをたくさん食べたい人におすすめです。滑り止めと持ち手がついているので、力を入れても安定感があり、ずれることなくすりおろせます。効率的に力が伝わり、検証では95gもの大根おろしができました。一度にたくさんの大根おろしを作りたいときにもぴったりでしょう。できあがった大根おろしを試食してみると、舌触りはとてもなめらかでした。フワッと柔らかく、繊維が口の中に残りません。刃に少し汚れが詰まってしまったものの、軽くこすると簡単に落とせます。シンプルな構造で、隅々まで洗いやすいのもよい点です。一方で、縦30cmとかなりサイズが大きく、たまにしか使わない人にとっては出し入れが面倒に感じる可能性も。また大型な分、洗う範囲が広いのも気がかりです。しかし使いやすさ・おいしさにこだわるなら、ぜひ検討してみてくださいね。