ストレスまでも管理でき先進的な健康スマートウォッチであると謳う、Fitbit sense。インターネット上でもよい口コミが目立つ一方、「歩いていなくても歩数計測される」「バッテリーの減りが早い」といった気になる評判もあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか。
今回はその実力を確かめるため、以下の6つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のスマートウォッチとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、スマートウォッチ選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
2020/10/02 発売
9,251円
おすすめスコア
機能性
測定値の正確性
使い勝手
装着感
バッテリーの持ち
ファッション性
ヘルスケア機能の種類 | 心拍数測定、睡眠トラッキング、血中酸素濃度計測、ストレス値測定、月経周期モニタリング |
---|---|
盤面の種類数 | 1000種類以上 |
ワークアウトの種類数 | 20種類 |
ワークアウトの自動検出 |
良い
気になる
Fitbit Senseは、ファッション性が高く好きなデザインにカスタマイズできるのが魅力です。文字盤の数を調べたところ、1000種類以上と非常に多く高評価を獲得。比較した商品のなかでも、1000種類以上あったのは1割ほどでした。交換バンドも公式で40種類、非公式で100種類以上と充実しています。自分好みのデザインに仕上げられるでしょう。
機能性も上々。体温や心拍数などの基本的な項目に加え、睡眠・消費カロリー・ストレスなども測定可能です。血中酸素濃度の測定は睡眠時のみでしたが、専用アプリで睡眠分析や測定した過去のデータを見られるのは便利。ワークアウトは20種類のうち7種類が自動検出、かつ運動負荷まで表示されました。
「軽量かつ柔軟性がある」と謳うとおり、30gと軽量でつけ心地も快適です。比較した商品には、盤面が大きく邪魔に感じたものがあったなか、本品は小さめで使用したモニターからは「違和感がない」と好評。「バッテリーの減りが早い」と口コミに反し持ちもよく、3日以上連続して使えました。GPSを使用しなければ6日以上の連続使用が可能ですよ。
使い勝手においては、文字サイズが10ptと大きい点で評価を伸ばしました。タッチ操作に対応し、スマホ感覚で扱えるのもメリット。ただ自動調光機能がないため、環境によっては見えづらい可能性があります。操作ボタンの押し込む感覚が弱く、あまり機能しなかった点も気になりました。
測定値は、心拍数・入眠・起床・合計睡眠時間は正確。ただ「歩いていなくても歩数計測される」との口コミがあったように、歩数計は専門機器との誤差が10%以上ありました。カスタマイズを楽しめsuicaにも対応した本商品ですが、比較した同じ中価格モデルにはより測定項目が多く正確性が高いものも。本格的な健康管理に使うなら、ほかも検討してみてください。
実際にFitbit Senseと比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイスマートウォッチと、機能性・測定値の正確性・使い勝手・装着感・バッテリーの持ち・ファッション性それぞれの項目でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
Fitbit Senseのデメリットが気になる人は、ぜひこちらも検討してみてくださいね。
サムスン
高精度な測定とアプリの機能性が魅力!バッテリー持ちも良好
そもそもスマートウォッチとは、スマホと連携して使う腕時計型のウェアラブル端末のこと。時刻・通知を手元で確認できるだけでなく、歩数・心拍数・血中酸素濃度など身体データの測定も可能です。各データを分析することで、健康管理や促進に活かせますよ。
今回ご紹介するFitbit senseは、「心身の健康をサポートする」と謳うスマートウォッチ。心拍数測定・睡眠トラッキングといった身体データの測定に加え、皮膚電気活動のグラフからストレス状態を計測するストレス管理機能も搭載しています。
販売元のFitbitは、アメリカに本社を置くGoogle傘下のメーカー。フィットネス関係のウェアラブル端末を展開しています。スマートウォッチでは「Sense」シリーズのほか、「Google Pixel Watch」シリーズなども販売していますよ。
本体には皮膚温度センサーや心拍計などを内蔵。心拍数が正常値を外れた場合にはアラートで知らせます。専用のFitbitアプリにも対応しており、スマホを使用した各記録の確認も可能。心電図のレポートをダウンロードし、医師と共有することもできますよ。GPSも搭載し、走行ルートや距離の確認・マップ上に心拍数の表示が可能です。
電子決済機能はSuica・Fitbit Payに対応。電車での移動や買い物でも簡単に決済できます。水仕事や入浴の際にも着用できるよう、水深50mまでの防水機能を搭載。タッチ操作に加え音声操作にも対応し、手が塞がっている状態でもアラームの設定やスマートホーム機器の操作ができる仕様です。
バッテリーは6日以上、GPS使用時は最大12時間持つ設計。また、12分間の充電で1日分の電力を保存できると謳う急速充電にも対応しています。充電器はUSB式で、本体との接続方法はマグネットです。
サイズは幅40.48mm×高さ40.48mm×奥行123.5mmで、重さは30g。カラーはルナホワイト・カーボン・セージグレーの3種類から選べます。
バンドは軽量かつ柔軟性があり、長時間つけていても快適に過ごせるつくりです。Sサイズ・Lサイズの2種類のバンドが付属するため、手首にフィットするものを使えますよ。
今回はFitbit Senseを含む、スマートウォッチ全44商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
血中酸素濃度測定・心拍数測定などの各ヘルスケア機能の有無・性能や、着信通知・音楽再生などの機能の有無をチェック。便利に使える機能が充実している商品を高評価としました。
機能性は優秀な評価を獲得。比較した商品の約4割しか対応していなかったSuicaを使用できる点が魅力です。スケジュールや体組成計といった機能はないものの、音楽再生や音声アシスタントなどには対応していました。詳細は以下のとおりです。
「心身の健康をサポートする」と謳うとおり、ヘルスケア機能は充実。体温やストレス計に対応しているうえ、心拍数はグラフ表示でかなり詳しく把握できます。専用アプリを使えば、歩数・消費カロリーなどのデータも閲覧可能。有料サービス加入で、睡眠中の心拍数や寝返りの回数までわかりますよ。
ワークアウトの数は、比較した商品の約5割が100種類以上備えていたなか20種類と少なめ。ただ7種類は自動検出に対応し、記録忘れを防げるのは便利です。運動負荷レベル・消費カロリー・目標への影響など細かな情報を取得するので、ダイエットのモチベーション維持に活躍するでしょう。
次は、測定値の正確性の検証です。歩数・心拍数・血中酸素濃度・睡眠トラッキングの各数値を、スマートウォッチとそれぞれの数値測定に特化した専門機器で同時に計測。専門機器との誤差が少ない商品を高評価としています。
続いて、使い勝手も検証しました。操作ボタンがあるか・画面端の右フリックで前の画面に戻れるか・通知タイトルは読みやすい文字の大きさかなどをチェック。操作が簡単で通知も読みやすいかを評価しました。
測定値はおおむね正確。睡眠トラッキングの精度は高く、入眠・起床・合計睡眠時間の誤差はほとんどありませんでした。レム睡眠・深い睡眠のデータはやや誤差が生じたものの、比較したほとんどの商品で誤差があったことを思うと、特別精度が低いわけではないといえます。
心拍数の精度も高く、誤差を1%未満に抑えました。睡眠データや心拍数は正確な数値を計測できるでしょう。
ただ「歩いていなくても歩数計測される」という口コミどおり、歩数計の精度はいまひとつ。比較した9割の商品が誤差を10%以内に抑えたなか、本商品は12%の誤差が生じました。また、血中酸素濃度が睡眠中でなければ測定できないのもネックです。
使い勝手は少し評価を落としました。比較したほとんどの商品と同様に、押すタイプの操作ボタンを搭載していたものの、押し込む感覚を得にくくあまり機能していないのが難点。ホームへ戻る操作やショートカットの設定は可能ですが、使いづらさは否めないでしょう。詳細は以下のとおりです。
一方、通知の視認性は良好です。比較した商品内でも、通知の文字サイズが9pt以上あれば文字が大きく見やすい傾向が。本品は10ptと大きいうえ画面サイズも十分です。自動調光機能がないのは惜しいですが、大切な通知を見逃しにくいでしょう。
タッチ操作に対応しているのも利点です。ホーム画面のループ・ナビゲーションバー表示はありませんが、比較したほとんどの商品と同様、右フリックで戻る操作が可能です。スマホと同じ感覚でスムーズに操作できますよ。
続いて、ファッション性の検証です。本体のカラーやデザインの種類・公式アプリの盤面デザインの数・交換バンドの色と数を調査。服や気分によって組み合わせを変えられるほど、盤面やバンドの種類が豊富な商品を高評価としました。
装着感は良好な結果です。モニター全員が「軽い」と回答し、体感的な重さの評価を伸ばしました。
比較したほかの商品には、重量が50g以上あり重さをダイレクトに感じたものも。その点本品は「軽量かつ柔軟性がある」と謳うとおり、30gと軽くつけ心地も上々。長時間つけていても疲れにくいでしょう。
ただバンドはややつけづらく、モニターからは「穴に通しにくい」との指摘が。比較したなかには、穴が幅広くスルッと通せた商品があったのに対し、バンドの出っ張り部分が大きく慣れるまでは扱いにくいと感じる可能性があります。
<バンドのつけやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
<体感の重さについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
違和感なくつけられる点も支持を集めたポイント。モニターからは「フィット感がある」「邪魔にならない」と好印象でした。
比較したところ、文字盤が手首と同じくらい大きい商品は、つけていても邪魔に感じやすい傾向が。対して本品は盤面が小さめでフィット感がよいため、圧迫感なくつけ続けられるでしょう。
<邪魔に感じないかについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
ファッション性は比較したなかでもトップレベルです。ウォッチフェイス(文字盤)の種類が非常に豊富で、公式だけで68種類、ユーザー公開分を含めると1000種類以上。1000以上の文字盤を備えた商品は比較したなかでも約1割しかなく、本商品の強みといえるでしょう。
本体は3色から選べるうえ、バンドも40種類と充実しています。比較した商品には、公式販売で10種類にも満たないものもありました。非公式のバンドも豊富にあり、Amazonで100種類以上を確認。その日の気分にあわせてデザインを変えるのもよいですね。
最後に、バッテリーの持ちの検証をしました。
バッテリー持ちも高評価です。比較したなかにはバッテリーが1日しか持たない商品があったのに対し、3日以上連続して使えました。
GPS使用時の連続使用時間は12時間ですが、そのほかの機能は6日以上充電せずに使える設計です。「バッテリーの減りが早い」との口コミがありますが、GPSを使用しなければ充電を忘れても数日間は使い続けられるでしょう。
2020/10/02 発売
ヘルスケア機能の種類 | 心拍数測定、睡眠トラッキング、血中酸素濃度計測、ストレス値測定、月経周期モニタリング |
---|---|
盤面の種類数 | 1000種類以上 |
ワークアウトの種類数 | 20種類 |
ワークアウトの自動検出 |
良い
気になる
OS | Fitbit OS |
---|---|
対応OS | iOS、Android |
連続稼動時間 | 12時間(GPS使用)、6日間以上 |
搭載センサー | 3軸加速度計、ジャイロスコープ、マルチパス光学式心拍センサー、高度計、環境光センサー、推定睡眠時皮膚温センサー |
電子決済の種類 | Suica、Fitbit Pay |
ベルト素材 | シリコン |
充電方法 | 充電ケーブル |
充電時間 | 約120分 |
防水性 | |
防塵性 | |
音楽再生 | |
専用アプリ | |
通知機能 | |
メール返信 | |
SMS返信 | |
LINE返信 | |
ベルト交換 | |
通話機能 | |
地図表示 | |
カメラ操作 | |
スマホ探知機能 | |
音声アシスタント | |
SOS発信 | |
転倒検出 | |
アプリストア対応 | |
カスタマイズ可能 | |
分類 | 雑貨 |
医療機器番号 |
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25,500円
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Fitbit Senseは、Amazonの公式ストアで販売中。また、楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトにも取扱店舗が確認できました。購入を検討している人は、それぞれのサイトを検索してみましょう。
Fitbitの製品を取り扱うGoogleストアでは、後継モデル「Fitbit Sense2」を購入可能です。値段はやや高くなりますが、より高性能に仕上げられていますよ。フィットネスに活用したいなら、2022年にFitbit Sense2と同時発売された「Vesa 4」もチェックしてみてください。
最後に、本格的な健康管理に使えるヘルスケア機能が充実し、測定値も正確な商品をご紹介します。
サムスン Galaxy Watch5 Proは、健康管理機能が充実した商品。ストレス・消費カロリーの測定などが可能なうえ精度も高く、血中酸素・心拍数・歩数の数値は専門機器との誤差を0.5%に抑えました。また、ワークアウトは104種類と豊富。値段は高めですが健康維持に役立ちそうです。
中価格帯モデルから選ぶなら、HUAWEI WATCH GT 3 46mmがおすすめ。豊富なヘルスケアは機能は測定値も正確で、血中酸素濃度・心拍数ともに専門機器との誤差は1%前後でした。本体サイズはやや大きいものの装着感も良好。画面の自動調光機能つきで暗い場所でも問題なく使えます。
ヘルスケア機能の種類 | 睡眠トラッキング、心拍数測定、消費カロリー計算、血中酸素濃度計測、ストレス値測定、月経周期モニタリング、歩数計測 |
---|---|
盤面の種類数 | 50種類以上 |
ワークアウトの種類数 | 104種類 |
ワークアウトの自動検出 |
良い
気になる
OS | Wear OS Powered by Samsung |
---|---|
対応OS | Android |
連続稼動時間 | 最大80時間 |
搭載センサー | 加速度センサー、気圧計、電気式生体センサー、ジャイロセンサー、デジタルコンパス、環境光センサー、光学式心拍センサー、赤外線温度センサー |
電子決済の種類 | Google Pay |
ベルト素材 | FKM ゴム |
充電方法 | ワイヤレス充電 |
充電時間 | 約30分で約45% |
防水性 | |
防塵性 | |
音楽再生 | |
専用アプリ | |
通知機能 | |
メール返信 | |
SMS返信 | |
LINE返信 | |
ベルト交換 | |
通話機能 | |
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分類 | 雑貨 |
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サムスン Galaxy Watch5 Proをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
ヘルスケア機能の種類 | 心拍数測定、睡眠トラッキング、血中酸素濃度計測、ストレス値測定、月経周期モニタリング、ストレス値測定、皮膚温度測定 |
---|---|
盤面の種類数 | 1000種類以上 |
ワークアウトの種類数 | 100種類 |
ワークアウトの自動検出 |
良い
気になる
OS | HarmonyOS |
---|---|
対応OS | iOS、Android |
連続稼動時間 | 最大14日間 |
搭載センサー | 加速度センサー、気圧計、ジャイロセンサー、光学式心拍センサー、磁気センサー、気圧センサー、温度センサー、コンパス |
電子決済の種類 | |
ベルト素材 | フルオロエラストマー、レザー、ステンレススチール |
充電方法 | 無線充電クレードル一体型USB |
充電時間 | 約85分 |
防水性 | |
防塵性 | |
音楽再生 | |
専用アプリ | |
通知機能 | |
メール返信 | |
SMS返信 | |
LINE返信 | |
ベルト交換 | |
通話機能 | |
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スマホ探知機能 | |
音声アシスタント | |
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