カラフルな色味がおしゃれと人気のROVR(ローバー) ROLLR 45。キャリーカートとしても使える実用性の高さも評判ですが、インターネット上には口コミが少なく、「保冷力は高いのか」「使いやすいのか」と不安で購入に踏み切れない人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ROVR ROLLR 45を含むハードクーラーボックス全16商品を実際に使ってみて、保冷力・使いやすさを比較してレビューしたいと思います。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
キャンプ歴は10年以上でキャンプインストラクターの資格を保有。焚き火を囲んで料理を楽しむキャンプはもちろん、蛇や虫を食べるサバイバル寄りのキャンプ・秘境探検などの幅広いアウトドア活動を行なっている。自身の経験や知識を活かし、現在はマイベストにて誰もが知ってるメジャーブランドから、通好みなマイナーブランドにいたるまで、幅広い商品を徹底的に比較・検証している。「初心者から上級者まで幅広く楽しめるギア選び」をモットーに、ユーザー目線に立ったコンテンツ制作を心掛けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
今回検証したROVRのROLLR 45は、持ち運びのしやすさを重視する人におすすめです。
大きめのキャスターが付いているため、持ち上げる必要がなく、転がして移動できます。キャンプ場のオフロードでも、スムーズに持ち運びできるでしょう。フタは人によっては開閉しづらいと感じるかもしれませんが、開口部は広く、ものの出し入れは楽に行えます。
また、本体内部は細かな溝などがないシンプルな構造で、お手入れがしやすいのも好印象。肝心の保冷力も申し分なく、氷の残存率は約74.3%と比較した商品のなかでも高い数値を記録しました。
荷物をたっぷり収納しても持ち運びやすく、保冷力にも優れた商品です。
ROVRは、クーラーボックスを中心に取り扱うアメリカのブランドです。
今回ご紹介するROLLR 45は、持ち運びがしやすいよう、本体下部に大きなタイヤが付いているのが特徴。ハンドルは伸縮式のため、キャリーカートのように使用できます。
また耐久性にもこだわり、本体には溶接やつなぎ目のないロトモールド構造を採用。
その頑丈さにより、椅子になるほか、専用のパーツ活用すれば自転車にも取り付けられます。
サイズは縦53.3×横57.2×高さ50.3cm、重さは約19kg。
内部は深めに設計され、ワインボトルや2Lペットボトルを立てた状態で入れられます。ものごとに収納スペースを区切れる仕切り板が付属しているのも便利ですね。
ワゴンボックスも付いており、折り畳めばチェアマットとしても役立ちます。
カップホルダーなど本体に装着できるアクセサリーが、数多く販売されているのも魅力。カラーはマジックアワー・モス・デザート・パウダーの4色と、バリエーションが豊富なのもうれしいポイントですね。
今回は、ROVR ROLLR 45を含むハードクーラーボックス全16商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。それぞれの検証で1~5点の評価をつけています。
検証①:保冷力
検証②:使いやすさ
まずは、保冷力の検証です。
本体容量の5%にあたる氷を投入した商品を、32℃の温度下で8時間放置します。その後、溶けずに残っていた氷の量から残存率を割り出し、比較しました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
8時間経過後も多くの氷が残り、4.9点と高評価となりました。
2.1kgの氷を投入したところ、氷の残存率は約74.3%を記録。断熱材の厚みは公表されていませんが、見た目ではっきりとわかるほど分厚く作られています。比較した商品のなかでも、比較的高い保冷力を備えています。
続いて、使いやすさの検証です。
mybestの男性3人で実際に各商品を使用し、フタの開閉のしやすさ・ものの入れやすさ・持ち運びやすさ・手入れのしやすさを評価しました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
使いやすさの検証では、4.3点と素晴らしい結果に。
フタの開閉しやすさにおいては、モニターによって評価が分かれました。フタに付いているゴム製のハンドルが固く、開けづらさを感じます。一方で、それほど力を入れなくても開け閉めでき、ストレスを感じないとの声もあがりました。
ものの入れやすさについては良好です。開口部が大きく、容量も42.6Lあるため、たくさんのものを収納できました。
さらに本体下部に付いている大きなタイヤにより、持ち上げる必要がなく、スムーズに持ち運べます。キャリーケースとしても使える、汎用性の高さも魅力。加えて手持ちでも、それほど重くありませんでした。
お手入れの面では本体内部に少し段差があるものの、細かな凹凸はなく、拭き取りはしやすいといえます。さらに排水穴も最下部に付いているため、問題なく排水できました。
開閉のしやすさは人によって感じ方が異なるものの、タイヤを転がして移動できるなど、使い勝手に優れています。
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ROVRのROLLR 45は保冷力・使いやすさともに良好な結果となりましたが、最後に他のおすすめ商品もご紹介したいと思います。
保冷力にこだわる人には、Otter BoxのVenture 45 Coolerがおすすめです。氷の残存率は約77.6%と、他の商品と比べても保冷力は群を抜いています。さらに持ち手と本体が一体となっており、手持ちでも安定して持ち運べました。ハードクーラーボックス選びに迷ったら、検討してほしい商品です。
またコールマンの54QT ステンレススチールベルトは、開閉のしやすさが魅力。フタ部分のレバーを少し動かすだけでロックでき、軽い力で開閉できます。約51Lと大容量に加え、広めの開口部でものの出し入れもスムーズ。さらに氷の残存率は約74.2%となり、保冷力もしっかり備わっていますよ。
サイズ | 縦48×横80×高さ48cm |
---|---|
保冷日数 | 最長14日間 |
重量 | 12kg |
容量 | 43L |
タイプ | ハード |
内寸 | 上部:縦30×横49cm/下部:縦27×横46cm/高さ:34cm |
断熱材の種類 | ポリウレタン(ウレタンフォーム) |
本体素材 | ポリプロピレン |
水抜き栓あり | |
気圧リリース機能 | |
キャスターあり | |
スケール(定規)あり | |
ボトルオープナー(栓抜き)あり | |
ドリンクホルダーあり | |
ロック穴あり | |
椅子として使用可能 | 不明 |
取り出し口(小窓)あり | |
持ち手の種類 | 両手持ち |
氷の残存率(実測値) | 77.6% |
両開き | 不明 |
特徴 | 不明 |
Otter Box Venture 45 Coolerをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
サイズ | 縦42×横60×高さ41cm |
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保冷日数 | 不明 |
重量 | 7.5kg |
容量 | 51L |
タイプ | ハード |
内寸 | 上部:縦33×横52.5cm/下部:縦27.5×横47.5cm/高さ:34cm |
断熱材の種類 | ポリウレタンフォーム |
本体素材 | スチール、ステンレス、ポリエチレン |
水抜き栓あり | |
気圧リリース機能 | |
キャスターあり | |
スケール(定規)あり | |
ボトルオープナー(栓抜き)あり | |
ドリンクホルダーあり | |
ロック穴あり | |
椅子として使用可能 | 不明 |
取り出し口(小窓)あり | |
持ち手の種類 | 両手持ち |
氷の残存率(実測値) | 74.2% |
両開き | 不明 |
特徴 | 不明 |
コールマン ステンレススチールベルトクーラーをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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