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スノーピーク ハードロッククーラー 40QTをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証

シンプルな作りながら頑丈と評判のスノーピーク(snow peak) ハードロッククーラー 40QT。目で見てわかるほど分厚い断熱材により保冷力が持続すると高く評価される一方で、インターネット上には「重い」「持ち運びにくい」といった気になる口コミもみられ、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?


そこで今回は、スノーピーク ハードロッククーラー 40QTを含むハードクーラーボックス全16商品を実際に使ってみて、保冷力・使いやすさを比較してレビューしたいと思います。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
2024年11月29日更新
舘岡新九郎
ガイド
キャンプインストラクター/マイベスト アウトドア担当
舘岡新九郎

キャンプ歴は10年以上でキャンプインストラクターの資格を保有。焚き火を囲んで料理を楽しむキャンプはもちろん、蛇や虫を食べるサバイバル寄りのキャンプ・秘境探検などの幅広いアウトドア活動を行なっている。自身の経験や知識を活かし、現在はマイベストにて誰もが知ってるメジャーブランドから、通好みなマイナーブランドにいたるまで、幅広い商品を徹底的に比較・検証している。「初心者から上級者まで幅広く楽しめるギア選び」をモットーに、ユーザー目線に立ったコンテンツ制作を心掛けている。

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本コンテンツに記載の検証結果は2021年06月までの情報です

目次

【総評】フタは開けづらいがそれ以外は使いやすい。保冷力も十分な性能を備える

スノーピーク
snow peakハードロッククーラー 40QTUG-302GY

64,388円

ハードロッククーラー 40QT

今回検証したスノーピークのハードロッククーラー 40QTは、フタの開閉に力がいるため、力の弱い人は要検討です。


フタにあるゴム製のハンドルが固く、特に開ける際には強く引っ張らなければなりません。それほど大きな力は必要ありませんが、開閉には少し手間がかかります。


しかし開口部は広く、ものの出し入れはスムーズです。さらに持ち運びにおいてはラバー製の持ち手が太くて滑りにくく、アーチ型の形状により指にフィットする点が評価を伸ばしました。加えて大きな排水穴により、水洗いでのお手入れのしやすさを感じます。


また保冷力もそれなりに高く、氷の残存率は約69.5%となりました。しかし、さらなる保冷力・使いやすさを求める人は、他の商品も検討してみてください。

スノーピーク ハードロッククーラー 40QTとは

国内外において高い知名度を誇るアウトドアブランド、スノーピーク。実際の使用シーンを想像し、機能性にこだわったさまざまなアイテムを手がけています。


今回ご紹介するハードロッククーラー 40QTは、アメリカの老舗クーラーブランドであるグリズリー社とのコラボモデルです。

出典:ec.snowpeak.co.jp

グリズリー社のもつ優れた技術を活用し、保冷力を高められるよう、断熱層を極厚に仕上げています


さらに、水洗い時や氷を捨てる際の水抜きをスムーズにするため、大型のドレーンホールを本体下部に搭載しているのも特徴です。

大きさは縦40.6×横64.8×高さ39.1cm、重さは約11kg。


ちょっとしたアウトドアからプロのキャンパーまで使える中型サイズで、容量は約38Lを備えています。ナチュラルなスノーピークカラーも、おしゃれですね。

実際に使ってみてわかったスノーピーク ハードロッククーラー 40QTの本当の実力!

今回は、スノーピーク ハードロッククーラー 40QTを含むハードクーラーボックス全16商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。


具体的な検証内容は以下のとおりです。それぞれの検証で1〜5点の評価をつけています。


検証①:保冷力
検証②:使いやすさ

検証① 保冷力

検証① 保冷力

まず、保冷力の検証です。


室温を約32℃に保った状態で、各商品に本体容量の5%分の氷を入れて8時間静置します。その後、残った氷の量から氷の残存率を算出し、保冷力を評価しました。


この検証での評価は、下記のようにつけています。


  • 氷の残量の割合が45%未満
  • 氷の残量の割合が45%以上55%未満
  • 氷の残量の割合が55%以上65%未満
  • 氷の残量の割合が65%以上75%未満
  • 氷の残量の割合が75%以上

高い保冷力を発揮。投入量の70%近くの氷が残った

高い保冷力を発揮。投入量の70%近くの氷が残った
保冷力の検証では、4.4点とまずまずの結果に。

8時間後の氷の残存率は約69.5%と、それなりに高い数値を記録しました。投入量の75%程度の氷が残っていた上位商品と比べると一歩及ばないものの、保冷力は良好です。

検証② 使いやすさ

検証② 使いやすさ

次に、使いやすさを検証します。


mybestの男性スタッフ3人で各クーラーボックスを実際に使用し、フタの開閉のしやすさ・ものの入れやすさ・持ち運びやすさ・手入れのしやすさの4項目から使い勝手を総合的に評価しました。


この検証での評価は、下記のようにつけています。


  • 持ちづらく、持ち運びに力が必要。また、フタを開ける際にもかなりの力が必要で、ものもとても入れづらい。手入れも非常にしにくい
  • 若干持ちづらさを感じ、持ち運ぶ際にもやや力が必要。また、フタが固くて開ける際にそれなりに力を要し、ものの形によっては入れづらそう。手入れがしにくい
  • 力はそれなりに必要だが、持ち運びやすさは可もなく不可もなし。フタはある程度の力で開けて、ものもそれなりに入れやすい。手入れは可もなく不可もなく
  • 持ち運びやすく、力をそれほど入れずに済む。また、フタも力をほぼ使うことなく開けられ、開口部が大きくものを入れやすい。手入れはしやすい
  • 非常に持ち運びやすく、力をほとんど必要としない。また、フタも苦労せずに開け閉めができ、開口部が大きくものも非常に入れやすい。手入れも非常にしやすい

フタ部分のハンドルはやや固めだが、太めの持ち手が指にフィットする

フタ部分のハンドルはやや固めだが、太めの持ち手が指にフィットする

フタの開閉がしづらく、評価は3.9点となりました。


フタを留める役割をもつゴム製のハンドルがやや固く、開閉には力が必要です。閉めるときはそれほど苦労しなかったものの、開ける際にはハンドルを強く引っ張らなければなりません。


ハンドルがゴム製でできた他の商品と比べると大きな力はいりませんが、モニターからは女性や子供では扱いづらいとの声があがりました。

また、持ち手と本体をつなぐ紐部分が短いのに加え、持ち上げると動いてしまい、持ち運びのしやすさはいまひとつです。しかし、持ち手はラバー製で滑りにくく、太めかつアーチ状を描いています。モニターからは指にフィットすると好評でした。


さらに開口部が広く、ものの出し入れも問題なく行えます。

お手入れについては内部に凹凸が多く、特に底部の排水穴までの導線が長くへこんでいるため、拭き取りづらい印象を受けました。しかし排水穴が非常に大きく、水洗い時にスムーズに排水できるためお手入れにもそれほど手間は感じません


フタの開閉には力がいりますが、それ以外は目立って気になる部分はなく、使いやすさはそれなりといえます。

スノーピーク ハードロッククーラー 40QTの価格比較

※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。

  1. 1

    61,272円

    (最安)

    販売価格:76,560円

    ポイント:15,288円相当

    送料無料

  2. 2

    63,000円

    (+1,728円)

    販売価格:66,000円

    ポイント:3,000円相当

    送料無料

  3. 3

    64,388円

    (+3,116円)

    販売価格:64,388円

    ポイント:0円相当

    送料無料

  4. 4

    65,734円

    (+4,462円)

    販売価格:65,734円

    ポイント:0円相当

    送料無料

    アット防災

    4.51

    (43件)

  5. 4

    65,734円

    (+4,462円)

    販売価格:65,734円

    ポイント:0円相当

    送料無料

保冷力・使いやすさを兼ね備えた商品なら、こちらもおすすめ

スノーピークのハードロッククーラー 40QTは、開閉のしづらさが気になりました。そこで、最後に他のおすすめ商品をご紹介したいと思います。


Otter BoxのVenture 45 Coolerは、保冷力・使いやすさをバランスよく備えているのが魅力です。氷の残存率は約77.6%と非常に高く、比較した商品のなかでもトップクラスの保冷力を備えています。さらにフタ部分のゴム製のハンドルには樹脂製のパーツが付いており、開閉も軽い力で簡単にできますよ。


またROLLR 45は、本体下部に大きなキャスターが付いているのが特徴です。キャリーカートのように転がして移動できるため、持ち上げる必要がありません。さらに広めの開口部により、ものの出し入れ・お手入れともに楽に行えます。加えて氷の残存率は約74.3%と、保冷力にも優れていますよ。

Otter Products
OtterBox ベンチャークーラー 45クォートcm-obv45/

OtterBox ベンチャークーラー 45クォート 1
OtterBox ベンチャークーラー 45クォート 2
OtterBox ベンチャークーラー 45クォート 3
OtterBox ベンチャークーラー 45クォート 4
OtterBox ベンチャークーラー 45クォート 5
OtterBox ベンチャークーラー 45クォート 6
OtterBox ベンチャークーラー 45クォート 7
OtterBox ベンチャークーラー 45クォート 8
OtterBox ベンチャークーラー 45クォート 9
OtterBox ベンチャークーラー 45クォート 10
参考価格
65,780円
参考価格
65,780円
サイズ縦48×横80×高さ48cm
保冷日数最長14日間
重量12kg
容量43L
タイプハード
内寸上部:縦30×横49cm/下部:縦27×横46cm/高さ:34cm
断熱材の種類ポリウレタン(ウレタンフォーム)
本体素材ポリプロピレン
水抜き栓あり
気圧リリース機能
キャスターあり
スケール(定規)あり
ボトルオープナー(栓抜き)あり
ドリンクホルダーあり
ロック穴あり
椅子として使用可能不明
取り出し口(小窓)あり
持ち手の種類両手持ち
氷の残存率(実測値)77.6%
両開き不明
特徴不明
全部見る
OtterBox ベンチャークーラー 45クォート

Otter Box Venture 45 Coolerをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証

ROVR(ローバー)
RollR 45

最安価格
51,648円
サイズ縦53.3×横57×高さ49cm
保冷日数最長10日間
重量約19kg
容量42.5L
タイプハード
内寸縦32.5×横37×高さ35.8cm
断熱材の種類不明
本体素材不明
水抜き栓あり
気圧リリース機能
キャスターあり
スケール(定規)あり
ボトルオープナー(栓抜き)あり
ドリンクホルダーあり
ロック穴あり
椅子として使用可能
取り出し口(小窓)あり
持ち手の種類片手持ち/両手持ち
氷の残存率(実測値)74.3%
両開き不明
特徴不明
全部見る
RollR 45

ROVR ROLLR 45をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証

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