大人数でのキャンプにぴったりと評判のコールマン(Coleman) ステンレススチールベルトクーラー。スタイリッシュなデザインがおしゃれと高く評価される一方で、「保冷力が低い」「重くて持ち運びが大変」といった気になる口コミもみられ、購入に踏み切れない方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、コールマン ステンレススチールベルトクーラーを含むハードクーラーボックス全16商品を実際に使ってみて、保冷力・使いやすさを比較してレビューしました。購入を検討中の方はぜひ参考にしてみてくださいね!
キャンプ歴は10年以上でキャンプインストラクターの資格を保有。焚き火を囲んで料理を楽しむキャンプはもちろん、蛇や虫を食べるサバイバル寄りのキャンプ・秘境探検などの幅広いアウトドア活動を行なっている。自身の経験や知識を活かし、現在はマイベストにて誰もが知ってるメジャーブランドから、通好みなマイナーブランドにいたるまで、幅広い商品を徹底的に比較・検証している。「初心者から上級者まで幅広く楽しめるギア選び」をモットーに、ユーザー目線に立ったコンテンツ制作を心掛けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
コールマンのステンレススチールベルトクーラーは、保冷力を重視する方におすすめです。
検証での氷の残存率は約74.2%と、比較した商品の中でもトップクラスの数値を記録。断熱材の厚みは他の上位商品と比べると約3cmと薄いにもかかわらず、優れた保冷力を発揮しました。
また、使いやすさも良好です。細めの持ち手で持ち運びにくい点は惜しいものの、フタの開閉はしやすく、レバーを回すだけで簡単にロックできました。さらに安定感があるのに加え、口が広く、ものの出し入れもスムーズ。凹凸のないシンプルな作りで、お手入れにも手間がかかりません。
使い勝手・保冷力を、バランスよく兼ね備えています。
創業100年を超える老舗アウトドアブランドである、コールマン。自然とのふれあいを楽しみ、長く愛用できるような商品作りにこだわっています。
今回ご紹介するステンレススチールベルトクーラーは、51Lと大容量なのが特徴です。
大きさは縦42×横60×高さ41cm、重さは約7.5kg。2Lペットボトルを立てたまま収納できるサイズ感のため、食材などの配置を決めやすいですよ。
また保冷力を高められるよう、本体内部の断熱材に発泡ウレタンを使用しているのもポイントです。
今回検証で使用したのはシルバーカラーのモデルですが、2021年の夏にはバターナッツカラーの復刻が予定されています。
シンプルなデザインにビンテージな色味で、今もなお人気を集めるモデルのため販売が楽しみですね。
今回は、コールマン ステンレススチールベルトクーラーを含むハードクーラーボックス全16商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。それぞれの検証で1~5点の評価をつけています。
検証①:保冷力
検証②:使いやすさ
まずは、保冷力の検証です。
各ハードクーラーボックスの中に本体容量の5%分にあたる氷を投入し、約32℃の環境に8時間静置します。その後、溶けずに残った氷の量を測定し、残存率を算出しました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
保冷力の検証では、4.9点と素晴らしい結果に。
氷を入れてから8時間後の残存率は約74.2%と、比較した商品のなかでも高い数値を記録しました。
今回の検証では断熱材の厚みが5cm程度あるものが高い保冷力を発揮しましたが、こちらの商品の断熱材は厚さ約3cm。他の上位商品と比べると薄めに設計されているにもかかわらず、引けを取らない性能を備えています。
続いて、使いやすさの検証です。
mybestの男性3人で実際に、ハードクーラーボックスを使用します。フタの開閉がしやすいか・ものが入れやすいか・持ち運びやすいか・手入れしやすいかの4項目に着目して、総合的に評価しました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
使いやすさにおいては、4.1点と好成績を獲得。
持ち手が細く、ボックスいっぱいにものを詰めると両手にずしんとした重さを感じます。モニターからは、持ち手が指に食い込んで痛いとの声があがりました。手での持ち運びには、疲れてしまいそうです。
また、水抜き栓がやや小さいのに加え、底よりも上に設置されているため、排水穴の下にゴミが溜まりやすいのが気になります。
しかし、内部は凹凸のないシンプルな構造。砂や泥で汚れた際でも水洗いでさっとお手入れできる点は評価を伸ばしました。
フタの開閉方法に最初は戸惑うものの、レバーを少し回すだけでしっかりとロックがかかり、慣れてしまえば軽い力で開け閉めできます。また、口が広くて安定感があるため、スムーズにものを出し入れできました。
持ち運びのしづらさは気になりますが、フタの開閉・ものの出し入れがしやすく、使い勝手は良好です。
コールマンのステンレススチールベルトクーラーは、保冷力・使い勝手ともに申し分ない性能を備えていますが、最後に他のおすすめ商品もご紹介したいと思います。
持ち運びのしやすさを重視する方には、ROLLR 45がおすすめです。本体下部に大きなキャスターが付いているため、持ち上げる必要がなく、転がして移動できます。さらに氷の残存率も約74.3%と、比較した商品のなかでもトップクラスの保冷力となりました。おしゃれなデザインも魅力です。
またさらなる保冷力を求める方は、Otter Box Venture 45 Coolerをチェックしてみてください。氷の残存率は約77.6%と、優れた保冷力を発揮しました。持ち手と本体が一体となっており安定して持ち運べるなど、使い勝手においても高評価を獲得。ハードクーラーボックス選びに迷ったら検討してほしい商品です。
サイズ | 縦53.3×横57×高さ49cm |
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保冷日数 | 最長10日間 |
重量 | 約19kg |
容量 | 42.5L |
タイプ | ハード |
内寸 | 縦32.5×横37×高さ35.8cm |
断熱材の種類 | 不明 |
本体素材 | 不明 |
水抜き栓あり | |
気圧リリース機能 | |
キャスターあり | |
スケール(定規)あり | |
ボトルオープナー(栓抜き)あり | |
ドリンクホルダーあり | |
ロック穴あり | |
椅子として使用可能 | |
取り出し口(小窓)あり | |
持ち手の種類 | 片手持ち/両手持ち |
氷の残存率(実測値) | 74.3% |
両開き | 不明 |
特徴 | 不明 |
ROVR ROLLR 45をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
サイズ | 縦48×横80×高さ48cm |
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保冷日数 | 最長14日間 |
重量 | 12kg |
容量 | 43L |
タイプ | ハード |
内寸 | 上部:縦30×横49cm/下部:縦27×横46cm/高さ:34cm |
断熱材の種類 | ポリウレタン(ウレタンフォーム) |
本体素材 | ポリプロピレン |
水抜き栓あり | |
気圧リリース機能 | |
キャスターあり | |
スケール(定規)あり | |
ボトルオープナー(栓抜き)あり | |
ドリンクホルダーあり | |
ロック穴あり | |
椅子として使用可能 | 不明 |
取り出し口(小窓)あり | |
持ち手の種類 | 両手持ち |
氷の残存率(実測値) | 77.6% |
両開き | 不明 |
特徴 | 不明 |
Otter Box Venture 45 Coolerをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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