チャムス ハイウォータークーラーパックをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証
リュックのように背負えて持ち運びが楽ちんと評判のCHUMS（チャムス） ハイウォータークーラーパック。ポップなカラーとデザインがおしゃれと人気を集める一方、高評価のレビューばかりが並び、本当に口コミ通りの商品なのか不安で購入に踏み切れない方も多いのではないでしょうか？
そこで今回は、チャムス ハイウォータークーラーパックを含むソフトクーラーボックス全16商品を実際に使ってみて、保冷力・使いやすさを比較してレビューしたいと思います。購入を検討中の方はぜひ参考にしてみてくださいね！
キャンプ歴は10年以上でキャンプインストラクターの資格を保有。焚き火を囲んで料理を楽しむキャンプはもちろん、蛇や虫を食べるサバイバル寄りのキャンプ・秘境探検などの幅広いアウトドア活動を行なっている。自身の経験や知識を活かし、現在はマイベストにて誰もが知ってるメジャーブランドから、通好みなマイナーブランドにいたるまで、幅広い商品を徹底的に比較・検証している。「初心者から上級者まで幅広く楽しめるギア選び」をモットーに、ユーザー目線に立ったコンテンツ制作を心掛けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
【総評】折り畳みができず収納性はいまひとつだが、持ち運びがしやすく保冷力もまずまず
チャムスのハイウォータークーラーパックは、持ち運びのしやすさを重視する方におすすめです。
リュックのように背負うことができ、荷物が重い場合でも持ち運びに苦労しません。さらに持ち手もしっかりとした作りのため、手持ちにおいても安定して持ち運べました。35Lと大容量かつ、ものの出し入れがしやすい点も評価できます。
また、保冷力も良好。氷の残存率は約44.0%と上位商品と比べるとやや引けを取るものの、ソフトクーラーとしてはまずまずの保冷力を備えています。しかしサイズが大きく、折り畳みはできないため、収納する際にかさばってしまう点が気になりました。
持ち運びのしやすさ・保冷力の高さは魅力ですが、収納性にこだわる方は他の商品も検討してみてください。
チャムス ハイウォータークーラーパックとは
ポップなデザインやカラーでファンも多いアウトドアブランド、CHUMS（チャムス）。
今回ご紹介するのは、手持ち・バッグパックと2通りの持ち方ができるクーラーパックです。
実際に使ってみてわかったチャムス ハイウォータークーラーパックの本当の実力！
今回は、チャムス ハイウォータークーラーパックを含むソフトクーラーボックス全16商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。それぞれの検証で1〜5点の評価をつけています。
検証①：保冷力
検証②：使いやすさ
検証① 保冷力
まずは、保冷力の検証です。
本体容量5%分の氷を入れた各クーラーボックスを32℃の条件下で8時間静置した後、氷の残量を測定します。算出した氷の残存率から、保冷力を評価しました。
この検証での評価は、下記のようにつけています。
- 氷の残量の割合が25%未満
- 氷の残量の割合が25%以上35%未満
- 氷の残量の割合が35%以上45%未満
- 氷の残量の割合が45%以上55%未満
- 氷の残量の割合が55%以上
氷の残存率は約44.0%。それなりの保冷力を備える
氷の残存率は約44.0%を記録し、3.9点とまずまずの結果となりました。
半分以上の氷が残った上位商品と比べると一歩及ばない数値ではあるものの、普段使いには十分な保冷力を備えています。
検証② 使いやすさ
続いて、使いやすさの検証です。
mybestの男性スタッフ3名で各ソフトクーラーボックスを実際に使用し、フタの開閉・ものの出し入れ・持ち運び・収納のしやすさをチェックしました。
この検証での評価は、下記のようにつけています。
- 持った際に非常に重さを感じ、長時間持つのは厳しそう。開口部が狭くてものも極めて入れにくく、ジッパーもかなり引っかかって開けるのに時間と労力がかかる。収納時もかなりの場所を取る
- 持った際に重さを感じ、長時間持つのは厳しそう。開口部が狭めでものが入れにくく、ジッパーもときおり引っかかって開けるのに時間と労力がかかる。収納時はそれなりの場所を取る
- 持った際に重さを感じるが、苦痛に感じるほどではない。開口部もそれなりに広く、円滑とは言えないがジッパーも普通に開けられる。収納時のサイズは可もなく不可もなし
- 重さを感じることなく持ち運べる。開口部も広めでものが入れやすく、ジッパーも円滑に開けられる。収納時のサイズは邪魔に感じる程ではない
- ほとんど重さを感じることなく持ち運べる。開口部も大きく、ものも非常に入れやすい。ジッパーは引っかかりが全くなく円滑に開ける。収納時のサイズは全く場所を取らない
収納時はややかさばるものの、リュックのように背負えて持ち運びしやすい
使いやすさの検証では、3.9点と好成績を獲得。
本体のサイズが大きいのに加え、折り畳みができず、収納する際にややかさばってしまいます。フタ部分のジッパーは少し引っかかってしまいスムーズに動かせるとまではいえないものの、開閉に問題はありませんでした。
しかし、35Lの容量があり、500mlペットボトルを20本ほど入れられます。
加えて底部分が安定しており、ものの出し入れがしやすいとモニターからも好評でした。
移動時はリュックのように背負えるため、両手を自由に使うことができ、重いものも楽に持ち運べます。さらに、丸い形状の持ち手は中に芯のようなものがあるため固く、手持ちにおいても持ち運びのしやすさを感じました。
収納スペースを取りがちではありますが、使い勝手は良好です。
収納のしやすさ・保冷力を重視する方には、こちらがおすすめ
チャムスのハイウォータークーラーパックは、収納のしづらさにおいて惜しい結果となりました。そこで、最後に他のおすすめ商品をご紹介したいと思います。
収納性を重視する方には、24 Pack Canvas Coolerがおすすめです。23Lとそれなりの容量がありながら、ある程度小さく折り畳めるため、収納スペースを取りません。保冷力も申し分なく、氷の残存率は約52.7%を記録しました。トートバッグ・ボックスと2通りの使い方ができるのも便利ですよ。
保冷力にこだわる方は、トラウターのCOOLER TOTE 20をチェックしてみてください。氷の残存率は約53.3%と半分以上の氷がボックス内に残っており、比較した商品のなかでもトップクラスの保冷力でした。ジッパーがなく、フタを開くだけで簡単に開閉できるなど、使いやすさにも優れています。
エーオークーラーズAO Coolers キャンバス ｜ 24パック ソフトクーラー ｜ AO24NB
| 展開時サイズ | 縦43×横25×高さ30cm |
|---|---|
| 重量 | 1.36kg |
| 容量 | 23L |
| タイプ | ソフト |
| 収納時サイズ | 不明 |
| 主な断熱材の素材 | 熱可塑性ポリウレタン、ポリウレタン |
| 本体素材 | ナイロン、ポリエチレン、ポリエステル、熱可塑性ポリウレタン、ポリウレタン |
| 形状 | ボックス型、トートバッグ型 |
| 氷の残存率（実測値） | 52.7% |
AO Coolers 24 Pack Canvas Coolerをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証
| 展開時サイズ | 縦32×横23×高さ38cm |
|---|---|
| 重量 | 不明 |
| 容量 | 18.9L |
| タイプ | ソフト |
| 収納時サイズ | 不明 |
| 主な断熱材の素材 | ポリウレタン |
| 本体素材 | ポリウレタン |
| 形状 | トートバッグ型 |
| 氷の残存率（実測値） | 53.3% |
オレゴニアンキャンパー クーラートート20をレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証
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