さらっとなめらかな書き味が売りの、オート 水性ボールペン リバティ CB-10NBL。インターネットでの評判は上々ですが、「重心のバランスが悪い」「手が大きいと握りにくい」と気になる口コミもあり、購入に踏み切れない人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、オートの水性ボールペン リバティ CB-10NBLを含む水性ボールペン全14商品を実際に用意して、書き心地のよさ・文字のにじみにくさ・かすれにくさ・ペンの持ちやすさ・インクの速乾性を比較してレビューします。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
掃除用品・衛生器具などの日用品から文房具・ファッション用品など身近な生活で使う幅広い商材のコンテンツ制作を3,000本以上担当。トイレットペーパーやスーツケースなど日常生活に関わる商材を比較検証してきた。「こだわって選ぶものではない生活雑貨こそ、実際に検証しなければわからない情報を届けること」を心がけ情報発信を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
結論からいうと、オートの水性ボールペン リバティ CB-10NBLは、サッとメモを取りたいときや書類へのサインにおすすめ。mybestのモニター6名で書き心地を検証したところ、軽い力でもさらさらとペンが進み、謳い文句どおりの発色のよさでした。筆圧が弱い人にもよいでしょう。
モニターからは適度な摩擦感と手ごたえのある書き心地が支持され、「なめらか」「引っ掛かりがない」とのコメントが寄せられました。比較した商品のなかにはインクが出すぎるものもあったのに対し、こちらはほどよいインクの量でかすれにくく、ダマにならない点も強みです。
書いた文字をこすっても指に汚れがつかず、速乾性の高さも優秀。マーカーでなぞってもほとんどにじまず、水に弱いとされている染料インクながら健闘が光りました。また、高級感のあるデザインで、ビジネスシーンでも使いやすいアイテムです。
一方、滑らず握りやすいものの、グリップ部分がやや狭いのは気になるポイント。「手が大きいと握りにくい」との口コミどおり、窮屈に感じる可能性があります。また、本体が重く「長時間の使用には不向き」との声も多数あがりました。持ちやすさを重視する人は、ほかの商品も検討してみてください。
実際にオート 水性ボールペン リバティ CB-10NBLと比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
オート 水性ボールペン リバティ CB-10NBLよりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
そもそもオートの水性ボールペン リバティ CB-10NBLは、発色のよさとなめらかな書き味が売りの一品。ペン先に変形やさびに強いSiCセラミック製のボールを使用しているのが特徴です。
こちらは世界ではじめて水性ボールペンを開発した、オート株式会社から販売されています。
インクが直接外の空気に触れない、独自開発のノンドライリフィルを採用。キャップ式ですがフタを閉め忘れてしまっても、ペン先が乾きにくい点が最大の強みです。
ペン先の太さは、0.5mmのワンサイズ。替え芯は品番C-305で、黒・赤・青の3色が用意されています。
また、シックでクラシカルなデザインも魅力。本体カラーは、ブラック・ブラウン・ワイン・ブルーの4色展開です。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
はじめに、書き心地のよさ・かすれにくさ・文字のにじみにくさを検証します。
それぞれの検証方法は以下とおりです。
【書き心地のよさ】
mybestのモニター男女6人が筆記を行い、ペン先の動かしやすさ・インクのなめらかさ・柔らかいタッチで紙に文字を書けるかなどから書き心地をチェック。
【かすれにくさ】
「あいおうえお・かきくけこ」の文字と5×15cmの範囲にぐるぐると円を書き、何か所かすれてしまったかを確認。
【文字のにじみにくさ】
文字を書いた1分後に水性マーカーで線を引き、どのくらい文字がにじんだかをチェック。
書き心地のよさについては、モニター6名中4名が満足と回答しました。軽い力でさらさらと書けるため、鉛筆を思わせるような筆記感です。
ペン先は、少し重みのある書き味が特徴の金属製を採用。摩擦感がほどよく手ごたえがありますが、流れるような書き心地が支持を集めました。
比較した商品にはインクが出すぎてしまうものもありましたが、こちらはインクの量がほどよくダマになりにくい点も魅力です。
水性インクならではのかすれにくさと、謳い文句どおりのインクの鮮やかさも強みといえます。
<書き心地についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
水に弱いといわれる水性染料を使用していますが、にじみの程度は許容範囲です。文字の裏抜けも比較した多くの商品と同様でした。
そもそも水性ボールペンは耐水性が低いため、にじみが気になる人は油性ボールペンと使いわけるとよいでしょう。
実際に書いた文字をこすってインクの乾き具合をチェックしたところ、指にほとんど汚れがつきませんでした。
比較したなかにはインクが乾くまでに時間がかかる商品もありましたが、こちらは乾きが早いため速記する際にもおすすめです。
最後は、ペンの持ちやすさを検証します。
mybestの男女6名のモニターに文字を書いてもらい、以下のポイントをチェックしました。
比較したなかには手汗で滑ってしまうものもあったのに対し、こちらは滑らずに握れました。
しかしグリップ部分が少し狭く、「手が大きいと握りにくい」との口コミどおり、手のサイズによっては持ちにくい可能性があります。
サイズは、全長142.3mm・最大軸径13.5mmです。
約26gと重みがあるため安定感がある一方で、「長時間の使用には不向き」との声が多数あがりました。
「重心のバランスが悪い」との口コミもあったため、ペン先のブレを防ぐためにもキャップをペン尻に装着せずに使用するとよいでしょう。
<ペンの持ちやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
オートの水性ボールペン リバティ CB-10NBLは、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトで購入できます。
執筆時点の価格は、税込1,100円(公式サイト参照)です。
文具店でも取り扱っている店舗があるため、ぜひチェックしてみてください。
最後に、モニターから持ちやすいと支持された商品をご紹介します。
マルチボールは、満足度の高い一品です。グリップには、弾力のあるラバー素材を採用。フィット感があり持ちやすく、長時間使用する人にもおすすめです。滑るような書き心地で、線がつぶれにくい点も魅力。細かい文字も書きやすいでしょう。さらに、速乾性が高く、にじみにくい優秀アイテムです。
LAMYのローラーボールは、指への負担を軽減させる三角形のグリップが特徴。書き心地は非常に軽やかでスムーズです。また筆圧によりますが、とめやはねなどの細かな部分もしっかり仕上がる点もポイント。速乾性も申し分ありませんでした。カラーも豊富なためお気に入りを見つけてみてください。
グリップ素材 | ラバー |
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重量 | 約10.4g |
インク素材 | 顔料 |
全長 | 142mm |
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最大軸径 | 12.5mm |
芯の交換可能 | 不明 |
替え芯の型番 | 不明 |
芯径のラインナップ | 0.34mm、0.44mm |
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グリップ素材 | プラスチック |
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重量 | 約19g |
インク素材 | 染料 |
全長 | 139mm(収納時)/約168mm(筆記時) |
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最大軸径 | 約13.6mm |
芯の交換可能 | |
替え芯の型番 | LM63 |
芯径のラインナップ | 不明 |
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