加湿機能も備えた空気清浄機、エレクトロラックス UltimateHome500 EP52-35。「稼働音がかなり小さい」「メンテナンスが簡単」と評判です。しかし、「サイズがまあまあ大きい」などの口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の5つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気の空気清浄機とも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、空気清浄機選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。
すべての検証は
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目次
12,800円
エレクトロラックス UltimateHome500 EP52-35は稼働音が静かで、基本性能も良好なものを探している人におすすめです。実際に各モードの稼働音を測定したところ、比較した全商品の大・中・小モードの稼働音は平均約51.0dB(※執筆時点)だった一方、本品は平均41.7dBでした。「稼働音がかなり小さい」との評判どおりの結果です。
肝心の集じん力も高評価。ボックス内に煙を充満させて稼働したところ、1分後には約9割の煙を吸引しました。脱臭力も優秀です。ボックスに入れたくさやのニオイを専門家が確認すると、約3分で脱臭が完了。比較したところ、本品のように加湿機能つきの商品は空気清浄機能が低い傾向がありましたが、本品の基本性能は高いといえます。
一方で、機能性の低さは気がかりです。テスターが確認した結果、センサーが反応するまでに19秒かかりました。検証したなかには5秒で反応したものがあったことをふまえると、本品はセンサーの感度がよいとはいえません。
「メンテナンスが簡単」との口コミに反し、お手入れに手間がかかるのもネックです。お手入れが必要な部分は6か所あるうえ、フィルターの交換は約2年に1回必要。口コミどおり、比較したなかではサイズがやや大きいのも気になるポイントです。
日本向けの花粉モードを搭載し、スタイリッシュな見た目も魅力ですが、機能性や使い勝手を重視する人には物足りない可能性があります。比較したなかには使いやすく基本性能も高い商品もあったので、本品のデメリットが気になる人はほかの商品にも目を向けてみましょう。
エレクトロラックス UltimateHome500 EP52-35は、5つのステップで空気中の細菌やウィルスにアプローチする加湿空気清浄機です。スリムな見た目でありながら、適用面積は約24畳。室内の空気を自動で適した状態に保つスマートモードや、日本向けの花粉モードを備えています。
販売元のエレクトロラックスは、スウェーデンの大手家電メーカー。1912年に家庭用真空式電気掃除機を発売後、現在にいたるまで食洗器・電子レンジ・ロボット掃除機などさまざまな製品を提供していますよ。
価格は執筆時点で、税込49,800円(※公式サイト参照)。2022年11月に発売されたモデルということもあり、セール価格で売られています。
集じん用に、空気中の微細な粒子を捕集できるHEPAフィルターを採用。脱臭用には、活性炭フィルターが使われています。
機能的でおしゃれなスカンジナビアデザインが特徴。洗練された見た目で、どんな部屋にもなじむと謳っています。カラーは検証で使用したアーバングレーのほかに、ウォルナットベージュもありますよ。
タンク容量は2.7L、サイズは幅28.5×奥行28.2×高さ68.8cm。重量は9.6kgですが、キャスターつきなのでスムーズに動かせそうです。
今回はエレクトロラックス UltimateHome500 EP52-35を含む、空気清浄機全51商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、集じん力の検証です。
煙を充満させたアクリルボックス内で空気清浄機を稼動させ、1分後に煙の量をチェックしました。
なお、比較した全商品のなかで最も集じん力が高かったものは1分間で10割、最も低かったものは1割の煙を吸い込んでいます(※執筆時点)。
続いて、脱臭力の検証です。
強烈なニオイのするくさやをアクリルボックス内に入れたあと、最も強いモードで空気清浄機を稼動。におい・かおり環境アドバイザーの石川英一さんが、30秒おきにニオイを確認しました。
比較した全商品のうち、最も高評価を得たものは約2分で脱臭が完了。一方、最も評価がふるわなかったものは、ニオイがなくなるまで約15分かかりました(※執筆時点)。フィルターサイズと風量が大きい商品は、集じん力・脱臭力の効果が高い傾向があったので、参考にしてみてくださいね。
次に、機能性・使い勝手のよさの検証です。
テスターがセンサー機能の感度のよさ・加湿機能の有無を確認。あわせて、お手入れが必要な箇所の多さやフィルターの交換頻度などもチェックしました。
検証した全商品のうち、センサーの感度が最もよかった商品は5秒で反応したことをふまえると、本品のセンサーは高感度とはいえません(※執筆時点)。
「メンテナンスが簡単」との評判もありましたが、比較したなかには1か所しかお手入れが必要ないうえ、10年に1回フィルターを交換すればよい商品もありました。より使い勝手のよいものを探しているなら、目を向けてみましょう。
最後は、静音性の検証です。空気清浄機から50cm離れたところに騒音計を置き、スマートモード・マニュアルモード・スマート静音モードの稼動音の平均を測定しました。
その結果、静音性は非常に高評価です。各モードの稼動音は平均41.7dBでした。比較した全商品の大・中・小モードの稼働音は平均約51.0dB(※執筆時点)だったことを考慮すると、「稼働音がかなり小さい」という評判にもうなずけます。睡眠時の使用にもおすすめできますよ。
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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なお、本体や加湿トレーなどのお手入れ方法は、取扱説明書を確認してくださいね。(参照:公式サイト)
空気清浄機は空気の汚れやニオイの発生源に近い場所にを設置すると、効果がより高まります。たとえば、花粉が侵入しやすい玄関や窓際、料理のニオイが発生しやすいキッチンなどに設置するのがおすすめです。
ほこりやハウスダストなど発生源が特定できない場合は、部屋の中心に置くのも手ですよ。
本品はエレクトロラックスの公式サイトで購入可能です。また、Yahoo!ショッピング・楽天市場・Amazonといった大手ECサイトでも販売が確認できました。
取扱店舗によって値段が異なることがあるので、複数のサイトを比較してみてくださいね。
最後に、機能性と使い勝手のよさの検証でより高評価を得た商品をご紹介します。
手入れに手間をかけたくないなら、Acerpure Cool AC551-50Wがおすすめです。お手入れが必要なのはたったの2か所なうえ、センサーは高感度。肝心の集じん力・脱臭力が申し分なく、稼働音も非常に静かな商品です。
高機能なものがほしい人は、象印マホービンのPU-SA35-WAをチェックしましょう。脱臭機能はもちろん、チャイルドロックやタイマー機能も搭載。スマホ連携が可能で、スマートスピーカーにも対応しています。静音性はやや低いものの、集じん力や脱臭力は抜群ですよ。
タイプ | 空気清浄機 |
---|---|
最大適用畳数 | 27畳 |
加湿最大適用畳数 | |
設置方法 | 据え置き |
適用床面積 | 約27畳 |
適用床面積. | 約27畳 |
水式 | |
ペット向けフィルターあり | |
集塵フィルター | HEPAフィルター |
脱臭フィルター | 活性炭フィルター |
除去可能な物質 | 花粉、ほこり、ウイルス、PM2.5、ハウスダストなど |
幅 | 25.3cm |
奥行 | 25.3cm |
高さ | 85.0cm |
コードの長さ | 約1.8m |
重量 | 6.34kg |
充電方式 | ACアダプター |
清浄時間 | 不明 |
連続稼働時間 | 24時間 |
運転モード | 静音モード、お気に入りモード |
フィルター交換頻度. | 約1年に1回 |
フィルター交換頻度 | 約1年に1回 |
別売りフィルター | HEPAフィルター(ACF173) |
集塵方式 | ファン式 |
対応センサー | PM2.5、ニオイ |
加湿機能 | |
加湿方式 | |
除湿機能 | |
除湿方式 | |
加湿時適用畳数 | |
最大加湿量 | |
加湿タンク容量 | |
稼動音 | 25~54dB |
最強モード運転音 | 54dB |
最弱モード運転音 | 25dB |
最大消費電力 | 65W(定格) |
スマートスピーカー対応 | |
自動お掃除機能 | |
除菌機能 | |
脱臭機能 | |
チャイルドロック機能 | |
タイマー機能 | |
スマホ連携可能 | |
キャスター付き | |
アロマ機能 | |
扇風機一体型 | |
ハンドル付き | 不明 |
LEDライト搭載 | 不明 |
1か月あたりの電気代(実測値) | 不明 |
特徴 | |
用途 | 据え置き |
Acer エアサーキュレーター付き空気清浄機 AC551-50Wをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
タイプ | 空気清浄機 |
---|---|
最大適用畳数 | 約30畳 |
加湿最大適用畳数 | |
設置方法 | 床置き |
適用床面積 | 30畳 |
適用床面積. | 30畳 |
水式 | 不明 |
ペット向けフィルターあり | 不明 |
集塵フィルター | HEPAフィルター |
脱臭フィルター | 活性炭フィルター |
除去可能な物質 | ほこり、バクテリア、ウイルス、PM2.5 |
幅 | 25.3cm |
奥行 | 25.3cm |
高さ | 57.6cm |
コードの長さ | 約1.8m |
重量 | 4.22kg |
充電方式 | ACアダプター |
清浄時間 | 不明 |
連続稼働時間 | 24時間 |
運転モード | 静音モード、ターボ運転、スマートモード |
フィルター交換頻度. | 約1年に1回 |
フィルター交換頻度 | 約1年に1回 |
別売りフィルター | 不明 |
集塵方式 | ファン式 |
対応センサー | ガスセンサー、粒子センサー |
加湿機能 | 不明 |
加湿方式 | 不明 |
除湿機能 | |
除湿方式 | |
加湿時適用畳数 | |
最大加湿量 | |
加湿タンク容量 | |
稼動音 | 不明 |
稼動音(弱モード) | 不明 |
稼動音(強モード) | 不明 |
最強モード運転音 | 56dB |
最弱モード運転音 | 25dB |
最大消費電力 | 38W(定格) |
スマートスピーカー対応 | |
自動お掃除機能 | |
除菌機能 | |
脱臭機能 | |
チャイルドロック機能 | |
タイマー機能 | |
スマホ連携可能 | |
キャスター付き | |
アロマ機能 | |
扇風機一体型 | |
ハンドル付き | |
LEDライト搭載 | 不明 |
オゾン発生機能 | |
オゾン出力量 | |
1か月あたりの電気代(実測値) | 不明 |
特徴 | ペット向け |
用途 | 不明 |
Acer 空気清浄機 acerpure pro AP551-50Wをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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