




Googleとの連携が強化されて利便性がアップしたと謳うスマートバンド、Fitbit charge 6。ネット上には高評価な口コミが多い一方、「歩数計が適当すぎる」「ベルトが外れやすい」といった気になる評判もあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか。
今回はその実力を確かめるため、以下の6つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のHUAWEIなどのスマートバンドとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、スマートバンド選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」を心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
本コンテンツに記載の検証結果は2025年08月までの情報です
目次
2023/12 発売
19,800円
おすすめスコア
ヘルスケア機能の高さ
フィットネス機能の高さ
便利な機能の豊富さ
操作性の高さ
装着感の良さ
| 連続稼動時間 | 7日間(168時間) |
|---|---|
| 本体高さ | 36.73mm |
| 本体幅 | 23.09mm |
| 本体厚さ | 11.2mm |
| 本体重量(g) | 30g |
良い
気になる
Fitbit charge 6は、外出時に便利に使えるスマートバンドがほしい人におすすめです。Google系アプリとの連携が充実しており、比較したほとんどの商品になかったSuicaでの支払い・音楽再生(YouTube Music)に対応しています。Googleマップも使用できるので、さまざまなシーンで活躍しますよ。
ヘルスケア機能が豊富な点も魅力。心拍数・歩数などを常時トラッキングで計測できます。測定値の精度も高く、専門機器で測定したデータと比べてみても誤差は少なめでした。「歩数計が適当すぎる」との口コミに反し、歩数の誤差は1%未満。心拍計も誤差は1%未満で、「Fitbit史上最も正確」と謳うとおりの結果です。
惜しかったのは、血中酸素濃度の測定が睡眠中のみな点。比較した多くの商品が日中も測定できたことを思うと、惜しい結果です。ワークアウトも40種類と少なめでしたが、アプリ上で最大・最小心拍数などの細かなデータを確認できるのはメリットといえます。有料プランに加入すれば、睡眠・ストレスに関する細かな分析もできますよ。
バッテリー持ちも優秀です。実際に使うと充電せずに5日以上使用できました。比較したほとんどの商品と同じく、数日間は充電なしで使えます。つけ心地もよく、実際に装着したモニターから「重さを感じない」「腕にフィットして邪魔になりにくい」と好評です。「外れやすい」との口コミは気にしなくてよいでしょう。
ファッション性にも優れています。文字盤デザインは29種類とやや少ないものの、純正交換バンドは18種類と豊富。比較したなかには10種類以下の商品も多くありましたが、こちらはその日の気分に合わせて見た目を変えられます。通知フォントは7.5pt程度とやや小さいものの、操作ボタン・タッチパネルの両方を備えているため直感的に操作できるでしょう。
税込23,800円(執筆時点・公式サイト参照)と、スマートバンドとしては高価格帯に位置する商品ですが、それだけの性能・扱いやすさを兼ね備えた一品です。健康管理だけでなく、日常生活をよりスムーズに進めるためのアイテムとして取り入れてみてはいかがでしょうか。
実際にFitbit charge 6と比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
Fitbit charge 6よりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
そもそもスマートバンドとは、腕につけるウェアラブル端末のことです。スマートウォッチが大画面で高度な測定・アプリ追加などに対応しているのに対し、こちらは小型で時刻表示・健康管理などの基本的な機能のみを搭載。スマートフォンとあわせて使うことで、通知の確認・心拍数や血中酸素濃度など生体データの管理ができます。
Fitbit charge 6は、2023年9月に発売した健康管理トラッカー。睡眠スコアや皮膚温センサーなどのヘルスケア機能を搭載し、心拍数測定は「Fitbit 史上最も正確」と謳っています。Google系アプリとの連携が充実し、Googleマップの利用やYouTube Musicでの音楽再生が可能です。
Fitbitは、Google傘下のフィットネス機器メーカーです。スマートウォッチ・スマートバンドを多数ラインナップしており、スマートバンドはトラッカーという名称で展開。charge・Luxe・Inspire・Aceの4シリーズを販売しています。
心拍数測定・睡眠トラッキングなど、ヘルスケア機能が充実。対応のエクササイズ機器に接続すれば、リアルタイムの心拍数が表示可能です。皮膚電気活動センサーによるストレス値測定にも対応しています。
簡単に支払いができるよう、Suicaでのキャッシュレス決済機能も搭載。価格は税込23,800円(執筆時点・公式サイト参照)と高価格帯ですが、防水機能・タッチ操作などの便利に使える機能が豊富です。
本体サイズは、縦3.87×横1.86×高さ1.17cm。重さは37.64g(公称値)です。
カラーは全3種類。バンド・本体の色味がそれぞれ異なり、Obsidian/Black・Porcelain/Silver・Coral/Champagne Goldをラインナップしています。
純正交換バンドも複数展開。耐久性にこだわったシリコン製のスポーツベルト、面ファスナーによる着用しやすさを魅力に掲げるフック&ループベルトなどが揃っています。
今回はFitbit charge 6を含む、スマートバンド全19商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、機能性の検証です。
睡眠モニタリング・歩数計・血中酸素濃度測定などのヘルスケア機能や、通知・簡易返信・音楽再生などの付加機能があるかを調査。健康データの測定・分析ができ、そのほかの機能も充実している商品を高評価としました。
機能性は高評価。ヘルスケア機能を豊富に搭載しているうえ、比較したほとんどの商品が非搭載の音楽再生・Suicaでの支払いに対応しています。なお、詳細は以下のとおりです。
ヘルスケア機能は、チェックしたほとんどの機能を搭載していました。細かな分析も可能で、同年齢・同性と比較した睡眠時間や、グラフ化した心拍数などを確認できます。
血中酸素濃度の測定が睡眠時だけなのはネックですが、心拍数・歩数などは常時トラッキング対応。皮膚電気活動センサーを使用し、精度を高めたストレス測定ができるのも魅力です。
ワークアウトは比較した5割の商品が50種類を超えているなか、40種類と少なめ。自動検知機能も15分以上の激しいアクティビティのみと限定的です。とはいえ、アプリ上で速度変化や最大・最小の心拍数まで確認できる点は利点。用語の解説も豊富でした。有料プランに加入すれば、睡眠・ストレスなどのより細かな分析が可能です。
音楽再生(YouTubeMusic)・キャッシュレス決済にも対応。比較したほとんどの商品が非搭載だったGPS機能もあり、Googleマップが使用できます。Androidであれば通知への簡易返信も可能ですよ。
次に、測定値の正確性の検証です。歩数・心拍数・血中酸素濃度・睡眠トラッキングの数値をそれぞれ3回測って確認。同時に専門機器でも測定し、誤差の平均値を算出します。専門機器の測定値との誤差が少なく、精度の高い商品を高評価としました。
続いて、使い勝手の検証を行いました。操作ボタン・ホーム画面の操作感・通知の文字サイズなどの観点から商品をチェック。スマホのようなわかりやすい操作感で、文字の視認性が高い商品かを評価します。
測定値はどれもかなり正確。専門機器とのズレは、睡眠時間は約4%、レム睡眠・深い睡眠の時間はそれぞれ10分以下に抑えられていました。比較したほとんどの商品がレム睡眠・深い睡眠のデータで誤差を出したのに対し、こちらは睡眠回数の誤差もほとんどないほどの精度の高さです。
歩数の精度も優秀。比較した8割の商品が2%以上の誤差を出すなか、本商品は1%未満に抑えました。「歩数計が適当すぎる」との口コミとは異なる結果です。
心拍計の誤差も1%未満でした。比較した6割の商品は誤差を1%未満に抑えており、本商品も同様に高評価を獲得。「Fitbit史上最も正確」と謳うとおり、心拍数測定の精度に期待できますよ。
なお、血中酸素濃度は睡眠時のみ対応のため、今回は検証に含めていません。
使い勝手は良好です。比較したなかには操作ボタンを備えていない商品も多くありましたが、こちらは操作ボタン・タッチパネルの両方で操作可能。ボタンのカスタムはできないものの、直感的な操作が叶います。詳細は以下のとおりです。
通知タイトルのフォントサイズは7.5ptほどで、やや小さめでした。比較したほかの商品には10pt以上と大きく見やすいものもあったため、惜しい結果です。
一方、ホーム画面の操作は快適。ボタンをワンタッチするとホーム画面にすぐ戻れます。ホーム画面のループにも対応していました。右フリック操作で戻ることも可能です。比較した8割の商品になかったナビゲーションバーも表示できるのも魅力。スムーズに扱えるでしょう。
さらに、装着感の検証を行いました。スマートウォッチ・スマートバンドを普段使いしているモニター5名に、実際にバンドを装着してもらいます。バンドのつけ心地や重さなどの観点から商品を評価しました。
続いて、ファッション性の検証です。本体・交換バンドのカラーとデザインに加え、盤面デザインの数を調査。その日のスタイルに合わせてデザインを変えられるほど種類が豊富な商品を高評価としました。
バンドの装着感は快適です。使用したモニター全員が「軽くて重さを感じない」と回答。比較したほとんどの商品が軽さの点でモニターから高評価を得ており、こちらも同様に手首に負担を感じにくいでしょう。
バンドはシリコン製で、モニターから「摩擦が起きにくい」「手首にフィットする」と声があがりました。つけ外しの工程は多めでやや手間がかかりますが、調節穴の間隔がせまく細かな調整ができるのはポイント。「ベルトが外れやすい」という口コミ同様の指摘は、モニターからはあがりませんでした。
バンドの端は内側にしまえるため、日常生活で引っかかる心配はほとんどありません。比較したなかには画面が大きく邪魔に感じやすい商品もありましたが、こちらは本体がコンパクト。バンドからはみ出していないので、モニターから「ぶつけずに使える」「存在感がない」と好印象でした。
<バンドのつけやすさ・邪魔に感じるかについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋文字盤のデザインは29種類と少なめ。比較したほかの商品には、文字盤が100種類以上あり、気分に合わせて替えられるものもありました。本商品はそこまで豊富なわけではありません。
一方、本体カラー・バンドのラインナップは豊富。本体カラーは3色・公式バンドは18種類を販売しています。比較した商品の7割は公式バンドが10種類以下だったため、こちらはトップクラスの評価に。非公式バンドも52種類確認できたため、好みに合わせて選べますよ。
最後に、バッテリーの持ちの検証です。
10~19時にデスクワークをする人が、スマホとペアリングしたスマートバンドを3日間使用。バッテリー持続時間を計測しました。なお、自動測定機能はすべてオン、常時点灯機能はオフに設定し、1日に1回10分程度のウォーキングを記録します。
バッテリーの持ちは良好。充電をしなくても5日以上余裕を持って使えました。
なお、比較したほとんどの商品が3日以上充電をせずに使用できています。本商品は、そのなかでもとくにバッテリー持ちのよさに期待できる商品といえるでしょう。旅行や出張で充電しにくいときも、数日間であればそのまま使えますよ。
2023/12 発売
| 連続稼動時間 | 7日間(168時間) |
|---|---|
| 本体高さ | 36.73mm |
| 本体幅 | 23.09mm |
| 本体厚さ | 11.2mm |
| 本体重量(g) | 30g |
良い
気になる
| OS | Fitbit OS |
|---|---|
| GPS内蔵 | |
| 搭載センサー | 加速度センサー、光学式心拍センサー、赤色および赤外線センサー(血中酸素モニター用)、温度センサー、環境光センサー、多目的電気センサー、皮膚電気活動センサー |
| 画面の大きさ | 26.4mm(1.04インチ) |
| 充電方法 | 充電ケーブル |
| 防水性 | |
| 防塵性 | |
| 音楽保存 | |
| 専用アプリ | |
| 通知機能 | |
| メール返信 | |
| SMS返信 | |
| LINE返信 | |
| 通話機能 | |
| カメラ操作 | |
| スマホ探知機能 | |
| 音声アシスタント | |
| SOS発信 | |
| 転倒検出 | |
| 衝突事故検知機能 | |
| アプリストア対応 | |
| ベルト交換 | |
| カスタマイズ可能 |
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19,800円
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最後に、毎日の運動・健康を管理しやすいおすすめの商品をご紹介します。
HUAWEI Band 8は、運動記録機能に優れたスマートバンドです。ワークアウトは100種類あり、平均歩幅や運動強度なども測定可能。測定精度も高く、歩数計・血中酸素濃度・心拍数の数値は専門機器とほぼ誤差が見られませんでした。つけ心地がよいうえ、文字盤・サードパーティ製バンドの種類も豊富です。
HUAWEI Band 6は、大画面スマートバンドの先駆けとなったモデル。視認性がよく、直射日光下でもよく見えました。ワークアウトが96種類と豊富なうえ、専用アプリに解説が充実しているので健康管理にぴったりです。盤面を30種類以上から選べて、スタイルを変えやすいですよ。
| 連続稼動時間 | 14日間(336時間) |
|---|---|
| 本体高さ | 43.45mm |
| 本体幅 | 24.54mm |
| 本体厚さ | 8.99mm |
| 本体重量(g) | 24.7g |
良い
気になる
| OS | HarmonyOS |
|---|---|
| GPS内蔵 | |
| 搭載センサー | 6軸慣性センサー、光学式心拍センサー |
| 画面の大きさ | 37.3mm(1.47インチ) |
| 充電方法 | 専用ケーブル(磁気充電ポート) |
| 防水性 | |
| 防塵性 | |
| 音楽保存 | |
| 専用アプリ | |
| 通知機能 | |
| メール返信 | |
| SMS返信 | |
| LINE返信 | |
| 通話機能 | |
| カメラ操作 | |
| スマホ探知機能 | |
| 音声アシスタント | |
| SOS発信 | |
| 転倒検出 | |
| 衝突事故検知機能 | |
| アプリストア対応 | |
| ベルト交換 | |
| カスタマイズ可能 |
HUAWEI Band 8を検証レビュー!スマートバンドの選び方も紹介
| OS | HarmonyOS |
|---|---|
| 対応OS | iOS、Android |
| GPS内蔵 | |
| 心拍数の計測 | |
| 歩数の計測 | |
| GPSの種類 | 不明 |
| モデル | Bandシリーズ |
| 移動距離の算出 | |
| 消費カロリーの計測 | |
| CPU | 不明 |
| 睡眠トラッキング | |
| ヘルスケア機能の種類 | 心拍数測定、消費カロリー、睡眠トラッキング、血中酸素濃度計測、ストレス値測定、心拍数異常の警告、月経周期モニタリング、歩数計測 |
| 皮膚温度の測定 | |
| 連続稼動時間 | 最大14日間 |
| 血中酸素濃度の測定 | |
| 本体高さ | 43.0mm |
| 搭載センサー | 加速度センサー、ジャイロセンサー、光学式心拍センサー |
| 本体幅 | 25.4mm |
| 防水性能 | 水泳で利用可能 |
| 本体厚さ | 10.99mm |
| 画面サイズラインナップ | 1.47インチ |
| 最大輝度 | 不明 |
| 電子決済機能 | 不明 |
| 表示 | デジタル、アナログ |
| 本体重量(g) | 約18g(ベルトを含まず) |
| ベルト素材 | シリコン |
| タイプ | スマートバンド型 |
| バッテリーの目安 | 14日間 |
| 搭載センサー | 加速度センサー、ジャイロスコープ、光学式心拍センサー |
| カラーバリエーション | ダークグレイ、ゴールド |
| 電子決済の種類 | |
| 本体重量 | 18.0g |
| ベルト素材 | シリコン |
| 盤面の種類数 | 30種類以上 |
| ワークアウトの種類数 | 96種類 |
| 電源方式 | 充電 |
| 充電方法 | 専用ケーブル(磁気充電ポート) |
| 充電時間 | 不明 |
| 特徴 | |
| 対象 | ユニセックス |
| 用途 | ランニング、サイクリング、健康管理 |
| 製造国 | 不明 |
| 防塵・防水等級 | 5ATM |
| 防水性 | |
| 防塵性 | |
| 音楽再生 | |
| 音楽保存 | |
| 専用アプリ | |
| 通知機能 | |
| タッチ操作 | |
| 物理ボタンあり | |
| 文字盤着せ替え機能 | |
| メール返信 | |
| SMS返信 | |
| LINE返信 | |
| 通話機能 | |
| 地図表示 | |
| カメラ内蔵 | |
| カメラ操作 | |
| スマホ探知機能 | |
| 音声アシスタント | |
| ワークアウトの自動検出 | |
| SOS発信 | |
| 転倒検出 | |
| Wi-Fi対応 | |
| Bluetooth対応 | |
| アプリストア対応 | |
| スマートキー機能 | |
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