Googleと連携して健康管理を行うスマートバンド、Fitbit Inspire 3。インターネット上では高評価の口コミがある一方で、「歩数計の精度がいまひとつ」「バッテリーがすぐになくなる」など気になる評判もあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の6つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のHUAWEI Band 8やBand 6とも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、スマートバンド選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」を心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
本コンテンツに記載の検証結果は2025年08月までの情報です
目次
2022/09 発売
11,520円
おすすめスコア
ヘルスケア機能の高さ
フィットネス機能の高さ
便利な機能の豊富さ
操作性の高さ
装着感の良さ
連続稼動時間 | 10日間(240時間) |
---|---|
本体高さ | 39.32mm |
本体幅 | 18.6mm |
本体厚さ | 11.75mm |
本体重量(g) | 17.7g |
良い
気になる
Fitbit Inspire 3は、健康や運動について詳細に分析できるスリムタイプのスマートバンドを探している人におすすめです。専用アプリは情報量が多く、同年齢と比較をして目標設定が可能。測定結果を活用しやすい機能が充実しています。Fitbitシリーズは有料でないと全機能を利用できませんが、比較した商品には自己分析が必要なものもあったなか、知識がなくても使いやすいでしょう。
実際の測定値は特に睡眠時刻や心拍数が高精度で、レム睡眠や深い睡眠の回数も専門機器との誤差は少なめでした。ただし、血中酸素濃度は睡眠中にしか測れません。比較したHUAWEI Band 8はどの測定値も誤差が少なかったのに対し、口コミで指摘されていたように歩数は実際より15%も少なくカウント。測定項目によっては正確性に欠けます。
対応しているワークアウトは21種類と、比較したなかには100種類以上搭載している商品もある一方で少なめでした。とはいえ、そのうち7種類はWeb上で設定することで自動検知が可能になるため、端末を操作しなくてもスムーズに記録が開始できます。ウォーキングやランニングなど、特定のワークアウトを日々継続して行うのにぴったりですよ。
実際に身につけたモニターからは、軽い装着感に満足の声が多数。本体画面は縦長のスリムタイプのため、手首の動きを邪魔することがありません。本体重量が17.69gと軽量なうえ、シリコン製のバンドはやわらかく、「つけていることを忘れる」との声も聞かれました。通知フォントは8ptと大きめですが、画面が小さいため表示文字数は少なめです。
ウォッチフェイスは21種類を用意。替えバンドの種類は公式で7種類・非公式で25種類程度ありますが、比較した商品には200種類を超えたものもあり、選択肢は少なめです。しかし、ステンレス製やクリップタイプなど個性的な替えバンドが揃うため、お気に入りのデザインがあるなら問題なく使えるでしょう。
公式サイトの値段は税込12,800円(※執筆時点)。数千円台の端末と比べるとやや高めですが、4日以上でも余裕で持つバッテリーを搭載し、本格的に健康管理したい人には充実の機能性です。歩数計の正確性や豊富なワークアウトを期待するなら、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。
実際にFitbit Inspire 3と比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイスマートバンドと、機能性・測定値の正確性・使い勝手・装着感・バッテリーの持ち・ファッション性それぞれの項目でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
Fitbit Inspire 3よりももっといい商品を選びたい人は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
そもそもスマートバンドとは、腕につけて使うウェアラブル端末のことで、スマホと連携させて使います。スマホの通知確認や、健康や運動管理のためのコンディションの可視化など、生活に取り入れることでさまざまなデータを蓄積できますよ。スマートウォッチに比べ低価格なのも魅力です。
今回ご紹介するのは、米国Googleが親会社のフィットネス機器メーカーFitbitから、2022年9月に発売されたFitbit Inspire 3。薄型軽量のデザインと、最長10日間のロングバッテリーが売りのモデルです。メーカーではスマートウォッチやトラッカー(スマートバンド)に加え、付随するサービス「Fitbit Premium」なども展開しています。
なお、Fitbitシリーズを使用するにはGoogleアカウントが必要です。Fitbitアプリをスマホにインストールすることで、フィットネス・健康管理・睡眠・通知確認などの機能が使用可能に。無料でも使えますが、より本格的な分析を期待するなら有料プランも要チェックですよ。
好きなエクササイズを生活に取り入れることで、スマートバンドが測定した心拍数をもとに運動の強度を表示します。ストレスを軽減するための呼吸セッションや睡眠管理を行ったり、血中酸素や皮膚温などを常にチェックしたりなど、日々の健康管理をサポートする機能が満載です。
水深50mの防水性能もあり、プールやシャワーでも利用可能。睡眠の浅いタイミングで振動して目覚めを促すスマートアラーム機能も搭載し、すっきりと目覚める手助けをします。詳しいスペックは以下のとおりです。
<スペック詳細>
本体サイズは幅18.6×奥行39.32×厚さ11.75mm。重量は17.69gです。快適なつけ心地にこだわり、シリコン製のベルトはスリムでやわらかな設計。空気のように軽やかに着用できると謳っています。
今回はFitbit Inspire 3を含む、スマートバンド全19商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
はじめに、機能性を検証しました。
ワークアウトや健康データの測定・分析、付加機能についてチェックポイントを定め、各商品をチェックしました。
歩数は目標が設定でき、時間帯ごとの歩数グラフも表示。心拍数は安静時・有酸素運動時など体の状態に合わせて分析され、活動量やカロリー消費まで確認できます。
ワークアウトは21種類と少なめでした。比較した商品には100種類以上搭載しているものもあり、やや物足りなさを感じます。とはいえ、そのうち7種類は自動検知に対応(Webから設定必要)しており、目的の運動が対応していればスムーズに取り組めますよ。データ分析は非常に詳細で、運動効率を上げたい人におすすめです。
次に、測定値の正確性・使い勝手を検証しました。
各測定値の結果が専門機器で測定した結果と変わらないか、実際に使用して比較。正確性はパーセント表示でスコアを算出、評価しました。
また使い勝手について、操作が簡単で文字が大きく読みやすいものを基準にチェックポイントを設定。点数づけを行い評価しました。
心拍数も専門機器との誤差は2.6%と少なく、高精度でした。ただし、歩数計は実際の歩数より15%ほど少ないカウントに。「歩数計の精度がいまひとつ」という口コミどおりの結果となったため、歩数機能を重視する人には不向きです。
なお、比較したHUAWEI Band 8は、どの測定値も誤差がほとんどなく高精度でした。特に歩数は商品により測定精度に違いがあったため、運動機能を活用したい人はほかの商品もチェックしてみてくださいね。
続いて、装着感・ファッション性を検証しました。
スマートバンドに興味のあるモニター5人が実際に装着し、つけやすさやフィット感、重さやサイズ感などを評価。ファッション性は盤面やバンドの種類の豊富さを基準に評価しました。
体感の重さは、モニター全員が「満足」と回答。本体重量が17.69gと軽く、「つけていることを忘れる」「装着感が薄いぐらい軽い」という意見が並びました。日常生活ではもちろん、ランニングなどのフィットネス中にも負荷をかけず、ずっとつけていられる軽さですよ。
しかし、一部モニターからは「バンド先端をしまう遊革(ゆうかく)部分に出っ張りがあり、やや差し込みづらい」という声も。ベルトがやわらかなシリコン製のため、慣れるまでは差し込みにくさを感じるかもしれません。
<バンドの付けやすさ・邪魔に感じるかについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
非公式バンドもAmazonで25種類程度の取り扱いにとどまりました。比較した商品では、200種類以上確認できたものもあります。選ぶ楽しみを味わうには、やや物足りないラインナップといえるでしょう。
ウォッチフェイスも21種類とやや少なめ。気分やシーンにぴったりのデザインを選ぶという使い方は難しそうです。
最後に、バッテリーの持ちを検証しました。
スマホとペアリングした状態で実際に3日間装着し、10~19時でデスクワーク・自動測定をすべてオンにした状態で1日1回10分程度のウェーキングを行います。バッテリーが長く持つものほど高評価としました。
ただし、機能の使用頻度によっても変動するため、毎日バッテリーの残量を確認するのがよいでしょう。特に、常時点灯機能を使用するとバッテリーが2日も持たない傾向があるため、不要な機能は使わないなど工夫が必要です。
2022/09 発売
連続稼動時間 | 10日間(240時間) |
---|---|
本体高さ | 39.32mm |
本体幅 | 18.6mm |
本体厚さ | 11.75mm |
本体重量(g) | 17.7g |
良い
気になる
OS | Fitbit OS |
---|---|
GPS内蔵 | |
搭載センサー | 加速度センサー、光学心拍センサー、環境光センサー、血中酸素ウェルネス測定用の赤色および赤外線センサー |
画面の大きさ | 18.7mm(0.74インチ) |
充電方法 | 専用ケーブル |
防水性 | |
防塵性 | |
音楽保存 | |
専用アプリ | |
通知機能 | |
メール返信 | |
SMS返信 | |
LINE返信 | |
通話機能 | |
カメラ操作 | |
スマホ探知機能 | |
音声アシスタント | |
SOS発信 | |
転倒検出 | |
衝突事故検知機能 | |
アプリストア対応 | |
ベルト交換 | |
カスタマイズ可能 |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
11,520円
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販売価格:11,520円
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16,060円
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販売価格:16,060円
ポイント:0円相当
送料別
なお、公式サイトでの販売価格は税込12,800円(※執筆時点)です。公式サイトからの申込みで、通常月額640円のFitbit Premiumが6か月間無料で追加できます。ワークアウトをより活用したい人は、ぜひチェックしてみてください。
最後に、おすすめのスマートバンドをご紹介します。
HUAWEIのBand 8は、100種類の豊富なワークアウトと精度の高いヘルスケア機能が魅力。血中酸素濃度と心拍数の測定結果は、専門機器との誤差が1%未満という高精度です。専用アプリでは分析データから改善提案まで行われ、300種類以上の盤面が選べるなどファッション性も良好ですよ。
HUAWEIのBand 6も、ヘルスケア機能の精度の高さを発揮しました。睡眠測定や歩数計としての精度も高く、生活リズムの把握や運動データの分析にも役立つでしょう。専用アプリは用語説明やデータ解説を詳細に行い、健康管理にもうってつけ。替えバンドも豊富で、総合的にバランスのよい1台です。
連続稼動時間 | 14日間(336時間) |
---|---|
本体高さ | 43.45mm |
本体幅 | 24.54mm |
本体厚さ | 8.99mm |
本体重量(g) | 24.7g |
良い
気になる
OS | HarmonyOS |
---|---|
GPS内蔵 | |
搭載センサー | 6軸慣性センサー、光学式心拍センサー |
画面の大きさ | 37.3mm(1.47インチ) |
充電方法 | 専用ケーブル(磁気充電ポート) |
防水性 | |
防塵性 | |
音楽保存 | |
専用アプリ | |
通知機能 | |
メール返信 | |
SMS返信 | |
LINE返信 | |
通話機能 | |
カメラ操作 | |
スマホ探知機能 | |
音声アシスタント | |
SOS発信 | |
転倒検出 | |
衝突事故検知機能 | |
アプリストア対応 | |
ベルト交換 | |
カスタマイズ可能 |
HUAWEI Band 8を検証レビュー!スマートバンドの選び方も紹介
OS | HarmonyOS |
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対応OS | iOS、Android |
GPS内蔵 | |
心拍数の計測 | |
歩数の計測 | |
GPSの種類 | 不明 |
モデル | Bandシリーズ |
移動距離の算出 | |
消費カロリーの計測 | |
CPU | 不明 |
睡眠トラッキング | |
ヘルスケア機能の種類 | 心拍数測定、消費カロリー、睡眠トラッキング、血中酸素濃度計測、ストレス値測定、心拍数異常の警告、月経周期モニタリング、歩数計測 |
皮膚温度の測定 | |
連続稼動時間 | 最大14日間 |
血中酸素濃度の測定 | |
本体高さ | 43.0mm |
搭載センサー | 加速度センサー、ジャイロセンサー、光学式心拍センサー |
本体幅 | 25.4mm |
防水性能 | 水泳で利用可能 |
本体厚さ | 10.99mm |
画面サイズラインナップ | 1.47インチ |
最大輝度 | 不明 |
電子決済機能 | 不明 |
表示 | デジタル、アナログ |
本体重量(g) | 約18g(ベルトを含まず) |
ベルト素材 | シリコン |
タイプ | スマートバンド型 |
バッテリーの目安 | 14日間 |
搭載センサー | 加速度センサー、ジャイロスコープ、光学式心拍センサー |
カラーバリエーション | ダークグレイ、ゴールド |
電子決済の種類 | |
本体重量 | 18.0g |
ベルト素材 | シリコン |
盤面の種類数 | 30種類以上 |
ワークアウトの種類数 | 96種類 |
電源方式 | 充電 |
充電方法 | 専用ケーブル(磁気充電ポート) |
充電時間 | 不明 |
特徴 | |
対象 | ユニセックス |
用途 | ランニング、サイクリング、健康管理 |
製造国 | 不明 |
防塵・防水等級 | 5ATM |
防水性 | |
防塵性 | |
音楽再生 | |
音楽保存 | |
専用アプリ | |
通知機能 | |
タッチ操作 | |
物理ボタンあり | |
文字盤着せ替え機能 | |
メール返信 | |
SMS返信 | |
LINE返信 | |
通話機能 | |
地図表示 | |
カメラ内蔵 | |
カメラ操作 | |
スマホ探知機能 | |
音声アシスタント | |
ワークアウトの自動検出 | |
SOS発信 | |
転倒検出 | |
Wi-Fi対応 | |
Bluetooth対応 | |
アプリストア対応 | |
スマートキー機能 | |
ベルト交換 | |
カスタマイズ可能 |
HUAWEI Band 6をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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