スリムなボディと大型ディスプレイが売りのスマートバンド、Xiaomi Smart Band 8 Active。「軽くて1日中着用できる」「充電が長持ち」と評判です。しかし、「ボタンがなくて不便」「測定値があまり正確ではない」との口コミもあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の6つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のスマートバンドとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、スマートバンド選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
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目次
Xiaomi Smart Band 8 Activeは、はじめてスマートバンドを購入する人や安くて手軽につけられるものを探している人におすすめです。税込3,480円(執筆時点・公式サイト参照)とお手頃ながら、運動の記録・健康管理をいった基本性能は備えています。口コミどおりバッテリー性能も高く、上位モデルの「Smart Band 8」と同様に7日以上充電いらずで使えました。
重量はわずか14gほどで、モニターから「軽くて違和感のないつけ心地」と好評でした。ディスプレイに対しては「邪魔には感じない大きさ」「角ばっていて圧迫感がある」と両方の意見が。付属バンドはやや硬いうえに穴が小さいため、装着には少々慣れが必要といえます。
測定したワークアウトや心拍数などのデータは、専用アプリと本体とで共有可能。本体に表示される項目は少なめですが、アプリではより詳細なデータを確認できました。ただし、測定値に対する分析や具体的なアドバイスは足りない印象。生活習慣の改善に役立てたい人には物足りなく感じそうです。
「測定値があまり正確ではない」との口コミどおり、専門機器と本商品で測定したデータを見比べた結果、歩数と睡眠中の数値にズレが。歩数は実際よりも9%ほど少なく表示されました。同時に比較したSmart Band 8は歩数の誤差を0.2%に抑えたことを思うと、歩数計としては使いにくいといえます。
本体の色はブラックのみで、公式バンドの種類も5つだけと少なめ。バンドのバリエーションが豊かだったほかの商品と比較すると、ファッションによって遊べる幅が少ないといえます。測定データに基づくアドバイスがほしい人・デザインを変えて楽しみたい人は、ほかの商品を検討してみてください。
実際にXiaomi Smart Band 8 Activeと比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイスマートバンドと、各検証でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
Xiaomi Smart Band 8 Activeの購入を迷っている人はぜひチェックして、自分にとってのベストバイアイテムを見つけてみてくださいね!
スマホ・スマートウォッチといったスマートデバイス市場を牽引するXiaomi(シャオミ)。今回は2024年1月15日に発売したSmart Band 8 Activeをご紹介します。シリーズのエントリーモデルで、「みんなのスマートバンド」とのコンセプトを掲げています。
上位モデルの「Smart Band 8」との違いは、ディスプレイのサイズ。Smart Band 8は1.62インチの有機ELディスプレイ、8 Activeは1.47インチの液晶ディスプレイを採用しています。
なお、数値上は8 Activeのほうが小さいですが、ディスプレイが横に広がったぶん表示領域はSmart Band 8より10.5%アップ。コンパクトかつ画面が大きくて見やすいとアピールしていますよ。主な仕様は以下のとおりです。
スマートバンドとスマートウォッチの違いがわからず、どちらを買うべきか迷っている人も多いのでは?結論からいうと、具体的な用途が決まっていない・とりあえず使ってみたいという人にはスマートバンドが向いています。
スマホの通知を表示できる・健康管理や運動記録ができるといった基本性能はどちらも共通。サイズの観点で見ると、スマートバンドのほうが細身かつコンパクトです。機能性を比べると、スマートウォッチのほうがより多機能な傾向があります。
「手軽につけられるものがほしい」「基本的な性能があればいいので、コストを抑えたい」という人には、スマートバンドがぴったり。少し予算を出してでも高機能なものがほしい人はスマートウォッチを選んでみてはいかがでしょう。
今回はXiaomiのSmart Band 8 Activeを含むスマートバンド全21商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
Xiaomi Smart Band 8 Activeを実際に試した結果、4つものメリットがあるとわかりました。購入を考えている人はぜひ最後までチェックしてくださいね!
重量はわずか14.9g。実際に装着したモニター5名中4名が「軽くてつけやすい」と感じていました。「見た目よりも軽く感じる」「PC作業や運動時に気にならない重さ」といった声もあり、毎日気軽につけられそうです。
比較した商品を見比べてみると、大半が軽くて装着感がよいと好評でした。どの商品を選んでも重さはあまり気にならないといえるので、機能性やデザインを重視して選んでよいでしょう。
「充電が長持ちする」との口コミどおり、バッテリーの性能も優秀でした。スマホとペアリングして使ってみると、7日以上充電せずに使えました。旅行や出張に充電器を忘れて行っても慌てなくて済みそうです。
なお、同時に比較したSmart Band 8も7日以上バッテリーが持っていました。廉価版である本商品も上位モデルと同等のバッテリー性能を備えていたことを思うと、コストパフォーマンスがよいといえます。
機能面もなかなかの充実。歩数・心拍数・睡眠時間といった基本項目を測定でき、データは専用アプリと共有できます。本体に表示されるのはワークアウト時間・カロリー・心拍数の平均値・心拍ゾーンのみですが、アプリではもっと詳しく見られます。
スマホとペアリングし、LINEや着信通知を受け取ることも可能。メッセージの返信機能はありませんが、運動中や会議中にスマホを出さずに通知を確認できて便利です。
なお、Smart Band 8にはなかったカレンダーアプリが新たに追加されています。予定を一覧表示できるので、わざわざ手帳を開く回数を減らせますよ。
各機能の詳細は以下にまとめました。
<ヘルスケア>
税込3,480円(執筆時点・公式サイト参照)というリーズナブルさも魅力。2,000円以上高いSmart Band 8と比較しても、つけ心地の軽さ・基本的な健康管理機能・バッテリーの持ちといった点では見劣りしていません。
手頃な価格で気軽に試せるので、はじめてスマートバンドを買う人やXiaomi製品の性能を体感してみたい人は要チェックですよ。
実際に使った結果、気になるデメリットも5つありました。購入に踏み切る前に、自分に合う商品なのか確認しましょう。
専用アプリには運動や睡眠にまつわるデータが表示されますが、測定項目に対する分析やアドバイスは少なめ。専門用語の説明もやや不足しており、運動初心者には難しく感じるかもしれません。
なお、同時に比較した商品には、測定データに対する分析や生活習慣の改善案が充実しているものも。スマートバンドを生活習慣の見直しに役立てたい人は、一旦ほかの商品をチェックしましょう。
歩数の専門機器との誤差は9%以上とやや大きめ。実際の歩数よりも少なく表示されたのが懸念点です。一方、同時に比較したXiaomi Smart Band 8は歩数の誤差が0.2%と少なかったため、歩数計としての使いやすさは上位モデルに軍配が上がりました。
血中酸素濃度と心拍数の誤差は3%以下と少なめです。しかし、睡眠中のデータを専門機器と見比べると、入眠・起床時刻と深い睡眠・レム睡眠の回数と時間にズレが。「測定値があまり正確ではない」との口コミに頷ける結果となりました。
<専門機器との測定値の誤差>
明るさの自動調整機能がないのも難点。映画館に入るときや就寝前に、自分で画面を暗くする必要があるのは少々手間に感じます。指定時間に画面が暗くなるナイトモードも非搭載です。
口コミの指摘どおり、物理ボタンはありません。タッチ操作のみのため、誤作動しやすい点が気になりました。ホーム画面にアプリへのショートカットを作成できないため、目当ての機能を探すのにスクロールが増える可能性もあります。
Smart Band 8のディスプレイは有機EL・8 Activeは液晶を採用しており、解像度は8のほうが高いといえます。そのため、8 Activeのほうが画面が粗く、動作もややもっさりした印象を受けるかもしれません。
公式バンドの使い勝手も気になりました。素材が硬めで、実際に試したモニターからは「腕にフィットしない」という意見が出ています。「長さを調整する穴が小さめでとめにくい」という声も多く寄せられました。
ディスプレイの形状・大きさは賛否両論。「邪魔になりにくい大きさ」と感じる人がいた反面、「角ばったデザインで圧迫感がある」「スポーツをするときに気になる」というコメントも出ています。
対して、Xiaomi Smart Band 8はディスプレイもベルトも細く「邪魔にならない」と評価されていました。ディスプレイが横に広く見やすいのが8 Activeの魅力ですが、スッキリ装着したい人は Smart Band 8を検討してもよいでしょう。
デザイン面でも少々物足りなさを感じます。本体の色はブラックのみで、公式から提供されている交換バンドも5種類と少なめ。ファッションに合わせてバンドのカラーやデザインを変えたい人には、選択肢が少なく感じられそうです。
ウォッチフェイスは96種類用意されていますが、Xiaomi Smart Band 8が提供していた205種類と比べると少ないといえます。
なお、Amazonなどで入手できる非公式の交換バンドは44種類ほど確認できました。比較したほかの商品と並ぶと多くはありませんが、公式バンドにはない色・デザインを探している人はチェックしてみてください。
2024/01/15 発売
連続稼動時間 | 14日間(336時間) |
---|---|
本体高さ | 42.81mm |
本体幅 | 25.42mm |
本体厚さ | 9.99mm |
本体重量 | 14.9g |
ワークアウトの種類数 | 51種類 |
OS | 独自OS |
---|---|
タイプ | スマートバンド型 |
搭載センサー | 加速度センサー、SpO2センサー |
電子決済の種類 | |
ベルト素材 | TPU(熱可塑性ポリウレタン) |
充電方法 | マグネット充電 |
防水性 | |
防塵性 | |
GPS内蔵 | |
音楽再生 | |
音楽保存 | |
専用アプリ | |
通知機能 | |
タッチ操作 | |
メール返信 | |
SMS返信 | |
LINE返信 | |
ベルト交換 | |
通話機能 | |
地図表示 | |
カメラ操作 | |
スマホ探知機能 | |
音声アシスタント | |
SOS発信 | |
転倒検出 | |
アプリストア対応 | |
カスタマイズ可能 |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
4,980円
(最安)
販売価格:4,980円
ポイント:0円相当
送料別
(56件)
HUAWEIのBand 8は、健康・運動にまつわるデータを専用アプリで詳しく確認できます。専門用語やデータの解説が豊富なので、運動や健康について詳しくない人も理解しやすいでしょう。データに基づく改善提案があるので、生活の見直しに役立ちますよ。
測定値の正確性も上々。睡眠時間・歩数・心拍数などのデータは専門機器で測定した数値と比べてほとんど誤差がありませんでした。より正確なデータを残して健康を観察したい人にぴったりです。
本体のカラーはエメラルドグリーン・ミッドナイトブラック・サクラピンクの3色が用意されています。ECサイトでは非公式のバンドが50種類以上販売されているので、気分やファッションに合わせて交換しやすいですよ。
価格は税込7,480円(執筆時点・公式サイト参照)。XiaomiのSmart Band 8 Activeよりも値段は上がりますが、運動のモチベーションを上げたい・睡眠習慣を見直したい人は検討する価値があるでしょう。
Xiaomi Smart Band 8 Activeは公式サイトのほか、AmazonなどのECサイトでも購入可能。購入時、バンドのカラーを黒もしくはピンクから選択できますよ。
新たにGPSを搭載し、ランニングで走ったルート等を確認可能。税込8,980円(執筆時点・公式サイト参照)と、比較的リーズナブルな価格設定も魅力的です。より高機能なスマートバンドがほしい人は、ぜひチェックしてみてください。
スマートバンドの検証で上位を獲得した商品をご紹介します。XiaomiのSmart Band 8 Active以外にも、ぜひ以下のおすすめ商品も検討してみてくださいね。
連続稼動時間 | 14日間(336時間) |
---|---|
本体高さ | 43.45mm |
本体幅 | 24.54mm |
本体厚さ | 8.99mm |
本体重量 | 14.0g |
ワークアウトの種類数 | 100種類 |
良い
気になる
OS | HarmonyOS |
---|---|
タイプ | スマートバンド型 |
搭載センサー | 6軸慣性センサー、光学式心拍センサー |
電子決済の種類 | |
ベルト素材 | シリコン、TPU |
充電方法 | 専用ケーブル(磁気充電ポート) |
防水性 | |
防塵性 | |
GPS内蔵 | |
音楽再生 | |
音楽保存 | |
専用アプリ | |
通知機能 | |
タッチ操作 | |
メール返信 | |
SMS返信 | |
LINE返信 | |
ベルト交換 | |
通話機能 | |
地図表示 | |
カメラ操作 | |
スマホ探知機能 | |
音声アシスタント | |
SOS発信 | |
転倒検出 | |
アプリストア対応 | |
カスタマイズ可能 |
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