視認性の高い1.62インチの大型ディスプレイを搭載したスマートバンド、Xiaomi Smart Band 7。インターネット上では「軽くて装着していて邪魔にならない」「バッテリー持ちがよい」と評判な一方で、「測定値が正確ではない」と気になる口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の6つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のHUAWEI Band 8やBand 6などのスマートバンドとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、スマートバンド選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
測定精度も優秀。専門機器の測定値と比べたところ、血中酸素濃度と心拍数の誤差は1%前後にとどまり非常に正確でした。入眠・起床時刻や睡眠時間の合計も、ほぼズレなく計測が可能。歩数計の誤差は約8%と少し大きめなものの、「測定値が正確ではない」という口コミに反し、全体の精度は申し分ありません。
使い勝手も良好です。ディスプレイは1.62インチと大型ながら縦に長く通知の文字は読みにくいものの、タッチパネルに対応していて操作はスムーズ。右フリック操作で前の画面に戻ったり、ホーム画面がループできたりと、スマホに近い感覚で操作できますよ。寝る前に明るい光を浴びないよう、指定時間で画面が暗くなるナイトモードも搭載されています。
「軽くて装着していて邪魔にならない」という口コミどおり、実際の装着感も好評でした。13.5gと軽量のため、モニターからは「少しも重さを感じない」との声が多数。リストバンド感覚で装着でき、違和感や動きを妨げません。シンプルなバンドのため、装着・サイズ調整も簡単でした。
比較した多くの商品と同様にバッテリー持ちも十分。「バッテリー持ちがよい」との口コミどおり、4日以上連続で使用できました。盤面デザインは120種類以上・交換バンドは純正5種類・非純正が200種以上と非常に充実しており、ファンションアイテムとしても楽しめます。
公式サイトの価格は、税込4,990円(※執筆時点)と比較したなかでも手に取りやすい価格帯です。機能的で装着感もよく、気軽に身に着けられるのは大きな魅力でしょう。しかし、HUAWEIのBand 8やBand 6とは異なり、データや用語の見方を学ぶ必要があるのは惜しいところ。予算を数千円上げて、ほかの商品もチェックしてみてはいかがでしょう。
Xiaomi Smart Band 7の購入を迷っている人はぜひチェックして、自分にとってのベストバイアイテムを見つけてみてくださいね!
そもそもスマートバンドとは、腕に装着するウェアラブル端末でスマホと一緒に使用するアイテムのこと。スマホに届く通知を簡単にチェックできるだけでなく、生体データを記録・蓄積し、生活習慣の改善に役立てることも可能です。スマートウォッチより価格が安く、搭載機能も基本的なものに抑えられています。小型でスリムなのも特徴で、初心者にもおすすめですよ。
今回紹介するXiaomi Smart Band 7は、視認性の高い1.62インチの大型ディスプレイが特徴。前モデルであるMi スマートバンド 6よりも表示領域が約25%広く設計されています。高画質の有機ELを採用しており、画面の隅々まで確認しやすいつくりです。
販売元は、中国の総合家電メーカーXiaomi。家電やスマホ・IoT家電などを幅広く手掛けており、手頃な価格ながらも高機能を謳う商品が人気です。スマートバンドにおいては、滑らかなタッチ操作にこだわったモデルや、薄型軽量設計のモデルなどを取り扱っています。
ヘルスケア機能では、1日中血中酸素濃度や心拍数をモニタリング。異常が生じた際には、スマートバンド本体が振動する仕組みです。睡眠トラッキング機能も搭載しており、さまざまな睡眠パターンの記録が可能。眠りの深さやレム段階をスマホから確認できるため、睡眠の質の改善に役立てられるでしょう。
そのほか、女性のための健康管理やストレスレベルのモニタリング・深呼吸のトレーニングなども行え、健康面でのサポート機能が充実しています。なお、詳細は以下のとおりです。
今回はXiaomi Smart Band 7を含む、スマートバンド全19商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
はじめは、機能性の検証です。
ストレスや運動量などの健康データを測定・分析できるか確認。スマホとの連携機能や付加機能が充実しているかもチェックしました。
ヘルスケア機能も豊富で、ストレスや心拍数・消費カロリーなどを測定できます。比較したなかには睡眠データは記録のみしか行えないモデルもあったのに対し、本商品は睡眠の問題点を分析し、改善策の提案まで行える点が特徴です。謳い文句どおり睡眠の質の改善に役立ちますよ。
血中酸素濃度は常時測定でき、平均値や最大・最小値の表示も可能。比較したなかには睡眠時しか血中酸素濃度を測れない商品があったのに対し、本商品は運動中も測定し続けるので、体の疲れにくさや健康状態も把握できます。ただし、医療用途では使えない点には注意しましょう。
専用アプリには用語の解説もありますが、やや不適切な部分もあります。運動関連は用語説明が不足していたり、どう操作すれば説明を読めるかわからなかったりする場面も。比較したHUAWEIのBand 8やBand 6とは異なり、データを活用したい場合には用語やデータの見方の確認が必要でしょう。
指定の時間になると画面が暗くなるナイトモードを搭載。寝る前に明るい光を浴びないように配慮された設計も魅力です。
次に、測定値の正確性と使い勝手を検証しました。
はじめに、スマートバンドで心拍数や睡眠トラッキングなどを測定。専門機器の測定値と比べて、ズレが生じていないかをチェックしました。
また、操作ボタンの機能や画面の操作性・文字サイズの大きさなども確認。使いやすさを総合的に評価しました。
専門機器の測定値と比べても、心拍数と血中酸素濃度の誤差は1%前後と測定精度は非常に正確でした。比較したなかには3%も誤差が出たものもあったのに対し、本商品は高い精度での測定が可能です。睡眠トラッキングの精度も良好で、入眠・起床時刻や睡眠時間の合計はほとんどズレがありません。
一方、歩数計は正確性に欠ける結果に。比較した半数近いアイテムは5%以内の誤差にとどまったのに対し、本商品は約8%もズレが生じてしまいました。歩数計については「測定値が正確ではない」という口コミどおりです。とはいえ、普段の散歩などカジュアルな使用では気にならない範囲でしょう。
詳細な内容を記載したテキストの文字はやや小さめですが、通知タイトルの文字サイズは11ptと、比較したなかではトップクラスの大きさでした。タイトル通知は、ぱっと見でも認識しやすいでしょう。なお、詳細以下のとおりです。
続いて、装着感とファッション性の検証です。
まず、モニター5人がスマートバンドを実際に着用。バンドの調整幅やスマートバンドの重さ・サイズなどをチェックし、装着感を評価しました。
スマートバンドのカラーやデザインの種類を確認。盤面デザインや純正・非純正交換バンドの数もチェックしました。
「軽くて装着していて邪魔にならない」という口コミどおり、つけ心地も高評価でした。13.5gと軽量のため、モニターからは「少しも重さを感じない」との声が多数寄せられています。リストバンドのように細身なうえ、腕にフィットしやすく、装着中も違和感や手首の動きを妨げることはありませんでした。
バンドのつけやすさも、「シンプルでわずらわしさが一切ない」と好評。比較したなかには工程が多かったり硬かったりと装着に手間がかかる商品もありましたが、こちらはリングに通してボタンで止めるだけと簡単でした。穴の感覚が狭く、自分の腕に合わせてサイズ調整がしやすいのもうれしいポイントです。
<バンドのつけやすさ・邪魔に感じるかについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
ファッション性の高さも魅力。比較したなかには盤面デザインが1種類のみの商品もあったのに対し、本商品は120種類以上とかなり充実。メーカーの謳い文句どおり、自分らしい個性をアピールできますよ。
本体カラーは黒のみですが、交換バンドは純正5種類・非純正200種以上と豊富です。ファッションや気分に応じてバンドをつけ替えて楽しんでみてください。
最後に、バッテリーの持ちを検証しました。
スマホに接続したスマートバンドを3日間装着。自動測定はすべてオン・画面の常時点灯はオフにした状態で、バッテリー持続時間をチェックしました。
バッテリーの持続時間は4日以上と長めでした。「バッテリー持ちがよい」との口コミどおり、長時間の外出でも問題なく使用できますよ。
比較したすべてのスマートバンドが3日以上バッテリーが持続し、商品ごとに大差はありませんでした。ただし、どの商品でも画面の常時点灯をオンにしていると、バッテリーの消費が激しくなります。バッテリーを長持ちさせるためにも、使用しないときは点灯をオフにしておきましょう。
2022/07/15 発売
連続稼動時間 | 約14日間(通常使用)/約9日間(ヘビーユース) |
---|---|
本体高さ | 46.5mm |
本体幅 | 20.7mm |
本体厚さ | 12.25mm |
本体重量 | 13.5g |
ワークアウトの種類数 | 110種類 |
良い
気になる
OS | 独自OS |
---|---|
タイプ | スマートバンド型 |
搭載センサー | 心拍センサー |
電子決済の種類 | |
ベルト素材 | 熱可塑性ポリウレタン |
充電方法 | 専用ケーブル(磁気充電ポート) |
防水性 | |
防塵性 | |
GPS内蔵 | |
音楽再生 | |
音楽保存 | |
専用アプリ | |
通知機能 | |
タッチ操作 | |
メール返信 | |
SMS返信 | |
LINE返信 | |
ベルト交換 | |
通話機能 | |
地図表示 | |
カメラ操作 | |
スマホ探知機能 | |
音声アシスタント | |
SOS発信 | |
転倒検出 | |
アプリストア対応 | |
カスタマイズ可能 |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
3,680円
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販売価格:3,680円
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(2,503件)
最後に、正確に歩数を計測できた商品をご紹介します。
HUAWEI Band 8は、どの項目も非常に正確に測定が可能。専用アプリでは、データに基づいた改善提案が受けられるので、細かく健康管理したい人にもぴったりです。通知タイトルの文字が小さいため、一度に多くの通知内容のチェックが可能。薄型・軽量で装着中も邪魔になりません。
HUAWEI Band 6は、ボタンでの操作もできてタッチ操作に慣れない人でも使いやすいアイテム。歩数計の精度が高く、歩幅や運動強度といった細かな運動データの取得も可能です。大型ディスプレイを搭載しており、通知の見やすさも良好。直射日光下でも画面が見やすい点も魅力です。
連続稼動時間 | 14日間(336時間) |
---|---|
本体高さ | 43.45mm |
本体幅 | 24.54mm |
本体厚さ | 8.99mm |
本体重量 | 14.0g |
ワークアウトの種類数 | 100種類 |
良い
気になる
OS | HarmonyOS |
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タイプ | スマートバンド型 |
搭載センサー | 6軸慣性センサー、光学式心拍センサー |
電子決済の種類 | |
ベルト素材 | シリコン、TPU |
充電方法 | 専用ケーブル(磁気充電ポート) |
防水性 | |
防塵性 | |
GPS内蔵 | |
音楽再生 | |
音楽保存 | |
専用アプリ | |
通知機能 | |
タッチ操作 | |
メール返信 | |
SMS返信 | |
LINE返信 | |
ベルト交換 | |
通話機能 | |
地図表示 | |
カメラ操作 | |
スマホ探知機能 | |
音声アシスタント | |
SOS発信 | |
転倒検出 | |
アプリストア対応 | |
カスタマイズ可能 |
連続稼動時間 | 最大14日間 |
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本体高さ | 43.0mm |
本体幅 | 25.4mm |
本体厚さ | 10.99mm |
本体重量 | 18.0g |
ワークアウトの種類数 | 96種類 |
良い
気になる
OS | HarmonyOS |
---|---|
タイプ | スマートバンド型 |
搭載センサー | 加速度センサー、ジャイロスコープ、光学式心拍センサー |
電子決済の種類 | |
ベルト素材 | シリコン |
充電方法 | 専用ケーブル(磁気充電ポート) |
防水性 | |
防塵性 | |
GPS内蔵 | |
音楽再生 | |
音楽保存 | |
専用アプリ | |
通知機能 | |
タッチ操作 | |
メール返信 | |
SMS返信 | |
LINE返信 | |
ベルト交換 | |
通話機能 | |
地図表示 | |
カメラ操作 | |
スマホ探知機能 | |
音声アシスタント | |
SOS発信 | |
転倒検出 | |
アプリストア対応 | |
カスタマイズ可能 |
HUAWEI Band 6をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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