Anker Solix C1000 Gen 2 Portable Power Station A17635Z1を検証レビュー！ポータブル電源の選び方も紹介

Ankerの「Solix C1000 Gen 2 Portable Power Station A17635Z1」は、1,024Whの容量で独自の急速充電技術「HyperFlash™」により、約54分でフル充電が可能と謳っています。UPS機能を搭載しており、停電時には自動で電力供給へ切り替わるため、非常時にも便利。専用アプリを使えば、遠隔操作や充電状況の確認も行えます。

出力性能は非常に優秀で、定格出力1,550Wを実現。オイルヒーターや電気ケトルなど、消費電力の高い家電も使用できるでしょう。家電の種類を問わず柔軟に対応できる点は大きな魅力で、アウトドアや非常時の電源としても頼りになる存在です。実容量は860Whで、災害時に発生しうる短時間の停電ならカバーできるでしょう。

耐久性の面では、リン酸鉄リチウムイオン電池を搭載し、BMSとUPSを搭載することで過充電・過放電を防ぐ安全設計が施されています。長期間の使用にも耐えうる構造で、安定性を重視する人にとっても安心です。ただし、防水・防塵性能が明記されていないため、気になる人は専用の防塵・防水バッグを購入するのがおすすめです。

持ち運びは重量が11.26kgとやや重めで、両手用の持ち手があるものの車輪は備わっていないため、自宅での使用に適しています。耐久性を重視して長く活用したい人におすすめですが、屋外での利用頻度が高い場合は、防水性能の有無も含めて用途に応じた検討が必要でしょう。