E-Power Solutionsは、大阪府池田市に本社を構えるノートPC向けアクセサリを中心に展開する企業で、実用性と携帯性を両立した商品設計を行っています。「SLIM 70W」は、同社の軽量・薄型モデルのなかでも最上位クラスに位置づけられ、70Wという高出力ながら持ち運びやすさにも優れた仕様が特徴です。充電の速さでは70.19Wの高出力が記録されており、ノートPCのほか、スマホやタブレットなど幅広いデバイスへの急速充電にも対応できる性能でした。サイズは約48.92cm3(84×45.5×12.8mm)と非常に小型です。コンセントプラグは折りたたみ式、重量も約79.5gと軽量で、ビジネスバッグや小型のガジェットポーチにもすっきり収まる携帯性が魅力です。サイズ・重さともに、外出先での使用を想定した設計といえます。薄型・軽量を求めながらも、出力性能にも妥協したくない人にぴったりの1台です。外出の多いビジネスパーソンや、ミニマル志向の人におすすめします。
Anker Power Bank (25000mAh, Built-In & 巻取り式USB-Cケーブル)
Anker Power Bank(25000mAh, Built-In & 巻取り式USB-Cケーブル)は、高速充電できて持ち運びやすいモバイルバッテリーを探している人におすすめです。比較した商品内では珍しく、巻き取り式・一体型のUSB Type-Cケーブルの2本が本体についています。別途ケーブルを持ち運ぶ必要がありません。ほかにUSB Type-C・Type-Aポートもあり、最大4台の機器へ同時充電が可能です。実際にMacBook Pro 16インチにつないで最大出力を測定すると、91.518Wでした。比較したなかには40W程度の商品もありましたが、こちらはほとんどのノートPCを充電できる目安の65Wを優に上回っています。低電流モードがあるため、ノートPC以外にも、スマートウォッチ・イヤホンなど幅広い機器の充電に使えますよ。表記容量の25,000mAhに対し、実容量は15,096mAhと豊富だったこともポイントです。比較した商品には変換ロスが50%前後に達したものもあったなか、こちらは39.62%に抑えられていました。口コミの指摘に反し、容量は少なくはありません。外出先で長時間PC作業を行えるでしょう。モバイルバッテリー本体への充電もスピーディに行えます。比較した一部商品の最大入力は30Wだったのに対し、本品の最大入力は100Wとかなり高い数値でした。お出かけ前・仕事の休憩時間など、短時間でもある程度充電できるので便利です。モバイルバッテリー本体へ充電しつつ、ノートPCへ給電することもできますよ。本体の液晶には、バッテリー残量が%単位で細かく表示されるので、突然バッテリー切れする心配も少なめです。これ1台あればさまざまな機器とつないでスピーディに充電できるので、ぜひこの機会に購入を検討してみてくださいね。<おすすめな人>持ち運びやすいものを探している人スピーディに充電できるものがほしい人<おすすめできない人>とくになし
E-Power Solutions ADAMON 65Wは、コンパクトなノートPC充電器をお探しのすべての人におすすめです。実際に最大出力を計測するとType-Cポートで64.98Wを記録。「きっちり65W出る」との口コミどおり、公称値65Wとほぼ変わらない数値でした。比較した多くの商品と同様にMacBook Proのような高性能PCも高速充電が可能。充電時間を短縮したい人にうってつけです。機器にあった電力を供給できるPPSにも対応しています。ポート数はType‐Cの1つのみで同時充電はできませんが、比較した複数ポートを搭載しているものより携帯性に優れているのが魅力。体積は公称値どおり46.11cm3しかなく、比較したなかでトップクラスの小ささでした(※2024年11月時点)。プラグも折りたたみ可能で、小さなバッグやポケットにも気軽にしまえるでしょう。重量を計測した結果、65gと非常に軽量。比較した商品内での最小値を叩き出しました(※2024年11月時点)。「大きくて重い」という口コミに反し、重量が持ち運びの負担になることは少ないでしょう。プラグ面もコンパクトで、使用中に隣のコンセントに干渉しにくい点もメリットといえます。「世界最小・最軽量(※)」と謳うとおり、コンパクトで持ち運びやすい本商品。ノートPCやスマホ以外にもゲーム機やドローンなど幅広い機器に充電でき、さまざまなシーンで活躍するでしょう。オフィス外で電子機器を使用することが多い人は、ぜひこの機会にチェックしてみてください。E-Power Solutions調べ<おすすめな人>コンパクトなノートPC充電器を探している人ほかのコンセントに干渉しないものがほしい人高性能ノートPCをスピーディに充電したい人<おすすめできない人>特になし
Xiaomiの165W Power Bank 10000mAhは、小型デバイスを充電したい人におすすめ。Xiaomiのスマートフォンをハイパーチャージするための商品で、容量は10,000mAhと少なめです。14インチのMacBook Pro(M1 Pro)のフル充電は難しいものの、比較した一部商品は非対応だった省電力モードを搭載しています。イヤホンや加熱式タバコなどの小型のデバイスも途中で途切れることなく充電できますよ。パソコンの充電の速さにも期待できます。実際に充電時の最高出力を測定したところ、一体のType-Cケーブルでは61.66Wを記録。Type-Cポートからは最大43.88Wと低めでしたが、一体型のケーブルなら大型のMacBook Proも急速充電できるほどの出力でした。「充電速度がとても速い」との口コミにもうなずけます。本体をスピーディに充電できることもメリットです。本体への充電は一体型のType-Cケーブルで90Wの入力に対応。わずか15分で75%も充電が可能です。比較したなかには本体入力が30Wと低い商品もありましたが、こちらは前日に充電し忘れてしまっても、身支度の合間にサッと充電を済ませられます。利便性の高さも魅力です。比較したなかでも珍しいType-Cケーブル内蔵型で、USB Type-Cポートも活用するとデバイス2台を同時に充電できます。本体とデバイスを同時に充電するパススルー充電には対応していませんが、電池残量は1%単位でわかりやく表示されるため、充電のタイミングを計りやすいでしょう。一方で変換ロスが41.73%と高く、実容量が5,827mAhと少ない点はネック。「容量が10,000mAhと少ない」との口コミどおり、用途によっては容量が足りないと感じるでしょう。本体重量は約315gと容量のわりに重く、持ち歩きやすさもいまひとつです。小型デバイスの充電には向いていますが、ノートPC用としたい人や携帯性を重視する人は、ほかの商品もチェックしましょう。<おすすめの人>本体をスピーディに充電できるものを探している人バッテリー残量がわかりやすいものがよい人<おすすめできない人>ノートPCをフル充電したい人
Anker Prime Power Bank (20000mAh, 200W)
Anker Prime Power Bank (20000mAh, 200W)は、ノートPCを2台同時に急速充電したい人におすすめです。実際にMacBook Pro 16インチを充電した際の最高出力は92.91Wと検証トップクラス。比較した商品にはスマホやタブレットの充電しか難しい20W未満のものも多くあったなか、MacBook Proのような高性能ノートPCの急速充電にも対応できるスペックでした。2ポートを同時に使っても高出力を維持し、MacBook Pro 16インチとiPad mini6をそれぞれ94.97W・59.81Wで充電できました。比較した多くの商品で2ポートの合計出力が65Wに満たなかったのに対し、こちらは合計154.05Wとかなり高めです。スマホやタブレットはもちろんノートPC2台も短時間で充電でき、仕事が忙しい人にも重宝するでしょう。ポート数はType-C2つ・Type-A1つの合計3つで、3台同時充電にも対応。液晶画面にはバッテリー残量や入出力の状況が数字で細かく表示され、比較したインジケーター式のものより充電のタイミングがわかりやすいのも魅力です。入力も出力と同じ100W(公称値)なので、本体への充電もスピーディに完了しますよ。一方、表記の20,000mAhに対して実容量が11,391mAhと、43.05%もの変換ロスがあったのは惜しいところ。上位商品にはiPhone14を約4回フル充電できる実容量のものもあったなか、本商品は約3回分とやや少ない点に注意しましょう。「大きく重い」との口コミどおり、厚みが5cm・重量が540gとかさばりやすいため、持ち運びにも不向きな印象です。ノートPCにも対応できる出力がある分、価格が約2万円(※2025年2月時点)と高額なのもネック。比較したところ、スマホやタブレットの充電に対応した20Wクラスの商品は6,000円前後で購入可能でした。変換ロスの少ない商品がほしい人や、スマホやタブレットだけの使用で十分という人は、ほかの商品も検討してみてください。<おすすめな人>MacBook Proのような高性能ノートPCを急速充電したい人複数台を短時間で充電したい人バッテリー残量を細かく把握したい人<おすすめできない人>1回分でも多く充電したい人持ち運びの負担を軽減したい人スマホやタブレットだけを充電したい人
CIO SMARTCOBY TRIO 20000mAh CIO-MB67W2C1A-20000は、予算を抑えながらより便利なバッテリーを選びたい人におすすめ。ノートPCを充電し専用機器で出力を測定すると、最大出力は66.04Wでした。比較した全商品の平均値の約92W(※執筆時点)は下回ったものの、満足といえる基準の65Wはクリアし、「充電が速い」との評判どおり多くのノートPCを高速充電できる性能です。バッテリー本体への充電もスピーディ。本体への入力は67W(公称値)で可能。比較したなかには10Wと少しずつしか充電できず、満タンになるまでに約8時間かかる商品もあったのに対し、約2時間あれば満充電できます。使いたいときにバッテリー切れで使えないといった事態も防ぎやすいでしょう。小型ながら利便性も十分です。出力ポートはType-Cを2つとType-Aを1つ搭載し、同時充電が可能。本体を充電しながら、ノートPCにも充電できるパススルー充電にも対応します。バッテリーの残量がパーセント表示される点もメリット。ただし、低電流モードはありません。「あらゆるシーンやデバイスへの充電に対応」と謳っていますが、小型機器を充電中に過電流でストップする場合があることには注意しましょう。変換ロスがやや大きいところも気がかりです。バッテリーの実容量を計測したところ、容量の公称値が20,000mAhなのに対して、実際の容量は11,821mAh。変換ロスは40.89%で、効率がよいとされる基準の35%を上回りました。比較した商品内では変換ロスが大きいものが大半を占めており、本品も「バッテリーの減りが早い」との口コミどおり。MacBook Air 15インチ(M2)はフル充電できません。執筆時点での値段は税込8,980円と、1万円以下で手に入る本商品。充電スピード・機能性は申し分なく、できるだけ価格を抑えたい人におすすめです。小型機器を充電したい人や、実容量が多いものがよい人はほかの商品もチェックしてみてくださいね。価格は公式サイト参照