最速60分の緊急充電に対応した、Jackery(ジャクリ) ポータブル電源 1000 New。しかし、インターネット上には口コミが少なく評判がわからないため、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の2つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のポータブル電源とも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行っているので、ポータブル電源選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
Jackery ポータブル電源 1000 Newは、大容量ながら車中泊にも使えるほどコンパクトな1台を探している人におすすめです。1,070Whと比較したなかでもトップクラスの大容量で、そのうち実際に使用できる電力は88.4%と優秀。比較したなかには公称値の50%程度しか使えない商品もあったなか、本商品は極めて効率的です。一般的な13Wのスマートフォンであれば、約72回も充電できますよ。
重さ10.8kgと比較した同容量帯の商品よりも軽く、持ち運びやすくなった点も大きな魅力です。サイズは幅327×奥行224×高さ247mm。従来のJackery 1000シリーズより軽量コンパクトに改良したモデルなので、取り回しのよさに優れています。スペースが限られる車内でも置き場所に困りにくいでしょう。
機能面では、車中泊で使いやすい機能が充実しています。シガーソケットでの充電に加えてパススルー充電に対応しているので、車内で本体を充電しながら家電を使うことも可能。定格出力1,500Wと比較したなかでもかなり大きいので、電子レンジやルームエアコンなど高出力の家電を動かせるところも魅力です。
公式ECサイトでの販売価格は税込139,800円(※執筆時点)。ソーラー充電機能や、夜キャンプや停電時に役立つLEDライトも搭載しています。一方で、比較した一部商品が搭載していた防水機能はありません。屋外や海辺でも気兼ねなく使える商品を選びたい人は、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。
アメリカ・カリフォルニアに本社を置くJackery。 ポータブル電源やソーラーパネルにおける世界的リーディングブランドで、全世界での累計販売台数は400万台以上を誇ります。
今回ご紹介するJackery ポータブル電源 1000 Newは、同社1,000Whモデルの新機種として2024年7月に発売の製品。従来モデル(1000 Pro)に比べて出力・寿命が大幅にアップしつつ、全体のサイズは20%コンパクトになりました。
本体サイズは幅327×奥行224×高さ247mm。重量わずか10.8kgと、市販の1,000~1,500Whクラスのなかでは最軽量※を実現しています。
2024年6月時点、1000Wh帯双方向インバーター搭載のリン酸鉄搭載モデルにおいて(Jackery調べ)
容量は1,070Wh。従来モデルの「1000」(2020年発売)および「1000 Pro」(2022年発売)に比べて、定格出力は1,000Wから1,500Wにアップ。電気ケトルや電子レンジなど高出力の家電も含めて、ほぼすべての家電が使えるよう進化しました。
従来モデルは三元系リチウムイオン電池だったのに対し、本商品は高寿命なリン酸鉄リチウムイオン電池を採用。充電サイクル(寿命)が1,000回から4,000回※にアップし、1日1回充電した場合で最長10年使用できると謳っています。
4,000サイクル放充電後も、工場出荷時の容量の70%以上を維持できます
さらに、最速1時間でフル充電できる緊急充電にも対応。バッテリー寿命を1.5倍に延長する「バッテリー節約モード」や、自然放電を抑える「超ロングスタンバイモード」も新たに搭載しています。
主な家電の使用回数・使用時間は以下のとおりです。
最大100WのデュアルPD(Power Delivery)の高速充電に対応。スマホとパソコンの同時充電も可能です。
なお、公式サイトで消費電力(ワット数)を入力すると、稼働時間のシミュレーションができます。お手持ちの家電の使用時間が気になる人は活用してみてくださいね。
今回はJackery ポータブル電源 1000 Newを含む、 ポータブル電源を実際に用意して、比較検証レビューを行いました
具体的な検証内容は以下のとおりです。
電力の使用効率
機能性
人気のポータブル電源を比較検証したところ、Jackery ポータブル電源 1000 Newには2つの魅力がありました。購入を検討している人は、ぜひチェックしてくださいね。
メーカー公称の電池容量(1,070Wh)に対する電力の使用効率は、88.4%と非常に優秀。高効率の基準といえる80%を大きく上回っており、電力のロスはほとんどありません。一般的な13Wのスマートフォンなら約72回充電できますよ。
比較したなかには、実際に使える電力が公称値の50〜60%台と損失が大きいものも。本商品は電力のロスが最小限なので、連泊するキャンプや停電に備えて数日分の電力を確保しておきたい人におすすめです。容量も大きいので、災害時の備えとしても心強いですよ。
これまでマイベストで検証したJackeryのポータブル電源のなかでも、電力の使用効率が高いほうでした。
車内で使いやすい機能が充実しているところが魅力。詳細は以下のとおりです。
シガーソケットでの充電や、本体を充電したまま家電が使えるパススルー充電に対応。車内で本体を充電しつつ、同時にほかの家電に給電できて時短につながりますよ。
また、別売りのソーラーパネルを使えば太陽光からの充電も可能。夜間の照明として役立つLEDライトも搭載しています。比較したなかには、LEDライトを搭載していない機種も多数ありました。
ワイヤレス充電には対応していませんが、車中泊や災害時の備えとしては申し分のない機能を備えています。
メリットの多いJackery ポータブル電源 1000 Newですが、1つ気になる点も。デメリットも知ったうえで、購入するかどうか決めてくださいね。
防塵・防水性能がないのは惜しいところ。屋外でも使えますが、水辺での使用や突然の雨には注意が必要です。故障のリスクを避けるためにも、屋内や車内メインで使うことをおすすめします。
比較したなかでも防水性能を備えていたのは、ごく一部の商品でした。屋外での使用が多い人は、防水機能の有無もチェックしておきましょう。
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
82,826円
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販売価格:83,585円
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Jackery ポータブル電源 1000 Newのデメリットが気になる人には、こちらの商品もおすすめです。
DEENO X1500は、屋外で気兼ねなく使いたい人におすすめ。IP54相当の防塵・防水性能を備えており、粉塵や水濡れに強いところが魅力です。
電力の使用効率も94.6%と極めて高く、電力のロスはほとんどありません。電池容量が1,036Whと大きいので、2日程度の停電に耐えられるパワーを備えています。
太陽光やシガーソケットからの充電に加えて、LEDライトやワイヤレス充電機能も搭載。アウトドアから災害時まで、幅広いシーンで役立つ商品です。
Jackery ポータブル電源 1000 Newは、公式オンラインショップ限定で販売されています。値段は執筆時点で税込139,800円です。
また、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングにもJackeryの公式ショップがあります。ポイント還元率も考慮しつつ、使いやすいサイトを選んでくださいね。
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