AC充電器とモバイルバッテリーの1台2役をこなすモバイルバッテリー、Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion, 45W)。「2台同時に充電できて便利」と評判ですが、なかには「重さがしんどい」「急速充電できない」といった気になる口コミもあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気の5,000mAhモバイルバッテリーとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、5,000mAhモバイルバッテリー選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
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目次
Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion, 45W)は、AC充電器としても使えるモバイルバッテリーを探している人におすすめです。比較したなかでは珍しくACプラグを内蔵しており、充電器・モバイルバッテリーの2通りの使い方が可能。「2台同時に充電できて便利」との口コミどおり、2つのType-CポートでスマホとノートPCを同時に充電できます。充電器とモバイルバッテリーを別々に持ち運ぶ必要がなく、旅行や出張時の荷物も減らせるでしょう。
実際にモバイルバッテリーとしてMacBook Pro 16インチを充電したところ、Type-Cポートの出力は最大18.25Wを記録。比較した商品には10W前後しか出ないものもあったなか、急速充電するのに申し分ない性能を備えていました。「急速充電できない」という口コミに反し、外出先で急いでスマホを使いたいときにも心強いアイテムです。
iPhone14を1回分フル充電できる容量も備えています。表記の5000mAhに対して、実容量は3,350mAhと十分。比較したなかには表記の60%以下しか使えないものもありましたが、こちらは約67%の容量を使用可能でした。バッテリー本体を充電しながら機器を充電できるパススルーにも対応しており、効率的に充電できますよ。
ただし、ACプラグが内蔵されている分、サイズが大きく持ち運びにはあまり向いていません。厚さが約3cmあり、スマホと重ねて持つにはかさばります。重量も約200gと、比較した多くの商品が150g以下だったなか「重さがしんどい」との口コミどおりでした。ポケットやバッグに入れて持ち運ぶことを想定している人は、モバイルバッテリー単機能の薄型モデルを検討してくださいね。
実際にAnker 521 Power Bank (PowerCore Fusion, 45W)と比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイ5000mAhモバイルバッテリーと、各検証でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion, 45W)のデメリットが気になる人は、ぜひこちらも検討してみてくださいね。
CIO
高出力でコンパクト。Apple製品を複数充電する人に
中国の深圳市に本社を置くハードウェアメーカー、Anker(アンカー)。Google出身の数名の若者達によって設立されたことで知られています。モバイルバッテリーや充電器のみならず、スピーカー・イヤホン・ケーブルなど高品質のスマートデバイス周辺機器を多数手がけている企業です。
今回はそのなかでもUSB急速充電器とモバイルバッテリーが一体となった、Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion, 45W)をご紹介します。折りたたみ式のACプラグのほかにUSB-Cポートを2つ搭載しており、iPhoneとMacBook Airを2台同時に充電可能。容量の公称値は5000mAhと、iPhone 14を約1回フル充電できると謳っています。
温度管理システムとして、約0.03秒に1回温度上昇を監視するActiveShield™️ 2.0を採用。もちろん、電気用品安全法の基準を満たしたPSEマークも取得しています。保証期間が最大30か月と長いのもうれしいポイントです。
保証24か月+Anker Japanの公式サイト会員登録(無料)で6か月延長
カラーはブラックとホワイトに加え、iPhone 14シリーズに合わせたブルー・グリーン・パープルの全5色展開。好みの色を見つけてみてくださいね。
今回は、Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion, 45W)を含む5,000mAhモバイルバッテリー全41商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
実際に使ってみた結果、Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion, 45W)には3つのよい点がありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてみてください。
「急速充電できない」という口コミに反し、急速充電に対応した高出力を備えているのが魅力です。急いでスマホを使いたいときや、外出先ですぐに充電が必要なシーンでも活躍するでしょう。
実際にMacBook Pro 16インチを電池残量が30%から60%になるまで充電したところ、Type-Cポートから最大18.25Wを記録。比較した商品には10W前後のものもあったなか「モバイルバッテリーとしてなら最大20W」という、ほぼメーカーの謳うとおりのスペックでした。
ちなみに、AC充電器として使う場合は最大45W出力に対応しています。モバイルバッテリーとして使うときよりもスピーディな充電が望めるでしょう。
公称値の5000mAhに対して、実容量は約67%にあたる3,350mAhと十分。比較したなかには実容量の60%以下しか使えないものもあったなか、こちらはiPhone14を1回分フル充電可能です。
一般的にモバイルバッテリーは、表記されている容量すべてを充電に充てられるわけではありません。実際に比較した商品はどれも表記の60~70%の実容量にとどまり、なかにはスマホ1回分のフル充電に満たないものありました。
本品であれば、外出先でバッテリーが切れそうなときでも1回分しっかり充電できます。実際に使ったときに、思ったより充電が溜まらない...とがっかりする事態も起こりにくいでしょう。
使い勝手も良好です。Type-Cポートを2つ搭載し、2台同時に充電が可能。比較したなかには1台ずつしか充電できない商品もあったのに対し、「2台同時に充電できて便利」というプラスの口コミが多いのにも頷けます。
ACプラグを内蔵しているため、AC充電器としてノートPCを充電できるのもメリット。モバイルバッテリーと充電器を別々に持ち運ぶ必要がなく、旅行や出張先でも重宝するでしょう。充電残量もインジケーターで25%刻みに表示されるので、本体の充電タイミングを掴みやすいですよ。
そのほか、バッテリー本体を充電しながら機器を充電できるパススルー充電やPD(パワーデリバリー)入力にも対応しています。ワイヤレス充電には非対応なものの、十分多機能といえるアイテムです。
Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion, 45W)には、実際に使ってみて気になった点もありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。
ACプラグ一体型なのが仇となり、持ち運びやすさでは評価を落とす結果に。サイズは幅7.1×奥行6.0×高さ3.1cmと若干大きく厚みがあります。「重い」という口コミどおり、重量も約200gと比較したなかではかなり重い部類でした。
比較したところ、ACプラグがない薄型やスティック型の商品のほうが、持ち運びの際にかさばりにくい傾向がありました。充電しながらスマホと重ねて持ち歩くことが多い人は、モバイルバッテリー単機能の薄型モデルを検討してくださいね。
実容量 | 3,350mAh |
---|---|
最大出力(実測値) | 18.25W |
バッテリー容量 | 5,000mAh |
---|---|
入力端子 | USB Type-C×1、AC |
出力端子 | USB Type-C×2 |
最大入力 | 10.5W |
最大出力(公称値) | 20W(バッテリーとして使用時)/45W(充電器として使用時) |
ワイヤレス時の最大出力(公称値) | |
残量表示方法 | インジケーター |
付属品 | 取扱説明書 |
保証期間 | 24か月+6か月(会員登録後) |
USB PD対応 | |
ケーブル内蔵 | |
ACプラグ内蔵 | |
ワイヤレス充電(Qi)対応 | |
スタンド付き | |
幅 | 7.1cm |
奥行 | 6.0cm |
高さ | 3.1cm |
重量 | 約200g |
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ここでは、Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion, 45W)のデメリットをカバーできていた商品をご紹介します。購入を迷っている人は、比較して検討してみてくださいね。
MATECHのMagOn 5000は、薄型かつコンパクトで持ち運びやすい商品です。わずか8.6mmと比較したなかではトップクラスの薄さ。MagSafe対応のiPhoneであれば背面にくっつけるだけで充電でき、有線と併用すれば2台同時に充電も可能です。
実際に使ってみると、Type-Cポートからは19.26Wの高出力を記録。スマホだけでなくタブレットの急速充電もできるほどのスペックを備えていました。表記の5,000mAhに対して実容量は3,158mAh。iPhone14を1回分フル充電するには少し足りないものの、コンパクトさを重視する人にはうってつけの1台です。
Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion, 45W)は、公式サイトのほかAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングといった大手ECサイトで購入可能です。公式サイトでの価格は税込8,990円(※執筆時点)。ポイントを活用してお得に購入したい人は、普段お使いのサイトをチェックしてみましょう。
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