シックで高級感のある革のデザインが特徴的な、オート 水性ボールペンGIZA CB-15L-BL。インターネット上では高評価の口コミが多い一方、「ペン先が引っかかる」「ペンのバランスが悪く、後ろが重い」という気になる評判も存在し、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、オート 水性ボールペンGIZA CB-15L-BLを含む水性ボールペン全23商品を実際に使ってみて、書き心地のよさ・文字のにじみにくさ・かすれにくさ・インクの速乾性・ペンの持ちやすさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
掃除用品・衛生器具などの日用品から文房具・ファッション用品など身近な生活で使う幅広い商材のコンテンツ制作を3,000本以上担当。トイレットペーパーやスーツケースなど日常生活に関わる商材を比較検証してきた。「こだわって選ぶものではない生活雑貨こそ、実際に検証しなければわからない情報を届けること」を心がけ情報発信を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
オート 水性ボールペンGIZA CB-15L-BLは、さらっとメモを取りたいときに向いた、高級感のあるペンです。比較した商品の大半がグリップにラバーやプラスチック素材を採用するなか、こちらは金属とレザー素材を使用。ペン先に近い部分は滑りやすいものの、レザーの凹凸により、手にフィットしやすい印象でした。
しかし、実際に筆記を行ったモニターからは「重たい」との声が複数。20g以下と軽く疲れにくかった商品もあったのに対し、31.5gとかなり重めです。「後ろが重たい」との口コミどおり、重量バランスの悪さも気になりました。13mmと太軸で安定感があっただけに、惜しいポイントです。
ペン先が紙に引っかかる点も口コミどおりといえます。弱い力でもスラスラと書けるものの、なめらかな書き心地が特徴の水性ボールペンとは思えないほどインクがかすれました。マーカーでなぞったときの文字のにじみや、インクの乾きにくさもネックです。書いて3秒経過してもこするとにじむので、手が汚れないように注意しましょう。
裏写りはしにくいため、手帳にメモ書きする・日記を書くなどの用途には向いていますが、勉強や仕事などの長時間文字を書く作業には不向きです。比較したなかには書き心地と持ちやすさを両立したものもあったので、ほかの商品も検討してみてくださいね。
実際にオート 水性ボールペンGIZA CB-15L-BLと比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
オート 水性ボールペンGIZA CB-15L-BLよりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
今回ご紹介するオート 水性ボールペンGIZA CB-15L-BLは、高級感のある革製のボディが特徴。太軸のボディを採用した重量31.5gと重めのペンで、握りやすく安定した筆記感が得られると謳われています。
販売元であるオート株式会社は、ボールペンを中心とする筆記具やペーパークリップを製造・販売している老舗企業です。創業100年以上の歴史があり、1964年に世界で初めて水性ボールペンを生み出しました。
ペン先の素材は、インクがのりやすいように凹凸加工済み。サビにくいセラミックボールが付かれています。
外気とインクが直接触れないようにする、ノンドライ機構のカートリッジを搭載しているのもポイントです。キャップを開けたままでもインクが乾きにくい工夫がされています。
ペン先のサイズは0.5mmの1種類。ボディカラーは、ブラックとブルーの2色から選べます。
芯の交換が可能で、オートの型番C-305が該当。替え芯のカラーはクロ・アカ・アオの3種類が用意されています。
男女6人のモニターが全商品の筆記を行い、ペン先の動きやすさやインクのなめらかさなどの書き心地のよさを評価。また、文字の上から水性マーカーを引いても文字がにじまないか、繰り返し円や文字を書いたときに線がかすれないかも確認しました。
商品で筆記を行ったモニターからは、「思いどおりに書けなかった」との意見が複数。ペン先にインクがのりやすいセラミックボールを使用していると謳っていますが、口コミの指摘と同様にモニターからも「ペン先が動かしにくい」との声が聞かれました。
水性ボールペンはかすれにくいのが特徴ですが、こちらは円や文字を書いてもすべてかすれる結果に。比較した商品の多くがなめらかに書けたのに対し、モニターからはインクの濃さにムラがあるとの指摘もありました。
あまり力を入れずにスラスラと書けるものの、かすれが気になるため手紙や宛名書きには不向きです。ペン先も0.5mmの中字サイズなので、簡単なメモやノートをとる際に活用するのがよいでしょう。
<書き心地のよさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
マーカーを引くと、書いた文字がにじみました。そもそも水性ボールペンは油性ボールペンより耐水性が低いため、比較した商品の半数以上がにじむ結果に。文字の判別は可能ですが、黒インクがマーカー部分全体に広がるようににじんでいます。
学習などでマーカーと併用する際は、油性ボールペンやシャーペンなどと、うまく使い分けるのがおすすめです。
一方で、裏写りしにくかったのは好印象でした。今回比較したうち、にじみが気にならなかった商品は約3割。トメ部分の裏写りが若干気になった程度だったので、長期的に保存しておきたい日記を書く場合などに使うのはよいでしょう。
その結果、時間を置いても文字がうっすらとにじみました。比較した商品には、文字を書いた1秒後に乾いていたものもあったのに対し、本商品は3秒後でも少しにじんでいます。インクの乾きが遅いため、学習ノートや書類などに使用する際は、手でこすらないように注意してくださいね。
ペンの持ちやすさは、いまひとつの結果に。今回の比較では、ペンの重さが20g以下だと長時間の筆記も疲れにくい傾向があったのに対し、本商品は31.5gとずっしり。口コミ同様に「ペンのお尻側が重い」と、バランスの悪さを指摘したモニターもいました。
グリップ部分が金属製で、手が滑りやすいのもネック。ラバー素材の商品のようには手になじみません。
最大軸径13mmと太い点やレザー素材の凹凸は、「手にフィットしやすい」と好評でしたが、好みを選ぶ使用感でした。勉強や仕事といった長時間の筆記に使うのではなく、メモ書きのような短時間の使用に向いています。
<ペンの持ちやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
オート 水性ボールペンGIZA CB-15L-BLは、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトで購入できます。
替え芯の型番はC-30です。クロ・アカ・アオの3種類から選べるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
最後に、持ちやすく書き心地もよいとモニターから好評だった商品をご紹介します。
オートの水性ボールペン ORCAは、インクの量や濃さがほどよいなめらかな書き心地でした。曲線や細い文字を書いてもかすれにくいうえに、書いた後は瞬時に乾きます。筆記中に滑りにくい、ラバー素材のグリップが採用されているのも魅力。重心が低めで重さも気になりにくいですよ。
トンボ鉛筆のZOOM 505は、紙の上をペン先がさらりとすべるような書き心地が魅力。30gとやや重いものの、幅広のラバーグリップにより持ちやすく感じました。かすれにくくインクが早く乾くため、長時間の筆記や大判ノートへ無造作に書き出したいときにもおすすめですよ。
グリップ素材 | ラバー |
---|---|
全長 | 143mm |
インク特性 | 水性 |
最大径 | 14mm |
最大軸径 | 11mm |
本体重量 | 23g |
軸素材 | アルミニウム |
ペン先の太さ | 0.5mm |
重量 | 23g |
ペン先の太さ | 0.5mm |
ペンの出し方 | キャップ式 |
ペン先形状 | 不明 |
特徴 | 不明 |
ペン先素材 | 金属 |
替え芯あり | |
インク粘度 | 不明 |
素材 | キャップ・軸:アルミニウム、口金・頭冠・リング:真鍮、クリップ:SK材 |
付属品 | 不明 |
インク素材 | 染料 |
芯の交換可能 | |
仕様 | キャップ式 |
替え芯の型番 | C-304、C-305、C-307、C-310 |
シャープペンシル付き | |
印鑑付き | |
芯径のラインナップ | 0.4,0.5,0.7,1.0mm |
生産国 | 不明 |
ペン幅の調整可能 | |
特徴 | 不明 |
用途 | 不明 |
オート 水性ボールペン オルカをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
グリップ素材 | ラバー |
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重量 | 30g |
インク素材 | 顔料 |
全長 | 138mm |
---|---|
最大軸径 | 17mm |
芯の交換可能 | |
替え芯の型番 | BK-L5P33 |
芯径のラインナップ | 0.5mm |
トンボ鉛筆 ZOOM 505 BW-2000LZA44をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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