皮膚電気活動センサーによるストレス測定が行えるスマートバンド、fibit. Charge 5。インターネット上では「バッテリーの持続時間が長い」「装着感がよい」と評判です。しかし、「心拍数の測定が正確ではない」などの口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の6つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のHUAWEI Band 8やHUAWEI Band 6などのスマートバンドとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、スマートバンド選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
2021/09 発売
16,400円
おすすめスコア
機能性
測定値の正確性
使い勝手
装着感
バッテリーの持ち
ファッション性
連続稼動時間 | 最大7日間 |
---|---|
本体高さ | 36.8mm |
本体幅 | 22.8mm |
本体厚さ | 11.2mm |
本体重量 | 29.0g |
ワークアウトの種類数 | 20種類 |
良い
気になる
fibit. Charge 5は、長期的な健康管理に役立てたい人におすすめです。ストレス測定に皮膚電気活動センサーを採用しており、精度の高さに期待できます。心拍数の測定数値も正確で、比較したなかには3%以上誤差が出た商品もありましたが、実際に試すと専門機器と比べて誤差は1%未満でした。口コミに反し、健康・運動の状態をより正確に把握しやすいといえます。
歩数計の精度はいまひとつでしたが、睡眠モニタリングは実際の時刻と1分以内のずれで起床時刻を把握できました。ワークアウトの結果表示が詳しく、運動のモチベーションもあがりやすいですよ。さらに、比較したほかの商品は非対応だったキャッシュレス決済のSuicaが使える点も好評です。
評判どおりバッテリーの持ちも長く、3日以上連続で使えました。画面の文字サイズも適度です。比較したなかには8pt未満の商品もあったのに対し、8.5ptとやや大きく、通知が見やすいですよ。操作ボタンがないのが気になる人もいるかもしれませんが、タッチ操作で直感的に使えます。
使用したモニターからは軽さが好評で、装着感も良好でした。「やや蒸れやすい」という指摘はあったものの、生活していて邪魔になることはなさそうです。一方で、比較したほかの商品はバックルを1回通すだけで装着できましたがこちらはできず、「2回通すのが億劫」といった声も聞かれました。
交換バンドは公式が16種類・非公式が180種類ありました。カラーバリエーションも3種類あり、ファッション感覚でも楽しめるでしょう。
値段は執筆時点で税込19,800円(公式サイト参照)。比較したなかでは高価格帯ですが、高度なストレス測定で週・月ごとの長期トレンドで分析できる便利な商品です。しかし、深く分析したい場合には有料プランへの加入が必要となるため、ランニングコストを抑えたい人は、ほかの商品も検討してみてくださいね。
実際にfibit. Charge 5と比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイスマートバンドと、機能性・測定値の正確性・使い勝手・装着感・ファッション性・バッテリーの持ちそれぞれの項目でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
fibit. Charge 5の購入を迷っている人はぜひチェックして、自分にとってのベストバイアイテムを見つけてみてくださいね!
そもそもスマートバンドとは、腕に装着するウェアラブル端末で、スマホと接続して使用します。スマホの通知が確認できるほか、健康や運動に関するさまざまなデータの記録が可能です。スマートウォッチより小型で安価な点が特徴で、初めてウェアラブル端末を使う人や、まずは基本的な機能を使いたい人におすすめですよ。
今回紹介するfibit. Charge 5は、2021年9月28日に発売されました。皮膚電気活動センサーによるストレス測定機能にこだわったモデルです。測定したストレスの状況に応じて、マインドフルネスの実施を提案します。
販売しているのは、アメリカのヘルスケア機器メーカーであるfibit。スマートバンドとして、心拍数の測定精度を重視したモデルや、ブレスレットのようなデザインが特徴のモデルなどを取り扱っています。
血中酸素・心拍数・呼吸数の測機能も搭載し、日々の体調変化を簡単に知ることができるようにこだわっています。睡眠の質・ステージはスコアで管理。最適なタイミングで手首が振動し、よい目覚めに導くと謳っています。
日常生活で多少濡れても気にせず使える、50m耐水仕様である点も特徴です。Suicaに対応しているため、公共交通機関を利用することが多い人にも便利。画面はタッチ操作ができ、直感的に操作しやすい設計です。
カラーバリエーションは、ルナホワイトとブラック、スチールブルーの3色。マットな仕上がりで、どんな服装にも合いやすいデザインです。盤面は25種類あるため、その日の気分によって使い分けられますよ。
スマートバンド本体の重量は29g。画面サイズは縦21.93×横14.75mmで、fibit. Charge 4と比べて2倍明るくなり、視認性がよくなったと謳っています。常時表示モードも搭載しており、夜間でもすぐに画面を確認しやすいですよ。付属品として、S サイズと L サイズのインフィニティベルトと、充電ケーブルが同梱されています。
今回はfibit. Charge 5を含む、スマートバンド全17商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、機能性の検証です。
運動量や睡眠などの健康データを測定できる機能が搭載されているか確認。あわせて、スマホとの連携機能や付加機能が備わっているかをチェックして、機能性を評価しました。
ワークアウト数は20種類と少なめでしたが、ワークアウト結果の表示が詳しい点は高評価に。比較したなかには限られた情報のみ表示する商品があったなか、本商品は最大心拍数なども細かく表示します。GPSマップで移動速度の変化も確認でき、運動のモチベーションが上がるでしょう。
ヘルスケア機能もひととおり揃います。とくに睡眠モニタリングで同年齢の同性と睡眠時間を比較できる点は便利といえます。ストレス計は皮膚電気活動センサーにより、高い精度でストレスの測定ができる設計です。
ただし、日中の細かなストレス値の変動といった深い分析は、月640円・年6400円の有料プランへの加入が必要です。比較したHuaweiやSamsungの商品のように、無料では利用できません。
次は、測定値の正確性・使い勝手の検証です。
まず、歩数・心拍数・血中酸素濃度・睡眠トラッキングを測定。専門機器で測定したそれぞれの数値と比較して測定値の正確性を確認しました。続いて、操作ボタンの有無・通知時の文字サイズが読みやすいかなどをチェック。スマホのよう簡単に操作できて、文字が読みやすい大きさかどうかを確認して、使い勝手を評価しました。
心拍数の専門機器との誤差は1%未満と、非常に正確でした。比較したなかには誤差が3%以上の商品があったことをふまえると、口コミに反して正確に心拍の状態を把握できるといえるでしょう。
睡眠モニタリングの精度も優秀。起床の時刻は1分もずれがなく、正確に記録できていました。比較した商品のなかには起床時刻が約20分のずれが生じるものがあったなか、睡眠時間を正確に管理したい人におすすめですよ。
一方、歩数計の精度はいまひとつ。専門機器の数値とは平均約9%の差が出てしまいました。比較したなかには誤差が1%以内の商品があったのに対し、歩数を測定するには不向きといえます。とはいえ、心拍数や睡眠について正確に把握できればよいという人には十分な性能ですよ。
通知タイトルの文字サイズは8.5pt。比較したなかには8pt未満で文字が見にくい商品もあったなか、文字が大きめで通知を見やすいですよ。画面が自動で暗くなるおやすみモードがあり、就寝の邪魔をしにくいのも配慮が感じられます。
タッチ操作に対応し、直感的に使いやすい点も魅力です。ただし、操作ボタンは未搭載のため、タッチ操作が苦手な人は不便に感じるかもしれません。
続いて、装着感・ファッション性を検証しました。
まず、モニター5人が実際に着用。バンドのつけ心地・重さやサイズが使用時に邪魔に感じることがないかを確認しました。次に、テスターが本体カラー・デザインの数・盤面デザインの種類をチェック。盤面やバンドの種類が服装に応じて選べるほど充実している商品について、ファッション性を高いと評価しました。
装着感は良好です。実際に装着したモニターからは、「重みを感じないほどではないが軽い」と好評でした。比較した商品には装着していないと感じるほど軽いものもあり、軽量とはいえないものの、日常生活で気になるほどの重さではありません。
「装着感がよい」との口コミどおり、ずれにくい質感で違和感も少なめでした。ただし、モニターからは「やや蒸れやすい」という指摘もあがっています。装着時の汗が気になる人は、バンドの交換を検討しましょう。
一方で、バンドの装着手順については「手間が多い」といまひとつの評価。比較したなかにはバックルを1回通すだけの商品もあったのに対し、バックルに2回通さないと装着できません。慣れるまでは、わずらわしさを感じそうです。
<バンドのつけやすさ・邪魔に感じるかについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
本体の色のバリエーションは3種類ありました。比較したなかには1種類しかない商品もあったのに対し、自分の好きなカラーを選べるのは魅力的です。盤面の種類は25種類と少なめですが、本体やバンドの選択肢が多く、ファッション性に優れた商品といえるでしょう。
最後に、バッテリーの持ちを検証しました。
各商品をスマホと接続して実際に使用。バッテリーの持続時間をチェックして、バッテリー持ちを評価しました。
バッテリーの持ちは高評価でした。実際にバッテリー持続時間を確認すると、3日以上持ちました。
比較したなかには4日以上持続したものもありましたが、十分な持続時間だといえるでしょう。「バッテリーの持続時間が長い」との口コミがあるのにも頷けます。ただし、画面の常時表示を使うと3日以内に切れるため、こまめに充電するようにしてくださいね。
2021/09 発売
連続稼動時間 | 最大7日間 |
---|---|
本体高さ | 36.8mm |
本体幅 | 22.8mm |
本体厚さ | 11.2mm |
本体重量 | 29.0g |
ワークアウトの種類数 | 20種類 |
良い
気になる
OS | Fitbit OS |
---|---|
タイプ | スマートバンド型 |
搭載センサー | 光学式心拍センサー、3軸加速度計、血中酸素ウェルネスモニタリング用の赤色および赤外線センサー、デバイスの温度センサー、環境光センサーなど |
電子決済の種類 | Suica |
ベルト素材 | シリコン |
充電方法 | 専用ケーブル |
防水性 | |
防塵性 | |
GPS内蔵 | |
音楽再生 | |
音楽保存 | |
専用アプリ | |
通知機能 | |
タッチ操作 | |
メール返信 | |
SMS返信 | |
LINE返信 | |
ベルト交換 | |
通話機能 | |
地図表示 | |
カメラ操作 | |
スマホ探知機能 | |
音声アシスタント | |
SOS発信 | |
転倒検出 | |
アプリストア対応 | |
カスタマイズ可能 |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
16,400円
(最安)
販売価格:16,400円
ポイント:0円相当
送料無料
(36件)
19,900円
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19,980円
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販売価格:27,980円
ポイント:0円相当
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(949件)
32,409円
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販売価格:32,706円
ポイント:297円相当
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最後に、有料プランへの加入なしで詳細な分析ができる商品をご紹介します。
HUAWEI Band 8は、薄型・軽量で快適に装着できる商品。ヘルスケア機能もワークアウト機能も充実しており、測定値も正確でした。歩数計は専門機器とほぼ誤差がなく、血中酸素濃度と心拍数の誤差も1%未満と優秀です。平均歩幅や運動強度も測定でき、日々の運動に役立ちますよ。
HUAWEI Band 6は、視認性の高い大型ディスプレイが特徴です。文字サイズは10.5~11ptほどあり、通知の内容をすぐに読めるつくり。操作ボタンも搭載していて、タッチ操作が苦手な人でも使いやすいですよ。Band 8と同様に機能も非常に豊富で、測定したデータもかなり正確でした。
連続稼動時間 | 14日間(336時間) |
---|---|
本体高さ | 43.45mm |
本体幅 | 24.54mm |
本体厚さ | 8.99mm |
本体重量 | 14.0g |
ワークアウトの種類数 | 100種類 |
良い
気になる
OS | HarmonyOS |
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タイプ | スマートバンド型 |
搭載センサー | 6軸慣性センサー、光学式心拍センサー |
電子決済の種類 | |
ベルト素材 | シリコン、TPU |
充電方法 | 専用ケーブル(磁気充電ポート) |
防水性 | |
防塵性 | |
GPS内蔵 | |
音楽再生 | |
音楽保存 | |
専用アプリ | |
通知機能 | |
タッチ操作 | |
メール返信 | |
SMS返信 | |
LINE返信 | |
ベルト交換 | |
通話機能 | |
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スマホ探知機能 | |
音声アシスタント | |
SOS発信 | |
転倒検出 | |
アプリストア対応 | |
カスタマイズ可能 |
連続稼動時間 | 最大14日間 |
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本体高さ | 43.0mm |
本体幅 | 25.4mm |
本体厚さ | 10.99mm |
本体重量 | 18.0g |
ワークアウトの種類数 | 96種類 |
良い
気になる
OS | HarmonyOS |
---|---|
タイプ | スマートバンド型 |
搭載センサー | 加速度センサー、ジャイロスコープ、光学式心拍センサー |
電子決済の種類 | |
ベルト素材 | シリコン |
充電方法 | 専用ケーブル(磁気充電ポート) |
防水性 | |
防塵性 | |
GPS内蔵 | |
音楽再生 | |
音楽保存 | |
専用アプリ | |
通知機能 | |
タッチ操作 | |
メール返信 | |
SMS返信 | |
LINE返信 | |
ベルト交換 | |
通話機能 | |
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HUAWEI Band 6をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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