シャープ AQUOS 4Kレコーダー 4B-C10DW3を検証レビュー！4Kブルーレイレコーダーの選び方も紹介

パナソニックに次いでブルーレイレコーダーのシェア2位を獲得しているシャープの「4B-C10DW3」。「いつもの地デジも4K級の美しさ」を謳っています。

録画機能で光ったのは、新作ドラマかアニメのどちらかを設定すれば、4週間分自動で録画・保存する機能の「ドラ丸」。とりあえず新作を自動で録画しておいてくれるので、話題になった作品を後追いで見始めるときにも重宝します。さらに、4Kの長時間（高圧縮）録画に対応しているのも評価のポイントです。

再生機能では、倍速再生が4Kに対応していない点でやや評価を下げました。シーン再生機能は早送りバーの上にシーンのサムネイルが表示される形式で、「サムネイルだけだと意外とどんなシーンかわからない」という声が挙がりました。

使いやすさに関しては、番組表の背景色がグレーで、文字も細いため見づらいことが判明。スマホアプリも番組表が1chしか見れず、拡大・縮小ができないため視認性に難がありました。

起動・動作時間の速さに関しては高評価で、起動は約3.7秒と平均よりも速く、スクロールや番組再生にかかった時間も上位の2商品とほぼ変わりませんでした。

画質に関しては、低圧縮は問題なく視聴できますが、高圧縮にすると「動きのあるシーンでのノイズが気になる」という評価に。全体的な機能には物足りなさを感じますが、ドラマやアニメの視聴が多い人には選択肢のひとつに入る商品です。