オーディオ専門店「e☆イヤホン」の販売員として3年間勤務。オーダーメイドや高級機種なども含め、これまでに試聴したイヤホン・ヘッドホンは、のべ500種類を超える。また、音楽や環境に合わせて11種類のイヤホン・ヘッドホンを使い分けるほど、音には並々ならぬ情熱を持っている。 その後、2023年にmybestへ入社し、豊富な知識を活かしてオーディオ・ビジュアル機器のガイドを担当。「顧客のニーズを真摯に考えて提案する」をモットーに、ユーザーに寄り添った企画・コンテンツ制作を日々行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
レグザ ブルーレイ DBR-W1010は、短時間で多くの番組を効率よく視聴したい人におすすめです。再生機能の充実度が特徴的。倍速再生はもちろん、自動でCMを飛ばしたり、シーンをスキップしたりできる「時短ボタン」を搭載しています。比較したほかの商品にはない独自機能で、ながら見や飛ばし見に重宝するでしょう。
録画機能は、比較したなかでは少なめです。他社も備えていた基本機能である「おまかせ自動録画」以外に、録画を便利にする付加機能はありません。1か月前から新作アニメやドラマを予約できるソニーや、予約いらずで連ドラを自動録画できるシャープの機種と比べると物足りなさがあるものの、シンプルな機能で十分という人には向いています。
実際に使用したモニターからは、「番組表が色分けされていて見やすい」「簡単に録画予約できた」と好評。スマホでは横向きで7局表示できたソニーと比べ、最大3局までのタイトルしか表示されませんが、画面がシンプルな分外出先からでも手軽に操作できますよ。「番組表や録画予約がわかりにくい」との口コミは払拭したといえます。
レスポンスやスクロール速度も申し分ありません。録画の再生までにかかった待ち時間は2.53秒・番組表をスクロールし終わるまでの時間は3.44秒と、比較した全商品の平均並み(※執筆時点)。「起動に時間がかかる」との口コミどおり、レコーダー本体の起動には約7秒もかかりましたが、一度電源を入れればあとはサクサク操作できるでしょう。
チャプター・シーン再生機能は、実際に使ったモニターから「どこに飛ぶかわからない」との指摘がありました。しかし、「おまかせプレイリスト・ダビング」機能を使えばCMを自動で削除でき、本編だけのダビングも可能。「編集もラクに行える」との評判どおり、ドラマやアニメをディスクで保管したい人にもぴったりです。
総合的に見て、録画よりも再生に特化している商品といえます。とくに、録画した映像を効率的に視聴したいなら、本品の右に出るものはないでしょう。圧縮した録画データも、映像と音の専門家に「粗さは気にならない」と評されました。録画しても見る時間がない人・家事や作業の合間に短時間で視聴したい人は、ぜひ候補に入れて検討してみてはいかがでしょうか。
今回ご紹介するのは、国内ではじめて全録ブルーレイレコーダーを手がけた東芝から販売されている、DBR-W1010。「見る、録る、探すの手間を短縮」と謳っており、簡単な操作で手軽に使えるようこだわって作られています。
「おまかせ自動録画設定」では、タレント名などのキーワードや、映画などのジャンルを設定するだけで関連する番組を自動録画。タレントの出演番組を自動で検索してピックアップする機能もあるので、文字入力などの手間も省けます。
録画した番組ごとにフォルダ分けできるのもうれしいポイント。自動でジャンルごとに表示する「自動分類」機能も搭載しており、見たい番組をすぐに録画リストから探し出せます。
最大2番組の同時録画が可能で、地デジで129時間・BSで91時間までの録画に対応。再生・録画可能なメディアなど、詳細なスペックは以下のとおりです。
今回は、レグザ ブルーレイ DBR-W1010を含む格安ブルーレイレコーダー全4商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、録画機能・再生機能・録画と再生のしやすさを検証しました。
実際に5人のモニターが使用して、録画設定の細かさ・録画リストをフォルダ分けできるか・オートチャプターの正確さ・チャプター削除ができるかなどを確認。操作した際の使用感や画面の見やすさなども総合的に評価しました。
ただし録画をより便利にする付加機能はとくにありませんでした。ドラマの先行予約ができ「推し活」にうってつけなソニーや、旬の番組を予約しやすいパナソニックと比べると、物足りないといえます。とはいえ、基本的な機能のみで十分という人には使いやすいでしょう。
「時短ボタン」を押すだけで自動でCMを飛ばしたり、1.3倍速にしたりできる付加機能もほかの商品にはない魅力。家事や作業中のながら見に重宝するでしょう。4Kアップコンバートにも対応しているため、4Kテレビとの接続で鮮明な映像を楽しめますよ。
一方、シーン再生機能の精度がいまひとつで、ほかの上位商品には一歩届かず。シーンごとに生成されたテキストを選んで飛べる仕様ではあるものの、モニターからは「どこに飛ばされるのかわからない」との指摘があがりました。見たいシーンに確実にジャンプできるわけではないので注意しましょう。
コメントは一部抜粋
起動には時間がかかったものの、レスポンスやスクロール速度はスピーディでした。
起動にかかった時間は約7.09秒と、比較した全商品の平均である約3.74秒(※執筆時点)の倍近い長さでした。比較したなかでとくに高評価だったパナソニックの機種は1秒未満で起動した商品したため、比較すると「起動に時間がかかる」との口コミどおりといえます。
しかし、再生までの時間は2.53秒・番組表をスクロールし終わるまでの時間は3.44秒と、比較した全商品の平均約2.45秒・約3.71秒(※執筆時点)とほぼ同等でした。一度電源を入れれば、その後は問題なく使えるでしょう。
続いて、スマホ連携機能の使いやすさを検証しました。実際にモニター5人がスマホと連携して使用し、番組表の見やすさ・おすすめやランキングの見やすさ・番組予約のしやすさをチェック。スマホからでも快適に使用できるものを高評価としました。
コメントは一部抜粋
最後に、画質の検証です。
放送画質のまま録画する場合と異なり、圧縮して録る長時間モードでは、メーカーによって画質に差が生じます。そこで、同じ番組を3倍圧縮・10倍圧縮で録画し、映像と音の専門家である折原一也さんに画質をチェックしていただきました。解像度・ノイズの有無・安定感・残像感に着目して評価しています。
3倍圧縮・10倍圧縮ともに解像度が高く、画質のよさも高評価を獲得しました。
しかし10倍圧縮にはノイズや残像感がわずかに生じたため、比較したなかでどちらでも違和感なく視聴できたソニーやパナソニックの人気機種には一歩届かず。とはいえ、よほど大型テレビで見るのでなければ粗さは気にならないでしょう。
2021/07/23 発売
同時録画可能数 | 2チューナー(地上デジ×2、BS・CS×2) |
---|---|
容量 | 1TB |
幅 | 430mm |
奥行 | 210mm |
高さ | 46mm |
重量 | 2.4kg |
録画可能時間(目安) | 地デジ:129時間/BS:91時間 |
対応OS | iOS、Android |
録画機能 | 長時間録画、ハイビジョン録画 |
映像配信サービス | 不明 |
再生可能メディア | BD-R/BD-R DL/BD-R XL/BD-RE/BD-RE DL/BD-RE XL/DVD-R/DVD-R DL/DVD-RW/DVD-RAM |
録画可能メディア | BD-R/BD-R DL/BD-R XL/BD-RE/BD-RE DL/BD-RE XL/DVD-R/DVD-R DL/DVD-RW |
スマートスピーカー連携 | 不明 |
ネットワーク | 有線LAN、無線LAN |
入出力端子 | HDMI×1/LAN×1/USB×2 |
対応SDカード | 不明 |
消費電力. | 22W |
年間電気代(目安) | 499.5円 |
スマホ連携 | |
待機時消費電力. | 0.06W |
SeeQVault対応 | |
4Kアップコンバート | |
全自動録画機能 | |
4Kチューナー | |
外付けHDD | |
Wi-Fi Direct対応 | |
Bluetooth対応 | |
DLNA対応 |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
59,700円
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最後に、また違った魅力をもつ商品をご紹介します。
撮り逃しを防ぎたいなら、ソニーのBDZ-ZT1800がおすすめです。「先録」機能では、新作アニメ・ドラマを1か月前から予約可能。「おまかせ・まる録」機能では、グループ名を登録すれば各メンバーが出演する番組まで自動で録画できます。好きなタレントの出演を追いかけたい人にぴったりです。
パナソニックのDMR-2W101は、録画・再生ともに使いやすさに長けています。予約の操作や録画リストの表示がシンプルで、直感的に操作できました。シーン再生機能で表示されるテキストもわかりやすく、見たいシーンに直接ジャンプ可能。起動・再生・スクロールもすべてスピーディに行えました。
同時録画可能数 | 3チューナー(地上D×3、BS・CS×3) |
---|---|
容量 | 1TB |
幅 | 430.7mm |
奥行 | 208.6mm |
高さ | 43.9mm |
重量 | 2.7kg |
録画可能時間(目安) | 地デジ:約129時間/BS:約90時間 |
対応OS | iOS、Android |
録画機能 | 長時間録画、ハイビジョン録画 |
映像配信サービス | 不明 |
再生可能メディア | BD-RE/BD-RE DL/BD-RE XL/BD-R/BD-R DL/BD-R XL/DVD-RAM/DVD+RW/DVD+R/DVD+R DL/DVD-RW/DVD-R/DVD-R DL |
録画可能メディア | BD-RE/BD-RE DL/BD-RE XL/BD-R/BD-R DL/BD-R XL/DVD-RW/DVD-R |
スマートスピーカー連携 | 不明 |
ネットワーク | 有線LAN、無線LAN |
入出力端子 | HDMI×1/LAN×1/USB×2 |
対応SDカード | 不明 |
消費電力. | 27W |
年間電気代(目安) | 661.5円 |
スマホ連携 | |
待機時消費電力. | 0.04W |
SeeQVault対応 | |
4Kアップコンバート | |
全自動録画機能 | |
4Kチューナー | |
外付けHDD | |
Wi-Fi Direct対応 | |
Bluetooth対応 | |
DLNA対応 |
ソニー ブルーレイディスク/DVDレコーダー BDZ-ZT1800をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
同時録画可能数 | 2チューナー(地上D×2、BS・CS×2) |
---|---|
容量 | 1TB |
幅 | 430mm |
奥行 | 179mm |
高さ | 41.5mm |
重量 | 1.8kg |
録画可能時間(目安) | 地デジ:127時間/BS:90時間 |
対応OS | iOS、Android |
録画機能 | 長時間録画、ハイビジョン録画 |
映像配信サービス | 不明 |
再生可能メディア | BD-RE/BD-RE DL/BD-RE XL/BD-R/BD-R DL/BD-R XL/DVD-RAM/DVD+RW/DVD+R/DVD+R DL/DVD-RW/DVD-R/DVD-R DL |
録画可能メディア | BD-RE/BD-RE DL/BD-RE XL/BD-R/BD-R DL/BD-R XL/DVD-RW/DVD-R/DVD-R DL/DVD-RAM |
スマートスピーカー連携 | Google アシスタント |
ネットワーク | 有線LAN、無線LAN |
入出力端子 | HDMI×1/LAN×1/USB×2 |
対応SDカード | 不明 |
消費電力. | 18W |
年間電気代(目安) | 486円 |
スマホ連携 | |
待機時消費電力. | 0.15W |
SeeQVault対応 | |
4Kアップコンバート | |
全自動録画機能 | |
4Kチューナー | |
外付けHDD | |
Wi-Fi Direct対応 | |
Bluetooth対応 | |
DLNA対応 |
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