ドラマやアニメを自動で録画して録り置きできる4Kブルーレイレコーダー、パナソニック ブルーレイディスクレコーダー DMR-4SE102。インターネット上では「画質がきれい」「スマホ連携機能が便利」と評判です。しかし、「番組表が見づらい」などの口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、パナソニック ブルーレイディスクレコーダー DMR-4SE102を含む4Kブルーレイレコーダー全7商品を実際に使って、録画・再生機能、録画・再生・スマホ連携機能の使いやすさ、起動・動作時間の速さ、地上波・4Kの画質を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね。
テレビ・プロジェクターなどの映像家電や、ノートパソコンやプリンターなど家電全般の比較・コンテンツ制作を経験し、家電チームのマネージャーに就任。キャリブレーションソフトを用いたテレビ・プロジェクターの画質測定を設計したり、ノートパソコンのベンチマークテストに取り組んだりしてきた。「ユーザーにとってベストな選択体験を提供する」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
こちらの商品は生産終了となっています。
目次
パナソニック ブルーレイディスクレコーダー DMR-4SE102は、どの商品にするか迷っているすべての人におすすめです。実際に地デジ・4K番組を録画したところ、3倍圧縮でも高画質でした。映像を見たオーディオ&ビジュアルライターも「ほとんど劣化を感じない」と絶賛。比較した商品にはノイズが気になるものもあったなか、12倍圧縮もやや画質が劣る程度でした。
録画機能も充実しています。注目は、アニメ・ドラマを1話から見逃さず確認できる約90日間の録りおきが可能な自動録画。外出先でスマホから録画予約したり、録画した番組を視聴したりすることもできます。比較した一部商品は非対応だった、番組表からのキーワード候補の取得もできて使い勝手がよいですよ。
録画リストが見やすいため、予約もスムーズです。テレビ画面では口コミで指摘されたように番組表が見づらかったものの、スマホでは操作したモニターから「色分けが自然で見やすい」と好評。録画ボタンも、番組名をタップするだけと簡単でした。ただし、人気ランキングはわかりにくかったため、事前に気になる番組をチェックしておくとよさそうです。
見たいところをすぐに再生できるのも魅力。モニターは、「シーン再生機能の情報が細かく、想像しやすい」と高く評価しました。比較したなかには早送りと大差ない商品もあったのに対し、目当てのシーンにすぐに飛べます。地デジも4K放送も1.3倍・1.6倍の2段階で倍速再生ができ、時短視聴ができますよ。
シーン削除・部分削除での編集も可能です。CM削除・チャプター削除の際は、チャプターごとの時間が表示されるのが使いやすいと感じました。オートチャプターも正確で、好みの状態に編集しやすいでしょう。
起動・再生・番組表スクロールは、すべて3秒以内と動作もスピーディ。比較した商品の平均も2~3秒(※執筆時点)だったため、大きな差はないとはいえ、待たずにサクサク操作できるのはうれしいですね。執筆時点で5万円台と比較したなかでは少し安いうえ、謳い文句どおり高画質な4K映像を楽しめる商品です。ぜひ使ってみてくださいね。
掃除機や洗濯機など幅広い家電製品を取り扱う総合電機メーカー、パナソニック。ブルーレイレコーダーは、4Kチューナー内蔵モデルからスマホ連携機能を気軽に使えるものまでそろっています。
今回紹介するDMR-4SE102は、パナソニック独自の圧縮技術の4KHEVCエンコーダーを搭載。4Kを長時間録画しても映像がきれいだとアピールしています。
また、独自の4K対応エンジン「4Kリアルクロマプロセッサ」により、鮮度の高さと立体感を実現。現行のハイビジョン放送・ブルーレイ・DVDも4Kに変換でき、さまざまなコンテンツを高画質で楽しめるでしょう。
購入したら、スマホアプリの「どこでもディーガ」をインストールしましょう。スマホでの録画予約・録画番組の視聴はもちろん、スポーツ中継もリアルタイムで見れます。外出先からでも隙間時間にコンテンツを楽しめるのは、うれしいポイントですね。そのほかのスペックは以下のとおりです。
本体サイズは430×49×179mm・重さは約1.9kg。カラーはブラックの1色のみです。シャープな印象がある薄型タイプで、どんなインテリアの部屋にもなじむでしょう。
なお、容量は1TBのみの販売です。購入時には、リモコン用の単3形乾電池2本・電源コード・75Ω同軸ケーブル・赤外線リモコンが付属します。説明書は公式サイトで確認が可能です。
今回はパナソニック ブルーレイディスクレコーダー DMR-4SE102を含む、4Kブルーレイレコーダー全7商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
録画機能では、利便性に影響する録画設定の細かさやキーワード候補の豊富さなどをチェック。再生機能は、オートチャプターの正確さや4K倍速・早見再生機能の有無などを確認しました。
なお、比較した商品では録画設定の細かさには大きな差はありませんでした。キーワード候補が豊富なぶん、検索しやすいでしょう。
番組ニュース機能では、映画やバラエティなど旬の番組についての記事をチェック可能。レコーダーとスマホを同じWi-Fiに接続していれば、自動で検出してスマホで予約した録画番組や音楽を持ち出せる機能も搭載されています。
比較したほとんどの商品が搭載していた4K放送の長時間録画には、本商品も対応していました。4K放送をメインに録画したい人も使いやすいでしょう。
倍速再生機能は、4K放送も含め1.3倍・1.6倍の2段階で調節が可能。比較した商品では、パナソニック製品のみが倍速調整に対応していました。ドラマやバラエティは1.3倍で気になる箇所だけ通常再生、ニュースは1.6倍で素早く情報収集などと番組ごとに使い分けできるので、時間を有効活用できそうです。
番組表は配色が見やすいと感じた半面、「余白・横幅が広く、文字が見にくい」いう声も聞かれました。太字ながら薄くて小さいため、5人中3人が口コミ同様「見づらい」と感じる結果に。比較した商品では、ソニー・東芝製品が見やすいと支持される傾向がありました。
コメントは一部抜粋
シーン再生機能も5人中4人が便利だと答えており、「どんな場面なのか想像しやすい」「情報が非常に細かく、シーン指定しやすい」との意見が。比較した商品には早送りと変わらないものもあったなか、テキストでわかりやすく説明されていました。目当てのシーンだけをすぐ見たい人にぴったりです。
<シーン再生機能の使いやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
録画予約もスムーズ。「初見でも困らず予約できた」とモニターから好評です。比較したなかには録画予約ボタンの位置がわかりづらいものもあったなか、番組名をタップするだけで録画ボタンが表示されました。
コメントは一部抜粋
続いて、起動・動作時間の速さを検証しました。
リモコンの電源ボタンを押してからレコーダーが起動するまでの時間を確認。あわせて、録画リストで番組を選択してから再生が始まるまでの時間なども測定し、速さを評価しました。
<検証結果>
いずれも執筆時点の数値です。
どの動作も比較した商品の平均は3秒程度だったため、大きな差はないものの、せっかちな人でも満足度は高いでしょう。
12倍の高圧縮でも、それほど画質は落ちません。比較した商品にはノイズが気になるものもありましたが、やや劣化して程度です。比較した結果、4Kの長時間モードに対応した機種は画質を維持しやすい傾向があり、本商品も高い解像感を保ったままデータ容量を抑えられました。
4K放送の録画が多い人も、データ容量を圧迫せず使いやすいでしょう。
容量 | 1TB |
---|---|
チューナー数 | 3 |
チューナー種類 | 地上デジタル/BS/BS4K/CS/CS110度4K共用×1、地上デジタル/BS/CS共用×2 |
同時録画可能数 | 3番組 |
---|---|
幅 | 430mm |
奥行 | 179mm |
高さ | 49mm |
録画可能時間(目安) | 4K(DR):65時間/地上デジタル(DR):127時間/BSデジタル(DR):90時間 |
対応OS | iOS、Android |
録画機能 | 長時間録画、ハイビジョン録画 |
録画可能メディア | BD-R/BD-R DL/BD-R XL/BD-RE/BD-RE DL/BD-RE XL/DVD-R/DVD-R DL/DVD-RW |
スマートスピーカー連携 | 不明 |
入出力端子 | HDMI、LAN、USB |
対応SDカード | 不明 |
全自動録画機能 | |
音声付き倍速再生 | 不明 |
シーン再生機能 | 不明 |
DRモード対応 | 不明 |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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パナソニック ブルーレイディスクレコーダー DMR-4SE102は、Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングといった大手ECサイトで販売しています。取扱店舗によって少し値段が異なるので、セール情報などもチェックしてお得に買い物を楽しみましょう。
最後に、ほかのおすすめ商品をご紹介します。
パナソニック DIGA DMR-4S102は、4K放送の録画画質を16段階で設定できる商品。高画質と容量の節約を両立した使い方ができます。DMR-4SE102と同様にドラマ・アニメお録りおき機能もあり、圧縮時の画質もきれいでした。気になる点がほぼなく、使用頻度が多い人にぴったりです。
SONYのBDZ-FBW1100は、スマホ連携時の使いやすさが魅力。見やすく直感的な操作ができる番組表や、ジャンル分けの細かいランキングがモニターに支持されました。推しの出演番組を自動録画できる機能や、新作アニメを事前に予約する先録など、独自の録画機能も充実しています。
容量 | 1TB |
---|---|
チューナー数 | 3チューナー(地D/BS/CS共用×2、地D/BS/CS/4K共用×1) |
チューナー種類 | 地上デジタル・BS・BS4K・CS・CS110度4K共用×1/地上デジタル・BS・CS共用×2 |
同時録画可能数 | 3番組 |
---|---|
幅 | 215mm(突起部含まず) |
奥行 | 215mm(突起部含まず) |
高さ | 80mm(突起部含まず) |
録画可能時間(目安) | 地デジ:127時間/BSデジタル:90時間 |
対応OS | iOS、Andoroid |
録画機能 | 長時間録画、ハイビジョン録画 |
録画可能メディア | BD-R/BD-R DL/BD-R XL/BD-RE/BD-RE DL/BD-RE XL/DVD-R/DVD-R DL/DVD-RW/DVD-RAM |
スマートスピーカー連携 | Google アシスタント |
入出力端子 | HDMI、USB、LAN |
対応SDカード | 不明 |
全自動録画機能 | |
音声付き倍速再生 | 不明 |
シーン再生機能 | 不明 |
DRモード対応 | 不明 |
容量 | 1TB |
---|---|
チューナー数 | 2チューナー(地デジ×2/BS4K・CS4K×2/BS・CS×2) |
チューナー種類 | BS4K・110度CS4Kチューナー×2、地上デジタルチューナー(CATVパススルー対応)×2、BS・110度CSデジタルチューナー×2 |
同時録画可能数 | 2番組 |
---|---|
幅 | 430.2mm |
奥行 | 224.5mm |
高さ | 56.4mm |
録画可能時間(目安) | 地デジ:129時間/BSデジタル:90時間 |
対応OS | iOS、Android |
録画機能 | 長時間録画、ハイビジョン録画 |
録画可能メディア | BD-R/BD-R DL/BD-R XL/BD-RE/BD-RE DL/BD-RE XL/DVD-R/DVD-RW |
スマートスピーカー連携 | 不明 |
入出力端子 | HDMI、USB、LAN |
対応SDカード | 不明 |
全自動録画機能 | |
音声付き倍速再生 | 不明 |
シーン再生機能 | 不明 |
DRモード対応 | 不明 |
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