ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。
すべての検証は
マイベストが行っています
OKP K4は、コンパクトさや安さにこだわる人におすすめです。サイズは直径28cmとロボット掃除機のなかでは小さめで、厚みも家具の下に入りやすい7.6cm。一人暮らしの狭い部屋でも邪魔になりにくいでしょう。動作時の騒音が人気のルンバシリーズより静かだったのも印象的です。
実際にフローリングで使ってみると、砂は除去できなかったものの7~8割のゴミは吸引。カーペットでは吸引漏れが目立ちましたが、段差があっても立ち止まらずスムーズに走行できたのはメリットです。ただし障害物にぶつかりやすいのは難点。家具を浮かせる・なるべく床に物を置かないなど、工夫が必要になります。
お手入れ面では、ダストケース・フィルターが水洗い可能で清潔さを保ちやすいのがよいところ。しかし、ケースにゴミが溜まるたびに捨てる必要があるうえ、ケースについた細かなゴミは手で取り出さなければならないのがネックです。手入れの手間を省きたい人は、ダストステーション付きの商品を検討するのも手ですよ。
価格は2万円前後で販売されていることが多く、非常にリーズナブル。賢さや吸引性能は高価格帯の商品に及びませんが、バッテリー駆動時間は最長150分間あり、アプリを使えば細かな設定や音声操作も可能。入門用の1台として、候補に入れてみてはいかがでしょうか。
OKPは、ECサイトをメインにロボット掃除機を展開しているメーカー。豊富な機能を搭載しつつ、価格を抑えたコスパの高いモデルを扱っているのが特徴です。
今回ご紹介するK4も、2万円前後と手頃ながらアプリ連携や水拭き機能があるのが魅力。超薄&コンパクトで狭い場所でも使いやすく、150分間の連続稼働が可能なバッテリーも内蔵しています。
吸引力は最大3600Paと強力で、パワーは目的に合わせて3段階から選択可能。3層のろ過システムを搭載し、排出される空気のきれいさにもこだわっています。
吸引口には真空吸引構造を採用しているのも注目したいポイントです。回転ブラシのようにゴミが絡まる心配が少なく、髪の毛やペットの毛もしっかり吸引できると謳われています。
水拭き機能も搭載されているので、食べこぼしなどで床が汚れがちな家庭や、汗をかきやすい夏場にも重宝しますよ。
走行には弓型方式を採用し、掃除箇所の重複を防いで時間や電力を節約。走行モードは自動・エッジ・スポット・ランダムの4種類があり、掃除したい場所によって使い分けできて便利です。
また「Free Move2.0」技術を搭載することで、狭い場所や段差を検知したり、コードの巻き込みを防いだりすることが可能。衝突防止・落下防止センサーといった基本的な機能も備わっていますよ。
OKP Lifeアプリと連携すれば、Amazon Alexa・Google Assistantといった音声アシスタントも使えます。声だけでコントロールできるので、毎日の面倒な掃除もより手軽に済ませられるでしょう。
ダストボックスは550mLと大容量で、ゴミ捨ての回数が少なく済むのが魅力。ダストボックスは水で丸洗い可能のため、清潔さをキープしたい人にもぴったりです。底面についている2本のサイドブラシは着脱可能で、お手入れしやすい工夫も凝らされていますよ。
また、バッテリーが少なくなると充電ステーションに自動で帰還。掃除途中で止まっていた…といった心配もありません。
サイズは直径28×高さ7.6cmと、コンパクトかつ薄型設計。家具の下などの狭い空間も、スムーズにお掃除できます。
シックなグレーとマットな質感のデザインも特徴的で、お部屋の雰囲気を崩さずどんなインテリアにもなじみやすいでしょう。
付属品として、サイドブラシ・水拭き用モップ・ロボット掃除機専用ウエットシートなどがついてきます。また、本体に水タンクは内蔵されていないので、水拭きの際はモップを濡らしてセットしてくださいね。
検証②:賢さ
検証③:お手入れのしやすさ
検証④:音の静かさ
約10畳の部屋に、折り紙・青砂・髪の毛・毛糸を合計30gまき、掃除機を1時間走行させて吸引量を測定しました。
カーペットでは、吸引漏れがさらに多め。吸い残したゴミの上を通過したときに、除去できず踏むだけだったのも気になるところです。フローリングのゴミをざっくり除去できればOKという人なら、使いやすいでしょう。
賢さについても、高価格帯のほかの商品には一歩及ばない結果に。円を描くようにランダムに走行しますが、効率的とはいえない動きでした。障害物への対応も苦手で、衝突を繰り返して方向転換していたのもネックです。
ただし、2cmの段差があるカーペット上で、立ち止まらずスムーズに走行できたのはよいところ。専用アプリからの操作も可能で、清掃モードの変更・タイマー設定・音声アシスタントが使えます。
障害物への衝突が多く見られたため、大切な家具がある部屋では使用を控えたほうがよいでしょう。進入禁止エリアの設定機能もないので、傷つけたくないものは事前に移動しておくのがおすすめです。
また、今回検証したすべての商品において、障害物にまったく当たらないものはほとんどありませんでした。ロボット掃除機を検討しているなら、走行しやすい環境を整えることも重要といえます。
続いて、お手入れのしやすさと静音性の検証です。
ゴミが簡単に捨てられるかや、水洗いできるかなどをチェック。また、図書館と同じ静かさの40dBの部屋で稼動音の大きさも計測しました。
ダストステーションは付属していないため、お手入れのしやすさはまずまずの結果です。
ダストケースにゴミが溜まるたびに捨てる必要があり、処理したあともケース内に残った細かな汚れを手で掻き出さなければなりませんでした。ダストケースの分解は4工程で済むものの、サイズが小さめでやや手間取ったのも気になるところです。
ただし、ダストケース・フィルターともに水洗いできるのはメリット。衛生面にこだわりたい人でも、使い続けやすいといえます。
また、今回の検証は約1m離れた位置で計測しているため、実際に感じる騒音はそこまで大きくないでしょう。
環境省のサイトを参照
エコバックスジャパンのDEEBOT X1 OMNIは、ダストステーション付きでゴミ捨ての手間を省ける1台。マッピング能力も優秀で、壁際ギリギリを走行し障害物の前ではしっかりと停止できました。価格は高いですがパワフルな吸引力があり、ペットや子どもがいる家庭に大活躍するでしょう。
走行方式 | マッピング方式 |
---|---|
ダストステーションの機能 | 自動ゴミ収集+モップ洗浄+モップ乾燥 |
アプリ連携対応 | |
騒音値(実測値) | 平均56.5dB |
水拭き対応 | |
本体高さ(実測値) | 10.5cm |
充電時間(公称値) | 6時間30分 |
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自動充電(自動帰還)機能 | |
Wi-Fi対応 | |
清掃エリア設定機能 | |
サイドブラシ本数 | 2本 |
洗剤対応 | |
モップの使い捨て | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
自動再開機能 | |
モップを持ち上げ可能 | |
メインブラシに毛が絡まない | |
ペットのフンを回避可能 | |
本体重量 | 4.2kg |
本体幅(実測値) | 34.5cm |
本体奥行(実測値) | 34.5cm |
ダストステーション幅 | 44.8cm |
ダストステーション奥行 | 43.0cm |
ダストステーション高さ | 57.8cm |
エコバックス DEEBOT X1 OMNI DEX11をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
タイプ | ロボット |
---|---|
走行方式 | マッピング方式 |
コードレス対応 | |
集じん方式 | 紙パック式(ダストステーション) |
操作方法 | アプリ、音声操作(Alexa・Google Home対応) |
ダストステーションの機能 | 自動ゴミ収集 |
標準モードの連続使用時間(公称値) | 2時間55分 |
ヘッド種類 | 回転ブラシ |
衝突防止機能 | |
充電時間(公称値) | 6時間30分 |
落下防止機能 | |
自動充電(自動帰還)機能 | |
騒音値(公称値) | 67dB |
ゴミ自動収集時の騒音値 | 不明 |
アプリ連携対応 | |
騒音値(実測値) | 61.7dB |
Wi-Fi対応 | |
標準モードの運転音 | 不明 |
最強モードの運転音 | 不明 |
形状 | 丸型 |
コードの長さ | 不明 |
ブラシ種類 | 回転ブラシ |
集じん容積 | 0.42L |
清掃エリア設定機能 | |
スケジュール機能 | |
消費電力 | 40W |
サイドブラシ本数 | 2本 |
吸込仕事率 | 不明 |
からまり防止機能 | |
ダストステーション付き | |
充電スタンド付き | |
洗剤対応 | |
モップの使い捨て | |
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
ランニングコスト | 不明 |
自己位置認識機能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
自動再開機能 | |
ヘッドライト付き | 不明 |
水拭き対応 | |
乗り越えられる段差(今回の検証結果) | 2cm |
コンパクト | |
乗り越えられる段差 | 2cm |
ゴミセンサー付き | |
ペットのフンを回避可能 | 不明 |
メインブラシに毛が絡まない | 不明 |
モップを持ち上げ可能 | |
特徴 | |
静音モード搭載 | 不明 |
節電モード搭載 | 不明 |
10cmの隙間に差し込める | |
付属品 | 不明 |
本体重量 | 3.57kg |
本体幅(公称値) | 35.3cm |
本体奥行(公称値) | 35.3cm |
本体高さ(公称値) | 9.36cm |
ダストステーション幅 | 30cm |
ダストステーション奥行 | 43cm |
ダストステーション高さ | 43cm |
エコバックス DEEBOT T9+ DLX13-54をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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