卵・バターなどの動物性食品を使わず植物由来の原料のみを使用した、ティーライフ マクロビ豆乳おからクッキー。インターネット上の口コミでは高評価が多い一方で「おからの風味が強くておいしくない」「硬くて食べにくい」と気になる評判もあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか。
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
ティーライフのマクロビ豆乳おからクッキーは、食べすぎを防止できるヘルシーなお菓子を探している人におすすめです。比較したしっとり食感のソフトタイプとは違い、謳い文句どおり噛みごたえのあるハードな食感が特徴。「硬くて食べにくい」との口コミがありましたが、噛む回数を増やして満腹感を得たい人にぴったりです。
100gあたりに含まれる成分は、たんぱく質9.3g・糖質65.6g・食物繊維10.4g・脂質11.1g。比較した通常のクッキーより、脂質が15g以上抑えられているのが魅力です。摂取したいたんぱく質や食物繊維の配合量も、通常のクッキーより多めでした。
小麦粉・糖類・油脂よりもおからの含有量が多いのもメリットです。糖質はやや高いので食べる量には注意が必要ですが、比較した小麦粉・砂糖・バターを多く含む商品よりもヘルシー。牛乳より糖質・脂質の低い豆乳を使用しているのもうれしいポイントです。
ボーロのようなほんのりした甘さが感じられる点も、モニターから好印象。「おからの風味が強くておいしくない」との口コミがありましたが、大豆の風味はほのかに感じられる程度で目立ったクセはありませんでした。
卵・バターなどの動物性食品は不使用で、植物由来の原料のみで作られている点も強みです。とはいえ、硬く焼かれたハードな食感は好みが分かれるところ。ソフトタイプをお探しの人は、ほかの商品も検討してみてください。
今回ご紹介するマクロビ豆乳おからクッキーは、卵・乳・バターなどの動物性食品は一切混ぜずに作られているのが特徴。国産のおから・小麦粉・きび糖・米油・豆乳・全粒粉と植物由来の原料のみを使用している点を売りとしています。
販売元は、自社で企画したアイテムを中心に、健康・キレイをサポートするお茶や健康食品などを手掛けるティーライフ です。
噛みごたえを出すため、硬めに焼き上げているのも特徴のひとつ。割れや欠けのあるクッキーも入った訳あり商品のため簡易包装ですが、保存に便利なチャックつきの袋に入っているのはうれしいポイントです。
内容量は250g×4袋。賞味期限は製造日より4か月です。
今回は、ティーライフのマクロビ豆乳おからクッキーを含むおからクッキー全35商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、おいしさの検証です。
実際に5名のモニターがおからクッキーを試食し、味・食感・パサつきをチェックしました。
実際に試食したモニターからは、ボーロのようなほんのりした甘さが好印象。「おからの風味が強くておいしくない」との口コミがありましたが、大豆の風味はほのかに感じられる程度で目立ったクセはありませんでした。
味自体はよい一方で、口コミどおり硬さを指摘するモニターも。比較した商品のなかではしっとりとしたソフトタイプが人気を集めていましたが、「ガリッと音が鳴るほど硬くて食べにくい」との声があがるほどハードな食感でした。
謳い文句どおり噛みごたえがあるため、咀嚼回数を増やして満腹感を得たい人におすすめです。
続いて、成分の検証です。商品の成分表から、100gあたりのたんぱく質・糖質・食物繊維・脂質をチェック。日本食品成分表2020年版(八訂)(文部科学省)を指標とし、通常のクッキーよりヘルシーか評価しました。
その結果、特に脂質の少なさが印象的です。100gあたりに含まれる成分は、たんぱく質9.3g・糖質65.6g・食物繊維10.4g・脂質11.1g。通常のクッキーの、たんぱく質5.7g・糖質72.6g・食物繊維1.4g・脂質27.6gと比べて、脂質を15g以上抑えられていました。摂取したいたんぱく質や食物繊維が多く含まれているのも利点です。
一方、100gあたりの糖質量は65.6gと高めです。比較したなかには20g以下に抑えられた商品があったのに対し、通常クッキーの72.6gに近い数値でした。
ダイエット中の間食用に取り入れたい人は、食べ過ぎには注意してくださいね。
おからクッキーは、大豆たんぱく質・イソフラボンなど、普通のおやつでは補えない大豆由来の栄養素が含まれている点が特徴。お腹の健康をサポートする食物繊維も摂取できます。
おからは水分でふくらむため、腹持ちがよく食べすぎを防止できてダイエット中にもぴったり。なかには、糖質を半分以上カットするために豆乳やこんにゃくを使用したものや、小麦粉不使用のものも販売されていますよ。
最後は、おからの含有率です。原材料から、小麦粉・糖類・油脂よりもおからが多く含まれているかを確認しています。
結果、原材料のなかでおからの配合量が1番多いことがわかりました。比較した商品には小麦粉・砂糖・バターを多く含むものもあったなか、優秀な結果です。このほか、牛乳より糖質・脂質が低い豆乳が使われているのも利点といえます。
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ティーライフのマクロビ豆乳おからクッキーは、公式通販サイトまたはAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトで購入できます。執筆時の価格は、250g×4袋のセットで税込1,980円(公式サイト参照)です。
ティーライフでは、サクサクの食感が売りの「お豆腐屋さんの豆乳おからクッキー」や、しっとり食感が魅力の「満腹おから豆乳ソフトクッキー」も販売。それぞれ食感が異なるため、食べ比べてみるのもおすすめですよ。
おからクッキーは、普通のクッキーレシピを参考に自宅で簡単に手作りできます。その際、小麦粉とおからパウダーを1:1の割合で入れるのがポイント。おからパウダーが多すぎるとパサつきやすいうえ、大豆の風味が出すぎてしまいます。
インターネット上でもさまざまなレシピが掲載されているので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
最後に、しっとり・サクサクの食感が楽しめるほかの商品をご紹介します。
きぼうのおからクッキーは、迷ったら食べてほしい一品。やさしい甘みとほどよいバターの風味が特徴で、一般的なバタークッキーに負けないおいしさです。ほろっと崩れるしっとりとした食感も魅力。たんぱく質・食物繊維がたっぷり含まれており、糖質は100gあたり34.5gに抑えられています。
生おからショートブレッド風は、大豆の香ばしさとほのかなシナモンの香りが魅力。一般的なクッキーに似た甘みとまろやかな旨味を楽しめます。パサつきはなく、サブレのような心地よいサクサクの食感も高評価。脂質は100gあたり23.9gに抑えつつ、たんぱく質と食物繊維を豊富に摂取できます。
おから以外のパウダー不使用 | |
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1枚あたりの糖質量 | 不明 |
硬さ | ソフトタイプ |
小麦粉使用 |
内容量 | 200g |
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原材料 | おから(国内製造)、バター、粉糖、米粉(鳥取県産)、アーモンドプードル、シナモンパウダー |
包装 | ジップ付きビニール袋 |
賞味期限 | 製造日より180日 |
ブライアンテック 生おからショートブレッド風をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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