Shark 充電式サイクロンハンディクリーナー CH951Jの口コミ・評判は？実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー！

毛足の短いカーペットでもゴミも残さず吸い取れます。実際に付属のモーターヘッドを装着して使用したところ、しっかり吸着し大きな毛糸から砂まで1往復できれいに。比較した全商品のなかでも1往復で砂まで取り切れたのはわずかでした（※2025年2月時点）。

毛足の長いカーペットでは1往復で大きなゴミが見えなくなり、2往復で砂のざらつきが気にならなくなりました。

ただし吸引力が高い分、毛足の短いカーペットに比べて引っかかりやすいのは惜しいところ。スイスイ動かせないため、人によっては扱いづらさを感じるかもしれません。

クッションカバーは1往復だと髪の毛や砂がわずかに残ったものの、2往復すれば細かいゴミも吸い切れました。比較した多くの商品で同様の結果でしたが、本品もクッションの掃除に十分役立ちます（※2025年2月時点）。

しかし吸引力が高いため、カーペット同様に吸い込みすぎによる生地のヨレが生じました。何度も往復すると、型崩れする可能性があります。

革素材にも高い吸引力を発揮。実際に掃除すると、1往復で用意したすべてのゴミを吸い切れました。比較した商品の多くで2〜3往復かかったことをふまえると、すばやくきれいに掃除できます（※2025年2月時点）。

吸引力はかなり強いので、革が傷まないよう注意が必要です。

サッシの掃除では、1往復せずとも往路の時点で細かいゴミまで吸い切れました。比較した全商品のおよそ6割で2往復以上必要だった（※2025年2月時点）のに対し、本品は付属のすき間ノズルがフィットするため、一度通るだけできれいに掃除できます。

素材によっては生地に負担をかけないよう配慮しながら掃除をしなければなりませんが、フローリング・カーペットからクッションなどの小物類・サッシまで幅広いシーンで活躍しますよ。

持ち手部分は手に収まりやすく、操作性も良好でした。持ち手は輪っか状で、本体と一体化しています。比較した商品内では持ち手の太さが14cm以下だと手が小さな人でも掴みやすい傾向がありましたが、本品は10.5cmと細め。しっかり握れるため、作業中に手が滑る心配は少ないでしょう。

床に沿わせたときの吸引口の角度は65度とやや大きいものの、長時間の使用でなければそれほど疲れは感じません。

充電時間は240分と長めですが、充電スタンドが付属しており、本体を上から差し込むだけで充電が可能です。充電スタンドにはノズル類を収納する場所もあるため、コンパクトに保管できますよ。

お手入れのしやすさでは、比較した全商品のなかでもトップクラスの評価を獲得（※2025年2月時点）。ダストカップの集じん容積は0.53Lと大きく、ゴミ捨ての頻度は少なく済みます。

ボタンをおすだけでダストカップが開くため、手を汚さずにゴミを捨てられるのも利点です。

また、ダストカップ・フィルターは取り外して丸洗いできます。簡単にお手入れが可能なため、清潔に使い続けられますよ。

ECサイトでの販売価格が1万円前後と手頃なのも魅力です（※2025年2月時点）。比較した商品内には2万円を超えるものがあったことをふまえると、手軽に購入できます。

ハンディクリーナーはほしいけど予算はそこまでかけられないという人でも手を出しやすいでしょう。

連続使用時間は約10分と短めでした。比較した商品内では標準モードで20分連続使用できる商品が多かったことをふまえると、掃除の途中でバッテリーが切れる可能性があります。時間をかけてしっかり掃除したい人には不向きです。

口コミどおり、稼動音の大きさも気になります。実際に1m離れた場所で標準モード使用時の音量を測定したところ、ミニモーターヘッドを装着した際の稼動音は72.7dBを記録。比較した全商品の平均である約67dBを上回る結果でした。

検証では平均値の約67dBですら大きな声でないと会話が難しいレベルということがわかったため、本品はかなりうるさく感じるでしょう。夜間の使用は避けたほうがよいといえます。