Xiaomi mi ハンディクリーナー ミニは、静かでコンパクトなものをお探しの人や、デザイン性重視の人におすすめです。重量は500gと軽量で、サイズもペットボトルほどの大きさ。棚の上などの高い場所でも、負担なく掃除できました。運転音も今回比較したほかの商品よりかなり静かで、時間帯を問わず使えます。付属の隙間ノズルが小さく、ソファの隙間やサッシにすっぽりフィットするのも利点。ダストケースが小さくゴミ捨ての頻度は上がりますが、ワンタッチで簡単に捨てられるのでそれほど手間には感じないでしょう。ただし持ち手がやや太いため、長時間使うと手が疲れる可能性があります。3種類の床にゴミを撒いて実際に掃除してみたところ、フローリングは1往復だけでほぼ除去できました。一方、畳やカーペットでは奥に入り込んだ小麦粉までは取り切れず、惜しい結果に。吸込口が小さいため、デスクに散らかった消しカスなどをピンポイントで取りたいときなどに活躍するでしょう。価格は執筆時点で税込5,940円(公式サイト参照)と、比較的リーズナブル。一見掃除機とはわからない、ホワイトカラーのおしゃれな見た目も魅力ですよ。小型タイプで収納場所も選ばないので、ぜひチェックしてみてください。
AnkerのEufy HomeVac H11は、隙間をすっきり掃除したい人やコスパ重視の人におすすめです。実際に隙間用のアタッチメントをつけて掃除してみたところ、ソファやサッシの細い隙間にも浮かずにぴったりフィットし、溜まったゴミをきれいに吸い取れました。3種類の異なる床の上でも使ってみましたが、たった1往復で、フローリングはもちろん畳のゴミもざらつきを残さずきれいに吸引。カーペットの奥に入った小麦粉は少し残りましたが、表面はしっかり除去できました。ゴミが入り込みやすい凹凸面で使う場合は、念入りに動かすとよいでしょう。ゴミ捨ても簡単で、ダストケースを外してそのまま捨てるだけ。サイクロン式でゴミが圧縮されるため、粉が舞わずに捨てられるのも利点です。ケースやフィルターは水洗い可能なので、清潔さをキープできますよ。ただし運転音は静かとはいえないので、使用時間帯には注意してくださいね。価格は執筆時点で税込4,990円(公式サイト参照)と、ハンディ掃除機のなかでは比較的リーズナブル。コンパクトながら吸引力が高く、すべり止めがあったり立てて置けたりと、コスパ重視の人にもうってつけです。迷っているなら、一度試してみてはいかがでしょうか。
ACCGUYS ハンディクリーナーは、サブ機として軽く取り回しやすいものがほしい人におすすめです。フローリングのゴミをさほど時間をかけずに吸いとれたうえ、サッシはノズルがフィットしスムーズにゴミを吸引。比較したほとんどの商品がゴミをきれいに吸引しやすかったフローリングでも、なかには1往復しただけでは目に見えるほど残したものもありました。重量も370gとかなり軽量。比較したほとんどの商品が800g以下だったなか、1kgを超えたダイソンの商品もあり、「軽くて操作しやすい」との口コミどおりです。集塵容量が0.12Lと大きいため、日々の掃除も疲れを感じにくいでしょう。また、連続稼働時間は32分と長めであるうえ、ノズルを含めた全長も323mmとコンパクト。比較したアイリスオーヤマのように500mm以上あるものに比べ、車内の入り組んだ狭い場所も扱いやすいでしょう。フィルターとダストボックスが水洗い可能で、お手入れのしやすさも問題なし。比較したアンカー ufy HomeVac H30 Ventureのように、約10回の使用に1度のお手入れで済むものにはおよばないものの、約4~7回に1度で済みそうです。稼働音も平均69.9dBと、ハンディクリーナーのなかでは控えめ。静音性にこだわる人には物足りないものの、「音がうるさい」という口コミのほどではないでしょう。しかし、「吸引力がいまひとつ」との口コミがあったように、対象によってゴミを吸いとりにくい印象。吸い口がツルツルと滑りやすく、カーペットでは絡んだ髪の毛を、革素材では細かいゴミのザラつきを残しました。また、ゴミ捨ては3ステップ必要で手間がかかるうえ、充電スタンドもの付属もありません。本体のデザイン性は高いものの、スッキリ収納したい人には向かないでしょう。とはいえ、価格は約3,000円程度と手頃なのは魅力。1度ハンディクリーナーを試してみようと考えている人にもおすすめできます。軽量なので付属の収納袋に入れれば、持ち運びたいときにも便利ですよ。USBケーブルが付属しているため、車内やPCデスクに常備するのも手。ぜひ購入してみてくださいね!
Shark EVOPOWER W35 WV280Jは、どのハンディクリーナーにするか迷っているすべての人におすすめです。実際に使用すると、フローリングはゴミを1往復で吸引でき、カーペットやクッションも2・3往復程度で吸い取りました。比較した商品にはゴミが残るものもあったなか、毛足の短いカーペットに絡んだ髪の毛・お菓子も1往復でほぼ吸えます。窓のサッシの掃除も得意。吸引力が高すぎるがゆえにお菓子が少し飛んだものの、1往復でほとんど吸えました。ただし、革素材に吸引口が張りついたり、毛足の長いカーペットに絡んだお菓子のゴミが残ったりとやや苦手なゴミもあります。素材によっては、複数回の往復が必要でしょう。とはいえ、総じてゴミの吸い残しは少なく、強力に吸引できますよ。謳い文句どおり軽量で、操作性も良好でした。重量はノズル込みで0.66kgと、腕への負担になりにくい重さ。全長は約57cmと口コミどおり長めですが、持ち手の周囲は14cmとしっかり握れる太さでした。吸い口の角度が約50度と横向きに近く、ゴミを吸いやすいのもポイント。充電スタンドが付属し、バッテリーを2つ使えば約24分と稼働時間も十分です。お手入れも簡単でした。比較したなかには水洗いに対応していない商品もあったなか、口コミどおりダストカップ・フィルターは水洗い可能。集じん容量は0.077Lと比較した商品の平均値の0.119L(※執筆時点)は下回ったものの、ゴミ捨て頻度は4〜7回の使用に1回で済みますよ。ゴミ捨てもワンタッチで完了します。一方で、稼働音は気になる結果に。騒音レベルは80.3dBと、比較した商品の平均値75dB(※執筆時点)を大きく超えました。ゲームセンター並みの騒音(参考:環境省)で、音楽や人の声が聞き取れないレベルの轟音です。吸引力がありサッと掃除ができるため、そこまで懸念点ではありませんが、「うるさい」との口コミにも頷けます。執筆時点で税込20,900円(公式サイト参照)とハイエンドモデルに位置する商品。メーカーが謳うとおり力に自信がない人でも軽く扱えて、強力にゴミを吸えるのが魅力です。「しっかり掃除できる」との口コミどおり、パワーで選ぶなら有力候補となるでしょう。この機会にぜひ、購入を検討してみてくださいね。
アイリスオーヤマのIC-H50-Bは、使いやすさ重視の人や、凹凸のない場所での使用を検討している人におすすめです。3種類の床にゴミを置いて実際に掃除してみたところ、フローリングでは1往復ですべてのゴミを吸い取れ、ざらつきのない仕上がりでした。畳とカーペットはおおむね吸引できましたが、中に入り込んだ小麦粉が残ったのが惜しいところ。凹凸がある場合は、少し念入りにかけとよいでしょう。2種類のアタッチメント付きで、ソファ・サッシ・キーボードなどいろいろな場所に使えるのもメリット。狭い場所にも先端がぴったりフィットし、スムーズに扱えますよ。稼動音は79dBとハンディ掃除機としては標準的。ゴミはワンタッチで捨てられ、ダストケース・フィルターともに水洗いが可能です。価格は執筆時点で税込10,610円(公式サイト参照)。バッテリー残量がひと目でわかるランプや、付属品をまとめて収納できる充電スタンドなど、使い勝手がよいのも魅力です。コンパクトなコードレスタイプがほしいなら、候補に入れてみてはいかがでしょうか。
今回検証したこまめちゃんは、ゴミ捨てやお手入れを簡単に済ませたい人におすすめです。ゴミが溜まったときは紙パックごと捨てられるので、手が汚れません。ダストケースを洗う必要もなく、お手入れに手間がかからないのも魅力です。フィルターが水洗いできる点も好印象でした。一方、力の弱い方にはあまりおすすめできません。本体が重いので、操作しにくいと感じます。特に高いところの掃除は負担になってしまいそうです。また、吸引力にも不安が残ります。ゴミの取り残しが目立つため、しっかりと掃除をしたい場合は他商品も含めて検討するのがおすすめです。