UENO-mono SUIRYUをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

3種類の床を実際に掃除してみた結果、小さめのゴミを吸引できず、吸引力は平均をやや下回る評価に。

検証を行ったフローリング・カーペット・畳すべての床で、お菓子のクズ・小麦粉など細かいゴミの吸引漏れが見られました。

一方、髪の毛や埃などの比較的大きめのゴミは吸うことができています。軽く掃除をする程度なら問題ないですが、床を隅々まできれいにしたい人にはもの足りないでしょう。

実際に使用してみると、操作性はまずまずの評価となりました。ただ、本体が重いので、棚の上などの高い場所を掃除する際は腕に負担がかかります。

一方、ソファの隙間や窓のサッシなど細かい箇所は、細めのアタッチメントを使えばある程度吸うことが可能です。ヘッド部分の調整はやや難しいものの、机の上もとくにストレスなく掃除できます。

スイッチを1回押すだけで起動する簡単操作なので、使うときのストレスは少ないでしょう。

実際に中のゴミを処理してみたところ、ゴミ捨てはあまり楽にはできませんでした。

捨てるときはダストケース・フィルター両方を取り外す必要があり、やや手間を感じます。また、フィルターにゴミが付着しやすく、サッと簡単に捨てることはできませんでした。

一方、手入れはしやすく、ダストケース・フィルターともに水洗いができます。とくにダストケースはサイズが大きく洗いやすいので、衛生的に使用できます。

騒音計で稼働音をチェックしてみると、音は静かとはいえません。数値は80.7dBで、人がストレスを感じやすい70dBを超えています。

ただし、今回検証した商品のほとんどが80dBほどであったことをふまえると、ある程度の騒音は仕方ないといえます。そのため、夜中の使用は控える、使用時間を短くするといった騒音対策が必要でしょう。