USB Type-Cケーブル内蔵で使い勝手がよいと評判の10,000mAhモバイルバッテリー、UGREEN Uno 10000mAh ケーブル内蔵型モバイルバッテリー。「容量も大きく、外出先でスマホをよく使う人にぴったり」と高く評価される一方で、「少し重い」といった気になる口コミもみられ、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気の10,000mAhモバイルバッテリーとも比較。検証したからこそわかった、本当のよい点・気になる点を詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、10,000mAhモバイルバッテリー選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
5,980円
おすすめスコア
変換ロスの少なさ
充電の速さ
持ち運びやすさ
使いやすさ
変換ロス率 | 30.15% |
---|---|
最大出力(実測値) | 28.31W |
良い
気になる
最高出力は実測値で28.31Wと、比較した全商品の平均20.7W(※2024年11月時点)を超えていました。高出力ですばやく充電でき、待ち時間を少なく済ませます。バッテリー残量は液晶部分に数字・ロボットの顔イラストで表示されるため、ひと目で状況の把握が可能です。充電のし忘れを防げますよ。
使い勝手のよさにつながる機能も充実していました。出力端子はUSB Type-A・USB Type-C・内蔵ケーブルの3つを搭載しており、3台まで同時に充電できます。モバイルバッテリーとiPhoneをマグネットでくっつけて充電するMagSafe機能はありませんが、パススルー充電には対応。本体の充電をしながら外部機器へ給電が可能です。
サイズは幅7.2×奥行11.6×高さ2.2cmと分厚いものの、ケーブル内蔵により持ち歩く荷物を減らせるのは魅力。比較したほかの商品には本体のみで重量が250g近いものもあったなか、本品はケーブル内蔵ながら200g(※実測値)と軽量でした。「少し重い」との口コミに反して重量はそこまで気にならず、持ち歩く際に負担は感じにくいでしょう。
ECサイトでの販売価格は税込で7,000円弱(※2024年11月時点)と比較した商品のなかでもやや高価ですが、スマートフォンを複数回充電できるだけの実容量や充電スピードを備えています。変換ロスの少なさ・充電の速さを重視する人は、この機会にぜひ購入を検討してみてください。
<おすすめな人>
<おすすめできない人>
UGREENは、スマホ・PCなどのデバイス用周辺機器を手がける中国のブランドです。今回ご紹介するUno 10000mAh ケーブル内蔵型モバイルバッテリーは、ロボットのような形をしているのが特徴の充電器、Unoシリーズの1つ。外観にはTFTスクリーンを装備しており、充電残量をロボットの表情で表示します。
USB-Cポート・USB-Aポート1つずつに加えて、USB-Cケーブルを内蔵しているのが魅力です。ケーブルは引っ張り出せばすぐに使え、ポートも含めて同時に3台の機器を充電できます。USB-Cポート・内蔵ケーブルは最大30W・USB-Aポートは最大22.5Wの出力に対応しており、急速充電が可能です。
サイズは幅7.2×奥行11.6×高さ2.2cm・重量は203g(※公称値)。カラーはシルバー・紫の2色です。過電流・過電圧などを防ぐ13種類の安全保護機能を搭載し、安全かつ効率よく充電できるよう工夫を施しています。なお、詳しい商品情報は以下のとおりです。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
人気の10,000mAhモバイルバッテリーを比較検証したところ、UGREEN Uno 10000mAh ケーブル内蔵型モバイルバッテリーには4つのよい点がありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてみてください。
モバイルバッテリー選びで気になる変換ロス率は抑えられており、効率よくスマートフォンを充電できます。
実際に調べると公称値の10,000mAhに対して、実容量は6,985mAhと十分な大きさ。変換ロス率は30.15%と、比較した全商品の平均で約37%(※2024年11月時点)よりもかなり低い結果となりました。
iPhone 14であれば2回フル充電にできるため、外出先でスマートフォンを複数回充電したい人にも向いています。
高出力でスピーディに充電できるのも魅力です。実際に充電時の出力を電圧電流チェッカーで計測すると、比較した全商品の平均20.7W(※2024年11月時点)を超える28.31Wを記録しました。
スマートフォンは20Wの出力があれば急速充電が可能なため、さまざまなデバイスの充電に活用できますよ。
「少し重い」との口コミに反して、ケーブル内蔵ながら重量は200g(※実測値)と軽量で持ち運びにそこまで負担はかかりません。比較したなかにはケーブルやACプラグがないにもかかわらず、重量が250g近いものもありました。
サイズは厚さが2.2cm・表面積が83.52cm2とやや分厚く小型とはいえないものの、ケーブルを別で持ち歩かなくてよいのは利点です。本品自体はカバン内でかさばる可能性はありますが、充電用に持ち運ぶアイテムは少なく済みますよ。
使い勝手も良好でした。バッテリー残量は、数字・ロボットの顔のイラストで表示されます。インジケーターのみ表示の商品に比べると、パッと見たときにわかりやすく、充電のタイミングを逃しません。
出力端子にはUSB Type-A・USB Type-C・内蔵ケーブルの3つを搭載しており、3台まで同時に機器を充電できます。急速充電のUSB PD規格に加えて、パススルー充電にも対応しているため、本体に給電しながら外部機器への充電が可能です。
マグネットでiPhoneと充電器をくっつけて充電するMagSafeをはじめとするワイヤレス充電には非対応ですが、機能は十分備わっています。
実際にUGREEN Uno 10000mAh ケーブル内蔵型モバイルバッテリーを使用しましたファ、とくに気になる点はありませんでした。マイベストが自信を持っておすすめできる10,000mAhモバイルバッテリーなので、ぜひ購入を検討してみてください。
変換ロス率 | 30.15% |
---|---|
最大出力(実測値) | 28.31W |
良い
気になる
入力端子 | USB Type-C×2 |
---|---|
出力端子 | USB Type-C×2,USB Type-A×1 |
ワイヤレス時の最大出力(公称値) | |
付属品 | USB Type-A to Type-Cケーブル、取扱説明書 |
保証期間 | 24か月 |
ケーブル内蔵 | |
ACプラグ内蔵 | |
ワイヤレス充電(Qi)対応 | |
幅 | 7.2cm |
奥行 | 11.6cm |
高さ | 2.2cm |
重量 | 約200g |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
5,920円
(最安)
販売価格:5,980円
ポイント:60円相当
送料無料
(10,432件)
ここでは、UGREEN Uno 10000mAh ケーブル内蔵型モバイルバッテリーとは違う魅力を持った商品をご紹介します。購入を迷っている人はぜひ参考にしてみてくださいね!
CIOのSMARTCOBY Pro SLIMは、最高出力が実測値で33.55Wと高いのが魅力です。スマートフォンだけでなく、タブレットも急速充電できます。変換ロス率も32.29%と抑えられており、実容量も6,771mAhと大きめでした。iPhone14であれば、2回フル充電にできますよ。
面積が67.34cm2・厚さが16.2mmと超薄型なため、スマホと重ねて楽に持てます。重量も約180gと軽く、カバンに入れて持ち運んで負担は感じないでしょう。
Ankerの633 Magnetic Batteryは、最大出力7.5Wのワイヤレス充電機能を搭載しています。バッテリー本体にはマグネットも内蔵されており、MagSafeに対応していました。有線も合わせれば、最大3台まで同時充電が可能です。
電力の変換ロス率は27.89%とかなり少なく、実容量は7,211mAhと十分な大きさでした。iPhone14であれば、2回までフル充電にできます。最高出力は実測値で18.37Wなので、充電の待ち時間も気になりませんよ。
UGREEN Uno 10000mAh ケーブル内蔵型モバイルバッテリーは、公式サイト・全国にある取扱店舗のほか、AmazonといったECサイトにて購入できます。なお、公式サイトでの販売価格は税込7,580円です(※2024年11月時点)。検証結果を参考にぜひ検討してみてくださいね。
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