懐中電灯型モバイルバッテリーのおすすめ人気ランキング【2025年】

懐中電灯部分の明るさは、使い方に合わせてチョイスしましょう。たとえば、手元や足元を照らせればよいなら、45ルーメン以上を基準に選べば快適に使えます。

手元から10メートル以上先までしっかり照らしたい場合は、200ルーメン程度の明るさを基準に選ぶのがおすすめ。200ルーメンあれば、一般的な懐中電灯と同程度の明るさを確保できます。

広い部屋や屋外でさらに遠くまで照らしたいなら、400〜800ルーメン程度のものを選ぶとよいでしょう。ただし、ルーメンの値が大きいものは手元が反射して見えづらくなるため、近距離作業には向かないことは覚えておきましょう。

1台で近距離と遠くの両方を照らせるものがほしい場合には、明るさの調整機能があるものが便利です。スイッチひとつで明るさを変えられるものなら、複数のライトを用意する必要がなく、懐中電灯としてもアウトドア用の明かりとしても活用できます。

また、アウトドアで活用したいなら、明かりの色や点灯パターンが変えられるかどうかにも注目。眩しく感じづらい赤色や、自分の存在をアピールしやすい青色などはいざというときに役立ちます。点灯パターンをSOSなどに変更できるものは、災害時への備えにもうってつけです。

よりフレキシブルに使えるものを手にしたければ、フォーカス機能の有無もチェックしましょう。フォーカス機能とは、ライトヘッドを調節することでライトが照らす範囲を調節できる機能のことです。

フォーカス機能があれば、近くを広範囲で照らすときから遠くの1点にピンポイントでライトを当てるときまで活用可能。キャンプや釣りなど、アウトドアシーンで使いたい人にはとくにおすすめです。

災害時やアウトドアで懐中電灯型モバイルバッテリーを活用したい場合は、連続使用時間が10時間程度のものを選ぶとよいでしょう。10時間程度使用できるものなら、夜間の明かりとして使いたい場合にも重宝します。

なお、明るさや点灯パターンを調節できる製品の場合は、モードごとに点灯時間が異なることがあります。あらかじめ、どのモードのときにどの程度連続使用できるのか確認しておきましょう。

スマホの充電に用いる充電器やパソコンから給電を行いたいなら、USB充電式がよいでしょう。バッテリー容量が大きいものでも電池式よりかさばらず、スマートに持ち運べます。入力用ポートはmicroUSB・USB Type-Cなど商品によって異なるので、よく使うケーブルの端子に合わせて選びましょう。

なお、USB Type-C端子を搭載したスマホを使っている場合は、双方向充電式のものを選ぶと便利です。モバイルバッテリーのUSB Type-C端子を使って入力も出力もできるので、モバイルバッテリー本体を充電しながらスマホの充電ができます。

また、パススルー機能の有無もチェックしましょう。パススルー機能搭載なら、モバイルバッテリーを電源に接続して給電しながら、スマホを充電できます。ただし、モバイルバッテリーが過熱しやすいことには注意してくださいね。

停電や災害に備えたいなら、乾電池式がおすすめです。乾電池式ならモバイルバッテリーに充電する手間がかからず、電池を入れるだけですぐ使えるのがメリット。電源がない状況でも活用しやすいのが強みです。

ただし、乾電池式はUSB充電式と比べるとかさばりやすく、さらに電池のもちもあまりよくない傾向があります。長期で使用する場合は電池代が高くつくため、普段使いにはあまり向きません。

また、製品によってはアルカリ電池しか使えないなど、使える電池の種類に制限があることも。指定されていない電池を入れると期待した性能を発揮しきれない場合があるため、パッケージや商品説明をよく確認しておきましょう。

災害時に備えるなら、ソーラー充電式も選択肢に加えてみてください。ソーラー充電式なら太陽光で給電できるため、電源が確保できない場合でも使用可能。災害時のみならず、アウトドアでも活用しやすいでしょう。

ただし、懐中電灯機能に対してソーラーパネルの面積は小さく、発電に時間がかかってしまう傾向があります。ほかの給電方法をメインに、ソーラー充電をサブとして使うことを想定しておいたほうがストレスなく使えるでしょう。

アウトドアで使いたい場合は、防水・防塵性能に注目してください。防水や防塵がしっかりしているものなら、釣りなどの水をかぶりやすいシーンや、キャンプなどの汚れやすいシーンでも故障を気にせず活用できます。

防水や防塵の等級は「IP○△」といった形で表され、「○」部分が防塵等級、「△」部分が防水等級を表します。砂ぼこりなどが多い環境では防塵等級5以上、水場で使う場合は防水等級5以上を目安にするのがおすすめです。

より使いやすいものを選びたいなら、ストラップや取っ手のついた製品がよいでしょう。ストラップや持ち手があるものなら持ち歩きやすく、不意に落としてしまうことも防げます。

また、持ち手やストラップがあれば、木の枝やフックなど任意の場所に引っ掛けておけるのもポイント。夜間のキャンプや釣りなどで明かり代わりに吊るしておきたい場合にも便利です。