缶タイプで気軽に飲めると評判の、森永製菓 甘酒 酒粕米麹仕込み。ロングセラー商品として、幅広い年代から愛されています。一方、インターネット上の口コミでは「甘みが強すぎる」「人工的な甘さが気になる」といった声もあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、森永製菓 甘酒 酒粕米麹仕込みを含む甘酒全29商品を実際に試してみて、飲みやすさ・価格の安さ・甘味料の少なさを比較してレビューします。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
結論からいうと、森永製菓 甘酒 酒粕米麹仕込みは、昔ながらの懐かしい味が好みな人におすすめです。
1974年発売のロングセラー商品で、お正月に出されるような甘酒らしい味わいが楽しめます。砂糖の量は多めですが、甘味は強すぎずスッキリ。酒粕の風味が強いため、日本酒が好きな人はとくにおいしく飲めるでしょう。
粒々感控えめの、なめらかな舌触りも魅力です。スーパーで販売されていることが多く、缶・紙パック・フリーズドライ・粉と形状もさまざま。好みに合わせて選べるのがうれしいですね。
1899年創業の大手菓子製造メーカー、森永製菓。「おいしく、たのしく、すこやかに」をスローガンに掲げ、チョコボール・ハイチュウ・inゼリーなど多くのヒット商品を生み出しています。
なかでも甘酒は、国内市場トップクラスの売り上げを誇る(※)シリーズ。今回ご紹介するのは、ストレートタイプで気軽に飲める、甘酒 酒粕米麹仕込みの缶タイプです。
甘酒市場 全国SM・CVS・DRUG 2019年9月〜2020年8月 指標:推計販売規模(金額)
1974年に登場して以来、米麹の粒を生かした食感や喉越しにこだわり、長く愛されています。
甘酒には米麹甘酒・酒粕甘酒の2種類がありますが、森永の甘酒シリーズでは米麹・酒粕をダブルで使用しているのが特徴です。
それぞれの栄養成分を生かし、健やな美しさへと導きます。健康効果への研究も進めているので、興味のある人はぜひ公式サイトをチェックしてみてください。
<米麹の栄養成分>
<酒粕の栄養成分>
清涼飲料水に分類されており、缶タイプのアルコール分は1%未満です。とはいえゼロではないので、アルコールに弱い人や、運転前・妊娠中・授乳中の人は控えたほうがよいでしょう。
温める場合は、電子レンジや鍋を使ってください。加熱の目安時間は、公式サイトを参考にしてみてくださいね。
<温め方>
まとめ買いを検討するなら、30缶ずつ購入できる公式オンラインショップの利用がおすすめです。定期便に申し込んでおけば、通常より10%お得になりますよ。
<通常価格>
<定期お届け便価格>
それぞれ、1回あたり7,560円以上の購入で送料無料
価格はすべて税込・執筆時点・公式オンラインショップ参照
同シリーズでは、味・サイズ・飲み方が異なるさまざまな甘酒を展開しています。摂取頻度や好みに合わせ、自分にぴったりの商品を見つけてみてください。
<甘酒ラインナップ>
さらに、アルコール0.00%の米麹甘酒も販売中です。子どもや妊娠中の女性も一緒に飲めますよ。
今回は、森永製菓 甘酒 酒粕米麹仕込みを含む甘酒全29商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:飲みやすさ
検証②:価格の安さ
検証③:甘味料の少なさ
はじめに、飲みやすさの検証です。
モニター10人に試飲してもらい、甘み・酸み・香り・濃厚さをチェック。クセがなく飲みやすいかという観点から評価しました。
麹や酒粕の風味を抑えた商品が多いなか、クセが強めで日本酒らしい味わいです。酒粕のかたまりが入っていることもあり、モニターからはお酒感を指摘する声があがりました。
<コメント>
酸味は比較的弱く、砂糖や米の甘味が感じられます。「ごくごく飲める」という人がいる一方で、「モワッと喉に来る甘さ」「甘味が舌に残る」といった声もありました。
粒入りタイプの商品ですが、粒々感は控えめ。なめらかな舌触りが好印象です。とろみへの感想は、意見が二分。サラサラ飲みやすいタイプが好みな人には、濃く感じるかもしれません。
<コメント>
香りもやや強め。口元に近付けるとフワッと香り、好みが分かれています。
<コメント>
長く甘酒に親しんでいる人にとっては、味・香り・舌触りともに飲みやすい商品といえるでしょう。
続いて、価格を検証します。
ストレートタイプは100g・濃縮タイプは30gを1杯分とし、価格を算出して評価を行いました。
100gあたりの価格は82.6円。検証した商品の相場は80円程度なので、やや上回る結果になりました。
飲み続けるにはやや高めですが、身近な店舗で気軽に購入できる便利さを加味して選ぶ人も多いでしょう。
最後に、甘味料の少なさを検証します。
原材料表記をもとに、甘味料がどれくらい入っているか調べました。
甘味料不使用の商品があるなか、酒粕や米麹よりも砂糖が多く使用されていました。
糖質の量が気になる人は、飲みすぎに注意してくださいね。
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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最後に、アルコールらしい風味が苦手な人に試してほしい商品をご紹介します。
マルコメのプラス糀 糀甘酒LLは、クセが少なく、はじめてでも飲みやすいと好評。砂糖や人工甘味料を使っておらず、米・米麹本来の甘さが感じられます。アルコール0%なため、子どもも一緒に楽しめますよ。少量ずつ気軽に飲みたい人は、125mLパックを試してみてください。
酒粕を使った甘酒をお探しなら、森永の甘酒チルドをチェック。酒粕・米麹をブレンドしたコクがありつつ、スッキリした後味でサラッと飲めます。冷やして飲むのがおすすめです。こちらも125mL入りパックがあるので、冷蔵庫に常備してみてはいかがでしょうか。
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