麹仕立て 獺祭 甘酒をレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証
そこで今回は、獺祭の麹仕立て 甘酒を含む全26商品を実際に試してみて、飲みやすさ・価格の安さ・甘味料の少なさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね！
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
【総評】甘味料不使用で、甘み・酸み・塩気のバランスが良好。特別な日に味わいたい一品
獺祭の麹仕立て 甘酒は、お祝いの日や、頑張った日のご褒美などにおすすめです。
甘味料をまったく使っていないにも関わらず、濃厚な甘みが楽しめます。後味にはほどよい酸みと塩気が広がり、深みのある味にまとまっていました。
しかし、粒感・ドロッとした強いとろみ・クセのある香りにより、やや好みが分かれます。サラリと飲みたい人よりは、甘酒らしさを味わいたい人に向いているでしょう。
キャップ付きのボトルは開封後の保存にも重宝します。100gあたりの価格は111円と高めなので、ちょっと贅沢したいときに味わってみてはいかがでしょうか。
麹仕立て 獺祭 甘酒とは
獺祭は、山口県にある旭酒造が造る日本酒の人気銘柄。純米大吟醸のほかに、お酒の成分を使った化粧品やお菓子などバラエティに富んだ商品を販売しています。
今回ご紹介するのは、糖類無添加でスッキリとした甘さが味わえると話題の甘酒です。
主原料には、酒米として獺祭に使っている山田錦の等外米を、50%精米したものを使用。粒ぞろいが悪いなどの理由から、純米大吟醸の原料として使えない米を、余すことなく利用しています。
また、山田錦は、きれいな甘みをもつのが特徴。この強みを引き立てる作り方にこだわっています。
そのまま飲めるストレートタイプの甘酒で、100gあたりのエネルギーは98kcal・炭水化物は22.9gです。
容器はプラスチックボトルで、内容量は825g。執筆時点での価格は、税込918円（公式サイト参照）です。
栄養価にこだわるなら、獺祭の発酵技術から生まれた新生甘酒もおすすめ。発酵過程で失われやすい独自成分を取り入れた米麴甘酒です。
1本あたりの内容量は825g。税込1,296円（執筆時点・公式サイト参照）で販売しています。興味のある人はあわせてチェックしてみてください。
実際に使ってみてわかった麹仕立て 獺祭 甘酒の本当の実力！
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①：飲みやすさ
検証②：価格の安さ
検証③：甘味料の少なさ
検証① 飲みやすさ
まずは、飲みやすさを検証します。
モニター10名に商品を試飲してもらい、甘み・酸み・香り・濃厚さを確かめました。
クセのある香りは気になるが、酸み・塩気のきいた濃厚な甘さを楽しめる
粒感と濃厚なとろみがあり、ドロッと舌に残る飲み心地です。軽い口当たりが好きな人には少々飲みにくく感じるため、モニターの評価が分かれました。
お酒感とクセのある香りもやや気になります。「コーンスープのような香りを強く感じる」「はじめて飲むとき少々ためらう」といったコメントがありました。
しかし、甘酒らしい味わいが好きな人からの評価は上々です。
口に入れた瞬間は強い甘みがありますが、米麴の塩気と酸みによる豊かな余韻を楽しめます。後味が濃く、最後まで甘さを感じるため、甘酒を飲んだ満足感がしっかり得られるでしょう。
モニターからは、「酸みは強めだが、甘みで緩和される」「甘みと酸みのバランスが丁度よい」「甘みは強いけどスッキリ飲める」と好意的なコメントも多数集まりました。
検証② 価格の安さ
続いて、価格の安さを検証します。
1杯あたり（100g）の価格を算出し、お財布にやさしく飲み続けられるかを確かめました。
1杯あたりの価格は111円と高め。贅沢したいときや、贈り物向け
100gあたりの価格は111円。
今回の検証では、濃縮タイプに比べて、ストレートタイプのほうが割高な傾向がありました。しかし、検証したストレートタイプの商品の相場は80～90円ほどだったので、高価な部類に入るといえます。
習慣として毎日飲み続ける甘酒には向きません。頑張った日の自分へのご褒美や、贈り物にするのがおすすめです。
検証③ 甘味料の少なさ
最後は、甘味料の少なさを検証しましょう。
商品の原材料を確認し、どんな甘味料が使用されているかを確かめました。
甘味料を含め、添加物は入っていない。米本来の自然な甘みのみ
原材料は米麴と米のみで、甘味料は一切使っていません。
米本来の甘みだけを味わえるので、人工的な味が苦手な人・ナチュラル志向の人にぴったりです。
麹仕立て 獺祭 甘酒の詳細情報
毎日飲みやすい商品はこちら
最後に、飲みやすさ・安さの両方がそろった商品をご紹介します。
マルコメのプラス糀 糀甘酒LLは、スッキリとした甘さで続けやすいのが魅力です。米・米麹に食塩を加えて作っており、甘味料は使っていません。粒感がなく、サラッとした喉ごしが飲みやすいと好評でした。1杯あたり58.3円とリーズナブルで、スーパーなどで気軽に購入できますよ。
粒感がほしい人には、マルコメのプラス糀 糀甘酒LL 糀リッチ粒がおすすめです。米と米麹のみを使用し、シリーズ内でも米麹の量を多めに使っているのが特徴。濃厚な甘さと小さな粒の食感が楽しめ、飲みごたえがあるのも魅力です。1杯あたり59.6円と手頃な価格で、無理なく続けられるでしょう。
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