作りがしっかりしていて、空間も広々していると評判のHilander(ハイランダー) ナチュラム アルミフレーム2ルームテント スタートパッケージ。ネット上には機能の豊富さを評価する声もありますが、一方で「説明書が白黒でわかりにくい」「寝室は風が通らない」などの口コミもあり、購入をためらっている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、Hilander ナチュラム アルミフレーム2ルームテント スタートパッケージを含む2ルームテント全6商品を実際に使ってみて、組み立てやすさ・居住性・機能性・収納のしやすさについて比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね。
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すべての検証は
マイベストが行っています
Hilander ナチュラム アルミフレーム2ルームテントは、軽量コンパクトな商品をお探しの人におすすめです。高身長だと少し狭く感じますが、一般的な身長であれば十分な広さがあります。収納時の幅が抑えられていて重量も11.6kgと軽いので、車でも楽に持ち運びができるでしょう。
多機能なのもポイントです。ランタンフックやスカートなど、欲しい機能は一通り揃っていました。メッシュスクリーンやベンチレーターがあり、風通しもまずまず良好です。キャノピーポールも標準装備されていて、好きなスタイルで使えますよ。
一方で、設営は少し苦戦しました。説明書が白黒なうえに、ポールはシルバーの濃淡で色分けしています。パッと見て判断しにくいため、モニターから「少しわかりにくい」との指摘がありました。とはいえ、構造は設営を楽にする工夫が感じられます。慣れれば簡単に設営できる設計です。
執筆時点での販売価格は、税込39,980円(公式サイト参照)。今回検証した2ルームテントのなかではやや高めですが、サイズや付属品から考えると良心的な金額です。デザイン性も高いので、ぜひチェックしてみてくださいね。
ハイランダーは、総合アウトドアカンパニーであるナチュラムのオリジナルブランド。コストとデザイン性を重視して、さまざまなキャンプ用品を展開しています。
今回紹介するアルミフレーム2ルームテントは、最大4人まで収容できる商品です。初心者でも追加購入なしでキャンプを楽しめるように、設営時に必要な道具類をスタートパッケージにまとめています。
展開時のサイズは、幅500×奥行270×高さ208cm。インナーテントは、幅210×奥行250cmです。インナーテントを外せば、シェルターとしても使えます。
リビング側は、オープン・クローズ・メッシュのスタイルに変更が可能。空気を循環させるためのベンチレーターもあり、プライバシーを確保しつつ、通気もできる構造になっています。
ディテールも細部までこだわっています。外部からケーブルを通す電源コード用ジッパー・ランタンフック・インナーポケットを完備。設備が整った区画サイトなら、気軽にキャンプがはじめられます。
通常オプションであることが多い、3点セットは標準装備です。グラウンドシート・インナーマット・キャノピーポールが同梱しているので、オプションを買うか悩む必要はありません。
フレームは、堅牢性を重視してアルミ素材を採用。スリーブにポールを通しやすくするため、継ぎ目の補強が必要ない設計にしています。
本体・グランドシート・インナーテント床面は、いずれも耐水圧2,000mmの防水加工を施した生地です。軽さにこだわりつつ、強い雨の日も耐えられる素材なのがうれしいですね。
もっと広々とした空間で過ごしたいなら、一回り大きな2ルームテント(型番520300)も要チェック!寝室が270×270cmと、ドームテントと変わらないくらい広々としています。
居住空間の広さは、今回使用した型番「500270」で検証しています。モニターのコメントを参考に、もう少し広さが必要であればワンランクアップしてみてください。
今回は、Hilander ナチュラム アルミフレーム2ルームテントを含む2ルームテント全6商品を実際に使ってみて、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:組み立てやすさ
検証②:居住性
検証③:機能性
検証④:収納のしやすさ
まずは、組み立てやすさを検証します。
mybestの男女5人が検証に参加。実際にフレームとリビングを組み立て、インナーテントの取り付けまでを行い、楽に設置できるかを評価しました。
特別難しくはありませんが、もう一工夫あると楽に設営できる印象でした。モニターからは、「ポールをシルバーの濃さだけで色分けしていて、わかりにくかった」との声が聞かれています。
営に慣れたモニターからは、「必ずペグダウンさせるというのが、工程を複雑化していると思う」「説明書通りにやると手間がかかる」との指摘も。工程を覚えればスムーズに設営できそうですが、初回は苦戦するかもしれません。
複雑な工程もありますが、スムーズな工程も多々ありました。ポールに凹凸がないため、スリーブに引っかからずスッと通せます。「無理に力を入れる必要がない」と、曲げやすさを評価する人もいました。
インナーテントの設置がしやすいのも魅力です。フック数が少ないので、フライシートへ楽に取り付けられます。気になる点があるとはいえ、検証したほかの2ルームテントと比較しても、工夫が感じられる構造でした。
次は、居住性を検証します。
風通しのよさ・出入りのしやすさ・メッシュの取り扱いやすさの3点に着目。検証①に引き続き、コンテンツ制作チームの男女5人が評価を行いました。
居住空間の快適さはまずまずです。「メッシュのわりに風は通りにくい」との指摘がありますが、リビング側は両側面にメッシュスクリーンがあります。
「後方の通気口でカバーできている」との声もあり、空気は循環している印象でした。メッシュの網目が細かい分、虫の侵入も防ぎやすいでしょう。
居住空間の広さも十分です。「インナーテントはやや狭い」「出入口はかがまないと通れない」との意見はありますが、リビングスペースは十分な広さ・高さがありました。
「開口部の梁は、閉じるときにも使い勝手がよさそう」「入口が複数あり、作業がしやすい」といった回答も。前室をフルオープンにできて、自由度が高い点も高く評価されました。
続いて、機能性を検証します。
以下の機能の有無を確認し、機能が多いものほど高評価としました。
チェックした8つの機能は、すべて装備していました。
とくに通常オプション対応のパーツが標準装備なのがうれしいポイントです。付属のキャノピーポールでひさしが作れるので、調理や食事のスペースにするなど、多目的に使えますよ。
最後に、収納のしやすさを検証します。
商品ごとに重量と体積を計測。持ち運びがしやすく、収納性にも優れた商品を高評価としました。
検証した2ルームテントのなかでは、比較的軽量・コンパクトでした。重量は約11.6kg・体積は平均36.864㎥です。15kg以上の商品もあるなか、グランドシートなども込みで11kg台なのは魅力的ですね。
収納時のサイズも、幅64×奥行24×高さ24cmとコンパクト。とくに幅が抑えられているので、車の荷室に積み込むときや自宅での保管も、場所に困らず済むでしょう。
設営方式 | 自立式 |
---|---|
形状 | 不明 |
最大収容人数 | 4人 |
フライ耐水圧 | 約2,000mm |
フロア耐水圧 | 約2,000mm |
展開時の高さ | 208 |
展開時サイズ | 幅500×奥行208×高さ270cm |
---|---|
インナーポケットあり | |
焚き火対応 | 不明 |
設営方式 | 組み立て式 |
重量 | 約11.6kg |
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最後に、組み立てがしやすい2ルームテントをご紹介します。
コールマンのタフスクリーン2ルームハウス MDXは、簡単に設営できる商品です。ポールがわかりやすく色分けされていて、スリーブにも目印があります。継ぎ目のないタイプで、スリーブへ通すのもスムーズでした。インナーテント用のフックも数が多すぎず、楽に設営できますよ。
居住空間が広々としているのも魅力です。身長180cmでも立てるほどの高さがあり、かがまず出入りができました。通気口が上下に設けられているので、クローズ時も空気が循環できます。サイズが大きい分、重量は重めですが、車の荷室や保管場所にスペースがあるなら、検討してみてくださいね。
設営方式 | 自立式 |
---|---|
形状 | テント型 |
最大収容人数 | 5人 |
フライ耐水圧 | 約2,000mm |
フロア耐水圧 | 約2,000mm |
展開時の高さ | 215cm |
展開時サイズ | 幅560×奥行340×高さ215cm |
---|---|
インナーポケットあり | |
焚き火対応 | 不明 |
設営方式 | 組み立て式 |
重量 | 17.0kg(付属品含む) |
コールマン タフスクリーン2ルームハウス MDXをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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