設営が簡単で、コンパクトに収納できると評判の、キャプテンスタッグ CSツールームドームUV〈3~4人用〉(キャリーバッグ付) M-3133。インターネット上では高評価な口コミも多いなか、「組み立てに手間取った」「大人4人で使うと少し窮屈」などの気になる評判もあり、購入をためらっている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、キャプテンスタッグ CSツールームドームUV M-3133を含む2ルームテント全12商品を実際に使ってみて、組み立てやすさ・居住性・機能性・収納のしやすさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
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目次
キャプテンスタッグ CSツールームドームUV〈3~4人用〉(キャリーバッグ付) M-3133は、コンパクトで持ち運びしやすくコスパを重視した人におすすめです。収納時のサイズは、幅65×奥行21×高さ23cmと非常にコンパクト。比較したなかには重量20kgを超えるものもあったなか、9.5kgと比較的軽量で持ち運びやすく、車への積み込みも楽に行えるでしょう。
基本的な性能は備わっており、機能面も充実しています。換気に便利なベンチレーターはインナーテント・フライシートのどちらにも付属。ひさしつきのため、日照時間が長い季節でも使いやすいですよ。外気の流入を防ぐスカートはついていませんが、極端に寒い時期でなければ困ることは少ないでしょう。
組み立てやすさはまずまず。フレームは色の目印があり組み立てやすく、インナーテントのスリーブに通すだけとシンプルです。ただ、フレームそのものが重いうえ、曲げる際には少し力が必要なのが惜しいところ。モニターからは「フライシートの向きがわかりにくい」との声も聞かれました。1人でもスムーズに組み立てられた商品もあるなか、やや慣れが必要といえます。
また、居住性の評価も伸び悩みました。比較したなかには出入り口の高さが200cm以上の余裕のある商品もありましたが、こちらは165cmと低め。背の高い人は出入り時にかがむ必要があります。テント規模は口コミのとおり小さめで、モニターからは「大人2人でぴったり」との声も多数。メーカーが謳う3~4人用として使うと、やや窮屈に感じる可能性があります。
リビングの側面にメッシュスクリーンはついていますが、目が細かすぎるためか通気性はあまりよくありません。コンパクトかつ軽量で、気軽に持ち運びしやすいのは魅力ですが、複数人で広々と過ごしたい人はほかの商品も検討してみてください。
そもそも2ルームテントは、寝室と広い前室(リビング)の2つのスペースを確保できるテントのこと。就寝場所と天候に左右されない食事スペースが確保できるので、家族や友達同士でのグループキャンプに向いています。
今回ご紹介するのは、アウトドア・レジャー関連用品を幅広く展開する、キャプテンスタッグのCSツールームドームUV〈3~4人用〉(キャリーバッグ付) M-3133。テント前面のひさしを広げることで、屋根つきのリビングスペースが拡張できるのが特徴のドームテントです。
リビング部分とインナーテントには、メッシュ窓を各2か所に設置。縫い目のないノーシームメッシュで、見えにくさと通気性を確保すると謳われています。テント後方には、出入り口の役割も兼ねた荷物室があり、靴などちょっとしたものを置いておくのに便利ですよ。
フライシートの素材にはポリエステル70D・グランドシートにはポリエステル150Dを使用。1,000mmの耐水圧を備えているため、通常の雨であれば十分耐えられるでしょう。
さらに生地表面には、紫外線を95%カットするUV-PROTECTIONコーティングを採用しています。突然の天候の崩れや、日差しの強い日でも快適に過ごせるような工夫が詰まっていますよ。持ち運ぶときに役立つ、専用の収納バッグが付属しているのもうれしいポイントです。
今回は、キャプテンスタッグ CSツールームドームUV M-3133を含む2ルームテント全12商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
実際にコンテンツ制作チームの男女5名で組み立て、フレームやリビング部分の組み立てやすさ・インナーテントの取りつけやすさから、総合的に評価しました。
フレームは特別組み立てやすいとはいえず、実際に使用したモニターからは高評価の声は上がりませんでした。色分けされたパーツで組み立てには迷わないものの、フレームそのものが重く、曲げる際にはやや力が必要。力いらずで楽に組み立てられた商品と比べると、フレームの設置は1人だと難しい可能性があります。
リビングの組み立て時にも、モニターからは「フライシートの向きがわかりにくい」との声が上がり、組み立てにくさを感じる口コミにも頷けます。しかし不満に感じるほどではなく、慣れれば対応できるレベルといえるでしょう。
<フレームそのものの組み立てやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
インナーテントの組み立てやすさはまずまず良好で、モニター5名中3名が満足と回答しました。
フレームとインナーテントの取りつけには、スリーブにフレームを通すスリーブ式を採用。比較したなかにあった吊り下げ式はフックの取りつけ位置に迷う場面もありましたが、こちらは簡単に装着できました。モニターからは「継ぎ目の凹凸がスリーブに引っかかる」との声もありましたが、とくに難しくはありません。
「とくに複雑さはない」「テント規模が小さめで労力もかかりにくい」とモニターからの声もあり、フレームの設置に慣れれば問題なく組み立てられる印象です。
<インナーテントの取り付けやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
こちらもコンテンツ制作チーム5名に協力してもらい、風通しのよさ・出入りのしやすさ・メッシュの取り扱いやすさをチェックしました。
開口部は広いものの天井が165cmと低く、出入りのしやすさで満足と回答したモニターはいませんでした。比較したなかには天井高が200cm以上のものも多くありましたが、こちらは背が高い人は出入りの際にかがむ必要があります。
また、メーカーは3~4人向けを謳っていますが、実際の広さは幅220×奥行475cmと、比較したなかでも小さめ。窮屈さを指摘する口コミがあったように、あまり広々と使えない印象です。モニターからは「大人2人でぴったり」「大人2人・小学生2人までならギリギリ」との声が多く、大人2人と子ども1人の3人程度が目安となるでしょう。
2ルームテントを選ぶときは、荷物を置く場所を確保できるように、実際に使用する人数+1を基準で選ぶのがおすすめですよ。
<出入りのしやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
リビングの側面部には小さめのメッシュスクリーンがついているものの、メーカーの謳い文句に反して風通しはあまりよくありません。網目がかなり細かい分、モニターからは「涼しさを感じなかった」との声が多く上がりました。
比較した商品にはメッシュスクリーンが大きく通気性に優れるものもあったなか、やや熱がこもりやすいのが気になるところです。
しかし、その目の細かさから虫が入りにくいのはよい点。蚊帳としての機能は十分に果たせるため、虫をできるだけ避けたい人にはよいでしょう。
<風通しのよさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
なお、詳細は以下のとおりです。
ポールで立ち上げて使用するキャノピー(ひさし)があるのもよい点。日差しが強い海辺や平野でのキャンプをしたい人にはうれしい機能です。スカートはついていませんが、極端に寒い時期でなければ問題なく使用できるでしょう。
その結果、比較したなかでもトップクラスの評価を獲得。収納時のサイズは、幅65×奥行21×高さ23cmで体積は0.031㎥とコンパクトに収まりました。
比較したなかには重量20kgを超えるものもあったのに対し、こちらは9.5kgと軽いのもよい点です。軽量かつコンパクトなので車に積むときや自宅で保管するときでも、スペースを確保しやすいでしょう。
設営方式 | 自立式 |
---|---|
形状 | 不明 |
最大収容人数 | 4人 |
フライ耐水圧 | 約1,000mm |
フロア耐水圧 | 約1,000mm |
展開時の高さ | 165cm |
展開時サイズ | 幅220×奥行475×高さ165cm |
---|---|
インナーポケットあり | |
焚き火対応 | 不明 |
設営方式 | 組み立て式 |
重量 | 9.5kg |
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そのほかにも、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングの大手ECでも取り扱っています。ショップによって価格は異なるものの、公式サイトよりも安価で購入できるところもあったので、あわせてチェックしてみてくださいね。
ほかのテントと比べると2ルームテントはサイズが大きめ。布地が乾燥するまでには時間がかかることもあるので、購入前に乾燥させるためのスペースがあるかどうかも確認しておきましょう。
最後に、比較したなかでも高い評価を獲得した商品をご紹介します。
コールマンのタフスクリーン2ルームハウスは、広々とした居住スペースが魅力。出入り口が広く、テント内部の天井も高く設計されているため、背が高い人でも出入りがしやすいのが好印象です。組み立てに力はほとんど必要なく、スムーズに設置することができました。
コールマンの4S ワイド2ルームトリオは、季節を問わずキャンプをしたい人におすすめ。リビング側面に大きなメッシュスクリーンがあり、風通しは良好です。メッシュの目が細かく、虫の侵入を防げるのもよい点。寒い時期はスカートを使用することで、外気の流入を防いで室内温度を保ってくれるでしょう。
設営方式 | 自立式 |
---|---|
形状 | テント型 |
最大収容人数 | 5人 |
フライ耐水圧 | 約2,000mm |
フロア耐水圧 | 約2,000mm |
展開時の高さ | 215cm |
展開時サイズ | 幅560×奥行340×高さ215cm |
---|---|
インナーポケットあり | |
焚き火対応 | 不明 |
設営方式 | 組み立て式 |
重量 | 17.0kg(付属品含む) |
コールマン タフスクリーン2ルームハウス MDXをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
設営方式 | 自立式 |
---|---|
形状 | 不明 |
最大収容人数 | 2〜3人用 |
フライ耐水圧 | 約3,000mm |
フロア耐水圧 | 約10,000mm |
展開時の高さ | 190cm |
展開時サイズ | 幅490×奥行255×高さ190cm |
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インナーポケットあり | |
焚き火対応 | |
設営方式 | 組み立て式 |
重量 | 約15kg |
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