カラーバリエーションが充実していると人気の、タニカ ヨーグルティアS YS-01B。「市販品よりマイルドで食べやすい」といった高評価な口コミがある一方で、「水っぽい」「酸味が強い」といった気になる評判もみられ、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、タニカのヨーグルティアS YS-01Bを含むヨーグルトメーカー全21商品を実際に使ってみて、ヨーグルトのおいしさ・操作性を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
タニカのヨーグルティアSは、操作性重視の人やヨーグルトメーカー初心者におすすめです。パネルやボタンの文字が見やすいうえ、説明書もわかりやすく使い勝手は良好でした。
また、画面の切り替えなしで、温度・時間を設定できるのも大きな魅力。終了時にはブザーが鳴り電源がオフになるので、取り忘れも防げます。シーンに応じて、ブザーのオン・オフを選べるのもよいところです。
一方、水っぽさが目立ち、ヨーグルト本来の濃厚さを楽しめない点は気になりました。なめらかさ・酸味は悪くありませんが、クリーミーなものが好みの人には不向きな印象です。
価格は執筆時点で税込11,000円(公式サイト参照)と、今回検証した商品のなかでは比較的高価。とにかく操作性にこだわりたい…!という人は、ぜひ注目してみてくださいね。
タニカ電器は、1971年に日本ではじめてヨーグルトメーカーを製造した企業。性能・デザインの両方にこだわったものづくりを展開しています。
今回ご紹介するのは、2009年発売のヨーグルティアをさらに進化させた、2016年発売の商品。従来品と比べ、ヒーターの性能がパワーアップし発酵スピードが速いのが特徴です。
設定温度は25~70℃と幅広いのも大きな魅力。さまざまな自家製ヨーグルトが作れるうえ、甘酒や味噌・納豆・塩麹といった発酵食品にも対応しています。
時間は30分~48時間まで設定でき、プレーンヨーグルトなら7時間、温泉卵なら30分で完成しますよ。
画面が見やすいよう、明るさや文字の大きさに配慮している点も見逃せません。液晶パネルには、温度と時間が同時に表示されるのも便利です。
発酵終了時にはブザーが鳴ってお知らせ。ブザーと操作音は、オン・オフの切り替えも可能ですよ。
本体サイズは高さ18.8×外径16.0cmで、重量は760g。電源コードは1.8mと長さがあり、底部にはコードをすっぽり収納できるスペースがあるのもうれしいポイントです。
また、内容器セット2個・ヨーグルトスプーン・レシピ集も付属。容器には目盛りが表示されており、フタにはカチッと閉まるスクリュータイプを採用しています。
本体カラーは全4種類と、豊富なバリエーションも持ち味の1つ。ブルー・ピンク・ホワイトのほか、新たにグリーンも加わりました。
どの色もポップな雰囲気なので、キッチンを明るく演出したい人にもぴったりです。
今回はタニカ ヨーグルティアSを含むヨーグルトメーカー全21商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。それぞれの検証で1~5点の評価をつけています。
検証①:ヨーグルトのおいしさ
検証②:操作性
まずは、ヨーグルトのおいしさを検証します。
日頃からヨーグルトを食べることの多い、4名のモニターが参加。市販のヨーグルトと比較しながら、以下5つの観点でチェックを行いました。
この検証での評価は、以下の内容を加点方式でつけています。
ヨーグルトのおいしさは、3.3点とあまり振るわず。ヨーグルト独特のミルク感・濃厚さが物足りないのが気になりました。食べる箇所によって風味が変わるのもネックです。
また、ほとんどのモニターが「水っぽい」と回答し、もう少しコクがほしいと感じました。味が薄いぶん、「トッピングに負けそう」という声もあがっています。
見た目はやや固さがありますが、ぼそぼそ感はなく口当たりは比較的なめらかです。「固そうなのに柔らかいから違和感」「口の中でほぐれる」といった声もありました。
酸味については、ほどよいと感じたモニターが多数。しっかり混ぜてから食べたり、主張の少ない具材をトッピングしたりするのがよいでしょう。
続いて、操作性の検証です。
実際にこの商品を使用してヨーグルトを作り、以下5つのポイントをチェックします。それぞれの点数を合わせて、5点満点で評価しました。
この検証での評価は、以下の内容を加点方式でつけています。
操作性は4.3点と、高評価を獲得。温度・時間が同時に設定できるため、画面をいちいち切り替える必要がありません。
終了時にはピピピとブザー音が鳴ってランプも消えるので、発酵しすぎる心配も少ないでしょう。ブザー音はオン・オフが選べるので、シーンに応じて調整できます。
また、説明書は文字が多いものの、わかりやすいのはよい点。牛乳の種類についても細かく掲載されているので、どれが適しているのか把握できて便利です。
牛乳パックを直接入れられない点はやや気になりますが、総じて使いやすいアイテムといえるでしょう。
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最後に、ほかのおすすめ商品もご紹介したいと思います。
とろっとのむヨーグルトメーカーなら、コクのある味わいとなめらかなくちどけを楽しめます。奥深さがありつつも、しつこすぎないバランスのよさも魅力的。酸味はあまり強くないので、すっぱい味が苦手な人にもよいでしょう。ギリシャヨーグルトのような濃厚タイプが好きなら、チェックしてみてください。
簡単操作でさっぱりしたヨーグルトを作りたいなら、アイリスオーヤマの商品がおすすめ。つくりがシンプルで、直感的に操作できるのが長所です。ヨーグルトは爽やかな風味と酸味があり、あっさりおいしくいただけますよ。クセもないので、甘いジャムやフルーツ・蜂蜜などにもよく合うでしょう。
サイズ | 幅168×奥行202×高さ190mm |
---|---|
重量 | 約800g |
コードの長さ | 約1.0m |
消費電力 | 30W |
タイプ | 両用タイプ |
設定可能温度(最低) | 25℃ |
設定可能温度(最高) | 65℃ |
付属専用容器あり | |
最長稼動時間 | 48時間 |
専用容器容量 | 1000mL |
温度調節機能 | |
時間設定機能 | |
自動メニュー機能 | 不明 |
自動停止機能 | |
付属品 | 本体フタ、専用容器、専用容器フタ、クリップ |
コンパクトサイズ | 不明 |
主な対応メニュー | プレーンヨーグルト、カスピ海ヨーグルト、飲むヨーグルト、豆乳ヨーグルト、甘酒、塩麴、醬油麴、西京味噌、納豆、クリームチーズ、サワークリーム、レモンビネガー |
ヨーグルトの仕上がり | コクがあるまったりした仕上がり |
仲左 とろっとのむヨーグルトメーカー NYM-100をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
タイプ | 牛乳パックタイプ、専用容器タイプ |
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良い
気になる
サイズ | 15.6×27.4×15.6cm |
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重量 | 約630g |
コードの長さ | 2m |
消費電力 | 40W |
付属専用容器あり | |
専用容器容量 | 900mL |
温度調節機能 | |
時間設定機能 | |
自動メニュー機能 | |
自動停止機能 | |
お気に入り機能 | |
通知機能 | |
付属品 | 専用容器、軽量スプーン、牛乳パック用クリップ、ギリシャヨーグルト用水切りカップ |
主な対応メニュー | プレーンヨーグルト、ギリシャヨーグルト、カスピ海ヨーグルト、甘酒、醬油麹、西京味噌、納豆、チーズ、天然酵母、水キムチ、フルーツビネガー、塩レモン、梅シロップ、サラダチキン、鶏ハム、ローストビーフ、塩麹 |
レシピの数 | 23種類(WEB公開のみ) |
ヨーグルトの食感 | 柔らかめ |
レシピのWeb公開あり |
アイリスオーヤマ ヨーグルトメーカー IYM-014をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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