コースを選ぶだけで簡単に使えると評判の、ビタントニオ ヨーグルトメーカー VYG-50。「酸味が抑えられたヨーグルトで食べやすい」と高く評価されていますが、口コミのなかには「コクが物足りない」といった気になる声もあり、購入をためらっている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の2つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のヨーグルトメーカーとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、ヨーグルトメーカー選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
ビタントニオ ヨーグルトメーカー VYG-50は、酸味が少ないまろやかなヨーグルトを食べたい人におすすめです。実際に作ったヨーグルトは酸味が控えめで、「コクが物足りない」との口コミに反してコクや甘い風味を感じられました。比較したほかの商品には後味にクセが残るものがありましたが、牛乳臭さはなく砂糖やフルーツを入れなくともおいしく食べられます。
なめらかな口あたりもモニターから好評。「舌の上を滑るようなとろんとした食感」「高級なヨーグルトを食べているみたい」との声が聞かれました。ヨーグルトらしさが物足りない商品とは違い、市販品に近い仕上がりです。ほんのりした甘さとクリーミーさも楽しめました。
操作性も良好な結果に。ボタンは英語表記ですが、オートメニューの内容は日本語で表示され、慣れてしまえば手順に迷いません。調理終了時には音によるお知らせ機能があり、発酵のしすぎを防げるのも利点です。
オートメニューは、プレーンヨーグルト・カスピ海ヨーグルト・甘酒・塩麹の4種類。比較した商品内でもオートメニュー搭載のものは操作しやすい傾向があり、本品も温度・時間を設定不要で使えて便利です。説明書にはレシピ集もついており、さまざまなメニューを試せますよ。
販売価格は税込6,930円(※執筆時点・公式サイト参照)と、比較した商品のなかでは安いとはいえません。とはいえ、手軽においしいヨーグルトを作れるのは魅力。機能も豊富で、発酵食品づくりや低温調理など幅広く活用できます。この機会にぜひ購入をぜひ検討してみてください。
そもそもヨーグルトメーカーとは、材料を混ぜて放置するだけでヨーグルトが作れる調理機器のこと。市販のヨーグルトを購入するよりもコストを抑えられるほか、発酵食品や低温調理に対応したモデルもあり、難しい料理を手軽に作れるのもメリットです。
今回ご紹介するヨーグルトメーカー VYG-50は、温度を25〜70℃と幅広く設定できるのが魅力。ヨーグルトなどの発酵食品作りからローストビーフといった低温調理まで、さまざまな使い方ができると謳っています。
販売元は、シンプルかつ便利なキッチンツールを手がける調理家電ブランドのビタントニオ(Vitantonio)です。
オートメニューは、プレーンヨーグルト・カスピ海ヨーグルト(低温で調理)・甘酒・塩麹の4種類。タイマーは30分〜99時間まで設定可能です。加熱が終了すると自動で電源がオフになるため、発酵のしすぎを防げますよ。
付属品は、容量700mLの樹脂製専用ボトルと、シリコーン素材のスプーンの合計2つ。ヨーグルトを作る際には付属の専用容器を使うほか、500mL・1,000mLの牛乳パックもそのまま本体にセットして調理可能です。容器は煮沸消毒でき、調理や保存がしやすいですよ。
サイズは幅13×奥行15×高さ28cm・重量は840gです。コードの長さは約1.4mあるため、コンセントから離れた場所にも設置しやすいでしょう。スリムかつシンプルなデザインで、キッチンにもなじみやすいですよ。
ビタントニオのヨーグルトメーカーには、検証で使用したVYG-50だけでなく、VYG-60・VYG-30もラインナップしています。本品との主な違いは、オートメニューの種類や付属品などです。
VYG-60は、オートメニューに豆乳ヨーグルトを搭載しているほか、ギリシャヨーグルトを作れる水切りフィルターが付属。VYG-30は本品の1つ前のモデルで、オートメニューにはプレーンヨーグルト・豆乳ヨーグルト・のむヨーグルトの3モードを備えています。
価格にも差があるので、作りたいメニューにあわせて選ぶとよいでしょう。
今回は、ビタントニオ ヨーグルトメーカー VYG-50を含むヨーグルトメーカー全24商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、ヨーグルトのおいしさの検証です。
各商品でヨーグルトを作り、日頃からヨーグルトを食べる男女5人のモニターが試食します。口あたり・味の濃さ・酸味・クセのなさなどから、毎日食べたいと思えるかを評価しました。
総合的なおいしさの評価は非常に優秀。実際にヨーグルトを作ったところ、ボソボソ感はなく、なめらかな口あたりに仕上がりました。水っぽさを指摘する声が一部みられたものの、試食したモニターからは「舌の上を滑るようなとろんとした食感」「高級なヨーグルトを食べているみたい」と好評です。
「コクが物足りない」との口コミに反してコクが感じられ、ほのかな酸味とミルクの甘さが広がったのも魅力。比較したほかの商品には、ヨーグルトらしい風味が物足りないものもあったなか、市販品に近い風味を楽しめました。
<口あたりについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
<酸味についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
味わいは甘くクリーミーです。比較したほかの商品には、単体だと後味にクセが残るものもあったなか、牛乳臭さは気になりませんでした。
一部のモニターからは「毎日食べるにはもったりしすぎ」との指摘がみられたものの、牛乳から引き出された甘さにより砂糖やフルーツを入れなくとも食べやすいといえます。ヨーグルトの酸味が苦手な人や小さな子どもがいる人におすすめですよ。
<汎用性についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
<リピート性についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
次は、操作性の検証です。
各商品の使用方法を確認し、直感的に操作できるか・説明書が見やすいか・文字の視認性が高いか・使い勝手がよくなる工夫があるかなどから総合的に評価しました。
操作性も良好です。ボタンは英語表記ですが、液晶にはオートメニューの内容が日本語で表示されます。慣れてしまえば操作に迷いません。加熱後には終了音が鳴るため、余熱による発酵のしすぎも防げるでしょう。詳しい結果は以下のとおりです。
オートメニューは、プレーンヨーグルト・カスピ海ヨーグルト・甘酒・塩麹の4種類に対応。比較した商品内でもオートメニュー搭載のものは、メニュー選択だけで設定が完了するため、操作しやすい傾向がありました。
マニュアルモードも備わっており、自分で温度・時間の設定も可能です。使いやすいうえに、説明書には本品を使用したレシピが記載されています。ヨーグルトだけでなく、さまざまなメニューにチャレンジできますよ。
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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ビタントニオ ヨーグルトメーカー VYG-50は、付属の容器・牛乳パックそのままの2パターンでヨーグルトを作れます。公式サイトに記載の使い方は以下のとおりです。購入前に確認しておきましょう。
<牛乳パックでの作り方>
①牛乳パックの注ぎ口を両側とも開く
②付属スプーンでヨーグルト種菌を計測して入れ、底までよくかき混ぜる
③牛乳パック用カバーをかぶせて本体にセットしたあと、カバーをする
④オートメニューから好みのヨーグルトモードを選択する
<付属容器での作り方>
①熱湯消毒をした容器に牛乳を注ぐ
②付属スプーンでヨーグルト種菌を計測して入れ、底のほうまでよくかき混ぜる
③容器にキャップをし、本体にセットしたあとカバーをする
④オートメニューから好みのヨーグルトモードを選択する
(参照:公式サイト)
オートメニューでは、プレーンヨーグルト・カスピ海ヨーグルトの2種類を選べます。加熱が完了したら、できるだけ早く冷蔵庫に入れて冷やしてくださいね。
ビタントニオ ヨーグルトメーカー VYG-50は、オートメニューが充実しており、ヨーグルト以外の発酵食品を作れるのが魅力です。ここでは、ご飯と米麹で作る「甘酒」の作り方をご紹介します。
<材料>
<作り方>
①容器にご飯と水を入れ、よくかき混ぜる
②米麹は一粒ずつほぐす
③①に米麹を入れ、全体をかき混ぜる
④容器にキャップをつけ、本体にセットする
⑤オートメニュから甘酒を選択し、加熱をスタートさせる
⑥加熱後は、容器を取り外して冷蔵庫で冷やす
(参照:公式サイト)
本品で作った甘酒は市販品のように甘くないため、お好みで砂糖などを加えて甘さを調節してくださいね。
ビタントニオ ヨーグルトメーカー VYG-50は、公式オンラインストアのほか、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングといったECサイトにて取扱店舗が確認できました。
保存容器の老舗メーカーであるセーラーメイトの人気商品「チャーミークリアー・タフ」がついた特別セットも販売されているので、気になる人はチェックしてみてください。
<公式サイトでの販売価格>
価格は執筆時点
最後に、ほかの魅力的な商品をご紹介します。
適度な酸味がほしい人には、BRUNOの発酵フードメーカー LOE037-RDがおすすめ。できあがったヨーグルトにはほどよい酸味があり、コクとのバランスが取れた仕上がりでした。ジャムやハチミツなどともマッチしますが、満足度の高い味わいのためヨーグルト単体でよく食べる人にもぴったりです。
ビタントニオ ヨーグルトメーカー VYG-30なら、なめらかな口あたりのヨーグルトを作れます。風味はまろやかでクセもなく、誰でも食べやすいといえる仕上がりでした。酸味も控えめなため、フルーツをトッピングするなどアレンジしやすいでしょう。オートメニュー搭載で操作も簡単ですよ。
サイズ | 13×28.1×13.8cm |
---|---|
重量 | 650g |
コードの長さ | 1.2m |
消費電力 | 30W |
タイプ | 両用タイプ |
設定可能温度(最低) | 25℃ |
設定可能温度(最高) | 65℃ |
付属専用容器あり | |
最長稼動時間 | 48時間 |
専用容器容量 | 1000mL |
温度調節機能 | |
時間設定機能 | |
自動メニュー機能 | |
自動停止機能 | |
付属品 | 専用容器×2個、撹拌用スプーン、計量カップ、専用レシピブック |
コンパクトサイズ | |
主な対応メニュー | プレーンヨーグルト、甘酒、醬油麹、西京味噌、チーズ、サワークリーム、ワインビネガー、塩麹 |
ヨーグルトの仕上がり | 酸味・コクがともにある仕上がり |
BRUNO 発酵フードメーカー LOE037をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
サイズ | 12.5×28×14.5cm |
---|---|
幅 | 約12.5cm |
奥行 | 約14.5cm |
高さ | 約28.0cm |
重量 | 810g |
コードの長さ | 1.4m |
消費電力 | 30W |
タイプ | 両用タイプ |
牛乳パックの容量 | 500mL、1000mL |
設定可能温度(最低) | 25℃ |
設定可能温度(最高) | 70℃ |
付属専用容器あり | |
最長稼動時間 | 99時間 |
専用容器容量 | 700mL |
温度調節機能 | |
時間設定機能 | |
自動メニュー機能 | |
自動停止機能 | |
お気に入り機能 | |
通知機能 | |
付属品 | 専用容器×1個、牛乳パック用カバー×1個、スプーン×1個、カラーレシピブック×1 |
コンパクトサイズ | |
主な対応メニュー | プレーンヨーグルト、豆乳ヨーグルト、飲むヨーグルト、甘酒、塩麴、カスピ海ヨーグルト、カッテージチーズ、白味噌、ピクルス、フルーツビネガー、温泉卵、コンフィ、ローストビーフ |
レシピの数 | 不明 |
ヨーグルトの仕上がり | 酸味・コクがともにある仕上がり |
ヨーグルトの食感 | |
レシピのWeb公開あり | |
カラー | ホワイト、シルバー |
ビタントニオ ヨーグルトメーカー VYG-30をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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