




1.82インチの薄型ディスプレイを採用したスマートウォッチ、HUAWEI(ファーウェイ)Watch Fit3。「画面が見やすい」「バッテリー持ちがよい」と評判な一方で、「睡眠モニタリングの精度が低い」と気になる口コミもあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の6つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のスマートウォッチとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、スマートウォッチ選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」を心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
本コンテンツに記載の検証結果は2025年08月までの情報です
目次
HUAWEI Watch Fit3は、高機能なスマートウォッチを低価格で手に入れたい人ににおすすめです。価格は税込23,980円(※執筆時点・公式サイト参照)とリーズナブルですが、歩数・心拍数・血中酸素濃度などヘルスケア機能が充実。比較したなかには測定データの把握しかできない商品もあったのに対し、こちらはデータの詳細な分析も可能です。測定精度も高めで、専門機器との誤差は少なめでした。
ワークアウトは102種類と豊富で、4種類が自動検知に対応。速度・ペース・時間など細かな情報をアプリ・スマートウォッチから確認でき、成果がわかりやすい点が魅力です。カロリー表示は比較したなかでもトップクラスの詳しさで、摂取・消費・安静時のカロリーを自動で計算できます。カロリーバランスも表示されるので、ダイエット中の人にもぴったりですよ。
全アプリの通知や着信応答・音楽再生・スマホカメラの遠隔操作など、スマホなしで行えることが多いのもメリット。物理ボタンが搭載されているので、普段はタッチ操作・運動時汗をかいたときはボタン操作と使い分けも可能です。明るさの自動調整機能つきのため、口コミどおり視認性も良好でした。
バッテリー持続時間は3日以上と、口コミどおり十分な性能です。つけ心地もよく、実際に試したモニターからは「フィット感がよい」と好評でした。手首に収まるサイズ感のため、PC作業や日常動作を妨げません。Apple Watchに似たデザインなので、純正品から乗り換えたい人にもよいでしょう。ウォッチフェイスや交換バンドが豊富で、ファッションの一部としても楽しめますよ。
ただし、「睡眠モニタリングの精度が低い」という口コミのように睡眠モニタリングの精度はいまひとつ。とくにレム睡眠や深い睡眠の誤差は大きく、睡眠状態をきちんと把握したい人には不向きです。キャッシュレス決済に対応していなかったり、追加アプリは有料のものが多かったりとデメリットもありました。もっと多機能なものを選びたい人は、ほかの商品も検討しましょう。
HUAWEI Watch Fit3は、2024年5月に発売された薄型・軽量設計が売りのスマートウォッチ。1.82インチの大型ディスプレイは画面が立体的で広く見えるよう、浮き出るデザインを採用しています。
HUAWEI Health アプリと連携すると、摂取カロリー・消費カロリー・不足カロリーを把握できるのが特徴。独自のカロリー管理機能を搭載しており、目標達成をサポートします。
GPSを内蔵しており、正確なワークアウトの記録ができるのも魅力です。運動量に応じた目標設定や、おすすめのワークアウトの表示も行えますよ。約160種類以上のプログラムやウォー ムアップ・ストレッチ動画の視聴ができるのもうれしいポイントです。
サイドにはクラウンボタンを搭載。金属リューズを回転させるだけで、ホーム画面のアプリボタンの拡大や縮小、アプリリストのスワイプといった操作が行えます。なお、詳細は以下を参照してください。
販売元は、スマートフォンやタブレットなどの通信機器を取り扱う中国のメーカー、HUAWEIです。機能性とお手頃価格を追求したWATCH FITシリーズや、高級感のあるデザインが魅力のWATCH Ultimateシリーズなど、エントリーモデルからハイエンドモデルまで幅広い種類のスマートウォッチを取り扱っています。
2022年発売の前モデル「Watch Fit2」との大きな違いは画面の大きさ。Fit2は1.74インチだったのに対し、Fit3は1.82インチと大画面になりました。画面占有率も72.2%から77.4%と広くなっており、視認性がさらに高められています。本体の厚みも10.8mmから9.9mmと、より薄くなりました。
ワークアウト数は97種類から102種類に増えています。新たにTruSeen™ 5.5モニタリング技術を採用しているのもポイント。運動中のヘルスケア測定の精度が向上したと謳われており、健康管理に役立つでしょう。
今回はHUAWEI Watch Fit3を含む、スマートウォッチを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
睡眠モニタリングは、睡眠時間・深い睡眠・浅い睡眠・覚醒時間が時間とパーセンテージで表記されます。さらに日別のグラフや点数化により、詳しいデータの把握・分析も可能です。
血中酸素濃度は時間ごとにグラフ化され、最低・最高値や目安の数値の表示が可能。血中酸素濃度に関する説明や正しい測定方法も確認できるので、知識がない人でもわかりやすいでしょう。
心拍数・ストレス計もグラフ表示され、健康についてのガイドページや平均値・目安などを見ることができます。さらに、ストレステストや月経トラッキング機能も搭載。比較した多くの商品と同様に心電図や体温測定・転倒検知・緊急通報機能は搭載されていませんが、総合的に健康管理が行える機能が充実していました。
比較したなかでも珍しいGPSを搭載しており、アプリからはルートや速度・ペース・時間・3Dマップ・心拍数チャートなどを細かく確認できます。バンド上ではルートの表示はできないものの、ほとんどの収集データを把握ができて成果がわかりやすいでしょう。
合計歩数や距離などは、時間ごとのグラフ表示が可能。目標歩数も設定できるので、モチベーション維持にも役立ちます。
消費カロリーについては、比較したなかでもトップクラスの詳しさでした。消費カロリーの大まかな把握のみの商品もあったのに対し、こちらは摂取カロリー・消費カロリー・安静時カロリーを自動で計算できます。カロリーバランスの確認もできるため、ダイエット中の人にもぴったりですよ。
測定値もおおむね正確です。とくに歩数計の精度は高く、専門機器とのズレはわずか±1%以内にとどまりました。
比較したなかには血中酸素濃度の測定値に±5%以上の誤差が出た商品もありましたが、こちらは±2%以内と許容範囲です。心拍数の誤差も±2%以内に収まりました。正確なデータを把握できるので、体調の変化に気づきやすいでしょう。
なお、睡眠・血中酸素・心拍数については以下の専門機器と比較しています。
HUAWEI Musicに対応しており、スマホなしで音楽を楽しめるのもポイント。カレンダーアプリにも対応しており、予定をさっと把握できます。Appleカレンダーではタイトルのみ、Googleカレンダーではタイトルとメモを確認できますよ。
アプリのショートカットを配置したり、消灯・自動点灯時間を設定したりと、カスタマイズ性も高いのも魅力です。なお、詳細な検証結果は以下を参照してください。
ホーム画面のループやナビゲーションバーの表示はできませんが、ボタンでホームへ戻る・右フリック操作で戻る操作が可能。直感的に操作しやすい設計でした。
お好みでボタンのカスタマイズも行えます。スマホの遠隔操作が行えるリモートシャッター機能も搭載されており、操作性の高さが光りました。

明るさの自動調整機能つきなのもポイント。周りの環境に左右されることなく、明るさを維持できました。

バンドは柔らかく、腕にフィットしやすい素材を採用。比較したなかにはサイズ調整がしにくいものもあったに対し、こちらは調整穴が多いうえ間隔が狭く設けられています。実際に使用したモニターのなかには「ベルトが2枚重なるところが少し当たるのが気になる」と答えた人もいましたが、腕の太さに合わせて調整しやすいでしょう。
多少重さは感じるものの、長時間つけていても負担を感じるほどではありません。ディスプレイは手首の幅に収まるサイズ感なので、パソコン操作や日常動作の妨げになりにくいですよ。
<装着感についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
比較したなかには1日で電池が切れてしまうものもありましたが、こちらは通常使用で約10日間・ヘビーユースでも約7日間と長期間使えるとメーカーが謳っています。充電の手間を省きたい人にぴったりです。
ファッションの一部としても楽しめます。本体カラーは、ブラック・ピンク・ホワイト・グレーナイロン・ホワイトレザーの5色から選択が可能です。
比較した商品にはウォッチフェイスが50種類前後と少ないものも多かったのに対し、こちらは1,500種類以上と非常に豊富。交換用バンドも、純正が5種類・非純正は91種類用意されています。その日の気分やファッションに合わせてアレンジしてみてくださいね。
移動中などに財布やスマホを取り出さず決済したい人には不向きといえます。
独自のHarmony OSを搭載しており、アプリの追加は有料のものが多い点がネックです。iOS・Androidのどちらでも使用できますが、AppGalleryで追加できるアプリ動作が不安定だったり中国国内でしか使えなかったりとメリットは少なめです。
カスタマイズ性・スマホとの連携性が高いWatchOS(Apple)やWearOS(GoogleやSamsung)なら、音楽アプリや地図アプリなどスマホで使っているアプリと同じものを入れられます。アプリを追加したいのであれば、ほかの商品を検討したほうがよいでしょう。
2024/05/22 発売
| 対応OS | iOS、Android |
|---|---|
| 連続稼動時間 | 240時間(約10日間) |
| 電子決済の種類 |
| OS | HarmonyOS |
|---|---|
| GPS内蔵 | |
| 本体高さ | 43.2mm |
| 本体幅 | 36.3mm |
| 本体厚さ | 9.9mm |
| 搭載センサー | 加速度センサー、ジャイロスコープ、光学式心拍センサー、環境光センサー |
| 画面の大きさ | 不明 |
| 本体重量 | 26.0g |
| 充電時間 | 不明 |
| 防水性あり | |
| 防塵性あり | |
| 音楽再生可能 | |
| 音楽保存可能 | |
| 専用アプリあり | |
| 物理ボタンあり | |
| メール返信 | |
| SMS返信 | |
| LINE返信 | |
| 通話機能 | |
| カメラ操作 | |
| スマホ探知機能 | |
| 音声アシスタント | |
| 転倒検出 | |
| 衝突事故検知機能 | |
| 医療機器番号 |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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測定結果の精度も高く、血中酸素・心拍数・歩数の誤差0.5%未満とかなり正確です。睡眠時間や起床時刻も、ズレが少なく専門機器と遜色ないレベルでした。
ワークアウト中には、速度・心拍数・ケイデンス・歩幅を確認でき、トレーニング効果が直感的にわかる仕様です。
軽量設計のため違和感なく装着でき、邪魔になりにくいのも魅力。標準の20mmの腕時計用バンドも装着できるので、自分好みに合ったスタイルにカスタマイズを楽しめます。1週間バッテリーが持つので、充電頻度もぐっと抑えることが可能です。
HUAWEI Watch Fit3は、公式サイトで購入できます。交換用バンドや充電ケーブルも同時に買えるので、あわせてチェックしてみてくださいね。「ファーウェイ安心ケア」に加入すれば、プランによって保証期間が2年、または3年延長されます。通常は1年間の保証になるので、故障が心配な人は加入を検討しましょう。
そのほか、Amazonや楽天市場・Yahoo!ショッピングでも購入できます。貯まっているポイントを活用したい人は、ECサイトを利用するのがおすすめですよ。
| 対応OS | Android |
|---|---|
| 連続稼動時間 | 最大40時間 |
| 電子決済の種類 | Google Pay |
| OS | Wear OS Powered by Samsung |
|---|---|
| GPS内蔵 | |
| 本体高さ | 38.8mm |
| 本体幅 | 40.4mm |
| 本体厚さ | 9.0mm |
| 搭載センサー | 加速度センサー、気圧センサー、生体電気インピーダンス解析センサー、電気心拍センサー、ジャイロセンサー、地磁気センサー、赤外線温度センサー、照度センサー、光学式心拍センサー |
| 画面の大きさ | 33.3mm |
| 本体重量 | 28.7g |
| 充電時間 | 不明 |
| 防水性あり | |
| 防塵性あり | |
| 音楽再生可能 | |
| 音楽保存可能 | 不明 |
| 専用アプリあり | |
| 物理ボタンあり | |
| メール返信 | |
| SMS返信 | |
| LINE返信 | |
| 通話機能 | |
| カメラ操作 | |
| スマホ探知機能 | |
| 音声アシスタント | |
| 転倒検出 | |
| 衝突事故検知機能 | 不明 |
| 医療機器番号 |
サムスン Galaxy Watch6 40mmをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
| OS | Zepp OS |
|---|---|
| 子ども用 | 不明 |
| 対応OS | iOS、Android |
| GPS内蔵 | |
| SIMフリー対応 | 不明 |
| GPSの種類 | GPS |
| モデル | Amazfit Active |
| 日本語対応 | |
| CPU | |
| Wi-Fi規格 | 不明 |
| ヘルスケア機能の種類 | 心拍数測定、消費カロリー計算、睡眠トラッキング、血中酸素濃度計測、ストレス値測定、心拍数異常の警告、月経周期モニタリング、歩数計測 |
| Bluetooth | Bluetooth 5.2 |
| 連続稼動時間 | 標準的な使用:336時間/ハードな使用:240時間 |
| 本体高さ | 42.36mm |
| 本体幅 | 35.9mm |
| 知育玩具モデル | |
| 本体厚さ | 10.75mm |
| メッセージ機能 | |
| 画面サイズラインナップ | 不明 |
| ビデオ通話機能 | |
| 最大輝度 | 不明 |
| SOS機能 | 不明 |
| ゲームの種類数 | 不明 |
| 常時点灯機能 | 不明 |
| SIMカード付き | |
| 自動調光機能 | 不明 |
| 表示 | デジタル・アナログ |
| 対応するSIMの種類 | 不明 |
| タイプ | スマートウォッチ型 |
| SIMの月額料金 | |
| 搭載センサー | 加速度センサー、地磁気センサー、温度センサー |
| 問い合わせ方法 | メール |
| 連続稼働時間 | 省電力モード:720時間 |
| 電子決済の種類 | |
| 画面の大きさ | 不明 |
| 本体重量 | 35.7g |
| ベルト素材 | シリコン |
| 盤面の種類数 | 500種類以上 |
| ワークアウトの種類数 | 100種類以上 |
| ワークアウトで表示されるデータ | 不明 |
| ワークアウトで測定できる項目 | 不明 |
| 電源方式 | 充電式 |
| 充電方法 | マグネット式充電 |
| 低電力モードあり | 不明 |
| 充電時間 | 約120分 |
| 高速充電 | 不明 |
| 特徴 | |
| 対象 | レディース |
| 用途 | ランニング、サイクリング、健康管理など |
| 製造国 | 不明 |
| 防塵・防水等級 | 5ATM防水 |
| 防水性あり | |
| 防塵性あり | |
| 音楽再生可能 | |
| 音楽保存可能 | |
| 専用アプリあり | |
| 通知機能 | |
| タッチ操作可能 | |
| 物理ボタンあり | |
| 文字盤着せ替え機能 | |
| メール返信 | |
| SMS返信 | |
| LINE返信 | |
| LINEの返信方法 | 不明 |
| 通話機能 | |
| 通話機能の詳細 | 不明 |
| 入力方法 | 不明 |
| 地図表示 | |
| カメラ内蔵 | 不明 |
| カメラ操作 | |
| スマホ探知機能 | |
| 音声アシスタント | |
| ワークアウトの自動検出 | |
| SOS発信 | |
| 転倒検出 | |
| 衝突事故検知機能 | 不明 |
| Wi-Fi対応 | |
| Bluetooth対応 | |
| アプリストア対応 | |
| スマートキー機能 | 不明 |
| ベルト交換可能 | |
| カスタマイズ可能 | |
| スマートリングのサイズ | 不明 |
| スマートリングのタイプ | 不明 |
| 充電不要 | 不明 |
| 分類 | 雑貨 |
| 医療機器番号 | |
| リフレッシュレート | 不明 |
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