パンとの相性のよさやサラダとの相性のよさ、劣化のしにくさが気になるJ−オイルミルズ 味の素 オリーブオイルエクストラバージン。実際に購入しないとわからず、迷っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、実際にJ−オイルミルズ 味の素 オリーブオイルエクストラバージンを徹底検証しました。エキストラバージンオリーブオイル48商品の中で比較してわかったJ−オイルミルズ 味の素 オリーブオイルエクストラバージンの実力をレビューしていきます。エキストラバージンオリーブオイルの選び方も紹介しているので、購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
J−オイルミルズの「オリーブオイル エクストラバージン」は、世界最大のオリーブオイル生産地であるスペインのものを100%使用したオイル。オリーブオイルを空気に触れない状態で日本まで運び、国内工場で独自の製法を用いて風味を残したままボトル詰めしています。
パンとの相性のよさでは、クセはなかったものの香りが弱いので苦味・渋味を感じやすく、まずまずの評価に。モニターからは「パンの味わいを損なうことはないが、オリーブオイルの香りや味わいのよさが印象に残らない」という声が挙がりました。
サラダとの相性のよさでは香りが弱かったため、まずまずの評価に。モニターからは「ほのかに香る程度で、基本はサラダに消されてしまっている」という声が挙がりました。また、よくも悪くも風味に特徴がないので、物足りなさを感じる人もいるかもしれません。
容器はガラス瓶なので空気は通しにくいものの、光は通すため遮光性のある容器と比べて香り・味わいは損なわれてしまう可能性があります。容器全体をアルミホイルで覆うと光による劣化を防げるので、気になる人は試してくださいね。また、検証とは別で使ってみたところ、注いだあとの油の切れはよいので、液ダレは気になりませんでした。
実際に味の素 オリーブオイルエクストラバージンと比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイエキストラバージンオリーブオイルと、各検証でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
日清オイリオ
万人ウケする味わいを求める人に。食材を問わず合わせやすい
東京セントラルトレーディング
パンもサラダも好相性! フルーティな香りで万人におすすめ
マイベストが検証してわかったJ−オイルミルズ 味の素 オリーブオイルエクストラバージンの特徴は、ひとことでまとめると「クセがなく食べやすいが、物足りなさを感じる」です。
実際、たくさんあるエキストラバージンオリーブオイルの中で、パンとの相性のよさやサラダとの相性のよさ、劣化のしにくさは商品によってどのくらい差があるのか気になりますよね。ここからは、J−オイルミルズ 味の素 オリーブオイルエクストラバージンを含むエキストラバージンオリーブオイルの検証方法や、自分に合ったエキストラバージンオリーブオイルを選ぶためのポイント、検証で高評価を獲得した商品を紹介していきます。
世界最大のオリーブオイル生産地であるスペインで、指定農園が絞ったオイルのみを使用。空気に触れないよう窒素充填状態で日本に輸送し、品質管理を徹底したなかで製品化しています。
酸度や味わいにも厳しい自社基準が設けられています。酸度はIOC(国際オリーブ協会)のエクストラバージン品質の基準値0.8%を下回る、0.3%以下に設定。日本の食卓に合うフルーティな味わいにこだわり、自社の鑑定士による風味チェックも行われています。そのほかの詳細は以下のとおりです。
今回は、J−オイルミルズ 味の素 オリーブオイルエクストラバージンを含むエキストラバージンオリーブオイル48商品を実際に用意して、比較検証を行いました。
以下のコンテンツで行われた具体的な比較検証のポイントはこちらです。
検証①:パンとの相性のよさ
検証②:サラダとの相性のよさ
検証③:劣化のしにくさ
オリーブオイルを生食で食べたことがある男女9人が、以下の方法で各商品の検証を行いました。
プラスチックカップに入ったエキストラバージンオリーブオイル30mL程度と、焼いていないバゲット1〜2切をモニターへ提供。香りを感じやすくするために、モニターはプラスチックカップに入れたエキストラバージンオリーブオイルを10秒程度手で覆うようにして温めてからパンにつけて実食し、相性のよさを以下の項目ごとに「とても満足:5」「満足:4」「普通:3」「不満:2」「とても不満:1」の5段階で評価し、その平均点で各商品のおすすめ度をスコア化しました。
オリーブオイルを生食で食べたことがある男女9人が、以下の方法で各商品の検証を行いました。
プラスチックカップに入ったエキストラバージンオリーブオイル30mL程度と、ちぎったレタス一掴みほどをモニターへ提供。香りを感じやすくするために、モニターはプラスチックカップに入れたエキストラバージンオリーブオイルを10秒程度手で覆うようにして温めてからレタスにつけて実食し、相性のよさを以下の項目ごとに「とても満足:5」「満足:4」「普通:3」「不満:2」「とても不満:1」の5段階で評価し、その平均点で各商品のおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「劣化しにくくおいしさが長持ちする」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
容器 | ガラス瓶 |
---|
良い
気になる
内容量 | 444mL |
---|---|
100gあたりのカロリー | 900kcal |
原産国 | スペイン |
辛味・苦味・香りに特徴がある、エキストラバージンオリーブオイル。オリーブの品種や収穫時期によって香り・味わいが異なります。
検証の結果、辛味・苦味は弱く、香りはほどよいものは、パン・サラダどちらにも合わせやすい傾向がありました。実際に試食したモニターから「パンの味を邪魔せず、むしろ小麦の香りが強くなったように感じた」という声が挙がり、食材の風味を引き立てている点が好印象だったといえます。
一方、食材と合わせたときの辛味・苦味がやや強かったり香りが弱かったりするものは、パン・サラダとの相性が悪い傾向に。実際に試食したモニターからは「パンの甘味よりもオイルの苦味が勝る」「オイル自体が苦いため、野菜がさらに苦くなったように感じた」という声が挙がり、オイルだけでなく食材の風味まで損ねてしまう印象でした。
豊かな香り・味わいが特徴のエキストラバージンオリーブオイルは、できるなら最後までおいしく食べたいところですよね。
そのポイントは、酸化させないこと。開封したら、2〜3か月で食べ切ることが理想的です。しかし、遮光ボトルは空気を、ガラス瓶は光を通しやすく、オイルが早く酸化してしまうことも。
遮光瓶・遮光缶なら光・空気を通しにくくオリーブオイルの酸化を防げるので、香り・味わいが損なわれにくいですよ。今回検証した商品のなかで、汎用性が高く遮光性にも優れたおすすめの商品は、東京セントラルトレーディング・MORE CHILEの2つ。エキストラバージンオリーブオイルを選ぶなら、食材との相性のよさと酸化のしにくさが両立したものを選んでおけば間違いないでしょう。
内容量違いの商品があってサイズに悩んでしまう場合は、使い方や頻度で判断しましょう。
エキストラバージンオリーブオイルは商品によって香り・味わいが異なるので、お試しで購入するなら250mL程度がおすすめ。少量タイプのほうが食べ比べがしやすく、価格が安いのもうれしいポイントです。
毎日使用するなら750〜1,000mL程度、2日に1回程度なら500mL程度あれば2か月は使えるでしょう。安さを優先するなら断然量は多いほうがよいものの、多すぎて使い切れないと劣化してしまうので、2〜3か月で使い切れる量を目安に選ぶのが重要です。
内容量は、ランキングの「内容量」に記載しているのでぜひ参考にしてくださいね。
エキストラバージンオリーブオイルを選ぶ際、価格や品種が同じなど、似たような条件で迷ったらラベルを参考にしましょう。見るポイントは、「コールドプレス製法」「認証マーク」の主に2つです。
コールドプレス製法は、オリーブの実を圧搾する際に30℃以上の熱を加えずに行う製法。熱をかけると、香り・風味・栄養成分などが損なわれてしまうので、香り・味わい・栄養成分がよいものを選びたいならチェックするとよいでしょう。
認証マークは、規定の条件をクリアしたオリーブオイルを示すもので、代表的なのは農林水産省が定める有機食品の基準である「有機JAS規格」。農薬や化学肥料などの化学物質に頼らずに自然の力で生産された食品のことを指します。
日本以外の認証マークもあり、EUが制定する「ユーロリーフ(EUオーガニック)」「地理的表示保護(PGI)」がそのなかの代表例。「ユーロリーフ(EUオーガニック)」は、EUの有機農産物の規定に則って生産・加工されたものであることを証明する認証制度。一方「地理的表示保護(PGI)」は、生産者の保護のための認証制度です。
どれも厳しい基準を満たしたものにのみ認められるものなので、気になる人はラベルをチェックしましょう。
コールドプレス製法・認証マークは、ランキングの「コールドプレス製法」「認証マーク」に記載しているのでぜひ参考にしてくださいね。
エキストラバージンオリーブオイルの検証で上位を獲得した商品をご紹介します。J−オイルミルズ 味の素 オリーブオイルエクストラバージン以外にも、ぜひ以下のおすすめ商品も検討してみてくださいね。
容器 | プラスチックボトル |
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良い
気になる
内容量 | 600g |
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100gあたりのカロリー | 900kcal |
原産国 | スペイン |
容器 | 遮光瓶 |
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良い
気になる
内容量 | 500mL |
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100gあたりのカロリー | 900kcal |
原産国 | スペインまたはポルトガル |
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