フォームの安定のしやすさやガタつきにくさ、補助種目の幅広さが気になるコンポジット FIELDOOR インクライン&デクラインベンチ。実際に購入しないとわからず、迷っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、実際にコンポジット FIELDOOR インクライン&デクラインベンチを徹底検証しました。インクラインベンチ21商品の中で比較してわかったコンポジット FIELDOOR インクライン&デクラインベンチの実力をレビューしていきます。インクラインベンチの選び方も紹介しているので、購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
フィットネス・マタニティ商材を担当。現役でパーソナルトレーナー活動をしつつ、2歳児のママとしても奮闘中。前職では大手フィットネスクラブで健康に関わるさまざまな業務に携わってきた。現在はマイベストにて、アスリートやパーソナルジムトレーナーとして培ってきた知見を活かし、プロテインやマッサージガンなどをはじめとしたフィットネス商材を300商品以上比較検証。また、搾乳器などのマタニティ商材も担当し、実際の育児経験を活かし、ママ目線でのコンテンツを届けている。全米ヨガアライアンスRYT200の資格を保持し、第20回ジャパンクラシックパワーリフティング選手権大会63kg級優勝・2016年世界クラシックパワーリフティング選手権大会女子63kg級16位の実績も持つ。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
また、最大設定角度が92度でショルダープレスなどが行いやすいうえ、インクライン調節段階数が6段階あることも魅力。行いたい種目に合わせて細かく調節できるため、上半身をしっかり鍛えたい人に適しています。
マイベストが検証してわかったコンポジット FIELDOOR インクライン&デクラインベンチの特徴は、ひとことでまとめると「フォームを安定させやすいつくり!しっかり肩を鍛えたい人向け」です。
実際、たくさんあるインクラインベンチの中で、フォームの安定のしやすさやガタつきにくさ、補助種目の幅広さは商品によってどのくらい差があるのか気になりますよね。ここからは、コンポジット FIELDOOR インクライン&デクラインベンチを含むインクラインベンチの検証方法や、自分に合ったインクラインベンチを選ぶためのポイント、検証で高評価を獲得した商品を紹介していきます。
耐荷重は260kg。日本国内で耐荷重試験を実施済みで、体重100kgの人が160kgのトレーニング器具を使っても使用できると、耐久性をアピールしています。
サイズは幅53×奥行112×高さ40~105cmで、重量は約19kg。自宅でもさほど場所を取らずに設置できます。カラー展開は、検証に使用したブラックとワインレッドの2色です。
インクラインベンチがあれば、全身の筋肉を効率的に鍛えやすくなるのがメリット。シートの高さを調節できるので、インクラインダンベルプレスやショルダープレスなど特定の筋肉に効かせたいときにもおすすめです。
なお、椅子で代用するのはかなり非効率。椅子では胸・肩などに効かせにくく、本格的に鍛えたい人には物足りないでしょう。自宅でボディメイクに取り組むなら、ぜひインクラインベンチを取り入れてみてください。
ジム用・家庭用ともに耐荷重200kg以上のものが多いので、ベンチに大きな負荷をかけなければ家庭でも十分トレーニングできるでしょう。しかし、過去には耐荷重の超過による事故も発生しているため、メーカー記載の耐荷重は必ず守るようにしてください。
ただし、以下に当てはまる人はジム用がおすすめです。ケガのリスクを防げるうえ、効率的にトレーニングを行えます。トレーニング内容に適したベンチを選んでくださいね。
<ジム用インクラインベンチ向きの人>
今回は、コンポジット FIELDOOR インクライン&デクラインベンチを含むインクラインベンチ21商品を実際に用意して、比較検証を行いました。
以下のコンテンツで行われた具体的な比較検証のポイントはこちらです。
検証①:フォームの安定のしやすさ
検証②:ガタつきにくさ
検証③:補助種目の幅広さ
検証④:移動のさせやすさ
フォームが安定する商品としてユーザーがとても満足できる基準を「商品のスペックが原因でトレーニングの質が妨げられることがないもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、ポイントごとに点数づけして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
実際にトレーニングをしてもガタつかない商品としてユーザーがとても満足できる基準を「普段筋トレをしている人が、シートに全体重をかけてウエイトトレーニングをしてもガタつかないと評価したもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
インクラインベンチで、モニターがインクラインダンベルローイング・ワンハンドローイング・ワンハンドプリーチャーカールをしてガタつきにくさを評価し、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
補助種目が幅広い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「インクライン系種目はもちろん、お腹や脚の筋トレもしやすい商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、ポイントごとに点数づけして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
移動のさせやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「トレーニング中に疲れていても余計な体力を消耗せずに移動や置き方変更ができる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、ポイントごとに点数づけして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
シートの長さ | 70cm |
---|---|
シートの固定方法 | ネジタイプ |
座面の形状 | 四角 |
シートの最大設定角度 | 92度 |
インクライン調節段階数 | 6段階 |
良い
気になる
シートの幅 | 24cm |
---|---|
シートの厚さ | 5cm |
本体幅 | 53cm |
本体高さ | 22~105cm |
本体奥行 | 112cm |
折りたたみ時の幅 | |
折りたたみ時の高さ | |
折りたたみ時の奥行 | |
本体重量 | 19kg |
耐荷重 | 260kg |
デクライン調節段階数 | 1段階 |
折りたたみ式 | |
腹筋用レッグパッド付き | |
アームカール台付き | |
レッグエクステンション用レッグパッド付き |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
10,780円
(最安)
販売価格:10,780円
ポイント:0円相当
送料無料
(26,992件)
せっかくインクラインベンチを購入しても、シートや土台がガタつくと集中できません。今回の検証では、シートの固定方法と土台の幅がガタつきにくさを左右することが判明。それぞれのチェックポイントについて解説します。
しっかりシートが固定されないとケガのリスクが高まるので、まずはシートのガタつきにくさに着目しましょう。
インクラインベンチのシートの固定方法は、ネジタイプと爪にひっかけるタイプの2種類あります。今回の検証では、筋トレ好きの男女5名のモニターがインクラインダンベルローイングやワンハンドローイングなどを実施し、ガタつきにくさをチェック。その結果、ネジタイプであれば、しっかり体重をかけてもほとんどガタつかないことがわかりました。
一方で、爪にひっかけるタイプは、インクラインダンベルローイングの際にシートが左右にガタついたうえ、ワンハンドローイングでうっかり前に体重をかけすぎた際に爪からシートが外れたのが難点。
シートがガタつくとフォームが崩れ、集中力が切れてしまいます。必ずシートの固定方法を確認してくださいね。
爪でひっかけるタイプはシートが外れやすいものの、シートの角度調節が簡単にできることはメリット。とくにカバーのある爪にひっかけるタイプならシートが大きくズレることはないので、角度調節を楽に行いたい人はカバーのある爪にひっかけるタイプの商品を選ぶとよいでしょう。
ギリギリまで追い込んだあとは重心が崩れやすいので、土台の安定性も重要です。
土台の幅は、商品によってさまざま。実際にガイドが片方10kgのダンベルを使用し、すべての商品でショルダープレスとインクラインダンベルプレスを実施したところ、上下どちらかの土台の幅がシート幅の2倍あれば、セット後にやや重心が崩れたり勢いで起き上がったりしてもガタつかないことがわかりました。
扱う重量が軽かったり、シートの高さを上げたりしなければ土台の幅が狭くてもガタつきませんが、片方10kg以上のダンベルでインクライン系の種目を実施したい人は、チェックしてくださいね。
シートの形状と長さが自分に合った商品を選べば、トレーニング種目を選ばずに体勢をとりやすくなります。以下の選び方で詳しく説明するのでぜひチェックしてくださいね。
インクラインベンチのシートの形状には、一般的な形状である長方形タイプのほか楕円タイプ・中央がくびれているタイプなどさまざまなものがあり、タイプは商品によって異なります。また、なかには腰パッドが付属している商品も。
トレーニングには、インクラインダンベルプレスなどのシートに背中をつけて行う種目だけでなく、うつ伏せになったり横向きになったりして行う種目もあり、トレーニング中の姿勢は種目によって変える必要があります。長方形タイプで腰パッドがないシンプルな形状のシートであれば、どんな種目でもベストポジションをとりやすいですよ。
シンプルな形状以外の商品だと、横向きに寝て行う種目で肘の位置が安定しなかったり、うつ伏せで行う種目でかえってフィットせず正しいフォームを取りづらくなったりする可能性が。
シートの形状が工夫されているものに惹かれがちだと思いますが、シンプルな形状が最も扱いやすいということに留意しておきましょう。
プレス種目で姿勢を安定させるためには、背骨全体をシートに預ける必要があります。また、頭は丸みがあるため、頭全体がシートに収まるとかえって頭の位置が安定せず、首に余計な力が入ってしまうリスクが。
今回検証した商品のシートの長さは、70〜85.5cmと商品によって差がありました。自分の坐骨から背骨の一番上までの長さを確認し、その長さに近いシートの商品を選べば、歯を食いしばるほど限界まで追い込んでも頭の位置を安定させられるでしょう。
座面の形状は、末広がり型と四角型の2種類。どちらの形状の座面が向いているかは人によって異なるので、以下の方法で自分に向いている座面の形状を判断しましょう。
③のほうが下腹とお尻に力が入った人には四角型、④のほうが力が入った人には末広がり型が適しています。
小柄な人の場合、末広がり型の座面の高さを変えた際に床へ足が届かない可能性があります。購入後に座面の高さが合わないことが発覚したら、踏み台昇降用ステップを置いて足の裏全体で床を踏み込めるようにしてくださいね。
骨盤の位置を安定させるために、座面の高さを変えられる商品を選びましょう。
インクラインダンベルプレスやアームカールなど、上半身を後ろに傾ける種目を行う際は、シートを倒したぶん座面も上げないと骨盤の位置が不安定に。骨盤が安定しないと腰が反りやすくなり、ケガのリスクが高まります。
自分でコントロールしようとしても、限界まで追い込むときに骨盤の位置まで意識するのは至難の業。座面の高さを変えられるものを選んで、最後の1回まで正しいフォームでトレーニングを行いましょう!
限界まで筋肉を追い込むと、背中や腰の筋肉が緊張して反り腰になりがち。座面を上げても腰が反ってしまう人には、トレーニングベルトを巻くことをおすすめします。
体幹が固定されることで、フォームが安定するだけでなく、いつもより重い重量を持ち上げやすくなりますよ。
上半身を大きく見せたいのなら、肩トレは外せません。ショルダープレスは、肩の筋肉を大きくするための必須種目。そんなショルダープレスを効率的に行うには、シートに体幹を預けるの角度を80度以上に設定したシートに体幹を預ける必要があります。
しかし今回検証した商品の最大設定角度をチェックしたところ、70〜92度と商品によって差があることが判明しました。最大設定角度が80度未満だと、肩の筋肉以外にも刺激が加わってしまい大変非効率。
肩トレをして上半身を大きく見せたい人は、シートの最大設定角度をマストで確認しておきましょう。
胸の筋肉を鍛えるインクラインダンベルプレスは45〜60度、二の腕の筋肉を鍛えるインクラインアームカールは30〜45度と、トレーニングを行う際のシートの設定角度には目安があります。
今回検証した商品はすべて上記の種目に適した設定が可能。加えて、インクライン調節段階数が多いほどコンディションに合わせられて便利です。
ややコンディションが悪い日は、普段よりシートの角度をつけて筋肉への刺激を減らすことも、トレーニングを続けるための大切なポイントですよ。
マルチベンチとは、二の腕を鍛えられるプリーチャーカール台や前ももを鍛えられるレッグエクステンション台が搭載されているインクラインベンチのこと。
自分でトレーニング内容を決めたり工夫したりするのが苦手な人でも、マルチベンチを選べば工夫せずに二の腕と前ももを鍛えられますよ。
しかし搭載されているものが多いぶん、広い設置スペースが必要なことは難点。ほかの商品が1畳ぶんのスペースで設置できるのに対し、2畳ぶんのスペースが必要です。また、末広がり形状の座面なので、足の間隔を狭める派の人にも不向き。
自宅のトレーニングスペースが広い、足の間隔を広げる派の人であれば購入を検討してください。
マルチベンチを設置するスペースはないけれど、自宅で足のトレーニングを頑張りたい!という人におすすめなのが、前ももを鍛える種目の「レッグエクステンション」。この種目は、両足首の間にダンベルを挟んで膝を曲げ伸ばしすれば実施可能です。
マルチベンチで実施するほどの重さは扱えなくても、そのぶん動作回数を増やせばしっかり刺激を与えられるでしょう。
インクラインベンチの検証で上位を獲得した商品をご紹介します。コンポジット FIELDOOR インクライン&デクラインベンチ以外にも、ぜひ以下のおすすめ商品も検討してみてくださいね。
シートの長さ | 80cm |
---|---|
シートの固定方法 | ネジタイプ |
座面の形状 | 末広がり |
シートの最大設定角度 | 85度 |
インクライン調節段階数 | 7段階 |
良い
気になる
シートの幅 | 28.5cm |
---|---|
シートの厚さ | 5cm |
本体幅 | 36cm |
本体高さ | 48〜122cm |
本体奥行 | 150cm |
折りたたみ時の幅 | 30cm |
折りたたみ時の高さ | 78cm |
折りたたみ時の奥行 | 26cm |
本体重量 | 14.7kg |
耐荷重 | 500kg |
デクライン調節段階数 | 2段階 |
折りたたみ式 | |
腹筋用レッグパッド付き | |
アームカール台付き | |
レッグエクステンション用レッグパッド付き |
BARWING 4WAYトレーニングベンチをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
シートの長さ | 74cm |
---|---|
シートの固定方法 | ネジタイプ |
座面の形状 | 末広がり |
シートの最大設定角度 | 85度 |
インクライン調節段階数 | 5段階 |
良い
気になる
シートの幅 | 25cm |
---|---|
シートの厚さ | 4cm |
本体幅 | 73cm |
本体高さ | 55~121cm |
本体奥行 | 175cm |
折りたたみ時の幅 | |
折りたたみ時の高さ | |
折りたたみ時の奥行 | |
本体重量 | 33kg |
耐荷重 | 240kg(*1) |
デクライン調節段階数 | 1段階 |
折りたたみ式 | |
腹筋用レッグパッド付き | |
アームカール台付き | |
レッグエクステンション用レッグパッド付き |
IROTEC マルチポジションベンチをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
本注釈においては事業者からの情報提供を含みます
コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。