高性能かつ安価でコスパのよさをウリにしている、多摩電子工業 ポータブル電源 TL127GY-KW。「使いやすい大きさ」「持ち運びが楽」と評判ですが、実際のところ口コミどおりなのか気になりますよね。
今回はその実力を確かめるため、以下の2つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のDEENOやBLUETTIなどのポータブル電源とも比較。検証したからこそわかった、ほんとうのメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較を行いましたので、ポータブル電源選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
多摩電子工業 ポータブル電源 TL127GY-KWは、アウトドアシーンでカメラやPCなどの機器を充電したい人におすすめです。公称値の288Whに対して実際に約89.72%の電力が使用でき、電力ロスは少なめ。比較したなかには公称値の約56%程度しか電力を使えないものもあったのに対し、電力効率が高く高性能なアイテムといえます。
出力ポートも非常に豊富です。USBポートを4口備えており、スマホやタブレットなど複数のデバイスを同時に充電可能。ACコンセントも2口あるので、都度コードを抜き差しする手間がかかりません。サイズもコンパクトで「使いやすい大きさ」「持ち運びが楽」との口コミどおり。車内にスタンバイしていても邪魔になりにくいですよ。
コンセント以外から本体へ給電できるのも利点。停電時にも車のシガーソケットや別売りのソーラーパネルから蓄電が可能です。LEDライトつきで懐中電灯やランタン代わりになるのもうれしいポイント。価格も執筆時点で2万円台とお手頃なので、キャンプ初心者はもちろん、サブ機の購入を考えている人も手が出しやすいでしょう。
一方で、災害時用に購入を考えているなら電池容量が物足りないのが惜しいところ。数日間の停電に備えるなら、DEENOのX1500のように1000Wh以上の容量があると心強いでしょう。防水にも非対応なので雨天時には水濡れに注意。災害時用のポータブル電源を探している人は、そのほかの商品もチェックしてみてくださいね。
実際に多摩電子工業 ポータブル電源 TL127GY-KWと比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
多摩電子工業 ポータブル電源 TL127GY-KWよりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
Anker
在宅避難用に。定格出力が高くほとんどの家電を使える
今回ご紹介する多摩電子工業 ポータブル電源 TL127GY-KWは、2万円台で手に入るコンパクトかつ高性能なポータブル電源です。リチウムイオン充電池を採用した、ブラックとグレーのツートンカラーの本体が特徴。重さ約3.3kg・サイズは幅215×高さ163×奥行158mmと小型軽量設計で、持ち運びに便利なハンドルもついています。
豊富な出力ポートを備えており、急速充電PD対応のUSB-Cポートも完備。スマホやタブレットの急速充電にも役立てられます。別売りのソーラーパネルによる蓄電にも対応しており、停電時にも心強いアイテム。点灯モードが選べるLEDライトもついているので、シーンに合わせて手元や空間を照らせます。
製造元の多摩電子工業は、1976年創業の老舗メーカーです。充電器・モバイルバッテリー・カー用品などのモバイル周辺機器を多く手がけており、大手コンビニやスーパーなど身近なショップでの商品供給を行っています。
今回は、多摩電子工業 ポータブル電源 TL127GY-KWを含むポータブル電源54商品を実際に用意して、比較検証を行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
各商品を実際に使用してみたところ、多摩電子工業 ポータブル電源 TL127GY-KWには主に5つのメリットがありました。1つずつ紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
実際に使用できる電力は、公称値の288Whに対して約89.72%と高性能。比較した商品には実際に使用できる電力が公称値の約56%ほどのものもあったのに対し、電力ロスが少なく実際に使ったときにがっかりしにくいでしょう。一般的な13Wのスマートフォンなら約19回充電可能ですよ。
キャンプに持って行くのにぴったりなサイズです。キャンプ場でPCを充電しながら仕事をするのにもうってつけですよ。
比較した半数近い商品になかったLEDライトがついているのも利点。ランタンや懐中電灯の代わりに使えて、キャンプはもちろん災害時にも手元の明るさを確保できますよ。
運転中にも充電ができるため、移動中に充電した電力を夜にキャンプ場で使用できて効率がよいですよ。
多摩電子工業 ポータブル電源 TL127GY-KWにはたくさんのメリットがある反面、デメリットもありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。
実際に288Whで可能な連続稼働時間を算出(※)すると、一般的なサーキュレーター(30W)で約8.5時間、一般的な電気毛布(60W)で約4.2時間ほどしか持ちません。災害時は数日間電気が復旧しない可能性もあるため、災害に備えるなら比較したDEENOのX1500のように、1000Wh以上の大容量タイプから選ぶとよいでしょう。
電力の使用効率は89%として計算
ACポートの定格出力 | 300W |
---|---|
電池の実容量 | 258Wh |
良い
気になる
ソーラーパネル充電対応 | |
---|---|
カーチャージ機能 | |
入力ポートの種類 | DC、USB Type-C |
出力ポートの種類 | AC、USB Type-A、USB Type-C、シガーソケット、DC5521 |
対応周波数 | 60Hz |
出力波形 | 正弦波 |
使用可能温度 | 0~40℃ |
パススルー機能 | |
LEDライト機能 | |
BMS搭載 | |
UPS搭載 | |
車輪あり | |
遠隔操作が可能な連携アプリあり | |
取っ手の種類 | 中心についた片手用の持ち手 |
充電時間(公称値) | 約5時間(付属ACアダプタ使用時) |
幅 | 21.5cm |
奥行 | 15.8cm |
高さ | 16.3cm |
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機能面も申し分なく、出力ポートが充実しているうえカーチャージやソーラー充電にも対応。本品になかったワイヤレス充電機能・防水性能(IP54)まで備えており、これ1台でどんな用途にも活躍するでしょう。災害時だけでなく、キャンプでドライヤーなどの消費電力の大きな家電を使用したいときにもうってつけですよ。
豊富な出力ポートを搭載し、スマホやタブレットのワイヤレス充電にも対応。本体へ給電しながら使えるパススルー充電機能も備わっており、使い勝手にも隙がありません。停電時に役立つソーラー充電やカーチャージも行え、キャンプはもちろん災害時にも頼れるアイテムといえます。
多摩電子工業 ポータブル電源 TL127GY-KWは、公式サイトのほか、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどの大手ECサイトで購入できます。公式サイトでの値段は執筆時点で税込25,800円。ポイントを活用して少しでもお得に購入したい人は、普段お使いのサイトをチェックしてみてくださいね。
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