高級感のある家具のようなデザインが評判の、ライフオンプロダクツ ノンフロン冷凍庫 60L LPRKC001。「庫内の食材を確認しやすい」など高評価の口コミを見かけますが、実際のところどうなのか気になりますよね。
今回はその実力を確かめるため、以下の6つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気の冷凍庫とも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説します。ポイントや送料を考慮した価格比較も行っているので、冷凍庫選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
ライフオンプロダクツ ノンフロン冷凍庫 60L LPRKC001は、おしゃれな見た目で、電気代を抑えられるものがほしい人におすすめ。家具を思わせるシックなデザインで、リビングにもスタイリッシュに設置できます。年間の電気代も4,185円と、比較した商品のなかではかなり低コスト。月額に換算すると300円台で、「優れた省エネ性能」との謳い文句どおりです。
庫内温度の安定性も高評価。1分単位で24時間測ってみると、適正温度である‐18℃を上回った時間はわずか9分のみで、高評価基準の2時間以内を優に下回りました。比較した大半の商品は30分以上の温度上昇が見られたなか、低い温度をキープ。温度上昇による食材の酸化や乾燥を少しでも防ぎたい人に候補となります。
ドア開閉時の温度復帰力も非常に優秀。15秒開けたあとは4分42秒、1分開けたあとも5分53秒とスピーディに‐18℃以下へ戻りました。まとめ買いした食品の収納に時間がかかっても、ほかの食材に影響を与えにくいでしょう。料理中など頻繁に出し入れすることが多い人にもうれしい性能です。
取っ手が扉前面についており、開閉しやすいのも魅力。力に自信がない人でも楽に開けられます。ただ、600mLのペットボトルを立てて収納できないのは惜しい点。引き出せるトレイの割合も約67%と少なめでした。「庫内の食材を確認しやすい」との口コミがありましたが、奥までは見通しにくく収納の仕方に工夫が必要です。
温度調節のしやすさもいまひとつ。5段階に調節できるものの、調整ダイヤルは本体裏面の下部にあり操作しにくい点が気がかりです。冷蔵・急冷機能も備えておらず、シンプルな機能を求める人向きでしょう。自動霜取り機能もないため、こまめなお手入れが必要。より使い勝手のよいものがほしい人は、ほかの商品も検討してください。
実際にライフオンプロダクツ ノンフロン冷凍庫 60L LPRKC001と比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイ冷凍庫と、各検証でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
ライフオンプロダクツ ノンフロン冷凍庫 60L LPRKC001の購入を迷っている人はぜひチェックして、自分にとってのベストバイアイテムを見つけてみてくださいね!
ライフオンプロダクツは、インテリアライト・イヤホンなど幅広い製品を販売するメーカー。2023年5月に新ブランド「Life on Products」を発表し、冷凍庫や掃除機などデザインにこだわったインテリア家電を多数展開しています。
今回ご紹介するノンフロン冷凍庫 60L LPRKC001は、家電らしさを逸脱するスタイリッシュなデザインを追求した商品。前開きタイプで、庫内を直接冷やす直冷式を採用しています。なお、ノンフロン冷凍庫とは、地球温暖化を促進するとされるフロンガスを使っていない冷凍庫です。
上・中・下の3段の棚があり、食材や作り置き料理など分けて収納できるつくり。上段・中段には500mLのペットボトルがそれぞれ12本、下段には7本収納できると謳っています。
本体裏には、温度を5段階で調節できる切り替えダイヤルを搭載。食品の量や室温に応じた微調整が可能です。加えて、2021年に目標とされた省エネ基準達成率(※)の108.5%を達成。節電にも配慮されたつくりです。
資源エネルギー庁が定める省エネ法に基づき、家電製品の省エネ性能をパーセンテージで表した数値
<スペック>
仕様書によると、サイズは幅47.1×奥行54.3×高さ84.5cmで、重量は24kg。容量60Lのスリム設計で、スペースを有効活用できると謳っています。さらに耐熱トップテーブルつきで、レンジやトースターなどを上に置ける仕様。耐熱温度は100℃、耐荷重は30kgです。
同シリーズでは、120Lの容量を備える「LPRKC002」も展開。直冷式のLPRKC001とは異なり、庫内に冷気を循環させるファン式です。自動霜取り機能を備えているうえ、冷凍・冷蔵・急速冷凍の3段階に切り替えられる仕様。より高機能なモデルがほしい人はあわせてチェックしてみましょう。なお、付属品は以下のとおりです。
<付属品>
カラーは2種類がラインナップ。木の温かみを感じられるダークウッドと、洗練された石の高級感を持つダークストーンを展開しています。インテリアのテイストに合わせて選べますよ。
リビングに置きたくなるようなビジュアルを目指し、おしゃれなキャビネットを思わせるデザインを追求。高級感をアップするために鉄製の取っ手を採用し、細部までこだわりがうかがえます。
今回はライフオンプロダクツ ノンフロン冷凍庫 60L LPRKC001を含む、冷凍庫全22商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは庫内温度の安定性とドア開閉時の温度復帰力の検証です。
庫内温度の安定性の検証では、庫内中段に温湿度ロガーを入れ、24時間の温度を1分単位で計測。‐18℃以下を保っていた時間が長いほど高評価としました。加えて、扉を15秒間・1分間開放したあとの温度変化をチェック。1分間解放後、13分以内に‐18℃以下に戻った商品を高評価としています。
庫内温度の安定性は非常に優秀です。24時間中、-18℃を上回った時間はわずか9分で、高評価基準の2時間以内を難なくクリア。比較した全商品の平均値である約2時間10分(※執筆時点)に大差をつけ、優れた温度キープ力を発揮しました。
庫内温度の安定性は比較したほとんどの商品が高評価でしたが、本品はそのなかでも高い評価を獲得。低温をキープできる時間が長いため、生ものを速く凍らせたいときも重宝しそうです。
1分間のドア開閉後もわずか5分53秒で-18℃に復帰し、比較した全商品の平均値10分14秒(※執筆時点)を優に下回る結果です。下位商品には、15秒間・1分間の復帰スピードに10分以上差が出た商品もあったなか、本品は1分ほどしか差が見られませんでした。
庫内温度が上がる時間が長いと、冷凍食材の一部が解凍されてしまうことも。本品は開放時間にかかわらず素早く温度が戻るため、温度上昇による食材の酸化や乾燥といった心配は少ないでしょう。
続いて出し入れのしやすさ・温度調節のしやすさの検証です。
開閉を容易にできるか、600mLのペットボトルを立てて入れられるか、扉に小物を入れるポケットがあるかといったポイントをチェック。加えて、温度調節方法や調節パネルの場所を確認し、直感的な操作ができるかどうか確かめました。
検証の結果、取っ手がドア前面についており開閉は簡単でした。比較した上部や側面に取っ手がついた商品と並ぶと、力を込めやすいのが利点。食材の出し入れを楽に行えそうです。
ただ、引き出せるトレイの割合は67.22%と少なめ。比較した全商品の平均値である67.81%(※執筆時点)とは同程度でしたが、70~80%前後引き出せる商品と並ぶと、奥の食材まで見通しにくいでしょう。「庫内の食材を確認しやすい」という口コミには大きくは頷けない結果です。
600mLのペットボトルを立てて収納できないのも気がかり。比較した半数以上の商品が立てて入れられたなか、どの段でもキャップが接触してトレイが閉まりませんでした。飲みものをメインで収納したい人には少し使いづらいでしょう。
温度調節のしやすさは低評価に。調節ダイヤルが裏面の下部に配置されている点が評価を下げました。操作パネルが正面や上部など視界に入る場所にある商品に対し、スムーズに操作しにくい可能性があります。
冷蔵に切り替えられないのも惜しいところ。同メーカーの「LPRKC002」は冷蔵・冷凍・急冷の3段階に切り替えられるのに対し、冷凍機能のみのシンプル設計です。食材に合わせて柔軟に使い分けたい人には向かないでしょう。比較した結果、冷蔵機能を備える商品は6つ(※執筆時点)と少なめでした。
続いて、お手入れのしやすさの検証です。自動霜取り機能の有無に加え、引き出しが取り外せるか、ドアがガラストップかという3つのポイントをチェックしました。
検証の結果、自動霜取り機能がなく評価はいまひとつ。冷却方式は直冷式で、自分で霜取りを行う必要があります。開閉回数が多いほど霜がつきやすいので注意しましょう。比較した結果、大半の商品が自動霜取り機能を備えるファン式。霜取りの手間を省きたい人は、ファン式を視野に入れてくださいね。
また、ドアがガラストップではないザラリとした素材で、サッと拭きづらいのも難点です。比較したなかでも、拭きやすい傾向があったガラストップの商品は4台と少なめ(※執筆時点)。なお、本品を含む全商品が、引き出し全段を取り外して手入れできる仕様でした。
最後は、電気代の検証です。メーカー公称値の年間消費電力量をもとに、1年間にかかる電気代を算出。5,000円を上限として、年間の電気代が安い商品ほど高評価としました。
算出してみると、年間の電気代は4,185円と比較したなかでも非常に安い結果。全商品の平均8,346円(※執筆時点)の約1/2でした。とても満足できる基準とした5,000円もクリアし、「優れた省エネ性能」という謳い文句どおりです。
比較したなかでも本品のような100L以下の小型冷凍庫は、年間の電気代が4,000~8,000円と控えめなものが多い傾向がありました。本品はそのなかでも低コストで、月々の電気代は300円台。メインの冷蔵庫と併用してもランニングコストを安く抑えられるでしょう。
定格内容積 | 60L |
---|---|
幅 | 543mm |
奥行 | 471mm |
高さ | 845mm |
温度調節方法 | ダイヤル式 |
年間消費電力(50Hz/60Hz) | 135kWh |
冷却方式 | 直冷式 |
---|---|
冷却性能 | フォースター |
ドア数 | 1ドア |
ドアの開き方 | 前開き(右開き) |
重量 | 24kg |
急冷機能 | |
省エネ達成率 | 108.50% |
冷蔵/チルドとして使用 | |
耐熱トップテーブル搭載 | |
付属品 | 霜取りヘラ、製氷皿、取っ手、取付ネジ(小)×3、取付ネジ(大)×3、六角レンチ |
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冷凍庫に食品を入れる際は、冷凍食品1つ分の余裕を持たせて収納するのがおすすめ。隙間なく詰めた方が冷却効率は高まるものの、詰めすぎると食品の出し入れに時間がかかり、庫内温度が上がってしまいます。
スペースに余裕があれば食品をスムーズに取り出せるため、ドアの開放時間を短縮できますよ。冷気の流出が少なくなり、庫内の温度が安定しやすくなるでしょう。
ライフオンプロダクツ ノンフロン冷凍庫 60L LPRKC001は公式通販サイトで購入できます。値段は税込55,000円(※執筆時点)です。Amazon・Yahoo!ショッピング・楽天市場などのECサイトでも公式から販売中。手持ちのポイントを利用してお得に購入したい人は、普段使っているサイトをチェックしてみてくださいね。
そのほかの取扱店舗は、ジョーシン・ヤマダ電機・ヨドバシカメラといった家電量販店の通販サイト。実店舗の在庫状況はさまざまなので、近くの店舗へ足を運んでみましょう。
最後に簡単にお手入れできて高評価だった商品を紹介します。
ハイアール 107L 前開き式冷凍庫は、庫内温度の安定性が魅力。24時間中で、‐18℃を上回った時間はほぼありませんでした。1分ほど開放しても5分で‐18℃に戻り、温度復帰力も優秀です。引き出しはすべて取り外し可能で掃除が簡単。棚はガラス製なので、汚れてもサッと拭き取れるでしょう。
デザイン性を重視するなら、同じライフオンプロダクツのノンフロン冷凍庫 LPRKC002もおすすめ。今回ご紹介したLPRKC001と同様のシックなデザインで、120Lと大容量です。82,500円(※執筆時点・公式サイト参照)と比較したなかでは高価格帯ですが、自動霜取り機能つきで楽にお手入れできますよ。
冷却方式 | 間冷式(ファン式) |
---|---|
定格内容積 | 107L |
冷却性能 | フォースター |
ドア数 | 1ドア |
ドアの開き方 | 前開き(右開き) |
引き出しの数 | 5段 |
幅 | 450mm |
奥行 | 585mm |
高さ | 1275mm |
重量 | 36kg |
自動製氷 | 不明 |
急速製氷 | 不明 |
急冷機能 | |
半ドアアラーム | 不明 |
温度調節機能 | 不明 |
温度調節方法 | ダイヤル式 |
設定可能温度 | 不明 |
省エネ達成率 | 154% |
冷蔵/チルドとして使用 | |
耐熱トップテーブル搭載 | |
年間消費電力(50Hz/60Hz) | 240kWh |
節電モード | 不明 |
種類 | |
特徴 | |
鍵付き | 不明 |
引き出しの取り外し可能 | 不明 |
付属品 |
ハイアール 冷凍庫 JF-NUF107Aの評判・口コミは?実際に使用してメリット・デメリットを徹底レビュー!
定格内容積 | 120L |
---|---|
幅 | 490mm |
奥行 | 690mm |
高さ | 1195mm |
温度調節方法 | ボタン式 |
年間消費電力(50Hz/60Hz) | 255kWh |
冷却方式 | 間冷式(ファン式) |
---|---|
冷却性能 | フォースター |
ドア数 | 1ドア |
ドアの開き方 | 前開き(右開き) |
重量 | 41kg |
急冷機能 | |
省エネ達成率 | 159% |
冷蔵/チルドとして使用 | |
耐熱トップテーブル搭載 | |
付属品 | 製氷皿、ドアポケット、取っ手、取付ネジ(小)×3、取付ネジ(大)、六角レンチ |
ライフオンプロダクツ ノンフロン冷凍庫 LPRKC002をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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