出し入れや整理がしやすいと話題の、AQUA(アクア) 冷凍庫 AQF-GS13N。インターネット上では口コミが少なく、評判がわからないため、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の6つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気の冷凍庫とも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、冷凍庫選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
出し入れや収納がしやすいのも特徴。前面上部にある取っ手の位置はちょうどよい高さで、女性でも手をかけやすいでしょう。また、扉の内側に小物用のポケットがあるのも魅力です。比較した商品ではドアポケットがあるものは少数だったなかで、引き出し内で見失いがちな小さな食品の収納で役立ちます。
扉を開閉しても温度がすぐに戻りやすい点も高評価。検証では、1分間の開放後でも5分ほどで適正温度の‐18℃に戻りました。比較したなかには20分以上かかった商品も一部あったのに対し、開閉する頻度が多めでも、温度変化による食品への影響はさほどないでしょう。また、冷却方式がファン式で、霜取り作業がいらないのも利点です。
庫内温度の安定性にはやや欠けます。庫内温度を24時間計測したところ、冷凍の適正温度である‐18℃を超える時間は2時間42分と長めでした。温度が低いときには‐22℃まで下がることもあり、温度が大きく上下しやすいのはデメリットです。1年あたりの電気代は9,920円とやや高めですが、比較した同容量モデルと比べるとあまり大差はありません。
ECサイトでの販売価格はだいたい5~6万円程度(※執筆時点)で、比較した商品のなかではやや高価格。値段は若干高いものの、メーカーが謳うとおり用途に合わせて冷凍・チルド・冷蔵で使い分けられるのは強みです。長期保存もしやすい温度の安定性にもこだわりたい人は、ほかの商品も含めて購入を検討してみてください。
実際にAQUA(アクア) 冷凍庫 AQF-GS13Nと比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイ冷凍庫と、各検証でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
AQUA 冷凍庫 AQF-GS13Nのデメリットが気になる人は、ぜひこちらも検討してみてくださいね!
ハイアールジャパンセールス
100L台ながら電気代が安い。直冷式なので霜取りは必須
AQUA(アクア) 冷凍庫 AQF-GS13Nは、冷蔵・チルド・冷凍の1台3役で使える1ドアのクールキャビネットです。クリアトレイと引き出しバスケットで、整理や取り出しがしやすい設計。ドアを開けると全体が見渡せる縦型仕様、容量134Lの5段タイプです。
AQUAは、三洋電機から継承した洗濯機事業と冷蔵庫事業を展開する日本の家電メーカー。冷蔵庫だけではなく、冷蔵庫の容量が足りない人向けのセカンド冷凍庫にも力を入れているのが特徴です。今回ご紹介する3温タイプの冷凍庫をはじめ、チェストタイプや大容量タイプなどシーンに合うモデルを選べますよ。
食材を一気に冷凍させて解凍時のドリップ流出を防ぐ、クイック冷凍もついています。よりスピードアップが期待できるアルミフリージングトレイも付属していますよ。
庫内は全体を明るく照らすLED灯つき。値段はオープン価格ですが、ECサイトでは、だいたい5~6万円(※執筆時点)で販売しています。
幅503×高さ1,185×奥行598mm、重量は43kgです。幅広いインテリアに映えるガラスドア&ガラステーブルを採用しています。
今回は、AQUA 冷凍庫 AQF-GS13Nを含む冷凍庫全22商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
最初は、庫内温度の安定性・ドア開閉時の温度復帰力の検証です。
設定を中にした商品の中に温湿度ロガーを投入し、24時間の温度を1分単位で計測。冷凍保存に適した‐18℃以下であった時間をチェックします。また、扉を15秒間と1分間開け放ったあとにどれくらいの時間で温度が戻るかも検証しました。
温度が低いときには‐22℃まで下がることもあり、温度が大きく上下しやすい点が気になります。比較したなかには‐18℃を超えたのが60分以内と短い商品も多くあったことを考えると、温度が安定しているとはあまりいえません。
比較した商品には1分開けると5分程度で温度が戻ったものは少数だったなかで、出し入れの頻度が多めでも温度に影響しにくいのが魅力です。
続いて、出し入れのしやすさ・温度調節のしやすさの検証です。
開閉がしやすく、引き出しに600mlペットボトルを立てて収納できるか、引き出しの奥までよく見えるかを確認。また、温度調節方法と温度調整パネルの位置をチェックしました。
出し入れのしやすさは良好。取っ手が前面の上部にあり、高さも118.5cmで性別を問わず手をかけやすい位置です。4つある引き出しバスケットの引き出し率は6割程度でそこまで大きくは開きませんが、ドアの内側には小物用の収納ポケットがあります。
比較したなかではドアポケットがついている商品は少数でしたが、こちらは庫内で見失いやすい小さな食品もわかりやすい場所に収納できますよ。
温度設定には本体前面の上部にあるタッチパネルを使用。ランプで表示されるので、誰でも直感的に操作できるでしょう。
次に、お手入れのしやすさの検証です。自動霜取りができるか・引き出しが取り外し可能か・扉がガラストップかの観点からお手入れのしやすさをチェックしました。
お手入れのしやすさを重視する人にもおすすめです。扉と天板の両方に、汚れを拭き取りやすくて傷がつきにくいガラストップを採用しています。比較した商品にはガラストップを使用したものはあまりなかったなかで、食べ物の汚れが付着してもサッと拭き取れるのが便利です。
冷却方式がファン式で、自動で霜取りができるのもメリット。定期的な霜取り作業をする必要がないので、こまめなお手入れをしたくない人に向いています。4段の引き出しバスケットはすべて取り外せるため、内側の掃除もしやすいですよ。
最後は、電気代の検証です。JIS規格にのっとり計測されたメーカー公称値の年間消費電力量から、1年間にかかる電気代を計算しました。
計算した結果、1年あたりの電気代は9,920円とやや高め。検証の高評価基準である8,000円を上回りました。とはいえ、比較したほかの130Lクラスの商品と比べるとそこまで大差はなく、大容量タイプのなかでは平均的な金額です。
定格内容積 | 134L |
---|---|
幅 | 503mm |
奥行 | 598mm |
高さ | 1185mm |
温度調節方法 | タッチパネル式 |
年間消費電力(50Hz/60Hz) | 320kWh |
冷却方式 | 間冷式(ファン式) |
---|---|
冷却性能 | フォースター |
ドア数 | 1ドア |
ドアの開き方 | 前開き(右開き) |
重量 | 43kg |
急冷機能 | |
省エネ達成率 | 139% |
冷蔵/チルドとして使用 | |
耐熱トップテーブル搭載 | |
付属品 | アルミトレイ |
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冷凍庫を効果的に使うためのポイントは、スペースに少し余裕を持って収納すること。冷凍庫は凍った食材が保冷剤としての役割も担うといわれていますが、パンパンに詰めすぎると出し入れに時間がかかって、庫内温度の上昇にもつながります。
満杯近くに入れるほうが冷凍効果はアップしやすいですが、あと1つ冷凍食品が入るほどのスペースを作って収納するのがコツです。そうすれば中身を取り出しやすく、開閉時間を短縮して冷気の流出を防げますよ。
AQUA 冷凍庫 AQF-GS13Nは、家電量販店ほか、楽天市場やYahoo!ショッピングなどのECサイトでも購入が可能です。
販売価格は、だいたい5~6万円程度(※執筆時点)。ショップによって価格は異なるため、お得に購入できるところをリサーチしてみてくださいね。
最後に、長期保存にも使いやすい温度の安定性に優れた商品をご紹介します。
ハイアールのJF-NUF107Aは、省スペースに置きやすいスリムボディがセールスポイント。検証では庫内温度の安定性の高さを発揮し、24時間温度を測ったところ、適正温度の‐18℃以下ををほぼ保っていました。ダイヤルで簡単に冷凍・冷蔵の切替えができるので、2WAYで使いたい人におすすめです。
ツインバードのHF-E916Bは、インテリアに合わせてホワイトとブラックの2色から選べるのが人気。こちらも温度の維持力が高く、24時間中ほとんどの時間は‐18~-19℃の間に収まっていました。161Lの大容量ながら年間の電気代が7,967円と安く、光熱費を節約したい人にも向いていますよ。
冷却方式 | 間冷式(ファン式) |
---|---|
定格内容積 | 107L |
冷却性能 | フォースター |
ドア数 | 1ドア |
ドアの開き方 | 前開き(右開き) |
引き出しの数 | 5段 |
幅 | 450mm |
奥行 | 585mm |
高さ | 1275mm |
重量 | 36kg |
自動製氷 | 不明 |
急速製氷 | 不明 |
急冷機能 | |
半ドアアラーム | 不明 |
温度調節機能 | 不明 |
温度調節方法 | ダイヤル式 |
設定可能温度 | 不明 |
省エネ達成率 | 154% |
冷蔵/チルドとして使用 | |
耐熱トップテーブル搭載 | |
年間消費電力(50Hz/60Hz) | 240kWh |
節電モード | 不明 |
種類 | |
特徴 | |
鍵付き | 不明 |
引き出しの取り外し可能 | 不明 |
付属品 |
ハイアール 冷凍庫 JF-NUF107Aの評判・口コミは?実際に使用してメリット・デメリットを徹底レビュー!
定格内容積 | 161L |
---|---|
幅 | 540mm |
奥行 | 600mm |
高さ | 1430mm |
温度調節方法 | タッチパネル式 |
年間消費電力(50Hz/60Hz) | 257kWh |
良い
気になる
冷却方式 | 間冷式(ファン式) |
---|---|
冷却性能 | フォースター |
ドア数 | 1ドア |
ドアの開き方 | 前開き(右開き) |
重量 | 41kg |
急冷機能 | |
省エネ達成率 | 201% |
冷蔵/チルドとして使用 | |
耐熱トップテーブル搭載 | |
付属品 |
ツインバード 1ドア冷凍庫の評判・口コミは?実際に使用してメリット・デメリットを徹底レビュー!
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