用途に合わせて使い分けられると話題の、AQUA(アクア) 冷凍庫 AQF-GS15。インターネット上では口コミが少なく、評判がわからないため、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の6つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気の冷凍庫とも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、冷凍庫選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
AQUA 冷凍庫 AQF-GS15は、温度調節がしやすい点はよいですが、庫内の温度が安定しにくい点がいまひとつ。スペックを確認したところ、5段階の温度調節ができるうえに、冷凍・冷蔵・チルドの3つの切り替えができます。比較したなかでは冷蔵やチルドとしても使える商品は少数でしたが、こちらは目的に合わせて使えますよ。
庫内温度の安定性はいまひとつ。温度を24時間計測した結果、半分近い時間は冷凍保存に適した‐18℃を上回っていました。比較した商品のなかでも‐18℃を超えた時間は長く、温度が上下しやすいのがデメリットです。一方、扉の開閉後の温度復帰は早く、長めに開放しても、温度変化はさほど気にしなくてもよいでしょう。
電気代が高い点も気になります。1年あたりの電気代は11,780円と1万円を超えてしまい、比較したほかの150Lクラスの商品と比べても高め。前面の取っ手で扉をスムーズに開けやすく、ドアポケットつきで引き出しのなかで見失いやすい小さな食品も収納しやすい点は便利です。
お手入れのしやすさは優秀。扉・天板ともに傷や汚れに強いガラストップで、ちょっとした汚れなら簡単に拭き取れるつくりです。ファン式で霜取り作業がいらないので、こまめなお手入れの手間を省きたい人にも向いています。引き出しは全段取り外しができ、内側も隅々まで掃除ができますよ。
家電量販店の販売価格はだいたい6万円程度(※執筆時点)で、比較した商品のなかでは高価格です。値段は少し高いですが、宣伝文句どおり冷凍・チルド・冷蔵の3つのモードが選べる使い勝手のよさは魅力。温度の安定性やコスパを重視する場合は、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。
AQUA(アクア) 冷凍庫 AQF-GS15は、冷凍・チルド・冷蔵の3つのモードが選べる1ドアのクールキャビネットです。ドアを開くと全体が見渡せる縦型タイプ。5つの引き出しバスケットで、整理しやすく、取り出しやすいと謳っています。容量は家族が多い人でも使いやすい大きめの153Lです。
AQUAは、コインランドリー向け洗濯機や家庭用の生活家電を展開している日本のブランド。冷蔵庫はもちろん、小型冷凍庫の種類も多く、前開き式や引き出し式など自宅で使いやすいタイプを選べるのが人気です。サイズ展開も豊富で、空きスペースに合うモデルがきっと見つかりますよ。
お肉やお魚を一気に冷凍するクイック冷凍モードも搭載。付属のアルミフリージングトレイを使えば、よりスピードアップをはかれると謳っています。
値段はオープン価格ですが、家電量販店ではだいたい6万円前後で販売されていますよ。
今回は、AQUA 冷凍庫 AQF-GS15を含む冷凍庫全22商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
最初は、庫内温度の安定性・ドア開閉時の温度復帰力の検証です。
設定を中にした商品の中に温湿度ロガーを投入し、24時間の温度を1分単位で計測。冷凍保存に必要とされる‐18℃以下であった時間の多さをチェックします。また、扉を15秒間と1分間開け放ったあとにどれくらいで温度が戻るかも検証しました。
検証の結果、庫内温度が安定しているとはいえません。冷凍保存に適した‐18℃を上回った時間は合計して10時間22分。24時間の半分近い時間であり、高評価基準とされる2時間を大きく超えています。
容量が大きいためか冷気が庫内全体に行き渡るまでに時間がかかる可能性があり、何度も温度の上下を繰り返していました。比較した商品のなかでも‐18℃を超えた時間は長く、温度の安定性は物足りません。
比較したなかには15秒開けただけで温度が戻るまでに10分以上かかる商品も一部あったのに対し、開閉しても温度が変化しにくいのが利点。開閉の頻度が多かったり開放時間が少し長くなったりしても、温度変化はあまり気にする必要はないでしょう。
続いて、出し入れのしやすさ・温度調節のしやすさの検証です。
開閉がしやすく、引き出しに600mlペットボトルを立てて収納できるか、引き出しの奥までよく見えるかをチェック。また、温度調節方法と温度調整パネルの位置を確認しました。
商品をチェックしたところ、出し入れのしやすさは十分満足できます。大容量で背が高いデザインですが、取っ手が扉前面についているため、力を入れてスムーズに開けやすいつくりです。
引き出しは全体の6割程度しか引き出せない点はもう1歩ですが、ドアポケットがついているのが便利。比較した商品にはドアポケットがないものが多かったなかで、見失いやすい小さな食品の収納に役立ちます。一番下の段には600mLのペットボトルも立てて入れられますよ。
温度調節は本体前面の上部にあるタッチパネルで行うため、直感的な操作がしやすいですよ。
次に、お手入れのしやすさの検証です。自動霜取りができるか・引き出しが取り外し可能か・扉がガラストップかの観点からお手入れのしやすさをチェックしました。
お手入れはしやすい構造です。扉・天板ともに傷や汚れに強いガラストップを使用しているため、ちょっとした汚れなら簡単に拭き取れるでしょう。比較した商品ではガラストップを採用したものはAQUA製品のみで、見た目のきれいさを長くキープしやすいのが利点です。
ファン式で霜取り作業がいらない点も便利。比較したなかではファン式でない商品は定期的な霜取りが必要なのに対し、お手入れの手間を減らしたい人に向いています。引き出しは全段取り外しができるので、内側も隅々まで掃除できますよ。
最後は、電気代の検証です。JIS規格にのっとり計測されたメーカー公称値の年間消費電力量から、1年間にかかる電気代を算出しました。
電気代は高めです。1年あたりの電気代は11,780円と、高評価の基準値である8,000円を2,000円以上上回る金額でした。比較したほかの150Lクラスの大容量商品と比べても金額は高く、毎月の光熱費を抑えたい人には向いていません。
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冷凍庫をより効果的に使うためには、食品をすぐに取り出せるように整理しておくのが大切。冷凍庫内の凍った食品は保冷剤としても活躍するため、たくさん収納したほうが冷却効率がアップするといわれています。しかし、詰め込みすぎて食品の場所がわからなくなると、出し入れに時間がかかって庫内の温度が上がってしまいますよ。
そのため、素早く出し入れができるように、もう1つ冷凍食品が入るほどの余裕を作って収納するのがコツ。そうすることでドアを開ける時間を短くでき、冷気の流出も防げます。
AQUA 冷凍庫 AQF-GS15の取扱店舗は、ヨドバシカメラやビックカメラなどの家電量販店です。値段はオープン価格ですが、だいたい6万円程度(※執筆時点)で販売されていますよ。
また、ECサイトの楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトでも販売が確認できました。普段利用しているサイトも調べてみてくださいね。
最後に、庫内の温度が安定しやすかった商品をご紹介します。
ハイアールのJF-NUF107Aは、幅45.0cmのスリムボディと買い物カゴ約3.2個分が入る大容量が売りの冷凍庫。庫内温度を24時間測ったところ、適正温度の‐18℃を超える時間はほぼなく、温度の安定性に優れています。年間の電気代が7,440円と低めなので、光熱費を抑えたい人にも向いています。
ツインバードのHF-E916Bは、すべての引き出しに600mlの冷凍ペットボトルを立てて入れられる大容量タイプの冷凍庫。こちらも庫内温度の安定性が高く、温度が大きく上下しにくい点で評価を伸ばしました。黒と白の2色から選べるのも人気で、インテリアに合わせたい人にもおすすめです。
定格内容積 | 107L |
---|---|
冷却方式 | 間冷式(ファン式) |
冷却性能 | フォースター |
ドア数 | 1ドア |
ドアの開き方 | 前開き(右開き) |
引き出しの数 | 5段 |
幅 | 450mm |
奥行 | 585mm |
高さ | 1275mm |
重量 | 36kg |
自動製氷可能 | 不明 |
急速製氷可能 | 不明 |
急冷機能 | |
閉め忘れ防止機能 | 不明 |
温度調節機能 | 不明 |
温度調節方法 | ダイヤル式 |
設定可能温度 | 不明 |
省エネ達成率 | 154% |
冷蔵/チルドとして使用可能 | |
耐熱トップテーブル搭載 | |
年間消費電力(50Hz/60Hz) | 240kWh |
節電モードあり | 不明 |
種類 | |
特徴 | |
鍵付き | 不明 |
引き出しの取り外し可能 | 不明 |
付属品 |
ハイアール 冷凍庫 JF-NUF107Aの評判・口コミは?実際に使用してメリット・デメリットを徹底レビュー!
定格内容積 | 161L |
---|---|
幅 | 540mm |
奥行 | 600mm |
高さ | 1430mm |
温度調節方法 | タッチパネル式 |
年間消費電力(50Hz/60Hz) | 257kWh |
良い
気になる
冷却方式 | 間冷式(ファン式) |
---|---|
冷却性能 | フォースター |
ドア数 | 1ドア |
ドアの開き方 | 前開き(右開き) |
重量 | 41kg |
急冷機能 | |
省エネ達成率 | 201% |
冷蔵/チルドとして使用可能 | |
耐熱トップテーブル搭載 | |
付属品 |
ツインバード 1ドア冷凍庫の評判・口コミは?実際に使用してメリット・デメリットを徹底レビュー!
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