ソーラー充電などの機能を備え、防災対策ができると評判のポータブル電源、ALLPOWERS R600。インターネット上では高評価の口コミばかりがみられますが、「電力の使用効率はよいのか」など実際のところどうなのか気になりますよね。
そこで今回は、ALLPOWERS R600を含むポータブル電源全43商品を実際に用意して、電力の使用効率・機能性を比較してレビューしました。購⼊を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
ALLPOWERS R600は、屋外で手軽に使えるポータブル電源をお探しの人におすすめです。特筆すべきは、機能性の高さ。比較したなかでもわずか数商品にしか備わっていなかった、防水機能を搭載していました。防水・防塵設計のカバーを採用しており、キャンプなどアウトドアシーンでの使用にも役立ちます。
本体の充電方法は、ACコンセント・発電機・カーチャージ・ソーラー充電に対応。本体を充電しながら外部機器に給電できる、パススルー充電機能も備えています。比較した商品のうち2割にしかなかった、ワイヤレス充電も可能ですよ。LEDライトも装備し、停電時でも周囲を照らせます。
電力の使用効率も高評価を獲得。実際に稼働させたところ、公称値に対して84%の電力を使用できました。比較した全商品の平均が80.75%(執筆時点)だったことをふまえると、ロスが抑えられており、電力を無駄なく使えます。
電池容量は299Whと小型で、一般的な13Wのスマートフォンであれば約19回の充電が可能です。ピクニックや庭先での団らんを楽しみたいときに適した大きさでしょう。長時間使いたい人や災害時の備えとしてより電池容量が大きいものをお探しなら、ほかの商品もチェックしてみてください。
実際にALLPOWERS R600と比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイポータブル電源と、電力の使用効率・機能性それぞれの項目でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
ALLPOWERS R600の購入を迷っている人はぜひチェックして、自分にとってのベストバイアイテムを見つけてみてくださいね!
Anker
在宅避難用に。定格出力が高くほとんどの家電を使える
そもそもポータブル電源とは、内蔵電池に電力を蓄電して外部機器に給電できるアイテムのこと。モバイルバッテリーに比べて大容量の電池を搭載しており、家電やシガーソケットなど複数のケーブルをつなげられます。
今回ご紹介するALLPOWERS R600は、ポータブル電源初心者にも使いやすいよう、デザインをはじめとするさまざまな部分に工夫を施しているのが特徴です。サイズは幅28.5×奥行19.5×高さ19cm・重量は5.8kgとコンパクトに設計し、上部には持ち運びに便利な持ち手がついています。
バッテリにーは、リチウムイオン電池のなかでも耐久性・安定性に優れるとされるリン酸鉄リチウムイオン電池を採用。最大10台のデバイスを同時に充電可能です。
家庭用UPS(無停電電源装置)を搭載しているのも魅力。コンセントからの充電により本体が満充電になった状態であれば、接続中の外部機器が停電しても、本体に残った電力で給電を継続できます。突然の停電に備えられるのがうれしいですね。そのほかの詳しいスペックは以下のとおりです。
<スペック>
<出力ポート>
家電ごとの使用できる時間の目安は以下のとおりです。なお記載の目安時間は、使用環境や本体の状態によって変動する可能性があるので覚えておきましょう。
<使用目安>
専用アプリを使えば、スマートフォンでの遠隔操作が可能に。本体にはBluetoothが内蔵されており、離れた場所からでもバッテリー残量の確認・周波数の切り替えなどの操作を行えます。
本体カラーはブラック・パールホワイトの2色を展開しているので、好みにあわせて選んでみてください。
今回は、ALLPOWERS R600を含むポータブル電源全43商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、電力の使用効率の検証です。
各商品にハロゲンヒーターをつなぎ、一定の電力で稼働させます。電池容量が0%になるまでの時間を測定し、公称値の電池容量に対してどれほど電力を使用できるかチェックしました。
電力の使用効率は公称値に対して84%と高く、比較した全商品の平均80.75%(執筆時点)を上回りました。電力ロスが抑えられており、効率よく使用できます。
本品の電池容量は299Whあり、ポータブル電源としては小型。一般的な13Wのスマートフォンであれば、約19回充電できる計算です。ピクニックや庭での団らんなど、ちょっとしたアウトドアにぴったりですよ。
次は、機能性の検証です。実際にスペックを調べたところ、あると便利な機能を多数網羅していました。比較したなかでもわずかな商品にしかなかった、防水機能を搭載している点が高評価に。防水・防塵に配慮したカバーを採用しています。そのほかの詳しい結果は、以下のとおりです。
本体の充電方法は全4種類と豊富。家庭用コンセント・発電機に加えて、車のシガーソケットから充電できるカーチャージ機能や、別売りのソーラーパネルを使うソーラー充電を行えます。パススルー充電にも対応しており、本体を充電しながら外部機器への給電が可能です。
比較した商品内の2割のみに搭載されていた、ワイヤレス充電に対応しているのも魅力。ケーブルを接続しなくとも、スマートフォンやタブレットをチャージできるのはうれしいですね。
LEDライトも装備しており、ランタンの代わりとして使えます。機能が充実しているため、災害時・アウトドアともに役立つでしょう。
ACポートの定格出力 | 600W |
---|---|
電池の実容量 | 252Wh |
良い
気になる
ソーラーパネル充電対応 | |
---|---|
カーチャージ機能 | |
入力ポートの種類 | AC、シガーソケット |
出力ポートの種類 | AC、USB Type-A、USB Type-C、シガーソケット |
対応周波数 | 50Hz、60Hz |
出力波形 | 純正弦波 |
使用可能温度 | -20~45℃ |
パススルー機能 | |
LEDライト機能 | |
BMS搭載 | |
UPS搭載 | |
車輪あり | |
遠隔操作が可能な連携アプリあり | |
取っ手の種類 | 中心についた片手用の持ち手 |
充電時間(公称値) | 約1時間(AC入力) |
幅 | 28.5cm |
奥行 | 19.5cm |
高さ | 19cm |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
36,432円
(最安)
販売価格:36,800円
ポイント:368円相当
送料無料
(103件)
ALLPOWERS R600は、公式サイトのほかAmazonといったECサイトにて購入できます。公式サイトでの販売価格は税込51,700円(執筆時点)。タイミングによっては大幅な値引きがされることもあるので、要チェックですよ。
同メーカーではこのほか、ソーラー充電時に必要なソーラーパネルや、保管や持ち運びに便利な収納バッグも取り扱っています。気になる人はあわせて確認してみてください。
<追加アイテム>
価格は執筆時点・公式サイト参照
最後に、ほかの特徴をもった商品をご紹介します。
DEENO X1500は、1036Whと大容量なのが魅力。電力の使用効率は公称値に対して94.6%と、ほぼロスなく使用できました。機能面ではソーラー充電・カーチャージのほか、IP54の防塵・防水等級を取得しています。釣りやキャンプなど屋外のアウトドアや災害用にぴったりです。
PowerArQのS7 ポータブル電源は、災害時に役立つ機能を豊富に搭載しています。ソーラー充電やカーチャージ機能はもちろん、非常灯として使えるLEDライトを備えていました。電池容量は716.8Whと大きく、一般的な13Wのスマートフォンであれば約50回充電が可能。電力のロスも少ないですよ。
電池容量 | 1036Wh |
---|---|
公称値に対する使用可能な電力の割合(実測値) | 約95% |
ソーラーパネル充電対応 | |
カーチャージ機能 | |
入力ポートの種類 | AC、シガーソケット、ソーラーパネル |
入力ポート数 | 不明 |
出力ポートの種類 | AC、USB Type-A、USB Type-C、シガーソケット |
フレームサイズ | 不明 |
出力ポート数 | 12個 |
ACポートの定格出力 | 1500W |
瞬間最大出力 | 3000W |
AC出力ポートの数 | 3口 |
対応周波数 | 50Hz、60Hz |
同時給電可能台数 | 12台 |
出力波形 | 正弦波 |
使用可能温度 | -20~45℃ |
バッテリーサイクル数 | 3500回以上 |
パススルー機能 | |
LEDライト機能 | |
防水機能 | |
防塵機能 | |
防塵防水等級 | 不明 |
ワイヤレス充電機能 | |
急速充電対応 | |
ジャンプスターター機能 | 不明 |
PSEマークあり | |
Sマークあり | 不明 |
保証付き | |
使用バッテリーの種類 | リン酸鉄リチウムイオン電池 |
ジャンプスタート対応エンジン容量 | 不明 |
BMS搭載 | |
UPS搭載 | |
車輪あり | |
遠隔操作が可能な連携アプリあり | |
容量の拡張機能 | |
取っ手の種類 | 両手専用の持ち手 |
電池の実容量 | |
充電時間(公称値) | ACアダプター:5.5~6.5時間/シガーソケット:5.5~6.5時間/ソーラーパネル:6~10時間 |
付属品 | ACアダプタ、MC4-DC7.9×0.9充電ケーブル、シガーソケットDC7.9×0.9充電ケーブル、取扱説明書、付属品袋 |
出力可能な電圧. | |
出力可能な電圧 | 100V |
ソーラーパネルの最大発電量 | |
ポータブル電源の重量. | |
静音設計 | |
ソーラーパネルの収納時の幅 | |
ソーラーパネルの収納時の奥行 | |
ソーラーパネルの収納時の高さ | |
ソーラーパネルの重量 | |
ソーラーパネルの展開時の幅 | |
ソーラーパネルの展開時の奥行 | |
ソーラーパネル枚数 | |
幅 | 39.3cm |
奥行 | 22.7cm |
高さ | 23.9cm |
重量 | 14.8kg |
ポータブル電源の重量 | 14.8kg |
消費電力 | 1500W |
製造国 | 中国 |
メーカー所在地 | 海外 |
ACポートの定格出力 | 700W |
---|---|
電池の実容量 | 645Wh |
良い
気になる
ソーラーパネル充電対応 | |
---|---|
カーチャージ機能 | |
入力ポートの種類 | AC、シガーソケット、ソーラーパネル |
出力ポートの種類 | AC、USB Type-A、USB Type-C、シガーソケット、DC5521 |
対応周波数 | 50Hz、60Hz |
出力波形 | 純正弦波 |
使用可能温度 | -20~45℃ |
パススルー機能 | |
LEDライト機能 | |
BMS搭載 | |
UPS搭載 | |
車輪あり | |
遠隔操作が可能な連携アプリあり | |
取っ手の種類 | 中心についた片手用の持ち手、折り畳み可能な持ち手 |
充電時間(公称値) | 約3〜4時間(専用アダプター) |
幅 | 31.4cm |
奥行 | 21.2cm |
高さ | 23.0cm |
PowerArQ S7 ポータブル電源 716Whの口コミ・評判は?実際に使ってメリット・デメリットを徹底レビュー!
コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。