


乳液タイプのベビーローション、アトピタ 保湿全身 ミルキィローション。「摩擦感なく塗れる」「ポンプが押しやすい」と評判ですが、なかには「ベタつきが残る」という気になる口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の6つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のベビーローションとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、ベビーローション選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

大手化粧品メーカーにて7年間、スキンケア・メイクアップ製品など幅広いカテゴリーの新商品・技術開発に従事。なかでもファンデーションやアイシャドウ、口紅などの技術開発を専門とし、日本国内はもちろん海外市場向けの商品開発も多数経験。 現在はマイベストで年間300点以上のコスメを比較検証。開発現場で培った知識をもとに、成分や処方の背景をふまえながら、専門的な内容もユーザーにわかりやすく伝えることを大切にしながらコンテンツを制作している。
すべての検証は
マイベストが行っています
「アレルギーテスト済み」は、すべての人にアレルギーが起きないということではありません。「パッチテスト済み」は、すべての人に皮膚刺激が発生しないということではありません。「スティンギングテスト済み」は、すべての人に皮膚トラブルがおこらないということではありません。
目次
良い
気になる
アトピタ 保湿全身 ミルキィローションは、サラッとした塗り心地でしっかり乾燥対策したい人におすすめです。本品はグリセリンやBGといった保湿成分が充実した組成が魅力。実際に5人のモニターの肌に塗ると、塗布8時間後の肌水分量は塗布前より平均50.68%も上昇しました。比較したなかには塗布前より減少したものもあったなか、こちらは頻繫に塗り直さなくてもうるおいを長時間保つ効果が見込めます。
「ベタつきが残る」という口コミに反して、軽やかな使用感も魅力です。商品を塗布した人工皮膚にビーズを押し当てる検証を3回行ったところ、付着したビーズは平均18個と少なめ。比較したなかには50個以上付着した商品があったこを思っても優秀な結果です。実際に使ったモニターも5人全員が「肌なじみがよい」と回答。柔らかいテクスチャは伸びがよく、「摩擦感なく塗れる」という口コミどおりでした。
容器の使い勝手はあと一歩。「ポンプが押しやすい」という口コミはあるものの、モニターからは「少し硬くて連続でプッシュすると重さを感じる」「ボトルを見ないと力を入れづらい」という指摘が寄せられました。楕円形のボトルで安定感はあるものの、赤ちゃんを支えながら片手で扱うには慣れが必要といえます。
理系美容家の箱崎さんが成分表を確認すると、敏感な赤ちゃんの肌には刺激となりうる尿素を整肌成分として配合していました。比較したなかには肌質問わず使いやすい成分構成の商品もあったのに対し、こちらは使う前にパッチテストを行ったほうがよいでしょう。
「肌表面に水分を閉じ込めて乾燥を防ぐ」との謳い文句に違わず、保湿力とベタつきにくさを両立した一品です。無香料タイプで、香りが気になりにくいのもメリット。300mL入り税込1,540円と比較したなかではリーズナブルだったうえ、ドラッグストアで気軽に買いやすいため、取り急ぎ保湿アイテムを探している人にも向いています。より肌質を問いにくいものがよいなら、ほかの商品をチェックしてみてください。
価格は執筆時、公式サイト参照
実際にアトピタ 保湿全身 ミルキィローションと比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイのベビーローションと、各検証でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
アトピタ 保湿全身 ミルキィローションの購入を迷っている人はぜひチェックして、自分にとってのベストバイアイテムを見つけてみてくださいね。
ピジョン
迷っているならコレ!検証で高い保湿力を発揮し、ベタつきにくい
ピジョン
検証では高い保湿力を発揮。敏感肌に配慮された処方で、ベタつきにくい
ナチュラルサイエンス
敏感肌にも使いやすい成分構成。サラッとした使用感も好評
そもそもベビーローションとは、乾燥しやすい赤ちゃんの肌にうるおいを与える保湿ケアアイテムのこと。赤ちゃんの皮膚は大人に比べて薄く、バリア機能も低いため外的刺激を受けやすい状態です。しっかり保湿して、乾燥や肌荒れから守りましょう。
アトピタは、1894年に創業した丹平製薬株式会社が手掛けるスキンケアシリーズです。繰り返す乾燥によるかゆみなどの肌トラブルに悩む赤ちゃんとママのために、クリームや入浴剤などの保湿アイテムを多数展開しています。
今回ご紹介するアトピタ 保湿全身 ミルキィローションは、「肌表面に水分を閉じ込めて乾燥を防ぐ」と謳う乳液タイプのローションです。ママのお腹の中で赤ちゃんを覆っていた胎脂の働きに着目し、類似した保湿成分としてラノリン脂肪酸コレステリルを配合しているのが特徴。新生児・乳児だけでなく大人でも使えます。
香料・着色料・パラベン・アルコールは無添加で、アレルギーテストも実施済み。体はもちろん、目や口に入らないように注意すれば顔にも塗布できます。さらっとしたベタつきにくい使用感も評価され、以下の賞に輝きました。
<受賞歴>
今回検証で使用した300mLのポンプボトルタイプのほかにもボトルタイプや詰め替え用も販売しています。はじめての人はまず120mLタイプで試してみるのも手です。
<ラインナップ>
価格は執筆時点・公式サイト参照
マイベストでは「乾燥肌にもおすすめできるレベルで保湿力が高い」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準を塗布2時間後の肌水分量が+30以上と定めて以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「乾燥肌にもおすすめできるレベルで保湿力が高い」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準を塗布1時間後の肌水分量を塗布2時間後まで96%以上キープできた商品と定めて以下の方法で検証を行いました。
理系美容家である箱崎かおりさんが、以下の方法で各商品の検証を行いました。
20〜50代の子育て経験のある女性10人が、以下の方法で各商品の検証を行いました。
20〜50代の子育て経験のある女性10人が、以下の方法で各商品の検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
人気のベビーローションを比較検証したところ、アトピタ 保湿全身 ミルキィローションには3つのよい点がありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてください。
理系美容家の箱崎かおりさんが成分表を確認したところ、グリセリンやBGといった保湿成分が充実していました。糖類・細胞間脂質成分なども含んでおり、高いうるおいキープ力に期待できる組成です。
実際に保湿力の検証でも高評価を獲得しました。5人のモニターの肌にベビーローションを塗って肌水分量を測定すると、塗布8時間後も塗布前より平均50.68%増加した状態をキープ。比較したなかには塗布前よりも水分量が減少した商品もあったなか、こちらは優秀な結果を残しました。
塗布直後の水分上昇率は平均80%とさほど高くなかったものの、そのあともあまり水分は蒸発せず、うるおいを長くキープできたのは利点。就寝前にスキンケアしておけば、朝まで塗り直さずに済みそうです。乾燥対策にもうってつけといえるでしょう。「肌表面に水分を閉じ込めて乾燥を防ぐ」という謳い文句にも頷けます。
子育て経験があるモニター5人が実際に使ったところ、乳液のような柔らかいテクスチャで、ムラなく一気に伸ばせました。比較したほとんどの商品がスムーズに塗布できましたが、こちらも例外ではありません。「摩擦感なく塗れる」という口コミどおり、なめらかな塗り心地です。
肌なじみについてもモニター全員が「満足」と回答。ほどよいしっとり感がありつつ、しばらくするとサラッと仕上がりました。「塗ったあとの手のベタつきも感じなかった」という声も寄せられています。
<塗り広げやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
ベタつきにくさの評価も良好です。
人工皮膚にベビーローションを塗布して3分放置後、ビーズを70個のせたトレーにかぶせてビーズが何個付着するか検証。3回行ったところ、付着したビーズは平均18個のみでした。比較したなかには50個以上ビーズが付着した商品もありましたが、こちらはサラッと軽い使用感といえます。
「ベタつきが残る」という口コミに反して、夏場も使いやすいでしょう。保湿後すぐに服を着せられるのもメリット。家具や床などに触れてもローションがつきにくいので、1〜3歳の活発に動き回る乳児にもぴったりです。
アトピタ 保湿全身 ミルキィローションにはたくさんのメリットがある反面、気になった点もありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。
ただし、「ポンプが少し硬い」「ボトルを見ないと力を入れづらい」という指摘もモニターからはあがっています。比較したなかにはモニター全員から好評だった商品もあったため、評価が伸び悩む結果に。「ポンプが押しやすい」という口コミはありますが、片手で使うには少しコツが必要といえます。
1プッシュで出る量についても、モニターの意見が「少ない」「丁度よい」と分かれました。全身に塗るには何度かプッシュする必要があり、人によっては手間に感じるかもしれません。
<片手で使えるかについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
<スムーズに中身が出るかについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
成分構成を確認した理系美容家の箱崎さんは、敏感な赤ちゃんの肌にはあまり向いていないとしました。整肌成分として配合している尿素は角層への浸透性が高く、バリア機能の低い敏感肌の赤ちゃんには負担になる可能性があります。
比較したなかには肌質問わず使いやすいと判断された商品もありましたが、こちらはパッチテストを行うなど様子を見ながら使うようにしましょう。
赤ちゃんにパッチテストをするときのポイントは、二の腕の裏側など赤ちゃんが舐めにくい箇所に少量塗布すること。1日様子を見て、かぶれや赤みがなければ徐々に範囲を広げましょう。
| テクスチャ | とろとろ |
|---|---|
| 対象月齢 | 新生児~ |
| 肌荒れ防止成分配合 |
良い
気になる
| 分類 | 化粧品 |
|---|---|
| 内容量 | 300mL |
| 香り | 無香 |
| アレルギーテスト済み | |
| パッチテスト済み | |
| スティンギングテスト済み | |
| 着色料フリー | |
| アルコールフリー | |
| パラベンフリー | |
| 鉱物油フリー | |
| 石油系界面活性剤フリー |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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アトピタ 保湿全身 ミルキィローションは、肌質を選ぶ成分構成がネックです。ここでは、デリケートな赤ちゃんの肌にも使いやすいと評価された商品をご紹介します。
検証では優れた保湿力を発揮。塗布8時間後も塗布前より肌水分量が平均48%アップした状態を維持したため、カサつきやすい季節にも頼りになるでしょう。容器のポンプも片手で扱いやすく、スムーズに取り出せました。無香料タイプなのでニオイに敏感な人にも向いています。
MINON baby 全身保湿ミルクは、高い保湿力に期待できる一品です。保湿力の検証では塗布8時間後の肌水分量の増加率は、平均110.73%と比較したなかでもトップクラスの数値を記録。塗布後はややベタつきやすいものの、カサつきが気になる乾燥肌の赤ちゃんにはぴったりでしょう。
敏感肌への刺激が懸念される成分もほとんど見当たらず、肌荒れ防止有効成分のグリチルレチン酸ステアリルを配合している点も魅力。ポンプ式容器も片手でプッシュしやすく、もう片方の手で赤ちゃんを支えながら塗布できますよ。
アトピタ 保湿全身 ミルキィローションは、全国のドラッグストアや赤ちゃん本舗などのベビー専門店などで購入できます。最寄りのお店で探してみましょう。
そのほか、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどの大手ECサイトでも販売中。取扱店舗によって値段が異なるので、購入前に送料を含めてリサーチしておくのがおすすめです。
アトピタ 保湿全身 ミルキィローションを塗布するタイミングは、お風呂上がりがおすすめ。タオルで水分を拭き取ったら、体にローションを点々と置きます。指の腹や手のひらでやさしく伸ばして、なじませてください。顔・ひざ・すね・首・腕など乾燥しやすい部分はとくに念入りにケアしましょう。
カサつきが気になる場合は、ローションの上にアトピタ 保湿しっとりクリームを重ねて水分を閉じ込めるのが効果的です。あわせてチェックしてみてくださいね。
<アトピタ 保湿しっとりクリーム>
価格は執筆時点・公式サイト参照
(参照:公式サイト)
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