胎脂×羊水をコンセプトに作られた、ママベビー ベビーミルクローション。「伸びがよく塗りやすい」「ポンプ式で使いやすい」と評判です。しかし、「しっとり感がいまひとつ」などの口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の6つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のスキナベーブやミルふわなどのベビーローションとも比較。検証したからこそわかった、ほんとうのメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較行いましたので、ベビーローション選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
新卒で国内メーカーの美容職に入社し、3年半従事。年間6,000人以上をカウンセリングし、お客さま一人ひとりにあった美容法を提案していた。その後マイベストへ入社し、メイク・スキンケア全般の記事を執筆。コスメコンシェルジュ・化粧品成分上級スペシャリスト・顔タイプアドバイザー1級を所有。
すべての検証は
マイベストが行っています
「アレルギーテスト済み」は、すべての人にアレルギーが起きないということではありません。「パッチテスト済み」は、すべての人に皮膚刺激が発生しないということではありません。「スティンギングテスト済み」は、すべての人に皮膚トラブルがおこらないということではありません。
本記事における「浸透」とは、角質層までの浸透を指します。
良い
気になる
ママベビー ベビーミルクローションは、赤ちゃんの肌をしっかり保湿したい人におすすめです。保湿成分には、ラノリン・プロパンジオール・コメヌカ油・ペンチレングリコールなどを配合し、比較したなかでトップクラスの充実度。水分蒸発を防ぐ油性成分の配合量が多いと予想でき、高い保湿維持力が期待できるでしょう。
実際の保湿力も申し分ありません。塗布から8時間経過後の肌水分量は、約168.5%をキープ。比較したミルふわのように、140%に届かなかったものもあったなか、「しっかりうるおいを保つ」との謳い文句にも納得です。また、敏感肌の刺激になり得る成分がほとんど見当たらなかったため、デリケートな肌でも使いやすいでしょう。
塗布した人工皮膚をビーズに軽く押しあてると、張りついたのは19個とベタつきは控えめ。比較したスキナベーブのように、30個以上張りついたものもありました。加えて、テクスチャがとろとろで、「伸びがよく塗りやすい」との口コミどおり。実際に使ったモニターからは「少しの量で広範囲を塗れる」と好評。なじむにはやや時間がかかるので、しっかり塗り込みましょう。
容器は「ポンプ式で使いやすい」との口コミどおり、片手でも中身を出せました。さらに、比較した同メーカーのベビーローションはシャバシャバしており、中身がビュっと飛び出て扱いにくかったのに対し、量がほどよく一気に出る感覚はありません。しかし、モニターからは「丁寧に押さないとグラつく」との声も。容器が小ぶりなので、残量が少ないと安定感に欠ける印象です。
とはいえ、胎脂を再現した100%の天然由来成分や実際の保湿力の高さは魅力。香りは無香料で、特有のケミカル臭もほとんど感じません。鉱物油・合成着色料などをはじめ、10個の添加物も不使用。新生児から使えるので、プレママや子育て中ママも大切な赤ちゃんの乾燥予防として、ぜひ取り入れてみてくださいね!
赤ちゃんの皮膚は大人に比べて薄く、乾燥しやすいのが特徴。皮膚のバリア機能が未熟で、うるおいを保つ能力が低いためです。肌が乾燥すると表面のカサつきだけでなく、紫外線やアレルゲンなどの外的刺激によるダメージを受けやすくなることも。赤ちゃんの肌は荒れると長続きしやすいため、しっかり保湿して乾燥から守りましょう。
歴70年の老舗製薬会社が展開する環境再生型オーガニック製品ブランド、MAMMABABY(ママベビー)。創業者の娘が重度のアトピーを持って産まれたことを機に、赤ちゃんの肌や敏感肌の人にも使いやすい製品開発に注力しています。
ベビーミルクローションもそのなかの1つ。水分保持力が高いとされる胎脂と、ミネラルが豊富な羊水に着目した構造です。胎脂の主成分を100%天然由来成分で忠実に再現し、「しっかりうるおいを保つ」と謳っています。また、質感は同メーカーのベビーローションよりもしっとりめ。秋・冬や夜の使用を推奨しています。
今回は、ママベビー ベビーミルクローションを含むベビーローション23商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
各商品を実際に使ってみたところ、ママベビー ベビーミルクローションには主に7つのメリットがありました。1つひとつ紹介していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
比較したなかにはピジョンの商品のように、保湿成分が1種類しか見あたらなかったのに対し、トップクラスの充実度でした。
肌の水分蒸発を防ぐ油性成分が配合されているため、高い保湿維持力が期待できるでしょう。
ラノリン(油性成分)・プロパンジオール(保湿成分)・コメヌカ油(油性成分)・ペンチレングリコール(保湿成分)に加えて、シロキクラゲ多糖体、水添レシチンも配合されており、保湿に関する成分の種類が豊富でバランスよく配合されている印象です。
比較したなかにはミルふわのように、8時間後の水分量が140%を下回った商品もありましたが、「しっかりうるおいを保つ」との謳い文句どおり。次の保湿時間までに肌が乾燥してしまうリスクが低く、頻繁に塗る必要は少ないといえるでしょう。
なお、ベビーローションで乾燥を補いきれない場合は、ベビーワセリンがおすすめ。以下では、人気のベビーワセリンを集めて検証を行っているので、ぜひチェックしてみてくださいね!
モニターからも「少しの量で広範囲を塗れる」と好評。頻回に中身を出す手間が省けるため、スムーズにケアしたい人におすすめでしょう。
<塗り広げやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
塗り広げやすいものの、肌になじむのに時間がかかるのが惜しいポイントです。
塗ったあとに赤ちゃんの体にほこりが着くリスクが減らせるほか、ケア後に家具を汚してしまう可能性も低いでしょう。
また、モニターからは、「親指が凹みにフィットして押しやすい」「片手で軽く押せる硬さ」などの声も。ノズルがくるくる回りにくく、ポンプの扱いやすさも問題なさそうです。
さらに、比較したなかでシャバシャバした同メーカーのベビーローションは、ビュっと中身が飛び出て扱いにくい印象に。トロっとしているので、量がほどよく一気に出る感覚もありませんでした。塗る箇所によっては、赤ちゃんを抱っこした状態でもケアしやすいでしょう。
比較したなかで、より肌へのやさしさを考慮し刺激緩和成分を配合した商品には一歩およばないものの、肌への浸透率を図るために尿素を配合した商品もあったことをふまえると、敏感肌でも使いやすい成分構成といえます。
敏感肌の人や、新生児も使いやすいでしょう。
モニターからも「薬品やアルコールのようなツンとした香りはほとんど感じない」「肌に残る香りがなくて自然」などと好印象。幼い赤ちゃんから使いやすいでしょう。
ママベビー ベビーミルクローションにはたくさんのメリットがある反面、デメリットもありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。
比較したなかには同じとろとろしたテクスチャでもスキナベーブのように、素早く浸透しやすい商品も。しっかり塗り込めば問題ないものの、動きの激しい赤ちゃんには塗りにくさを感じるかもしれません。
<肌へのなじみやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
比較したなかにはスキナベーブのように底が広く、ぐらつきを感じにくかったのに対し、「プッシュ時の安定感がある」と回答したのは8人中3人のみでした。
モニターからは、「丁寧に押さないとグラつく」「中身が少なくなったら片手では扱いにくそう」などの意見が聞かれました。気になる人は、カゴなどの赤ちゃんセットにほかのアイテムとともに入れ、本体が倒れにくい状態で使うとよいでしょう。
<安定感についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
テクスチャ | とろとろ |
---|---|
容器 | ポンプ |
8時間後の水分量 | +68.53% |
良い
気になる
内容量 | 150mL |
---|---|
香り | 無香 |
主な保湿成分 | ラノリン、プロパンジオール、コメヌカ油、ペンチレングリコール |
有効成分 | |
アレルギーテスト済み | |
パッチテスト済み | |
スティンギングテスト済み | |
オーガニック認証 | |
香料フリー | |
着色料フリー | |
アルコールフリー | |
合成ポリマーフリー | |
パラベンフリー | |
鉱物油フリー | |
シリコンフリー | |
石油系界面活性剤フリー | |
乳由来成分フリー | |
動物由来原料フリー |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
2,396円
(最安)
販売価格:2,420円
ポイント:24円相当
送料無料
(42件)
2,420円
(+24円)
販売価格:2,420円
ポイント:0円相当
送料別
(178,864件)
ここでは、ママベビー ベビーミルクローションのデメリットをカバーできていた商品を2つご紹介します。どの商品にするか迷っている人は、あわせて検討してみてくださいね。
保湿成分には、少量でも高い保湿力が期待できる濃グリセリンを配合。実際に塗布すると、肌水分量が3分後には約180%に上がったうえ、8時間後は約148%もキープできました。
塗布後の人工皮膚に本品より多くビーズがくっつき、ベタつきにくいとはいえないものの、肌にしっかりなじませればさほど気にならないでしょう。また、ポンプ式ノズルは、片手でも押しやすいサイズと硬さ。底が広めなので安定感も得やすいですよ。
魅力はベタつきが少ないにもかかわらず、保湿力に優れる点。塗布から8時間後の肌水分量は、本品を上回る約210%を記録しました。乾燥が気になる肌をしっかりとうるおいで守ってくれそうです。
また、敏感肌の刺激になり得る成分が見あたらず、敏感肌でも使いやすい構成。加えて、肌なじみもよく、子どもがグズっているときでも、塗ったすぐに服を着せるなど次の作業を行いやすいでしょう。
また、公式のコミュニティメンバーに入会すると、商品がいつでも15%オフになるほか、税込2,800円以上の購入で送料が無料になるなどの特典が得られます。気になる人はぜひチェックしてみてくださいね!
コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。