乾燥性敏感肌や混合肌の大人のスキンケアにも使える、MammaBaby(ママベビー) ベビーローション。インターネット上では「伸びがよく塗りやすい」と評判ですが、「ベタつく」との気になる口コミもあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
さらに、人気のコラージュやママベビー ベビーミルクローションなどのベビーローションとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、ベビーローション選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
新卒で国内メーカーの美容職に入社し、3年半従事。年間6,000人以上をカウンセリングし、お客さま一人ひとりにあった美容法を提案していた。その後マイベストへ入社し、メイク・スキンケア全般の記事を執筆。コスメコンシェルジュ・化粧品成分上級スペシャリスト・顔タイプアドバイザー1級を所有。
すべての検証は
マイベストが行っています
「アレルギーテスト済み」は、すべての人にアレルギーが起きないということではありません。「パッチテスト済み」は、すべての人に皮膚刺激が発生しないということではありません。「スティンギングテスト済み」は、すべての人に皮膚トラブルがおこらないということではありません。
本記事における「浸透」とは、角質層までの浸透を指します。
目次
良い
気になる
ママベビー ベビーローションは、手早く赤ちゃんの肌を保湿したい人におすすめです。使っている成分は9種類と少なく、とてもシンプルな処方。敏感肌への刺激となる成分が少なく、デリケートな肌でも使いやすい商品です。そのうえ、比較した商品の過半数と同様に保湿成分が充実していて、成分表を見た理系美容家から高く評されました。
実際の保湿力も優秀です。塗布前後の肌水分量を専用の機械で測定したところ、塗布直後に肌水分量は172.35%上昇し、高評価の基準値140%を上回りました。上位商品のスキナベーブ ベビーミルキーローションや同シリーズのベビーミルクローションと増加率は遜色なく、比較したなかでもトップクラスの結果です。「長時間うるおいを保つ」という謳い文句にも頷けます。
テクスチャは水っぽく軽めです。「伸びがよく塗りやすい」との口コミどおりで、商品を使ったモニターからも「一気に広範囲に塗布しやすい」「簡単に塗布できる」と好評でした。油分感が強すぎず、肌になじみやすいのもポイント。比較したなかには塗布後の肌をビーズに押し当てると60個以上ついた商品もあったのに対し、最大25個しかつきませんでした。
容器の使い心地では高評価までもう一歩といったところ。1プッシュで適量取り出しやすいものの、安定感がないため片手ではやや扱いにくいのが気になりました。そのうえ、モニターから「液体が飛び散った」「少量を出しづらい」との指摘も。取り出す際は、両手でしっかり固定してプッシュしたほうが無難です。
デリケートな肌でも使いやすい構成と、優れた保湿力が魅力の商品です。軽い使用感で、「ベタつく」という口コミとは異なり塗布後のベタつきはあまり気になりません。服を着る直前でも使いやすいので、ぜひこの機会にチェックしてみてください。
実際にママベビー ベビーローションと比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
ママベビー ベビーローションよりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
第一三共ヘルスケア
赤ちゃんの敏感な肌や、乾燥しやすい冬の保湿ケアにぴったり
プチフィロゾフ
塗り広げやすいテクスチャで、乾燥しやすい赤ちゃんの肌をしっかり保湿
ママベビーは、産婦人科などの医療機関へ1944年から製品を届けてきたブランドです。日本の禁止成分数は88である一方、ママベビーの禁止成分数は2700と多く、赤ちゃんや敏感肌のためのシンプルな処方を徹底。アレルギーやアトピーのリスクを減らせるような、地球にもやさしい環境再生型オーガニック製品を販売しています。
今回ご紹介するベビーローションは、新生児から使えて長時間うるおいを保つと謳う商品です。大人の皮脂より3倍ほど水分保持能力が高い胎脂と、ミネラルが豊富な羊水の2つを掛け合わせた発想で開発されています。胎脂の主成分を100%天然由来成分で再現し、ミネラルを含ませた水をベースにして肌のバリア機能を守るつくりです。
そもそもベビーローションとは、乾燥しがちな赤ちゃんの肌にうるおいを与えるアイテム。肌のバリア機能をサポートして、表面のカサつきを防ぐだけでなく紫外線やアレルゲンといった外的刺激のダメージを受けにくくします。アレルギーやアトピー性皮膚炎の発症を予防しやすくなるため、できるだけ早めに保湿ケアをはじめるのがベターです。
メーカーは、乾燥性敏感肌の大人のスキンケアにも推奨しています。さらに混合肌の人のインナードライケアにも適していると説明。さっぱりと使えるつくりなので、春夏や朝に使用することがおすすめされています。
石油系界面活性剤(SLES・SLS)・シリコン・鉱物油・合成着色料・合成ポリマー・パラベン(防腐剤)・アルコール・ワセリンは不使用。シンプルな処方にこだわっています。アトピー素因肌でのテストや敏感肌でのパッチテスト、皮膚アレルギーテストを実施済みです。商品開発時に動物実験は行っていません。
容器には従来、不用品とされていた容器を積極的に活用し、環境にも配慮しています。
今回は、ママベビー ベビーローションを含むベビーローション全21商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
理系美容家から、成分構成が高く評価されました。使用している成分は9個とシンプルな処方です。敏感肌の刺激になる可能性のある成分はほとんどなく、デリケートな肌でも使いやすいといえます。
そのうえ、保湿成分も充実していました。グリセリンや油分を含んでいて、肌のうるおいを保つ効果に期待できます。比較した過半数の商品がうるおい成分が充実した構成でしたが、こちらも負けていません。乾燥しがちな季節にも使いやすそうです。
塗布前を0%としたモニター5名分の肌水分量の平均は以下のとおりです。塗布から3分後の肌水分量は172.35%と高く、高評価の基準値140%を優に上回る結果に。比較したなかでもトップクラスの保湿力で、上位商品のスキナベーブ ベビーミルキーローションと同等の結果です。
<肌水分量の測定結果>
モニター5名分の平均値
その後蒸発したものの8時間後も肌水分量は109.86%と、塗布前より高い値をキープしました。比較した大半の商品と同様に、「長時間うるおいを保つ」という謳い文句にも納得の優れた保湿力が期待できます。
次に、ベタつきにくさ・塗り広げやすさの検証です。
人工皮膚にベビーローションを塗布して3分放置してから、ビーズを70個のせたトレーに10秒かぶせました。人工皮膚を持ち上げて、残ったビーズの数が少ないものを高評価とします。
また、子育て経験がある5人のモニターが商品を使い、広範囲に一気にムラなく伸ばせるかもチェックしました。
人工皮膚をビーズの上にかぶせて持ち上げると、付着したビーズの数は最大でも25個にとどまりました。高評価の基準とした30個以下のため、優秀な結果です。
比較した商品の塗布後の肌触りはものによって大きく異なり、60個以上ビーズが付着したものもあれば、10個以下の商品もありました。こちらは検証を行なった3回とも25個以下だったため、「ベタつく」という口コミとは異なりベタつきは気になりにくいでしょう。
実際に子育て経験のあるモニターが使用したところ、液はシャバシャバしており、水っぽくさらっとした質感です。「伸びがよく塗りやすい」という口コミどおり、モニターから「スピーディに全身くまなく塗れる」「軽い力で伸ばせる」と好評でした。
比較した同シリーズのベビーミルクローションはとろみがあったのに対し、より軽い使用感を好む人に向いています。
<塗り心地についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
肌なじみも良好です。油分感が強すぎないため、肌にのせるとスーッと浸透していきました。比較したなかには塗布後のペッタリ感が強い商品もありましたが、こちらは強いベタつき感のない仕上がりです。モニターには「さらっとした」と答えた人もいるため、赤ちゃんにも塗布しやすいでしょう。
<肌なじみについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
比較した大半の商品と同様に、容器はポンプ式です。ボトル式容器に比べワンタッチで取り出しやすいうえ、モニターからは「ノズルが過度にクルクルと回りにくいので扱いやすい」との声も聞かれました。
しかし、ポンプ部分が小さく、液が取り出す際に勢いよく出るのは気がかり。モニターには「ノズルの高さがやや高くて押しづらい」と指摘した人もいたため、両手で使ったほうが無難でしょう。
<片手で使えるかについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
ポンプは適度に固さがあり、1プッシュで適量が出るのがメリットです。しかし、取り出す量の微調整をしにくいのは惜しいところ。軽くプッシュしてもそこそこの量が出るうえ、プッシュがやさしすぎると液体は出てきませんでした。
比較したなかには手軽に量調整をしやすい商品もありましたが、こちらは使いこなすまで少々慣れが必要でしょう。
<取り出しやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
比較したなかでは、片手で押してもぐらつきがなく安定感のある容器がモニターから支持されました。こちらは中身が減るとよりぐらつきやすい可能性があります。しっかり本体をおさえて取り出しましょう。
<安定感についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
テクスチャ | シャバシャバ |
---|---|
容器 | ポンプ |
8時間後の水分量 | +109.86% |
良い
気になる
内容量 | 150mL |
---|---|
香り | 無香 |
主な保湿成分 | コメヌカ油、水添レシチン |
有効成分 | |
アレルギーテスト済み | |
パッチテスト済み | |
スティンギングテスト済み | |
オーガニック認証 | |
香料フリー | |
着色料フリー | |
アルコールフリー | |
合成ポリマーフリー | |
パラベンフリー | |
鉱物油フリー | |
シリコンフリー | |
石油系界面活性剤フリー | |
乳由来成分フリー | |
動物由来原料フリー |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
2,396円
(最安)
販売価格:2,420円
ポイント:24円相当
送料無料
(42件)
2,420円
(+24円)
販売価格:2,420円
ポイント:0円相当
送料別
(178,933件)
赤ちゃんの保湿は、ベビーローションを塗りすぎるくらいにするとちょうどよいといえます。全身に均一に塗ることで、まんべんなく保湿ができますよ。
塗るタイミングの目安としては、1日4回・6時間おきに塗るとよいでしょう。また、全身をパーツごとに分けて考えて塗ることで塗り残しを防げます。顔・右腕・左腕・胴体・背中・右足・左足の7パーツに分け、1パーツあたり500円玉分の量でたっぷり塗るのがおすすめです。
保湿前には肌を清潔な状態にしておくことも大切。おしり拭きやベビーシャンプーなどを使用して汚れを取り除いてから保湿ケアを行いましょう。
最後に、片手でも使いやすかった容器をご紹介します。
コラージュのスキナベーブ ベビーミルキーローションは、保湿成分に加え肌荒れ防止有効成分を含んでいるのが特徴です。バリア機能を守る効果に期待できます。容器はポンプ式で、片手でプッシュしやすいのが魅力。使用中の香りはほぼ無臭なので、外出先でも手軽に使いやすいでしょう。
ママベビーのベビーミルクローションは、とろとろしたテクスチャで秋冬向けの商品です。油性成分の配合量が多いと予想できる成分構成で、実際の保湿力も高評価を獲得しました。液に少々とろみがあるぶん容器からの取り出しもスムーズ。片手で手軽に扱え、時間がないときにもサッと塗布できます。
テクスチャ | とろとろ |
---|---|
容器 | ポンプ |
8時間後の水分量 | +48.27% |
良い
気になる
内容量 | 200mL |
---|---|
香り | 無香 |
主な保湿成分 | BG、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル・オクチルドデシル)、濃グリセリン |
有効成分 | グリチルリチン酸ジカリウム |
アレルギーテスト済み | |
パッチテスト済み | |
スティンギングテスト済み | |
オーガニック認証 | |
香料フリー | |
着色料フリー | |
アルコールフリー | |
合成ポリマーフリー | |
パラベンフリー | |
鉱物油フリー | |
シリコンフリー | |
石油系界面活性剤フリー | |
乳由来成分フリー | |
動物由来原料フリー |
スキナベーブ ベビーミルキーローションをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
テクスチャ | とろとろ |
---|---|
容器 | ポンプ |
8時間後の水分量 | +68.53% |
良い
気になる
内容量 | 150mL |
---|---|
香り | 無香 |
主な保湿成分 | ラノリン、プロパンジオール、コメヌカ油、ペンチレングリコール |
有効成分 | |
アレルギーテスト済み | |
パッチテスト済み | |
スティンギングテスト済み | |
オーガニック認証 | |
香料フリー | |
着色料フリー | |
アルコールフリー | |
合成ポリマーフリー | |
パラベンフリー | |
鉱物油フリー | |
シリコンフリー | |
石油系界面活性剤フリー | |
乳由来成分フリー | |
動物由来原料フリー |
ママベビー ベビーミルクローションの評判・口コミは?実際に使用してメリット・デメリットを徹底レビュー!
コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。