無色透明のガラスがもつシンプルな美しさが光る、TSUCHI-YA ガラスペン三角 螺旋。しかし、インターネット上の口コミが少ないため、実際の書き心地や評判がわからず購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、TSUCHI-YA ガラスペン三角 螺旋を含むガラスペン全32商品を実際に使ってみて、インクの保持力・書き心地のよさ・持ちやすさ・お手入れのしやすさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
掃除用品・衛生器具などの日用品から文房具・ファッション用品など身近な生活で使う幅広い商材のコンテンツ制作を3,000本以上担当。トイレットペーパーやスーツケースなど日常生活に関わる商材を比較検証してきた。「こだわって選ぶものではない生活雑貨こそ、実際に検証しなければわからない情報を届けること」を心がけ情報発信を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
TSUCHI-YA ガラスペン三角 螺旋は、文字や絵を描いている最中に何度もインクに浸したくない人におすすめ。専門家を含む7名で一度のインク浸けで何文字書けるか検証したところ、平均で206字書けました。比較したなかには、120字ほどしか書けなかったものがあるのに対し、ハガキ1枚(約150字)以上は余裕で書けるほどのインク持ちです。
実際に書き心地を試した専門家からは、「書きごたえがある」と好評。インクがはじめにドバっと出る点は気になりましたが、モニターからは「インクがよく伸び、一定の濃さで書ける」「紙への引っかかりがない」といった声も聞かれました。
使用後の手入れも簡単。比較したほかのガラスペンと同様に、水のなかでペン先をすすぐだけでインクがサッと落ち、10本の溝の間にも残りませんでした。さまざまな色味や質感のインクで遊びたい人にうってつけです。
ガラス職人のハンドメイドで、1本1本の表情が微妙に異なるのも魅力。透明なガラスの輝きを楽しめるシンプルなデザインのため、机に向かう時間を特別なひとときに昇華できるでしょう。
一方で、三角柱のグリップはやや持ちにくく感じました。専門家からは、「インクがかすれそうなとき、スムーズにペンを回転させられない」と指摘されています。普段使っているペンのように持ちやすいガラスペンがほしい人は、ほかの商品もチェックしてみてください。
実際にTSUCHI-YA ガラスペン三角 螺旋と比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
TSUCHI-YA ガラスペン三角 螺旋よりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
HARIO
長文を書く人に!インクの持ちがよく、文字の太さも均一
そもそもガラスペンとは、ペン先にインクを含ませて文字や絵を描く「つけペン」の一種。ガラス特有の透明感と繊細な模様に、見るたびに魅了されます。万年筆に比べてお手入れしやすく、多彩なインクを使い分けられるのも利点です。
今回ご紹介するガラスペン三角 螺旋は、ガラスの器と工芸の専門店TSUCHI-YAの一品。三角柱のガラス管を2回ねじった美しい曲線と、透き通るような輝きが魅力です。
職人が1本1本丁寧に手作りしているため、同じ商品でもガラスの色合いや形状など、表情が微妙に異なるところにもプレミアム感があります。
全長は130~135mmあり、最大軸径は10mmです。
まずは、インクの保持力・書き心地のよさ・持ちやすさの検証です。
文房具の専門家・寺西廣記さんとモニター男女6名の計7名で、一度のインク浸けで何文字書けるかをチェック。あわせて、インクの出方・グリップの握り心地なども評価しています。
インクの保持力は優秀。比較したなかには120字程度でインクがなくなる商品もあるなか、5mmマスの方眼ノートに、専門家は390字も書けました。
モニターを含む7名全員の平均文字数は約206字。ハガキに150字書いた場合、インク切れを気にせず1枚仕上げられますよ。
柄が大きく2回ねじられているのが特徴で、ペン先周辺には10本の溝があります。今回の比較では、ペン先が0.3〜0.5mmと細いタイプが初心者でも使いやすいと傾向がありましたが、本品は約0.7mmと太め。細字は書きにくいものの、インクの濃淡を表現しやすいでしょう。
「インクの伸びがよく、ムラなく書ける」と好感を示したのは、7名のうち3名。専門家は「ガサガサした書き心地だが、いやな感覚ではなく書きごたえがある」とコメントしています。
モニターからは「一筆目のインクの出方が激しい」という意見がありましたが、「線の伸びがよく、一定の太さで書ける」とプラスのコメントも。比較した商品には終始さらさらと書けたものもありましたが、書き心地はまずまずといえます。
<書き心地のモニターコメント>
コメントは一部抜粋
インクがなくなったときにうまく回転させられない点がネックとなり、専門家・モニターの評価は二分しています。
グリップの最大軸径は10mm。比較したなかには全長150mm以上ある商品が多かったのに対し、約130~135mmと短いのも気がかりでした。手が大きいと柄のねじれ部分に当たり、違和感を覚えそうです。
<持ちやすさのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
続いては、お手入れのしやすさの検証です。水の入ったコップのなかでインクのついたペン先をすすいだところ、すっきり落ちました。
ガラスペンは万年筆と比べてお手入れしやすい傾向にあり、比較したほとんどの商品が一度の水洗いで済んでいます。インクの色をいろいろ変えて書きたい人にぴったりでしょう。
ペンの形状 | 一体型 |
---|---|
ペンの溝数 | 10本 |
ペン先の太さ | 約0.7mm |
良い
気になる
全長 | 約130~135mm |
---|---|
本体素材 | ホウケイ酸ガラス |
専用ボックス付き | |
デザイン入り | |
ペン置き付き | |
インク付き | |
ハンドメイド | |
保証あり |
ガラスペンを使うときは、インク瓶に当たらないようペン先の3分の2程度を浸し、余分なインクを瓶のフチで落としてから書き始めるのがコツです。
使用後はペン先を水に浸け、振りながらインクを落とします。その後ティッシュで水分を拭き、保管してください。インクが落ちにくい場合は、毛先の柔らかい歯ブラシで軽く擦るのがおすすめです。
TSUCHI-YA ガラスペン三角 螺旋は、公式通販サイトで購入できます。価格は、税込13,200円(執筆時点・公式通販サイト参照)です。
有料のラッピングサービスも用意されています。書きものをする機会が多い人や、絵を描く人にプレゼントすると喜ばれるでしょう。
そのほか、TSUCHI-YAでは、ガラスペン三角 切子螺旋・切子もラインナップ。どちらも検証でレビューしているので、興味のある人はぜひチェックしてみてください。
最後に、長時間快適に使える商品をご紹介します。
Lolizの七十二号筆屋 手作り木製 メディア ペンは、普通のペンのような握り心地。柄が木製で、モニターから「太さがちょうどよく、手によくなじむ」と好評でした。一度のインク浸けで約320字書け、濃さや太さにムラはありません。専用キャップ・ボックス付きで、気軽に持ち運べるのも魅力です。
マルウチのPiccoloは、カラー展開が豊富。ガラス職人のハンドメイドで、太くて丸みのある柄とキュッとくびれたグリップが特徴です。指や手にしっかりフィットし、モニターからは「紙をなでるようなやさしい書き心地」との声も。インクがムラになりにくく、終始変わらない太さで書けました。
ペンの形状 | 分離型 |
---|---|
ペンの溝数 | 10本 |
ペン先の太さ | 約0.5mm |
良い
気になる
全長 | 約147mm |
---|---|
本体素材 | 木 |
専用ボックス付き | |
デザイン入り | |
ペン置き付き | |
インク付き | |
ハンドメイド | |
保証あり |
七十二号筆屋 手作り木製 メディア ペンをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
ペンの形状 | 一体型 |
---|---|
ペンの溝数 | 8本 |
ペン先の太さ | 約0.4mm |
良い
気になる
全長 | 約130mm |
---|---|
本体素材 | ホウケイ酸ガラス |
専用ボックス付き | |
デザイン入り | |
ペン置き付き | |
インク付き | |
ハンドメイド | |
保証あり |
Piccolo ガラスペンをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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