透きとおった黄色のボディが美しいガラスペン、七十二号筆屋 Glass Dip Pen。インターネット上では、「持ちやすくて書きやすい」など高評価な口コミが多い一方で、「あまりインクを吸い上げず、書ける文字数が少ない」という気になる評判もあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、七十二号筆屋 Glass Dip Penを含むガラスペン全30商品を実際に使って、インクの保持力・書き心地のよさ・持ちやすさ・お手入れのしやすさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
掃除用品・衛生器具などの日用品から文房具・ファッション用品など身近な生活で使う幅広い商材のコンテンツ制作を3,000本以上担当。トイレットペーパーやスーツケースなど日常生活に関わる商材を比較検証してきた。「こだわって選ぶものではない生活雑貨こそ、実際に検証しなければわからない情報を届けること」を心がけ情報発信を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
七十二号筆屋 Glass Dip Penは、長文を書く機会が多い人におすすめです。文房具の専門家と男女モニター5人が使ってみたところ、1回のインク浸けで約240文字も書けました。比較した商品には、100文字以下しか書けなかったものもあったのに対し、溝数が11本と多いためか口コミとは反対の結果に。何度もインクを浸けなおす手間がかかりません。
書き心地は、ボールペンのようにスムーズで快適です。書きはじめはややインクがもたついたものの、そのあとは濃さ・太さともに均一でした。専門家からは、「中字を書きたい人にとてもよい」とのコメントもいただいています
グリップ・ペン軸ともに太めですが、絶妙なカーブが手にしっかり馴染みました。多くのモニターが「フィット感がある」と評価しています。ペン先とグリップの距離が近すぎないため、書いているときに手元が確認しやすく、手が汚れる心配も少ないでしょう。
比較した商品の多くが50g以下と軽いなか、こちらは100gとやや重め。重量があるぶん安定感が感じられるため、手が大きな人にも向いています。1回すすいだだけでインクがきれいに落ち、お手入れも簡単でした。
とくに目立った欠点はありませんが、よりモニターから好評だった商品もあったので、あわせてチェックしてみてくださいね。
実際に七十二号筆屋 Glass Dip Penと比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
七十二号筆屋 Glass Dip Penよりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
HARIO
長文を書く人に!インクの持ちがよく、文字の太さも均一
そもそもガラスペンは、ペン先をインク瓶に浸して書く「つけペン」の一種です。ガラスならではの透明感のあるビジュアルが美しく、文字を書く時間を華やかに彩ります。職人によって手作りされている商品が多く、同じ見た目でもペン先の形状などがわずかに異なることも。自分だけの特別なペンがほしい人にぴったりです。
また、ペン先を水ですすぐだけでインクが落ちるため、万年筆よりも手入れが簡単といえます。さまざまなカラーインクを使いたいときにもよいでしょう。
今回ご紹介する、七十二号筆屋 Glass Dip Penもそのひとつ。個性的かつおしゃれな文房具を扱う、七十二号筆屋から販売されています。
ペン先までガラスで作られており、先端部分にウェーブ状の溝があるのが特徴です。この溝があることで、液体が溝を上に向かって移動する毛細管現象が起こり、効率よくインクを吸い上げられると謳っています。
全長は16cmで、持ち手部分の直径は1.3cm。黄色と紫のカラーリングはシックな印象で高級感があり、贈り物にも適しています。
今回は、七十二号筆屋 Glass Dip Penを含む、ガラスペン全30商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まず、インクの保持力・書き心地のよさ・持ちやすさの検証です。
文房具の専門家である寺西廣記さんと、モニター男女5人が実際に使用。5mmマスの方眼ノートを用意し、1回のインク浸けで何文字書けるかをチェックしています。また、書き心地がなめらかか・インクの出方が一定か・グリップの触り心地はどうかといった点も評価しました。
専門家とモニターが実際に試し書きした結果、1回のインク浸けで約240文字も書けました。比較したなかには、100文字以下しか書けなかった商品もあったので、口コミに反してインクの保持力は十分といえるでしょう。
溝数が11本と多く、インクをしっかり吸い上げることがわかります。ハガキ1枚分(150文字)を楽に書けるので、インクを頻繁に浸けなおす手間がかかりません。手紙や日記などの長文を書きたいときに役立ちます。
書き心地は、まるでボールペンで文字を書いているかのようにスムーズ。モニターからは、「なめらかに書きやすい」との声が多数寄せられました。
書きはじめにややインクがもたつきましたが、そのあとは均一の濃さ・太さで書き進められます。専門家によると「中字を書きたい人にはとてもよい」とのことでした。
ペン先の太さは、約0.35mm。比較したなかでは、ペン先が0.3〜0.5mmのものは紙に引っかかりにくい傾向があり、こちらもほどよい太さです。
<書き心地についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
握りやすさについてモニターの意見を聞いてみたところ、「フィット感がある」と好評でした。グリップ・ペン軸ともに太めではあるものの、絶妙なカーブがしっかり手に馴染みます。
比較したもののうち、持ったときに違和感があった商品と比べると、普段使いのペンのような感覚で自然に握れました。ペン先とグリップの距離が近すぎないので、書いているときに手元が確認しやすく、手が汚れる心配も少ないでしょう。
重量は100gです。比較した商品は50g以下のものがほとんどだったため、やや重め。重量があるぶん安定感が感じられ、手が大きな人にも向いています。
<持ちやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
最後に、お手入れのしやすさの検証です。水を入れたコップで、ペン先を洗って評価します。
その結果、1回すすいだだけでインクがきれいに落ちました。片付けを楽に済ませたい人にもよいでしょう。そもそもガラスペンは手入れが簡単なのが利点なので、比較したほとんどの商品が楽にお手入れできました。
ペンの形状 | 一体型 |
---|---|
ペンの溝数 | 11本 |
ペン先の太さ | 約0.35mm |
良い
気になる
全長 | 約160mm |
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本体素材 | ガラス |
専用ボックス付き | |
デザイン入り | |
ペン置き付き | |
インク付き | |
ハンドメイド | |
保証あり |
ガラスペンは、扱い方さえ覚えれば誰にでも簡単に使えます。ただし、扱い方を間違えると割れてしまうことがあるので、以下の点に注意しましょう。
七十二号筆屋 Glass Dip Penは、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトで購入できます。化粧箱に入っているので、プレゼントとして選ぶのもおすすめです。
最後に、書きはじめからムラなくインクが出た商品をご紹介します。
インクを漬ける回数を減らしたいなら、七十二号筆屋 手作り木製 メディア ペンがおすすめ。実際に使った結果、1回のインク浸けで約320文字も書けました。持ち手部分が木製なので、握ったときの感覚は普段使っているペンに似ています。書き心地がよく、紙への引っかかりも気になりませんでした。
インクの出方にムラがないものをお探しなら、マルウチ Piccoloをチェック。インクが均一に出続けるため、書いた文字の太さが一定でした。ガラスペンとは思えないほど紙へのタッチが柔らかく、書いているときはサラサラと心地よい音が聞こえます。ペン軸のくびれも、手によくフィットしますよ。
ペンの形状 | 分離型 |
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ペンの溝数 | 10本 |
ペン先の太さ | 約0.5mm |
良い
気になる
全長 | 約147mm |
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本体素材 | 木 |
専用ボックス付き | |
デザイン入り | |
ペン置き付き | |
インク付き | |
ハンドメイド | |
保証あり |
七十二号筆屋 手作り木製 メディア ペンをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
ペンの形状 | 一体型 |
---|---|
ペンの溝数 | 8本 |
ペン先の太さ | 約0.4mm |
良い
気になる
全長 | 約130mm |
---|---|
本体素材 | ホウケイ酸ガラス |
専用ボックス付き | |
デザイン入り | |
ペン置き付き | |
インク付き | |
ハンドメイド | |
保証あり |
Piccolo ガラスペンをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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