健康を目指すパートナーとなると謳うスマートウォッチ、Galaxy Watch4。ネット上では「機能が充実している」と評判です。一方、「細い腕には画面サイズが大きい」「バッテリーの持ちがよくない」と気になる口コミも存在し、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の6つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のスマートウォッチとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行ったので、スマートウォッチ選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
Galaxy Watch4は、運動や健康管理のモチベを維持したい人におすすめです。健康管理機能は口コミどおり非常に充実しており、1台で血中酸素・歩数・カロリーなどの各種健康データの測定が可能。比較したなかでも珍しい体組成計機能も搭載しており、体脂肪率や基礎代謝量も確認できます。ワークアウト数も95種類と豊富。運動中の理想的な心拍数も表示されるので、目標を設定しやすい点も魅力です。
測定データはどれも正確で、専門機器と比べても遜色ありません。睡眠時間もしっかりと把握でき、専用アプリで細かな分析・評価が可能。解説がわかりやすく、睡眠コーチングや生活習慣の改善策の提案機能も搭載しているので、健康に対する意識付けにも役立ちますよ。
スムーズに操作できるタッチパネル式のため、使い勝手も良好。比較したなかでは非搭載の商品が多かったナビゲーションバーがあり、スマホ感覚で直観的に操作できました。画面内の文字表示が大きく、見やすい点も魅力。GoogleのOSに対応しており、Google Pay・Google Map・Googleカレンダーに対応しているのもうれしいポイントです。
ウォッチフェイスは51種類あり、Play Storeからの追加も可能。公式交換バンドは5種のみですが、一般の20mm幅の時計バンドに対応しているので、アレンジも十分楽しめます。本体は25.9gと腕時計らしい重量感がありました。着脱はしやすいものの、サイズ調整がしにくく画面が大きいため、口コミどおり腕が細い人はフィット感を得にくいでしょう。
しかし、口コミどおりバッテリーの持ちはいまひとつ。比較した多くの商品は3日以上持続したのに対し、2日しか持ちませんでした。執筆時点での値段は35,000円前後(ECサイト参照)で、急速充電に対応した後継機種「Galaxy Watch5」よりお手頃なのは魅力です。とはいえ、充電の手間を省きたい人ほかの商品もチェックしてみてください。
実際にGalaxy Watch4と比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイスマートウォッチと、各検証でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
Galaxy Watch4の購入を迷っている人はぜひチェックして、自分にとってのベストバイアイテムを見つけてみてくださいね!
サムスン
高精度な測定とアプリの機能性が魅力!バッテリー持ちも良好
今回ご紹介するGalaxy Watch4は、Galaxyではじめて体組成測定機能を搭載した2021年発売のモデルです。2本の指をかざすだけで、体脂肪率・骨格筋・体内水分量などを約15秒で測定できますよ。
製造元は、スマートフォンGalaxyシリーズが人気を集める韓国大手のスマホ・電子機器メーカー、サムスンです。スマートウォッチは、Galaxy Watch4の後継機のGalaxy Watch5・Galaxy Watch6も販売されています。
対応ワークアウト数は95種類と豊富。日常生活のアクティビティを自動で記録し、歩数・カロリーなどを測定できます。また、目標の設定や進捗状況の追跡も可能。友達や家族とメッセージのやり取りをしながら、一緒にトレーニングを楽しむこともできますよ。
また、高度な睡眠分析機能を搭載しており、睡眠時の血中酸素レベルやいびきのパターンのチェックが可能。睡眠の質を分析し改善策を提案する睡眠コーチング機能により、健康的な睡眠習慣を身につけられると謳われています。
OSには、シリーズ初の「Wear OS Powered by Samsung」を搭載。Google MapなどのGoogleアプリにシームレスでアクセスでき、音楽ストーリミングやアプリの追加が行えます。なお、Android限定のため、iPhoneには非対応です。詳細は、以下を参照してください。
また、水深50mまで耐えられる防水性能・粉塵の侵入を防ぐ防塵性能を搭載しているのもメリット。幅広いシーンで使用できるのもうれしいポイントです。
本体には、アーマーアルミニウムのメタルフレームを採用。シンプルながらも高級感のあるデザインが魅力です。カラーは今回検証で使用したシルバーのほか、ブラック・ピンクゴールドの3色を用意。バンドは、革製のHybrid Leather Bandや通気性の高いExtreme Sports Bandへの付け替えが可能です。
本体サイズは高さ40.4×幅39.3×厚さ9.8mm。ストラップなしの重さは25.9gです。
今回はGalaxy Watch4を含む、スマートウォッチ全49商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、機能性の検証です。
睡眠・ストレス・血中酸素濃度などの各種健康データを測定・分析できるか、付加機能やスマホと連携できるかをチェックしました。
口コミどおり、健康管理機能は非常に充実しています。比較したなかでも珍しい、体組成計機能を搭載している点が特徴的。転倒検知や緊急通報機能もあるので、万が一への対策をしたい人にもおすすめです。なお、詳細は以下を参照してください。
1台で、血中酸素・歩数・カロリー・心拍数・ストレス値などの各種健康データを測定できます。体組成計機能も搭載し、指で触れるだけで体脂肪率や基礎代謝量を確認できるのもうれしいポイントです。
ワークアウト数も95種類と豊富。運動中の平均速度・最高速度・心拍数などがわかりやすく表示されます。ダイエット・筋トレ中の理想的な心拍数などの詳しい情報も確認できるので、運動時の目安にしてみてください。また、専用アプリには、食事や水分摂取量えを手動で記録できる機能も。簡単な改善提案を受けられるので、生活習慣の見直しにも繋がります。
さらに睡眠モニタリング機能も優秀です。比較したなかには大まかなデータの収集しか行えないものもあったのに対し、こちらは細かな分析や解説・評価が可能。コーチング機能も搭載しているため、睡眠習慣を改善したい人にぴったりでしょう。
スマホへの通知の確認に加え、簡易的な返信や電話の応答も行えます。また、比較したなかには音楽再生ができない商品も多かったなか、Spotify・YouTube Musicなどに対応。スマホがなくても行えることが多い点が魅力です。
また、アプリショートカットの配置・明るさの自動調整・消灯や点灯の時間・就寝モードの設定も行えます。より使いやすいようにカスタマイズしてみてくださいね。
次に、測定値の正確性と使い勝手の検証です。
スマートウォッチと専門機器で、歩数・心拍数・血中酸素濃度・睡眠トラッキングを測定し、両者の数値に誤差がないかをチェック。また、タッチ操作の快適さ・操作ボタンの利便性や文字の読みやすさなどを確認しました。
血中酸素・心拍数・歩数計の精度は、どれも専門機器に劣らないほど正確です。比較したなかには専門機器の測定値と5%前後ズレてしまった商品もあったのに対し、こちらはすべて1.3%以内に収まっており、ほとんど誤差はありませんでした。
また、高精度を謳うだけあり睡眠モニタリング機能も優秀です。比較したほかの商品も苦戦した、レム睡眠と深い睡眠の時間測定では誤差が生じたもの、睡眠時間の合計はズレなく測定できました。
正確なデータを把握できるので、健康管理に役立てたい人にもぴったりでしょう。
スムーズに操作できるタッチパネルタイプで、使い勝手も良好。なお、詳細は以下を参照してください。
ホーム画面のループはできませんが、ワンタッチでホームに戻れ、アプリを切り替えることが可能。ボタンのカスタマイズも行えるので、自分が使いやすいように設定できます。また、比較したなかでは非搭載の商品も多かったナビゲーションバーがあるため、スマホ感覚で基本的な操作がしやすいでしょう。
また、通知タイトルの文字は10ptと大きく、視認性も良好。運動中でも数値や文字を読み取りやすいでしょう。
続いて、装着感とファッション性の検証です。
まず、スマートウォッチを日常的に使用している5人のモニターが実際に装着した際のつけ心地をチェック。また、本体カラーやデザイン・ウォッチフェイス・交換バンドの種類などを確認しました。
装着感はよいものの、重さが25.9gあるため、腕時計らしい重量感があります。しかし、腕への負担にはなりにくいので、問題なく使用できるでしょう。
バンドについてモニターからは「ベルトの素材的に腕に巻きつけやすい」との声が。装着はスムーズに行えました。
一方、フィット感はいまひとつ。比較したなかには手首の太さに合わせて調整しやすい商品があったのに対し、こちらは調整穴が少ないため調整がしにくいの点がネックです。サイズが合わない場合は、交換バンドを試してみてください。
<バンドの付けやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
<体感の重さについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
盤面は幅が39.3mmあり、少し存在感がありました。比較したほかの商品同様に、装着感は一般的な腕時計とあまり変わらないものの、フィット感の低さから動きの妨げになる可能性もあります。
装着したモニターも「液晶部分が大きく装着感がある」とコメント。口コミで指摘されていたように、腕が細い人には合いにくいサイズ感でした。
<邪魔に感じないかについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
公式の交換バンドは5種類のみですが、20mm幅の時計バンドも使用できるので、お好みのデザインを見つけられるでしょう。
ウォッチフェイスは、無料のものだけでも51種類用意されています。比較したなかには盤面デザインが10種類ほどしかない商品もあったのに対し、こちらはさらにPlay Storeからの追加も可能です。ポップなものからかわいいデザインまで種類が豊富なので、好みやシーンに合わせて着せ替えを楽しめますよ。
最後に、バッテリーの持ちの検証です。スマホとペアリングし、自動測定はすべてオン・画面の常時点灯はオフにした状態のスマートウオッチを装着。バッテリーの持続時間を調査しました。
その結果、バッテリーの持ちはいまひとつ。比較したほとんどの商品が3日以上持続したのに対し、2日間しか持たず上位商品と比べると見劣りします。比較した後継機種の「Galaxy Watch5」は急速充電に対応していたのに対し、本商品は非搭載。タイミングを決めて充電することをおすすめします。
2021/09/22 発売
ヘルスケア機能の種類 | 心拍数測定、消費カロリー計算、睡眠トラッキング、血中酸素濃度計測、ストレス値測定、月経周期モニタリング |
---|---|
盤面の種類数 | 50種類以上 |
ワークアウトの種類数 | 95種類 |
ワークアウトの自動検出 |
良い
気になる
OS | Wear OS Powered by Samsung |
---|---|
対応OS | Android |
連続稼動時間 | 最大40時間 |
搭載センサー | 加速度センサー、気圧計、ジャイロ、コンパス、光学式心拍センサー、環境光センサー |
電子決済の種類 | Google Pay |
ベルト素材 | フッ素エラストマー素材 |
充電方法 | ワイヤレス充電 |
充電時間 | |
防水性 | |
防塵性 | |
音楽再生 | |
専用アプリ | |
通知機能 | |
メール返信 | |
SMS返信 | |
LINE返信 | |
ベルト交換 | |
通話機能 | |
地図表示 | |
カメラ操作 | |
スマホ探知機能 | |
音声アシスタント | |
SOS発信 | |
転倒検出 | |
アプリストア対応 | |
カスタマイズ可能 | |
分類 | 雑貨 |
医療機器番号 |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
32,800円
(最安)
販売価格:32,800円
ポイント:0円相当
送料別
(29件)
Galaxy Watch4は、Amazon・楽天市場などのECサイトで購入が可能です。取扱店舗により値段が異なるため、購入前にリサーチしておくことをおすすめします。また、ディスプレイのサイズは、40mmと44mmがあるので間違いのないよう注意しましょう。
同シリーズには、クラシックなデザインが魅力のGalaxy Watch4 ClassicやLTE対応のGalaxy Watch4 LTEも用意されているので、あわせてチェックしてみてください。
最後に、充電の頻度を減らせる商品をご紹介します。
サムスン Galaxy Watch5 Proは、本格的な健康管理を行いたい人にぴったりです。血中酸素・心拍数・歩数は、専門機器との誤差がほとんどなし。1日の運動目標と達成率が確認できるので、モチベーションを持続しやすいのも魅力です。バッテリーの持ちは3日間と、Watch4に比べ約1.5倍長持ちでした。
Zepp HealthのAmazfit Activeは、ワークアウト中のデータを細かく測定でき、トレーニングの効果を把握しやすい点が魅力です。ヘルスケア機能の精度も高く、正確なデータの把握が可能。専用アプリは色分けされており、見やすい設計です。バッテリーは1週間持つため、外泊時にも役立つでしょう。
ヘルスケア機能の種類 | 睡眠トラッキング、心拍数測定、消費カロリー計算、血中酸素濃度計測、ストレス値測定、月経周期モニタリング、歩数計測 |
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盤面の種類数 | 50種類以上 |
ワークアウトの種類数 | 104種類 |
ワークアウトの自動検出 |
良い
気になる
OS | Wear OS Powered by Samsung |
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対応OS | Android |
連続稼動時間 | 最大80時間 |
搭載センサー | 加速度センサー、気圧計、電気式生体センサー、ジャイロセンサー、デジタルコンパス、環境光センサー、光学式心拍センサー、赤外線温度センサー |
電子決済の種類 | Google Pay |
ベルト素材 | FKM ゴム |
充電方法 | ワイヤレス充電 |
充電時間 | 約30分で約45% |
防水性 | |
防塵性 | |
音楽再生 | |
専用アプリ | |
通知機能 | |
メール返信 | |
SMS返信 | |
LINE返信 | |
ベルト交換 | |
通話機能 | |
地図表示 | |
カメラ操作 | |
スマホ探知機能 | |
音声アシスタント | |
SOS発信 | |
転倒検出 | |
アプリストア対応 | |
カスタマイズ可能 | |
分類 | 雑貨 |
医療機器番号 |
サムスン Galaxy Watch5 Proをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
ヘルスケア機能の種類 | 心拍数測定、消費カロリー計算、睡眠トラッキング、血中酸素濃度計測、ストレス値測定、心拍数異常の警告、月経周期モニタリング、歩数計測 |
---|---|
盤面の種類数 | 500種類以上 |
ワークアウトの種類数 | 100種類以上 |
ワークアウトの自動検出 |
良い
気になる
OS | Zepp OS |
---|---|
対応OS | iOS、Android |
連続稼動時間 | 標準的な使用:336時間/ハードな使用:240時間 |
搭載センサー | 加速度センサー、地磁気センサー、温度センサー |
電子決済の種類 | |
ベルト素材 | シリコン |
充電方法 | マグネット式充電 |
充電時間 | 約120分 |
防水性 | |
防塵性 | |
音楽再生 | |
専用アプリ | |
通知機能 | |
メール返信 | |
SMS返信 | |
LINE返信 | |
ベルト交換 | |
通話機能 | |
地図表示 | |
カメラ操作 | |
スマホ探知機能 | |
音声アシスタント | |
SOS発信 | |
転倒検出 | |
アプリストア対応 | |
カスタマイズ可能 | |
分類 | 雑貨 |
医療機器番号 |
Amazfit Activeを徹底レビュー!実際に使ってわかったメリット・デメリットは?
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