製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
T-fal デルフィニアップ KO1731JPは、一度にたくさんのお湯を沸かしたい人におすすめです。比較した商品には容量0.5~1.2L程度のものが多かったなか、本品は1.8Lと大容量。調理用のお湯を沸かしたり、家族分の飲み物をまとめて作ったりと、幅広いシーンで活躍します。
「あっという間にすぐに沸く」とのキャッチコピーどおり、沸騰もスピーディでした。500mLの水を沸かすのにかかった時間は2分57秒と、比較した全商品の平均値である3分4秒(※執筆時点)を上回る速さ。1,250Wのハイパワーで、満水の1.8Lでも8分55秒とすばやく沸かせました。
大容量ながら水を入れてもかなり軽く、持ち上げやすい点も高評価に。取っ手はコの字型でほどよい太さがあり、安定して握れました。実際に使用したモニターからは、「柄のくぼみに親指がフィットする」「手が大きくても持ちやすい」と支持されています。
注ぎ口は三角タイプで狙ったところに注ぎやすく、水切れも良好です。「注ぎ口が広くてこぼれやすい」との口コミどおり、コーヒードリップなどの細かな湯量調節は難しいものの、水の出方は安定しています。カップ麺やスープなど、一度にたくさんの湯量を注ぎたい場合に重宝するでしょう。
一方で、安全機能が空焚き防止のみと少ないのは惜しいところ。比較したほかの商品には、蒸気レス機能や二層構造などで沸騰中のやけどのリスクが抑えられていたものもあったなか、こちらは沸騰時にかなりの水蒸気が出ました。本体も最大77.5℃と高温になったので、設置場所には十分注意してください。
価格は執筆時点で3,000円前後。比較した多くの商品が5,000円以上のところ、まずまずリーズナブルです。コスパや容量を重視する人には購入の候補となる一台でしょう。細かな湯量の調整がしやすいものや、安全機能を搭載しているものがよい人は、ほかの商品もチェックしてみてください。
グループセブは、フランスに本社を置く調理器具・小型家電メーカーです。なかでもT-fal (ティファール)ブランドでは、焦げつきにくいフライパンや調理時間を短縮できる圧力鍋などのキッチン用品を取りそろえています。「あっ!という間にすぐ沸くティファール」というCMでもおなじみです。
今回ご紹介するT-falのデルフィニアップ KO1731JPは、1.8Lと大容量ながら、スピーディに沸かせるようこだわって開発された商品。素材は、外側がポリプロピレン・内側にステンレスを採用しています。
本体サイズは幅22.5×奥行16.5×高さ22.5cm・重量は0.9kg。側面は、内部の水量を確認できる透明の小窓と目盛りつきです。取っ手の下部にはスイッチがあり、湯沸かし中はオレンジ色に点灯してお知らせします。
本体カラーはホワイトとブラックの2色展開です。好みに合わせて選んでみてくださいね。
今回は、T-fal デルフィニアップ KO1731JPを含む電気ケトル全64商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、沸騰時間の短さを検証しました。
各電気ケトルに500mLの水を入れたあと、沸騰してスイッチがオフになるまでの時間を計測。3分以内にお湯を沸かせたものを高評価としました。なお、使用した水道水は22℃に統一しています。
500mLのお湯が沸くまでの時間は、2分57秒とスピーディ。比較したなかには4分近くかかった商品もあったのに対し、1,250Wのハイパワーで必要なお湯をすぐに用意できました。
満水量1.8Lの沸騰にかかった時間は8分55秒。比較した商品には0.6Lを沸かすのに10分近くかかったものもあったことを考えると、沸騰スピードは優秀です。家族分のお湯を一度に沸かしたり、料理に使用したりと幅広いシーンで活躍しますよ。
次に、使いやすさの検証です。
モニター6人が実際に使用し、柄の持ちやすさ・狙ったところに注げるか・水切れはよいか・スイッチやパネルなどの表示がわかりやすく操作しやすいかなどに着目して評価しました。なお、電気ケトルに入れる水は500mLで統一しています。
コメントは一部抜粋
操作はオンオフスイッチの切り替えのみで、直感的に扱えました。比較したほかの商品についていた温度調節ボタンや予約タイマーなどがない分、操作に迷う心配がありません。
モニターからも「初見でもすぐに使えた」「ワンタッチで楽に操作できた」と評価する声が多くあがりました。使用中にはスイッチ部分のランプがオレンジ色に点灯するので、動作状況をひと目で確認できますよ。
<操作しやすさについてのモニターコメント>
コメントが一部抜粋
最後に、安全性の検証です。
沸騰直後の表面温度をサーモカメラで測定し、触れても熱くない温度かをチェック。また、安全性を考慮した機能がついているかも確認して評価しました。
上位商品には、蒸気レス機能つきでほぼ蒸気が出ないものや、本体の表面温度が45℃以下と低いものもありました。こちらは沸騰時に多くの水蒸気が発生し、本体表面も77.5℃と高温になるため、うっかり触ってやけどしないよう注意しましょう。
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最後に、細かな湯量調節がしやすく、安全機能が充実している商品をご紹介します。
コーヒードリップにも使いたいなら、タイガー魔法瓶の蒸気レス電気ケトル<6SAFE+>がおすすめです。注ぎ口は先端の尖った三角形で、水を細くスーッと注げました。水量の調節がしやすく、水切れも良好。本体は二重構造なので沸騰時の表面温度も最高38.9℃と低く、やけどの心配がありません。
タイガー魔法瓶の蒸気レス電気ケトルは、10℃単位で温度調節ができる商品。実際にお湯を沸かしたところ本体表面は高温にならず、蒸気もほぼ出ませんでした。フタ中央のボタンを押してロック解除しなければお湯が出ないので、うっかりこぼす心配が少ないですよ。
容量 | 1.0L |
---|---|
500mLの沸騰時間(実測値) | 2分42秒 |
注ぎ口形状 | 三角口 |
本体二重構造 | |
転倒湯漏れ防止構造 | |
フタ取り外し可能 |
良い
気になる
幅 | 14.8cm |
---|---|
奥行 | 22.3cm |
高さ | 21.4cm |
消費電力 | 1,300W |
ハンドル形状 | コの字型 |
温度調節機能 | |
保温の設定温度 | |
1℃単位の温度設定可能 | |
カルキ抜き機能 | |
目盛り付き窓 | |
茶こし付き | |
コードの長さ | 1.3m |
タイガー魔法瓶 蒸気レス電気ケトル<6SAFE+> PCJ-A102をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
容量 | 1.0L |
---|---|
500mLの沸騰時間(実測値) | 2分49秒 |
注ぎ口形状 | 三角口 |
本体二重構造 | |
転倒湯漏れ防止構造 | |
フタ取り外し可能 |
良い
気になる
幅 | 15.4cm |
---|---|
奥行 | 26.4cm |
高さ | 23.0cm |
消費電力 | 1,300W |
ハンドル形状 | オープンハンドル |
温度調節機能 | |
保温の設定温度 | |
1℃単位の温度設定可能 | |
カルキ抜き機能 | |
目盛り付き窓 | |
茶こし付き | |
コードの長さ | 1.3m |
タイガー魔法瓶 PTQ-A100の口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
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